スカーレット手帖

機嫌のいい観客

村井良大くんのこと

2014-06-27 | この人のこと

この写真若くないですか?

村井 良大(むらい りょうた)
生年月日:1988年6月29日
身長:171cm
血液型:O型
出身:東京都
所属:ウェーブマスター
google検索結果:約 19,800,000 件
(2014年6月時点)


事務所プロフィール
本人ブログ


やはり第一弾はこの人から行くしかあるまい。
村井良大くんである。
彼は、私がイケメン街道に足をつっこむ扉を開いたキーパーソンであると言っても過言ではない。

きっかけはご存じ「戦国鍋テレビ」です。
まあこの作品の面白さは言わずもがなです。超よくできてるし、製作陣は天才だと思う。
その中で(とくに「ミュージック・トゥナイト」で)堂々と立ち振る舞い、歌い踊り芝居をして、
エンターテイナーとしての能力を全開にしている村井くんの様子を目の当たりにして、初見ながら完全に射ぬかれました。
だって役が変わると顔が全然違うんだもん。バラエティ番組のコント歌コーナーなのに。この人、何者?というかんじでしたね。
きっと全国に何千人(? 何万人?)人かはそう思った人が居ると思いますが。
そして、こんな器用かつカッコイイ若い男子がいるのに、ここまで気づかなかった自分に愕然とした。
長年、芸能人好きを自負しているはずなのに、ジャニーズやらの強力事務所のラベルがついた上で出荷された子や
機会に恵まれ幸運にも地上派全国ネットゴールデン帯のドラマに出だした子以上じゃないと認知していなかったんだなと。

その上で「いい俳優いない」とか文句言っていたんだと。
ほんとになんて狭い視野だったんだと、私、わりと本気で悔やみました。
なんのために昔からテレビを見ているんだ。雑誌読んできたんだ。なぜもっとネットを検索しないんだ、目が節穴すぎる。
そしてこう思いました。
こんなにやる気のある、技巧と伸びしろをびりびり感じる人が役者をやっているのなら、これは是非生で見なければならないと。

そんなわけで、村井くんを生で見てみたいがために初めて取った、一般的には大して話題でもない舞台のチケット。
(まあこれがいわゆるあの音楽劇・醒めながら見る夢ですけども)
そこからずるずると若手俳優沼(テニミュ、特撮)に足を踏み入れ、現在に至っています。

村井くんの魅力はいろいろあるんだけど、一言でいうならば、彼の出演作を追いかけていると、
「本人がぐんぐん成長していくのを体感できる」ということ。すばらしい。
ちょうどいい時期に追いかけ始めたからのような気もするが、
バラエティ(歌含む)、映画、ドラマ、ミュージカル、ストレートプレイ、朗読劇、原作モノ、オリジナル作品、
殺陣、少人数芝居 声優 etc、村井くんは何でもやる。
好き嫌いせずに何でも食べなさいと言われて、素直に従う子供のようだ。
ほんとに次から次へと幅広いので、ちょっと貪欲すぎるんじゃないかなと時々心配になるものの、
観に行くと、毎回危なげなく、安定感抜群でやり遂げている。
毎回見せてくれる顔が違うし、トータルで言えばいろんな技能を身につけて、確実に成長していると思う。
これはもうたまらん。
そして、一つのお仕事が終わるとすぐ次の情報解禁が出て、それが本人にとって新たなジャンルだったり
大きな仕事だったりすると、なんか勝手にものすごい勝ち馬に乗っている気分になる。
これぞ「ファンの醍醐味」というやつだと思う。
(ま、こっちが思っているだけなので、飛躍はまるっきり本人の力でしかないのですが)
彼は、いつも少し強めの負荷をかけていることで上向きに進んでいくタイプなんだろうなと思う。

本格デビュー作が主演だったり、キャリアの初期のほうでヒーロー役の経験があるとはいえ、
村井くん自身はどっちかというと、日頃から集団の中で輝きを放ちまくるようなアイドル系、シンデレラボーイではないと思う。
もしかすると若い時はそうだったのかもしれないが、今やブログ等でもあまりそういうキラキラした情報は見せてこないし、
どう考えても地味な方だと思う。やたら老成してるし。

だけどこれが舞台の上に立っていると、とにかく眼をやってしまわずにいられない感じになるんですよ。
これは持って生まれた「華」みたいなもんなのか。
色気はあんまりないけど「真ん中感」はいつもハンパない。
そんでまた、舞台を降りたら抜け殻みたいなところが面白い。たぶん普通のお兄ちゃんだと思う。
スイッチオンの時とオフの時の顔の出来が違いすぎるというのも毎回驚く点だ。
(顔はきわめて渡部秀くんや溝端淳平くんに似ている… はずだったがだいぶ最近人相が変わってきたような気もする。)

総じて、飾らないというかいろいろ構ってない感じのところが良いと思う。
人間として信頼できそうな感じがする。同性にも好かれるでしょう。
助演で光る俳優になりたいという、渋い野望を持っているところなどがなんとも憎い。
真ん中張れるのになんか押し付けがましい感じがするでもなく、ひょうひょうとしているのがいいですね。
あとは「バックトゥザフューチャーが好き」と言い続けているところや
字があまりうまくないところなど、グッと来るなぁ。

ちなみに、なんとなく本人よりも年上とか、主婦の方のファンが多い印象。
すでにあまりアイドル的存在としては見られていないのではないだろうか。
静かなる熱狂ファンが既に一定数いて、支持は強い。
以前、2時間ドラマの冒頭に一瞬村井くんが出演したとき、その番組のHPのコメント欄が
村井登場歓喜の書き込みで埋め尽くされるという村井騒動があったことも思い出される。

というわけで、つらつらとどこまでも書けそうな村井くん(もうすぐお誕生日)のことでした。
接触イベントにはまだ参加したことない。(割と好きすぎるのでこわい)

写真集、予約しました。
マホロバ、行きます。
八犬伝も、行きたいな。
そしてペダル3日目、待ってます。


<「村井良大」これまでの鑑賞歴(舞台)>
・醒めながら見る夢
・大江戸鍋祭
・カワイクなくちゃいけないリユウ
・すうねるところ
・赤レンガライブ
・里見八犬伝
・武士ロックフェスティバル
・私のダーリン
・舞台弱虫ペダル インハイ篇1日目
・ジオラマ
・真田十勇士
・舞台弱虫ペダル インハイ篇2日目
・猫と裁判