地震のない国の「石の文化遺跡=ポンペイ」 街全体が瞬時の火山噴火(ヴェスヴィオ火山 紀元79年)により、3日間火山灰、火山硫が降り積もり6メートルに及んだそうです。最盛期には人口2万人といわれ、住居その他は市壁で囲われていた。街は南北に走る道路と東西に走る道路を主軸として規則的な碁盤目状の都市構造をしていた。市壁には、6つの門があり9つの地域に区分されている。中心にヴィーナス神殿があり、その前の広場=フォーロ広場があり、その周囲に銀行、裁判所などがある。通りには店舗や住居、墓地が整然と並び、住居には大小があり勢力を現わしているものと思われます。店舗には、明らかに飲食店があり、しかも鍋釜を温めるための竃、壺などがあります。また、パン屋さんには石臼とパン焼き窯があり、窯は現在のものとそっくりです。サウナもあります。面白いのはルパナーレという「娼館」があり、そのものズバリの壁画が4枚ありました。写真を撮ってきました。2階建てで2階は高級客用で部屋が広くできています。これら建物、道路すべて大理石でつくられています。道路は約5メートルほどで車道が約3メートルぐらいでしょうか、車の轍がついていました。大理石が削られるほどに轍ができるほど交通量があったことになります。ところどころに水飲み場もあります。
現在の街並みとも何ら変わらないようです。これが2000年前に造られた街です。観光で見ただけですが、これを見た限りでは人間はあまり進歩していないのでしょうか。否 古代の人間が優れていたのでしょうか。
現在の街並みとも何ら変わらないようです。これが2000年前に造られた街です。観光で見ただけですが、これを見た限りでは人間はあまり進歩していないのでしょうか。否 古代の人間が優れていたのでしょうか。
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