退職者スーさんのまち起こし・地域起こしボランティア

私は、定年退職し、会社人間から社会人間=地域人間に変身中です。どうしたら地域の仲間に入り、楽しく有意義に生きられるか。

新年の初夢(1)!!!

2010-01-02 14:45:32 | Weblog
 新年明けましておめでとうございます。みなさん健やかに新しい年をお迎えのこととお喜び申し上げます。今年もどうぞよろしくお願い申しあげましす。
一年の計は元旦に有りといいます。みなさんはどのように今年の計画や目標、あるいは夢を立てましたでしょうか。
わたしは、今年1年は「合併に明け 合併に暮れる」のではないだろうかと思っています。それは、この度の1市3町の合併が、久喜市に非常に大切だからです。 30万都市構想の第1歩が今回の合併を成功に導かなければ、次の第2、第3の合併はあり得ないということです。合併の次には道州制がみえています。合併の際には新市長選挙と市議会選挙もあります。両選挙とも4月25日投票・開票が予定されています。それでは、合併の成功とはどんな「成果」をあげれば成功と言えるのでしょうか。合併の目的は、当然行政改革と財政改革であります。
 行政改革は、地方分権が進みますと国・県からおおよそ1700程の権限と仕事が地方自治体に任されます。その受け皿である組織と体制を作らなければなりません。およそ1300人位の職員が必要になります。この職員を採用していくのに必要な税収を上げるには市民30万人位が適当という机上の計算になります。そのうえで仕事の量と職員の数のバランスを最小限にすることです。それには職員の質を高め、専門家を育成し、時間内で密度の濃い仕事ができる環境を作ることです。
 財政改革は、ご存じの通り鷲宮町、栗橋町、菖蒲町ともに財政力は県内下から数えて10番以内という町との合併であります。ですから、なおさら行政改革と合わせて財政改革を実施しなければなりません。これだけで考えると合併なんかしない方がよいという方もいると思います。負の財が有るということはそれに見合う資産が有るということにも繋がります。すこし例がちがいますが、土地の面積を考えますと、久喜市は25㎢ですが、合併後は85㎢と3倍以上になります。3町とも開発余地のある土地を持つ町です。将来何かの事業を計画するには土地が無ければ何も計画できません。県内では4番目に広い市にランクされます。「コンクリートから人へ」といわれていますが、既存の「コンクリート製」も多分に増加します。新たな財源も生じています。総合的に考えればやはりプラスになるでしょう。
 もう一つ言わせてもらえるなら、それは「人の連携、地域の連携」づくりです。
合併の話が出たとき多くの人が「行政サービスが薄くなるのではないか、市民と行政が遠くなるのではないか」と言われました。これは「地域コミニケーション」の問題です。兎角昨今は地域連携がで崩壊しつつあります。ましてや個人情報だとかで関わりを薄めています。隣近所の付き合いはほとんど皆無で回覧板を回す程度です。これでは、いざという時に助かるものも助かりません。こんな「地域力」を回復する、再構築するチャンスです。ぜひとも人と人、地域の連携を築きたいと思います。