国語職人       社会職人

近道は無く,魔法も無い。
確かな技術に裏付けられた実力が大切。

記述は,確実に書く

2015-10-08 00:36:40 | 日記
パターン,フレーム,型,と色々な表現はありますが,自分が慣れたやり方で書くのが一番。

しかし。

入試では,そうはいかないことが良くあります。

「………『先生,先生』と言いながら,泣いたときの気持ちを書きなさい」

普通に,[出来事]+[気持ち](一般的に言われている型です)を書けば,それなりの答案になります。

ところが,その学校(開成中)が公開した答案は,「………」の所の思いまで,書いてあります。

ですが,現場で,それは書けません。

書かなくても,その年に受けた生徒は,合格しています。

あえて,加点要素を狙いに行かず,できる範囲で書くことは,入試で大切なことです。



ちなみに。

市販されている過去問集は,学校解答とは違っていました。某大手塾の看板講師作成の答案は,市販されていた解答集と同じ。他方,私が教えた生徒は,学校解答と一致していました。なぜその答えが出たのかを,理論立てて説明できる生徒でした。このような論理・知識・経験を,私は生徒に教えています。




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