あれから２８年！！

あの大震災からもう２８年も経ったのかとテレビの映像を見て感慨深く思う。
「何？これ！！」と何が起こったのかわからないくらい大きな揺れにしばらく震えが止まらなかった。
ステレオのスピーカーが落ちて床を傷つけたり、台所の開き戸はすべて開いて中のものは落ちて割れたり。
それでもツーバイフォーという建て方だったためか被害は軽く済んだ。
ご近所では壁や屋根瓦が落ちて長い間ブルーシートで覆われていた家がたくさんあった。
その後建て替えられる家も多く、土台を鉄筋入りのべた基礎を採用するところが増えた。
毎年成人式のころに４２歳の厄年のころから清荒神、門徒薬師に夜明け詣りに行っていた。
ちょうど１日違いで同じ時刻のころ通った高架の道が無残に落ちているのをテレビで見てとても怖かったのを想い出す。
芦屋で亡くなられた方もお葬式が出来ず大阪の親せきで火葬の順番を待ってなさったり。
寒い時だったのでありあわせの黒いセーターを持って行ったらとても喜んでくださった。
甲子園の親せきにも水や食料品を電車が動くようになって初めて持って行き。行く道の惨憺たる様子に声も出なかった。
あれからもう２８年。皆さん大変だったことでしょうね。
喉元過ぎれば熱さ忘れるの言葉通り、忘れるから生きていけるのかもしれませんが、また大きな地震がやってくるでしょう。

「東鑑」という歴史書を読んでいても地震があったという記述が結構出てくる。
昔からの地震国,つぶれては建てつぶれては建ての歴史の繰り返しに先人も苦労してきたのだ。
生きてるだけで丸儲け、前向きに前向きに明るく楽しく生きましょう。

認知症にならないための「3K」を教えてもらった。
好奇心、感動、感謝を忘れないことだそうだ。
私大丈夫かもなんてえらっそうなことを言って「ご飯食べてない」と言いそうかも。
くわばらくわばら。