271828の滑り台Log

271828は自然対数の底に由来。時々ギリシャ・ブラジル♪

エリス・レジーナ(MPB)

2011-08-04 05:48:29 | ブラジル
私の記憶では、ブラジル音楽特にボサノヴァが日本に広まったきっかけは、アントニオ・カルロス・ジョビンとヴィニシウス・ヂ・モライスのコンビが作った「イパネマの娘」と「おいしい水」の2曲でしょう。今ではこの2曲はスタンダードと言えます。
エリス・レジーナのことをうっすら覚えているのは、トム・ジョビンとのデュエット「3月の水」を聞いた事があるからです。


再び彼女を意識したのは、イヴァン・リンスやジョアン・ボスコのCD購入からです。それにしても36歳の若さでコカイン中毒で亡くなったのは本当に残念でした。



私が購入したCDは油の乗り切った1979年リリースの「或る女 Essa Mulher」で、LPをCD化したアルバムです。

1. サンバに夢中
2. 酔っぱらいと綱渡り芸人
3. 或る女
4. 弁解はやめて
5. 傷心のビギン
6. 俺だぜ、ホーザ!
7. よい時と悪い時
8. 悪魔のボレロ
9. できそこないの風景
10. 表と裏

このCDに決定したのは、2曲目の「酔っぱらいと綱渡り芸人」が収録されていたからです。


ジョアン・ボスコのカヴァーですが、イントロが異なります。ジョアン・ボスコはチャップリンの「スマイル」で入り、エリスはサーカスをイメージするメロディを使います。日本だったら「天然の美」かも知れません。
このアルバムには作曲Joan Bosco、作詞Aldir Blancの曲が2曲入っています。(5. 傷心のビギン )

アルバムのタイトル曲「Essa Mulher」はJoyceの作品。これをエリスの娘さんマリア・ヒタ(Maria Rita)で聞いてみましょう。


親子だから当然かも知れません。容貌も声も似ていますね。

このアルバムで私のお気に入りはこの曲でした。


そしてこの曲を作ったCartola(山高帽)を知ったのです。次に購入するアルバムは彼の作品になるでしょう。

  ↓ポチッと応援お願いします!
にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 川の定点観測(8月) | トップ | 朝顔(来週は立秋) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ブラジル」カテゴリの最新記事