スカーレット手帖

機嫌のいい観客

加藤和樹くんのこと

2014-06-28 | この人のこと

もうちょい髪の毛短い時の方が男前だと思う

加藤 和樹(かとう かずき)
生年月日:1984年10月7日
身長:181cm
血液型:A型
出身:愛知県(名古屋市)
所属:ジェイロック(レコード会社:avex)
google検索結果:約 1,290,000 件
(2014年6月時点)


公式サイト
本人ブログ

たわむれに書いた1回目のやつが楽しかったので、どんどん行ってみたいと思います。
第2回目は、最近の自分が接触率(遭遇率?)の高いこの人にしてみました。
この方もとっても強いファンが付いていると思うので、浅はかなこと言ってたらごめんなさい。
私の感覚でモノを言っております。

加藤和樹、彼は2000年代後半からの、非ジャニ系イケメンムーブメントの古参株と言えるだろう。
ジュノンボーイをきっかけに、テニミュ、特撮、昼ドラ、ソロ歌手、東宝ミュージカルと、順調に街道を歩んできていると思う。
ただし、そこになんか演歌的な香りが常に漂っている感じがあるところが、個人的には面白い気がする。

私が初めて彼を認知したのは、テニミュと仮面ライダー後の07年にあの「ホタルノヒカリ」で綾瀬はるかの相手役として出演しているときだった。
まだイケメン系舞台という存在をぜんぜん知らない時期だったため、
「ハア~、またカッコいい俳優が出て来たな~~ 芝居はまだイマイチだけど」という印象だった。(←エラそう)
当時名古屋で土曜にやってた「アンデュ」というバラエティに、ゲストで出て来たことがあったのを覚えている。
それでも一応プロフィールはチェックしてましたよ。名前と、あと生まれ年を確認して「あ、この人同学年だな…」と思いました。
(ちなみに私、意味不明なんだけど、昔からわりと同学年芸能人にライバル意識を持ってるところがある。
 だって同じ年数生きてきて、そっちのルートを選択して芸能で生きてる、それが出来てるってことじゃないですか。
 どうやったらそうなれるのかなというのも含めて、羨望の目で見てた。とくに若いときは。さすがに今はそうでもなくなってきたけど)


話を戻すと、だってアナタ、07年夏って言ったら、
ちょうど私達が中学ぐらいのときに流行ってたマンガ「花盛りの君たちへ」がドラマ化するにあたり
「イケメンパラダイス」という、身も蓋もないスパイスをまぶされた上で、
絶賛大車輪売り出し中だった小栗旬と、
ジュニア時代の印象を覆すビジュアルにパワーアップし俳優に腰を据えてエンジン全開でふかし始めた生田斗真と、
そして彗星のように現れた、少女漫画から飛び出して来た系パーフェクトボーイ水嶋ヒロ(この子も仮面ライダー)、
この3人が競演したドラマが放送されていた時期ですよ。
まさに今の我々がイメージ出来る『イケメン』というものが、人々の消費のレギュラー商材になるべく、
お茶の間にわかりやすく提供されるようになった「イケメン元年」と言えるでしょう。
その同クール放送ドラマの相手役、というイケメン初期潮流の中に、確実に加藤和樹はいたわけです。

ところがそこから数年、私の記憶の限りでは、いわゆるメジャーな場(てか、ゴールデン地上波ドラマ。普通の人は、これくらいしかテレビ見ませんからね。)
で見かける俳優の中に加藤和樹は入って来なかったと思います。
調べてみたらこの時期、熱烈コールに応えて再びテニミュに出てたり、昼ドラ出てたり音楽やってたりしてたんですね。
この時期が彼に取っての模索期だったのかもしれない。
いまになって見れば、このあたりも見ておけたらきっと楽しかっただろうなと思ってます。

そんな加藤和樹との再開は、これも突然。やはり戦国鍋テレビのゲスト役で出ているのを見かけた時でした。
「あれ?この人ってホタルノヒカリのイケメンじゃないの??」と思い出したが最後、
その後、テニミュ関連の自分の知識が一気に膨張するにしたがい、
自然「和樹さん情報」というのは集まりまくり(超人気キャラ「氷帝学園:跡部景吾」を完璧にやり遂げたという伝説等)、
ニコニコやアメーバの生放送でテニミュ仲間と器用に司会をするのを楽しみに見るようになり、
そんじゃあお芝居も見てみようか、イベントがあるなら寄ってみようか、とやりはじめ、現在に至ります。
ライブはまだ見てないのです。機会があったら是非見たい。

顔はとっても綺麗なんだけど、服装や曲など、ちょっとダサいのが本人の気性として好きそうで、
そして似合う(ノリノリでやってしまう)というところが面白くもあり、魅力的なところなのでは、と思う。
小池センセーが監修でついているミュージカルの曲なども、私は正直けっこうダセエなぁと思うのだが、加藤和樹には似合う。
声質がなんかしっとりしているからかしら。
自作の曲も、めっちゃ新しいとかカッコいいとかいうことはなくて、なんかどっかで聞いた感があったりするのも多いのだが、しかしそれが似合う。
あと、なんかわかんないけどtwitterに登場するモモンガのぬいぐるみみたいなやつ、ダサカワイイ。
そんな、内に秘めた田舎っぽさが、外面から見たときのギャップであり、魅力かと。
本人の気質としてわりと芸術肌で、独特の志向を持っているように見える齋藤工あたりと好対照だなと思ったり、思わなかったり。

ちなみに、けっこうバタバタ忙しいにも関わらず、ブログの更新がマメなところもこの人の特徴だ。几帳面さと人情を感じる。
割と節目節目で、心情や決意を吐露した感じの文章が上がることもあり、「おっ」と思う。
というか、名古屋に10年住んでいる感覚で、誤解を恐れず言えば、この人ってすごく『名古屋人っぽい』んだと思う。
仲間に対する面倒見がいい。身内(ファンも)を大事にしている感じがする。
節度を持ちつつ気さくな雰囲気で、適度に“遊び人時代もございました感”もあり、年齢が上の人からのウケもいいと思う。
愛知に残っていたら美麗なマイルドヤンキーとして、数々の伝説とともに、楽しい人生を過ごしていたタイプだと思う。
きっとコミュニティの代表とかも、まかされたらついしっかりやり遂げてしまって、地域の運動会とかで若者代表でリレーで走ったりするでしょう。

今後は、ミュージカルと歌(ライブ)を柱にしつつ、バランス見ながら仕事をしていくのかな?
もう必要以上には、どメジャー路線には走っていかない気配がしますが、処世術もあると思うし、まさに、脂がのってるよな!という感じがする。
というより、今の時代の状況として、そういう、「一気にドカンと売れる芸能人」というものを忌避しているところもあると思う。
「ゴリ押し」「またこいつか」みたいな感じですぐ言われますからね最近は。大衆の声は大きくて、しかもきまぐれだ。アウェイになりやすい。
そんな中で、興味のない人にまで無理矢理振り向かせて、とにかく指標は何が何でも認知度向上、名前と顔を知ってもらうこと。
そういう考えでメジャーになることが本当にいいのか、という問題も芸能人にはあると思う。
それよりも「花より実を取る」作戦というか、自分を目当てにしっかり来て、ちゃんとお金払って、見てくれる人のためにやる。
それに注力するのもいいと思う。その大事さと面白さを、ニコニコ生放送なんかを見ているととても感じる。
っていうか、いまさらだけどニコニコ動画ってよく出来た媒体だなぁと思います。
いい意味で、このコンテンツの価値を分かるやつだけ分かればいい、ってやつだよね。それってやさしいと思う。

なんつって、加藤和樹の話からどんどん外れて行っていますが、
ふつうにほんとに、一通りの技は持っている上に、殺陣がかっこいいです。棒振り。
あと、オセローでやってた役が好きだったな。あれもう1回見たいです。かっこよかった。

そんなわけで、加藤和樹はこの10年で築いた太い支持基盤を元に、今後も芸能界をスイスイと泳いでいくのでしょう。

行けるのであれば、ぜひ多めに見て行きたいです。
レディベス行きますよ~(名古屋ね)


<「加藤和樹」これまでの鑑賞歴(舞台)>
・里見八犬伝
・オセロ
・ロミオアンドジュリエット
・真田十勇士


で、それ以外にテニミュで見かけたり、こないだトークの観覧行ったりしました。

村井良大くんのこと

2014-06-27 | この人のこと

この写真若くないですか?

村井 良大(むらい りょうた)
生年月日:1988年6月29日
身長:171cm
血液型:O型
出身:東京都
所属:ウェーブマスター
google検索結果:約 19,800,000 件
(2014年6月時点)


事務所プロフィール
本人ブログ


やはり第一弾はこの人から行くしかあるまい。
村井良大くんである。
彼は、私がイケメン街道に足をつっこむ扉を開いたキーパーソンであると言っても過言ではない。

きっかけはご存じ「戦国鍋テレビ」です。
まあこの作品の面白さは言わずもがなです。超よくできてるし、製作陣は天才だと思う。
その中で(とくに「ミュージック・トゥナイト」で)堂々と立ち振る舞い、歌い踊り芝居をして、
エンターテイナーとしての能力を全開にしている村井くんの様子を目の当たりにして、初見ながら完全に射ぬかれました。
だって役が変わると顔が全然違うんだもん。バラエティ番組のコント歌コーナーなのに。この人、何者?というかんじでしたね。
きっと全国に何千人(? 何万人?)人かはそう思った人が居ると思いますが。
そして、こんな器用かつカッコイイ若い男子がいるのに、ここまで気づかなかった自分に愕然とした。
長年、芸能人好きを自負しているはずなのに、ジャニーズやらの強力事務所のラベルがついた上で出荷された子や
機会に恵まれ幸運にも地上派全国ネットゴールデン帯のドラマに出だした子以上じゃないと認知していなかったんだなと。

その上で「いい俳優いない」とか文句言っていたんだと。
ほんとになんて狭い視野だったんだと、私、わりと本気で悔やみました。
なんのために昔からテレビを見ているんだ。雑誌読んできたんだ。なぜもっとネットを検索しないんだ、目が節穴すぎる。
そしてこう思いました。
こんなにやる気のある、技巧と伸びしろをびりびり感じる人が役者をやっているのなら、これは是非生で見なければならないと。

そんなわけで、村井くんを生で見てみたいがために初めて取った、一般的には大して話題でもない舞台のチケット。
(まあこれがいわゆるあの音楽劇・醒めながら見る夢ですけども)
そこからずるずると若手俳優沼(テニミュ、特撮)に足を踏み入れ、現在に至っています。

村井くんの魅力はいろいろあるんだけど、一言でいうならば、彼の出演作を追いかけていると、
「本人がぐんぐん成長していくのを体感できる」ということ。すばらしい。
ちょうどいい時期に追いかけ始めたからのような気もするが、
バラエティ(歌含む)、映画、ドラマ、ミュージカル、ストレートプレイ、朗読劇、原作モノ、オリジナル作品、
殺陣、少人数芝居 声優 etc、村井くんは何でもやる。
好き嫌いせずに何でも食べなさいと言われて、素直に従う子供のようだ。
ほんとに次から次へと幅広いので、ちょっと貪欲すぎるんじゃないかなと時々心配になるものの、
観に行くと、毎回危なげなく、安定感抜群でやり遂げている。
毎回見せてくれる顔が違うし、トータルで言えばいろんな技能を身につけて、確実に成長していると思う。
これはもうたまらん。
そして、一つのお仕事が終わるとすぐ次の情報解禁が出て、それが本人にとって新たなジャンルだったり
大きな仕事だったりすると、なんか勝手にものすごい勝ち馬に乗っている気分になる。
これぞ「ファンの醍醐味」というやつだと思う。
(ま、こっちが思っているだけなので、飛躍はまるっきり本人の力でしかないのですが)
彼は、いつも少し強めの負荷をかけていることで上向きに進んでいくタイプなんだろうなと思う。

本格デビュー作が主演だったり、キャリアの初期のほうでヒーロー役の経験があるとはいえ、
村井くん自身はどっちかというと、日頃から集団の中で輝きを放ちまくるようなアイドル系、シンデレラボーイではないと思う。
もしかすると若い時はそうだったのかもしれないが、今やブログ等でもあまりそういうキラキラした情報は見せてこないし、
どう考えても地味な方だと思う。やたら老成してるし。

だけどこれが舞台の上に立っていると、とにかく眼をやってしまわずにいられない感じになるんですよ。
これは持って生まれた「華」みたいなもんなのか。
色気はあんまりないけど「真ん中感」はいつもハンパない。
そんでまた、舞台を降りたら抜け殻みたいなところが面白い。たぶん普通のお兄ちゃんだと思う。
スイッチオンの時とオフの時の顔の出来が違いすぎるというのも毎回驚く点だ。
(顔はきわめて渡部秀くんや溝端淳平くんに似ている… はずだったがだいぶ最近人相が変わってきたような気もする。)

総じて、飾らないというかいろいろ構ってない感じのところが良いと思う。
人間として信頼できそうな感じがする。同性にも好かれるでしょう。
助演で光る俳優になりたいという、渋い野望を持っているところなどがなんとも憎い。
真ん中張れるのになんか押し付けがましい感じがするでもなく、ひょうひょうとしているのがいいですね。
あとは「バックトゥザフューチャーが好き」と言い続けているところや
字があまりうまくないところなど、グッと来るなぁ。

ちなみに、なんとなく本人よりも年上とか、主婦の方のファンが多い印象。
すでにあまりアイドル的存在としては見られていないのではないだろうか。
静かなる熱狂ファンが既に一定数いて、支持は強い。
以前、2時間ドラマの冒頭に一瞬村井くんが出演したとき、その番組のHPのコメント欄が
村井登場歓喜の書き込みで埋め尽くされるという村井騒動があったことも思い出される。

というわけで、つらつらとどこまでも書けそうな村井くん(もうすぐお誕生日)のことでした。
接触イベントにはまだ参加したことない。(割と好きすぎるのでこわい)

写真集、予約しました。
マホロバ、行きます。
八犬伝も、行きたいな。
そしてペダル3日目、待ってます。


<「村井良大」これまでの鑑賞歴(舞台)>
・醒めながら見る夢
・大江戸鍋祭
・カワイクなくちゃいけないリユウ
・すうねるところ
・赤レンガライブ
・里見八犬伝
・武士ロックフェスティバル
・私のダーリン
・舞台弱虫ペダル インハイ篇1日目
・ジオラマ
・真田十勇士
・舞台弱虫ペダル インハイ篇2日目
・猫と裁判

「この人のこと」語るぜ

2014-06-25 | この人のこと
最近、
「オマエは若手俳優の話をしている時がいちばん嬉しそうな顔をしている」
「イケメンについて語っている時のノリノリ具合がヤバい」「いきいきしている」
「目が輝いてる」「人が変わったかのようだ」「みろ、ゴミのようだ」


などと周囲の人に立て続けに指摘されることが増えてきた。
2次元~3次元のイケメンについて考えたり見たりファァとなったり課金したり、ということが本格的に日常の余暇時間のほぼ全てを占めてきて、
何か近況を聞かれても最近気になっているイケメンの話しか出来なくなってきた。
そして偏りはありつつも、映像視聴や観劇経験もそこそこ溜まってきた。

そんなわけで、ここらへんで、自分の頭の中の牧場にいる(=ウォッチ対象としている)
いわゆる【イケメン若手俳優】のみなさまについて、ひとりひとりどのように感じているか、自分的なメモとして語っていきたいと思う。
これまではお芝居ベースで見てきたものを、役者視点から考えてみようという、よくある萌え語りですね。

ところで、「イケメン俳優」という言葉は、本当に軽々しく使える言葉なので、
興味のない、関与度の低い人に対して簡単に説明するのときにはとても便利。
でも、この界隈分け入っていき、出演者をじっくり見ていると個体の識別ができるようになってくる。
じゅっぱひとからげではなく一人一人の魅力がつぶさに分かってくるようになるものだ。担任教師のようなものかな。それともお母さんか。
仕方なくイケメンというものになっている人もいれば、素材のよさに油断して惰性でイケメン商売をやってるように見られる人、
むしろイケメンのキャラ造りに真っ正面から取り組んでいる人、客観的にはほぼホストのようなものになっている人、
など、状況はそれぞれなんじゃないかなと思う。
若さはいつか終わる。だけど若さの勢いに任せた美しさで輝きを放って消えていくも一興、
それ以外のアイデンティティを模索するもこれまた一興 ということで、
イケメン俳優をウォッチしていくことは、人の生き様を見ていくことに等しい。
とっても楽しく、うきうきする上に結講考えさせられる。
そう、ワタシ、イケメン俳優を眺めながら人生を考えているのかもしれない。
ぜんぶ憶測の上に成り立つ妄想だけどね☆

ちなみに基本的に、褒めの姿勢です。(何様?)
やっぱり、私はどこまで行っても女ですので(あんま関係ない?)、男性に対する根本的な憧れの姿勢を崩すことができない。
特に、男子が集団になって楽しそうにしているところなどを見ていると
「くおおおおおお まざりたいいいいいい」と思い、湧き立つものがあるのだが、
しかし生身の自分は混ざることは不可能だ。(まざった瞬間その世界が崩れる)
あくまで、近いけれどもバリアの外側で見ているような形でしかいられない。はがゆい。でも楽しい。
女子の集団に対して憧れを持てる層も同じような感覚なのでしょうか。
決して自分がそうなれないものに、いまなっていて、存在としての生を楽しんでいる人たちを見ていると涙が出てきますね。好きです。

そんなわけでこの列伝的なやつ、ある程度続けてやっていこうと思っています。
書き続けるための情熱を持ち続けられるのか、自分の知識と掘り下げが足りるのか、いろいろ不安があるけどまあ、どんどんいくよ。
とりあえずスタートアップとしていくつか書いてみましたので、順次ドロップしていきたい。