『荒らし』に遭ったblogです^^

『荒らし』はネット上で利害に反する書き込みをした人を攻撃する行為です。ネット監視会社、支持団体・自営等々があります。

正義の辛味と不正義の旨味

2009年01月31日 | 雲の日記
            


正義の辛味と不正義の旨味

 皆さーん、おはようございまーす^^     

今日は雨に風.. 最悪の天候ですが、空は明るめ^^ 少し後には天候回復
する予感が..^^ “風よ止め!、雨を降らすな!、太陽よ顔を出せ!”と

お呪いでもしたい気分です^^^^^^ 
今はプータローをしている私でも仕事をしていたことがある.. 職場では

『嫌味な上司』に『サボることしか考えない同僚』などなど..嫌な思い出
も沢山ある。 それでも給料日の喜びや週末の待ち遠しさ、友人とのアフ

ター5の楽しさなどなど..良い思いでも一杯ある。
仕事関係の付き合いは(特に上司)少ない方だったが仲の良い上司もいた

時もある。そういう上司を思い出すとき、彼らはいつも部下の味方をして
くれたな!と、思い出す。 反対に嫌味な上司を思い出すときは、自分の

保身しか考えない『超利己主義な人間』だったのを思い出す。そんな利己
主義な人間でも、自分を評価する上司には、やけにお世辞を使っていた..

今は、懐かしく思い出す職場の人間関係だが、見方を変えると『職業人』
には、大雑把に分けると2つのタイプに分かれるように思う..

1つは、自分の利益だけを考えて仕事をし、特になる相手とだけ付き合う
人たち.. こういう人ってズルイから、意外と会社の評価はいいんだよね。

もう1つは(ちょっと大袈裟だけど)正しいと思うことをして、利害だけで
人と付き合おうとしないタイプ.. (こういう人の方が圧倒的に少ないが)

実際には、この二つの中間を行く人が多いんだと思うのですが..

何故?こんな話をするのかと言うと、今のマスコミ報道を見ていると後者
のタイプが激増しているように、感じるからです。

筑紫哲也氏が亡くなった後では、硬派のテレビ司会者が増えたように思っ
たが、所詮は“張りぼて”に過ぎないから.. 長くは続かない..  

テレビにしても、新聞にしても、所詮は『株式会社』だ..  広告収入や
視聴者・購読者がいなければ立ち行かない企業なのだ.. そこに目を付け

る企業や団体もいる。CMスポンサーにならないぞ!広告を載せないぞ!
となれば、企業の収益はどんどん下がってしまう。 最後にはジリ貧に..

企業や団体がお金を武器に圧力をかけるのは、自分達に都合の悪い報道を
させない為だろう.. そして出来れば、自分達の都合のいい報道をして欲

しいと思うだろう.. そうやって圧力を加えられたら..厳密に言えば、口
には出さない筈だ.. 度重なる態度でテレビや新聞サイドが顧客の意思を

察するのだ.. そして自主的に規制する.. だから顧客は『何も頼んでい
ないし、何も強制していない。』と言える。でも、本当にそうだろうか?

私は親の代から『朝日新聞』を購読している。だからか近所の人が野球の
券を貰ったとか、ビールの券を貰ったとか言うのを母が聞いて来て『他社

の新聞にした方が得かな?』と悩んでいるのを何度も聞いていた..
それでも家族全員が“物より内容”などと言って朝日新聞を取り続け、今

に至っているのです。ところがそんな筋金入りの『朝日ファン』でも最近
の朝日新聞の記事には首をかしげることが多くなった..

朝日新聞社の中に、権力者寄りの利己的記者や管理職が力を蓄えてきたの
だろうか? リベラルな雰囲気が好きだったのに今の新聞にはそれが少し

感じられない気がする。記者と言えども、サラリーマンだ.. 最初に書い
たように2つのタイプに分けられる筈だ.. 朝日新聞存続の為にとか言っ

て、(顧客である)大企業や団体に媚びる記事を書かないとも限らない..
昨日30日の朝日新聞にこんな記事があった。

『雇用に使える?内部留保』と言う記事だ.. 今、高速切りされる非正規
労働者の為に、またはリストラされる危機にある正規労働者の雇用を守る

為に、昨年までの好景気の時に溜め込んだ『内部留保』を少し取り崩して
雇用の確保に当てるべきだと言う意見が増えてきた。 私もblogで同様の

意見を言っています。当然のことだと思いますね。
ところが昨日の朝日新聞の記事は、それを否定..もしくは不可能だとする

記事内容なのだ.. 非常時の今、膨れ上がった企業の内部留保を雇用確保
に使おうとする考え方は、広く勢いを増してきた。そこにこの記事である。

特によく例に出されるトヨタ自動車については個別に出ていた。結論は..
(引用始まり)
『08年9月末で12兆6千億円の連結利益余剰金があるが、多くは設備
投資の増強などに回っており、現預金で残っているのは1兆9千億円。
巨額に見えるが、同社の売上高の1ヶ月分だ。
仮に期間従業員一人の人件費が500万円だとすると、5千人を1年間雇
い続けてかかる費用は250億円。しかし、世界的な販売不振と円高で、
トヨタは08年10月からの半年で7千億円超の営業赤字を見込む。...』
(引用終り) (1.30 朝日新聞)

要するに内部留保で使えるお金は少なく、次の決算では必ず赤字になるか
ら『内部留保』は使えない..と言う話をしている訳です。

トヨタ自動車会長の奥田氏(前経団連会長)は、堂々とマスコミ向けにこう
言っている.. 私のblog2008.11.14からの引用です。

(引用始まり)
『私も個人的なことを言うと、腹が立っているんですよ』
『新聞もそうだけど、特にテレビがですね、朝から晩まで、名前言う
とまずいから言わないけど、2~3のやつがワンワンやっている』
『報復でもしてやろうか』
『正直言ってああいう番組のテレビに出さないですよ。特に大企業は。
皆さん、テレビを見て分かる通り、ああいう番組に出てくるスポンサ
ーは大きな会社じゃない。いわゆる地方の中小。流れとしてはそうい
うものがある。』

そして他の委員から『けなしたらスポンサーを降りるというのは言い
過ぎ』と指摘されたが、奥田氏は『現実にそれは起こっている。』と
応じた。
(引用終わり) (11.13 朝日新聞)


これも同じ朝日新聞の記事です。記者の違いなんでしょうが、社内に
もサラリーマンの典型2種類の人が存在するのでしょう..  そして

前者のタイプが時流に乗り?、社内で力を蓄えて来たのだろうか??
残念なことですね。 体制批判するのは、難しい!! ましてや権力

のある相手だと大きな痛手も受けるだろう..それでもリベラルな新聞
として長い歴史を持つ朝日新聞は、権力に媚びる記事は似合わない..

と、私は個人的に思っています。世間の人の中にも『批判』に対して
否定的な人がいますが、体制批判や大企業・各種団体に対して批判し

なければ、社会は彼らの都合のいいように変えられてしまうのです。
私達は大きな権力に対して常に批判的でなければならないと思います。

個人的虐めに繋がる批判(悪口)と、権力に対する批判を混同しない
で下さい。それは、無自覚な多数派になることです..

今日も文が長くなってしまいましたね^^ 最後まで読んで頂き、有難
うございました。

今日も元気で ファイト!           





次は『自由な医療の選択』だ

2009年01月30日 | 雲の日記
              


次は『自由な医療の選択』だ

 皆さーん、おはようございまーす^^     

今日は一日雨だと言います。 鬱陶しい雨ですが、少し乾燥していたので
必要な雨でもありますね^^ 綺麗な色の傘や華やかな長靴で雨の日を楽し

んで下さい。ただし、水に濡れて滑りやすいので充分にご注意下さいね。
先程、朝のニュースを見ていたら、オバマ氏が『恥さらしだ!』と言って

いるのを聞いた。何を怒っているのかというと、金融機関の役員が多額の
ボーナスを貰っているというのが分かったからだった..  多額の支援を

国から必要とする金融機関の役員が、そのような多額のボーナスを貰うと
いうことを納税者は到底理解することが出来ない..そう言って怒っている

のです^^ 若い大統領は、何をしても良く映るから得です^^ まあ、前が
悪過ぎたから有利なのかも知れないが..? 
 
翻って日本の大企業は、どうなのだろうか?? 日本の主要銀行は?? 

情報さえ流れてこない金融機関の給与・賞与などは『槍玉』に上げられな
いように、私達の目に触れることは殆どない.. 徹底した管理がされてい

るのだろうと私は予測する.. 従業員の緘口令..マスコミ対策などなど.. 
つい半年前までは、法人税も払わずに史上空前の収益を上げていた。今回

金融危機だからと言って(危機の内容は不問ですが)公的資金投入は、それ
こそアメリカではないが、納税者の理解は得られないだろうと私は思う..

それでも日本はマスコミによる『世界同時株安』『世界金融危機』と煽る
だけ煽ったので、危機の実態も不良債権の中身も検討しない内に『支援』

だけは、早々と決まってしまった。 首相の台詞は『緊急な支援が被害を
最小限にする』だった。 『急げ!急げ! 何でもいいから、金融機関に

公的資金を垂れ流す.. マネーゲームの失敗で不良債権を抱えた金融機関
は公的資金を受けなさい.. 今回は経営責任も問わないし最終損失は国が

被るから安心だ! さあ、いらっしゃい! いらっしゃい! 安いよ~』
てな..ことかな?と、私は個人的に考えたりもする..><;

大企業に『恥さらし!』なんて忠告(批判)が出来る政治家など、日本には
一人もいない.. そして国民の側にも『強いものには巻かれろ!』とばか

りに“体制批判”や財界批判に対して、そのまた批判して喜んでいる人や
職業にしている人たちが沢山いる..

おっと、前置きが本論のようなスペースを取ってしまう.. クワバラ..

私達は規制緩和の掛け声のもと『労働法が改悪』されて、今のような大量
の失業者を早い時期に作ってしまった。 そして非正規労働者の増加は、

正規労働者の権利まで弱めていることに、気が付き出しただろう..
『自由な働き方』を掲げられて、私たちは長い間かかって積み上げてきた

労働者の権利を捨ててしまった.. 『自由な働き方』は今もある.. でも
採用されなければ自由な働き方は意味がない.. 雇用の確保があって初め

て『自由な働き方』は出来ると言うことだったのです。製造業に派遣だけ
でも『禁止』に戻したら、多くの労働者は安定した雇用を確保することが

出来ます。マスコミも政治家も『派遣の改正』に国民の関心が行かないよ
うに、必死に他の話題に目を向けようとしています。それに騙されないで

下さい。 財界にとって製造業の派遣解禁は、人件費削減と需要減少時の
迅速な解雇を約束してくれる『打出の小槌』なのです。だからこそ、何と

しても『製造業における派遣』を禁止に戻したくないのです。忘れないで
下さいね。

『自由な働き方』の次に出てくるのは『自由な医療の選択』のようだ!!

あたかも国民が自由に医療を選択出来るように感じさせる言葉だが、実際
はどうなのだろうか?? 昨日の私のblogの中から抜粋してみました。
  
1月30日のblogより..
オリックスの会長は、宮内 義彦(オリックス株式会社取締役兼代表執行役)
と言います。 彼は小泉首相の諮問委員会『規制改革・民間開放推進会議』
の議長でした。 (『規制改革・民間開放推進会議』は平成19年1月25日で
終了しています。)

『今般、各分野で様々な規制緩和がなされている。そのような中、平成16年
10月12日に開催された規制改革・民間開放推進会議(宮内義彦議長(オリ
ックス株式会社取締役兼代表執行役会長))において、経済の活性化や消費者
(国民)のニーズに貢献するという観点から、会議の基本方針の一部として提出
された資料の中に「薬局・薬店以外のコンビニエンスストア、チェーンストア
などの一般小売店における医薬品の販売については、本年7月30日に実施さ
れた「医薬部外品へ移行した上での販売解禁(371品目)」に止まることなく、
医薬品そのものを、特例販売業や配置販売業と同様、一部については販売可能
とする。」とした規制緩和策が打ち出されている。』
(引用終り) (http://www.dr-sakurai.jp/03/q-h161109.htm)


この時点で医薬品の一部を医薬部外品に移行して、コンビニやチェーンストア
で販売出来るようにしました。そして次なる規制緩和と称する医薬品の販売も
出来るようにしようとした。

オリックスの会長である『規制改革・民間開放推進会議』の『宮内 義彦氏』
の医療に関する考え方を書いた部分があります。

(引用始まり)
オリックス証券の宮内義彦ジャーナルの中の記事で、質疑応答の内容になって
います。このページから医療関連の記事を引用します
--------------------------------------------------------
――最も厚い壁は医療ですか。
 医療、福祉には確固たる「鉄壁の城」ができています。それを崩しにかかる
のですから、少々のことでは動きません。 特に医療はGDPの7%という大
マーケットです。

――医療ではどのような方法で改革への道筋を作れるのでしょうか。
 医療は保険医療という日本独特のシステムが立ち行かなくなった。 だから
保険制度を、小さくしようということになります。医療イコール保険だけでは
なく「自由診療も認めよ」という考え方です。 公は保険、民は自由診療で、
公民ミックスで多様な要求に応じればよい。しかし医師会は反対です。 制度
変更と同時に既存制度でも、もっと合理的にやれるのではないか――既存制度
の中身の透明度を高めようということです。

――具体的には。
 既存の保険制度のなかにある無駄を排除しよう、たとえば、報酬の出し方が
基本的に出来高払いですが、症状別の標準方式、定額払いという方向にもって
いきたい。国民の医療費をGDPの7%に抑えるというのはとんでもない。
10%でも何でもよいと思います。 国民がもっとさまざまな医療を受けたけ
れば、「健康保険はここまでですよ」、後は「自分でお払いください」という
かたちです。
金持ち優遇だと批判されますが、金持ちでなくとも、高度医療を受けたければ、
家を売ってでも受けるという選択をする人もいるでしょう。
 それを医師会が止めるというのはおかしいのです。医療サービス、病院経営
には民間人の知恵を入れるべきでしょう。企業が病院を経営してもよい。
利潤動機の株式会社に、人の命を預かる医療を担わせるとは何事かと言われる
わけですが(笑)。』
(引用終り) (http://www.urban.ne.jp/home/haruki3/kaigi.htmlより)

驚くべき医療制度への関心ですね。儲けられる物は何でも儲け話にしてしまう。
これだから、『民が出来ることは民へ』なんて言う小泉前首相の話が怖くなっ

てしまうんです。『健康保険』制度に財界の介入はいらない..絶対にいらない。
今の財界は『社会保障費の企業負担』を何とかして減らそう(もしくはゼロ)を

目指していると私は何度もblogに書きました。財界が正規職員から非正規職員
を増やしたかった理由中の一つに『社会保障費の企業負担』がないことが上げ

られます。勿論、ボーナス・退職金・労働者としての権利の主張が無いこと等
は企業にとって何より大きいことですが、忘れてならないのは『社会保障費の

企業負担』です。正規従業員一人の社会保障費は『本人と会社』で折半してい
るのです。この負担は企業にとって非常に大きい.. 日本社会を支える為にも

『社会保障費の企業負担』は当然のことなのに、財界は負担ゼロを目指してい
る.. 経団連(財界)の考え方が分かる話があります。

(引用始まり)
『公的保障の範囲見直し
社会保障の役割を「自立・自助・自己責任」の原則に則って再定義し、公的保
障の範囲は、自助努力でカバーできないリスクに絞り込む必要がある。
《略》
医療や介護についても給付費の増加を抑えるため、公的保障の範囲を、生命、
健康、基礎的生活の維持に必要不可欠であり、市場に委ねることが不適切なサ
ービスに限定するとともに、保険外サービスと保険サービスの併用を進めるべ
きである。
……
公的医療保障の役割の限定
まず何よりも、医療給付費(特に老人医療費)の伸びを抑制することによって、
保険料や公費負担の増嵩を抑えることが喫緊の課題である。
《略》
個人や保険者による選択と責任の要素を強めていくことが必要である。まず、
免責額を設定し、一定額以下については全額自己負担とすることが考えられる。
また、生命維持に直接関係のない高度・先進医療も保険外サービスの対象とし、
公的保険との併用を認めるべきである。』
(引用終り) 
(財政の持続可能性確保に関する提言(日本経団連04年12月14日)より抜粋)


上のオリックス証券の宮内義彦ジャーナルの中の記事と比べてみて下さい..
彼らが考えていることが分かると言うものです。

経団連の中で『社会保障の役割を「自立・自助・自己責任」の原則に則って
再定義』というのがありますね。 この中の自己責任が問題です。

以前には『成人病』を呼ばれていた病気.. そう今は『生活習慣病』と言わ
れています。 どうして慣れ親しんだ名前は、変わったのだろうか??

『生活習慣病(せいかつしゅうかんびょう)とは、糖尿病・脂質異常症・
高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えら
れている疾患の総称である。このような疾患と肥満を複合する状態を、医学
的にメタボリックシンドロームと総称する。また、がん、脳血管疾患、心臓
病の3大死因も生活習慣との関わりが強い。肥満はこれらの疾患になるリス
クを上げる。』(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)


生活習慣という個人的生活スタイルによる病気(生活習慣病)は、糖尿病・
脂質異常症・高血圧・高尿酸血症など..そして、がん、脳血管疾患、心臓病

の3大死因も..それらのリスクを上げる肥満も入るようだ.. 
これらの病気は、個人の責任でなった病気であると認定されると『自己責任』

が適用され、公的保険の利用が制限..又は除外される可能性があるということ
でしょうか.. そして治療したければ自分のお金で民間医療でやりなさいと..

そうならないと、言えるますか??

昨日の朝日新聞夕刊の一面は(労働者の失業が問題になっているにも関わらず)、
大きなスペースを割いて『メタボ基準値緩すぎ』と書かれ、女性のメタボ基準

のウエスト90cmが基準が甘いと言っている。80cmがいいと言っている><
さあ、皆さん..これらの記事が国民の健康を考えて報道されているのだと思え

るでしょうか?? 
次に来るのは『自由な医療の選択』と言う名の『医療費の民営化』だ!..

小泉政権が進めていた『規制緩和』『民で出来ることは、民で!』と言うのは
こういうことだったのでしょうか??

今日も元気で ファイト!           





『かんぽの宿』だけではない

2009年01月29日 | 雲の日記
           


『かんぽの宿』だけではない

 皆さ~ん、おはようござま~す!^^     

昨年の12月30日のblogで書いたオリックスによる『かんぽの宿』の買収
問題が話題になっていますね^^ 年末のゴタゴタに紛れて記事(公表)にした

つもりだろうが、こんな不正の匂いが『プンプン』する問題..すんなり通る
と思わないで貰いたいですよね><;

オリックスの会長は、宮内 義彦(オリックス株式会社取締役兼代表執行役)
と言います。 彼は小泉首相の諮問委員会『規制改革・民間開放推進会議

の議長でした。(『規制改革・民間開放推進会議』は平成19年1月25日をもっ
て終了しています。)

規制改革・民間開放推進会議とは..
『総合規制改革会議(平成13年4月~平成16年3月)終了以降も規制改革を
より一層推進するため、平成16年 4月、内閣総理大臣の諮問に応じ、民間有
識者13名から構成される規制改革・民間開放推進会議を内閣府に設置いたし
ました。』(規制改革・民間開放推進会議HPより)

宮内 義彦氏(オリックス会長)は総合規制改革会議の時も議長を務め、規制
改革・民間開放推進会議でも議長を務めてきた人です。一貫して規制緩和・

民間開放の旗振り役をしてきた人です。
その『改革・民間開放推進会議』で議長を務めていた宮内義彦氏が会長を務め

る『オリックス』.. オリックスと言う企業は、政治とどう関わってきている
のだろうか?

民主党の桜井充(さくらいみつる:参議院議員)氏は『規制改革・民間開放推進
会議委員の資質に関する質問(平成16年11月9日)』を国会で行っています。

(引用始まり)
『今般、各分野で様々な規制緩和がなされている。そのような中、平成十六年
十月十二日に開催された規制改革・民間開放推進会議(宮内義彦議長(オリッ
クス株式会社取締役兼代表執行役会長))に おいて、経済の活性化や消費者
(国民)のニーズに貢献するという観点から、会議の基本方針の一部として提出
された資料の中に「薬局・薬店以外のコンビニエンスストア、チェーンストア
などの一般小売店における医薬品の販売については、本年七月三十日に実施さ
れた「医薬部外品へ移行した上での販売解禁(三百七十一品目)」に止まるこ
となく、医薬品そのものを、特例販売業や配置販売業と同様、一部については
販売可能とする。」とした規制緩和策が打ち出 されている。

宮内氏は、現在の会議の前身である規制緩和委員会(後の規制改革委員会)の
委員長に平成十年二月五日選出され、平成十三年三月末に委員会が廃止される
まで務め上げた。さらに、平成十三年四月一日に発足した総合規制改革会議、
平成十六年四月一日に発足した規制改革・民間開放推進会議においてもそれぞ
れ議長に選ばれた。このことからわかるように、政府において規制改革を司る
会議の長 を宮内氏が継続して務めている。

一方、宮内氏が会長を努めるオリックスグループに所属する医療関連企業二社
(株式会社サンリース、医療産業株式会社)の過去五 年間の業績を見ると、
株式会社サンリースの営業収入は平成十一年三月期に七十八億円、平成十五年
三月期に百一億円となっており、同様に医療産業株式会社については平成十一
年三月期に七億一千万円、平成十五年三月期に八億六千万円と、両社とも平成
十一年三月期と平成十五年三月期を比較すると増収となっている。

このことは、政府の政策を国民の利益で決定する会議の長の立場を利用して、
特定の企業の利益を図ることが可能となる状況、すなわち「利害の抵触」が
発生していると言わざるを得ない。残念ながら政府はこうした「利害の抵触」
という問題についての精神が欠落している人選を行っているのではないか。
以上のことから、以下質問する..』
(引用終り) (http://www.dr-sakurai.jp/03/q-h161109.htm)


これは一般小売店における医薬品(一部)の販売という『規制緩和』に関して
宮内氏が会長を努める『オリックスグループ』に所属する医療関連企業二社
の増益に関する疑問を質問しているものです。

次は『癒えない傷跡』と題された全国農業新聞の記事です。
(引用始まり)
『オリックスが沖縄県石垣市(島)で行っているリゾート開発計画を、農水省
が調査していたという。計画用地の多くは農地法上、株式会社が取得できな
い農地だが、オリックスの子会社が取得している。

オリックスの宮内義彦会長は政府の規制改革・民間開放推進会議の議長。
同会議は、企業の農業参入、平たく言えば一般企業による農地取得の自由化
を求めている。...
農業委員会は買収企業から農地保有合理化事業で買い戻し、担い手農家に
斡旋するなど、農地の保全に全力を尽くしている。』
(引用終り) (2006.08.11 全国農業新聞)

次は『宮内「規制改革」ワンマン社長の勝手がすぎる』と題された記事です。

(引用始まり)
『宮内義彦オリックス会長が議長を務める規制改革・民間開放推進会議
(首相の諮問機関)が7月(2006年)、二つの答申を相次いで発表しました。
「労働契約法制及び労働時間法制の在り方に関する意見」と「重点検討事項
に関する中間答申」です。

 例えば―。有期契約の労働者に正社員になるチャンスを与える必要はない。
正社員と非正社員の均衡処遇には正社員の労働条件引き下げが必要だ。
経営者が就業規則の届け出や周知を「失念」しても仕方がない。企業が採用
しやすくするには一定期間は首切りを自由化する「アイデア」もある。
出向・転籍命令は書面にしなくてもいい。残業代の割増率を上げたら企業は
元の賃金を低く抑えることになる。残業規制の適用除外に本人同意は不要だ―。

あげくは、執拗(しつよう)な退職の勧奨・強要の規制にすら反対し、労使
紛争に国は口を出すなとのべています。
...
 規制改革・民間開放推進会議の前身は一九九五年に設置された規制緩和小
委員会にさかのぼります。規制緩和の最大の受益者である財界の代表が一貫
して中心に座り、規制緩和・民営化の推進一色で染めてきた特異な「審議会」
です。
とりわけ、宮内オリックス会長は、この十年来、座長・議長の座を占め続け
てきました。許しがたいのは、宮内会長が財界利権の代表であるだけでなく、
医療やタクシー、金融の規制緩和など、自分のつくった仕掛けで傘下グルー
プのふところを肥やしてきたことです。』
(引用終り) (2006.8.7 しんぶん赤旗)


『自由な職業の選択だ!』と言われた労働法は、こうやって改悪され、今の
悲惨な状態になったのですね。 
そして次は『自由な医療の選択!』だと言われて、金持ち優遇の医療体制が
出来上がるのですね。

『宮内義彦オリックス会長の発言
 医療イコール保険だけではなく「自由診療も認めよ」という考え方です。
公は保険、民は自由診療で。公民ミックスで多様な要求に応じればよい。
国民がもっとさまざまな医療を受けたければ「健康保険はここまでですよ」、
後は「自分でお払いください」というかたちです。金持ち優遇だと批判され
ますが、金持ちでなくとも、高度医療を受けたければ、家を売ってでも受け
るという選択をする人もいるでしょう。』(週刊東洋経済 2002.1.26号)

(引用始まり)
『公的保障の範囲見直し
社会保障の役割を「自立・自助・自己責任」の原則に則って再定義し、公的
保障の範囲は、自助努力でカバーできないリスクに絞り込む必要がある。
《略》
医療や介護についても給付費の増加を抑えるため、公的保障の範囲を、生命、
健康、基礎的生活の維持に必要不可欠であり、市場に委ねることが不適切な
サービスに限定するとともに、保険外サービスと保険サービスの併用を進め
るべきである。
……
公的医療保障の役割の限定
まず何よりも、医療給付費(特に老人医療費)の伸びを抑制することによって、
保険料や公費負担の増嵩を抑えることが喫緊の課題である。
《略》
個人や保険者による選択と責任の要素を強めていくことが必要である。まず、
免責額を設定し、一定額以下については全額自己負担とすることが考えられる。
また、生命維持に直接関係のない高度・先進医療も保険外サービスの対象とし、
公的保険との併用を認めるべきである。』
(引用終り) 
(財政の持続可能性確保に関する提言(日本経団連04年12月14日)より抜粋)


随分前に『成人病』と言う名前が『生活習慣病』と言う名前に変わった時、何
か違和感を感じたんです。『生活習慣病』と言う名前になった途端に、病気に

なった原因は自分の問題だと言われているような『自己責任』のような気がし
てきたのです.. 自分の悪い生活習慣が、病気の原因なんだとね><

上のような設計図があったんですね.. 

そして出た今回の『かんぽの宿:オリックス不動産(東京都)に譲渡』という話..
皆さんは、どう考えますか??

国営と言う安心感から、多くの国民のお金を集めた郵便預金に郵便保険..
その中から建てられた『かんぽの宿』は、言わば国民の財産な訳です。

民営化されなければ、これらの財産は国民の物であり、その売却代金も国民の
物だったのです。 郵政民営化.. 国鉄民営化と同じように、その利権に群が

る連中の懐だけを潤すだけだったのだろうか?? 規制緩和を今も叫ぶ小泉前
首相の片割れコンビの『竹中さん』.. 『かんぽの宿』は不良債権なんだから

(オリックスに)売った方がいいのだと、今も応援しているのには驚く..
国民の財産はこのように細切れにされて民間企業の懐に入っていくのだろうか。

企業栄えて、国滅ぶ.. か??

1月23日の朝日新聞に出ていた『日銀 CP(コマーシャルペーパー)3兆円
買い切り』.. またまた業界大手『オリックス』も恩恵を受けるのだろうか?


灯油が切れて、ただ今、暖房なし.. 寒いですね~ キーボードを打つ指先が
凍えてきました>< 書きたいことは山ほどあるのですが、長過ぎて読むのが
苦労ですね^^ この辺で終わります。

今日も元気で ファイト!            




本当のワークシェアリング

2009年01月28日 | 雲の日記
           


本当のワークシェアリング

 皆さーん、おはようございまーす^^     

今日も寒い日になりました。寒い日には春を思い、暑い日には涼しくなる
秋を思う.. 四季がある日本の贅沢かも知れませんね^^ 四季に感謝です。

朝、ニュースを見ているとこんな記事が..
(引用始まり)
『自民党は27日、麻生首相が登場する第2弾のポスターを発表した。
キャッチコピーは「景気に全力。予算の早期成立こそ最大の景気対策。」。
09年度予算成立まで解散・総選挙を封印している首相の意向を踏まえて
作成。春ごろまでの期間限定の「中継ぎポスター」となりそうだ。』
(引用終り) (1.28 朝日新聞)

これを見て私はガッカリしました。何故かって? 自民党にガッカリした
訳じゃないのです。確かに相変わらず無駄なことしているな!とは思いま

すが、ガッカリした理由は『これでまた民主党は“解散・総選挙”を目当
てに協力』してしまうのだろうなぁ~と思うからです。去年の秋から民主

党は“解散・総選挙”をちらつかせられては政策成立に(結果として)協力
してきた。政策審議より“解散・総選挙”しか見ていない.. 民主党若手

の一部は頑張っているが、党首の小沢氏はまるで『政権交代』しか頭にな
いように感じる。日本社会にとって非常に重要なこの時期に、野党第1党

の民主党が政府与党の“解散・総選挙”と言う餌に誘導されているように
さえ、私には見える.. これだから政権交代は望んでも、民主党に一抹の

不安を私は感じるのだろう.. 小沢氏の政権交代への執着は、私怨??

今もニュースでは経団連の副会長(労使問題担当:大橋洋治副会長[全日
本空輸会長])が失業する人は40万人に達すると話していた。その上で

ワークシェアリング等の導入を議論する必要があると話していた..
テレビを見れば、アメリカ(EUも)の経済減速・失業問題が連日のよう

に映し出されている。アメリカは今回の世界的不況をもたらしたサブプラ
イムローンの発信元です。今までのアメリカは、5年先の収入まで担保に

してカードで物を買わせていた。そして信用不良の人たちにサブプライム
ローンを使って家を買わせた。本来、家を買えない人にまで買えるように

したのだ。経済成長が続けば“破綻”は先延ばしになったかも知れないが、
いずれは破綻するやり方だと私は思う。 2年位前にNHKBSが今回の

破綻のアメリカの『カード依存』『サブプライムローン』について報道し
ていた。 素人の私でも『これは危険だな!』と思える内容だったのに..

ましてや経済の専門家は、分かっていた人が沢山いた筈だろう.. だから
今回の経済破綻でも、被害を最小限に出来た人・企業はいたと私は思って

いる。ファンド会社に資金運用を頼んでいたような会社は被害を受けてい
るだろうが.. 日本の大企業にサブプライムローンの被害が少ないと言わ

れているのは、その所為だと思っている。ところがサブプライムローンの
実害だけでなく世界経済は信用不安のように一気に景気減速してしまった。

だから、海外で物は売れない.. 日本の外需型大企業は自動車・家電など
だから急速に売上が減少する。 その為に『製造業の派遣切り』が一気に

行われたのだ。経費の中で大きなシェアを占める人件費.. 出来れば派遣
だけでなく、正社員もリストラしたいだろう.. 会社が負担している社会

保障費も減らしたいだろう.. そこで出てきたのが『ワークシャアリング』
だと思っている.. EUにあるようなワークシャアリングではないだろう。

日本型『ワークシャアリング』だと、断言できる..

今まで史上空前の利益を上げていた日本の大企業は、労働者にはその利益
の分配をしないで役員・株主に分配、残りは莫大な『内部留保』となった。

労働者に分配しない理由は『企業の競争力』だった筈だ。今のような事態
も想定していただろう.. だから日本の大企業は、びくともしない筈だ!

それなのに、今度は労働者を解雇すると言う.. 40万人が職を失うだろ
うと脅かす.. 企業は自社の労働者を解雇しない努力をしないのだろうか。

企業は更なる人件費の削減のために、首切りを行う.. 出来れば正社員も
減らしたい.. 派遣問題でさえ、これだけ反対されているのだから、堂々

と正規社員の首切りはしづらいだろう.. だからと言って利益を圧迫する
人件費は徹底的に削減したい。そこで思い付いたのがワークシャアリング
=日本型なのだろう.. 

マスコミの報道もワークシャアリング導入を後押しするだろう.. 
その方法は簡単だ! アメリカの不況・失業者の状況を報道する.. その

前後にEUで行われているワークシャアリングの状況を好意的に映し出す。
それだけで人間の思考回路は『不況・失業者の増加→ワークシャアリング』

を作る。いつものやり方ですね><;
その為にもワークシャアリングについて、解説しておく必要があると思い

ました。私の情報量は多くないので、ご自分でも情報収集をお願いします。
『派遣問題』でも分かるように、一度(悪法でも)導入された制度を改正

するのは、とても大変です。ましてや企業にとっては都合のいい制度なら
尚更です。 

ワークシャアリングには、2つのスタイルがあります。
(引用始まり)
雇用維持型
不況などで企業の業績が悪化した際に、一人当たりの労働時間を減らすこ
とによって企業全体での雇用を維持する。典型例にドイツがある。

雇用創出型
様々な業務ごとの短時間労働を組み合わせることによって、雇用機会を増
やす。典型例にオランダがある。80年代前半の失業率12%は、2001年
には3%を下回るまで低下している。
(引用終り) (Wikipediaより)


雇用創出型のワークシャアリングでなければ、失業率は改善しないと言う
ことです。 今の雇用を守るのか、新たな雇用を創出するのか、それとも

両方を狙おうと言うのか、ワークシャアリングの中身が重要なようです。
そしてEUで行われている『ワークシャアリング』(雇用維持型)について、

お知らせしようと思います。『ワークシャアリング』をする場合、重要な
役割をするのは、『企業』『労働者』『政府』になります。

●労働者は、働く時間が減る訳ですから『減給』になります。

●企業は、仕事に慣れた優秀な労働力を確保出来ます。

●政府は、労働者の『減給』分を雇用保険から補填して従前の8割の給料
 を保障します。社会保障料も半減して優遇します。この制度は『派遣』
 にも適用します。 ワークシャアリングが適用されるのは、1年6ヶ月
 までだ(前には6ヶ月だったが延長された)。 

短期なのは当然だろう。労働者にとって不利益な措置だから、必要最小限
にするべきなのだ

ここで気が付くのは、企業も努力して雇用を守ろうという姿勢です。これ
が無ければ、合法的リストラになってしまいます。もしくは更なる労働者

の社会保障料の企業負担の軽減になる可能性があります。
今の段階で一番に(私が)考えられることは、すぐに首の切れる『派遣』の

従業員は出来た。次はホワイトカラーのリストラを考えたい..景気の悪い
時は減らしたいが、景気が回復すれば確保した人材だろう.. その為には

『ワークシャアリング』を企業に都合の良い方法で導入、政府による給料
の補填、社会保障費の減額で更なる人件費(経費)の節約が出来る。

そして景気が回復した時は、『ワークシャアリング』を元に戻せばいいだ
けだ。日本型『ワークシャアリング』は、このように企業にとって都合の

いい形態になるだろうと予測する。そして出た言葉は『労働者にも痛みを
分かち合う必要がある』だ! 痛みは分かち合うが、利益は分かち合わな

かったのにね><;
大企業には余力が充分にあるにも関わらず、経団連は更なる『リストラ』

を提案しているのと同じだ。だから経団連が目指す『ワークシャアリング』
は、『雇用創出型』ではなくて『雇用維持型』だと私は考えます。

次から次へと経団連(会長:御手洗キャノン会長)が打ち出す労働者泣か
せの『名案?』に、私は驚きを隠せないですね。 

皆さんは経団連の言う『ワークシャアリング』に騙されないで欲しいです。

日本の大企業には、充分な内部留保があるんです。労働者に分配しないで
貯めた内部留保でしょう? それをホンの少し出せば、雇用の維持は出来
るのです。違いますか??

また労働者を食い物にするのかと思い、私は怒っています..


今日も元気でファイト!           







政治献金と言う名の賄賂?

2009年01月27日 | 雲の日記
             


政治献金と言う名の賄賂?

 皆さーん、おはようございまーす^^     

今日も寒いですね! いや、一段と寒くなったように感じます。2月までは
我慢の時なのでしょうね! それにしても深々と寒さが忍び寄って来ます..

ところで皆さんは、西松建設と言うゼネコンの幹部が外為法違反という容疑
で逮捕された記事を覚えているだろうか??(つい先日なのですが..^^) 

(引用始まり)
『準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)を巡る裏金問題に絡み、海外
で捻出(ねんしゅつ)した裏金7000万円を無届けで国内に持ち込んだと
して、東京地検特捜部は14日、海外担当元副社長、藤巻恵次容疑者(68)
ら4人を外為法違反容疑で逮捕した。...
裏金の一部は、同社OBが設立した「新政治問題研究会」などの政治団体を
通じ、政治資金規正法が禁じる国会議員への企業献金に使われた疑いも指摘
されており、特捜部は不透明な資金の流れを解明する。』
(引用終り) (1.14 毎日新聞)

要するに国会議員への企業献金に使う為に苦労して作った裏金だが、不正に
作ったために、それが見つかってしまったということらしい..^^

相変わらずだ!と寛容にならないで貰いたい..>< この手の不正に鈍感に
ならないで貰いたい.. 何故なら、この手の不正を無くす為に私達は莫大な

税金を使っているからだ.. 
西松建設OBが設立したという『新政治問題研究会』を通して政治家に献金
が行われているようだと新聞記事は言っている。

(引用始まり)
『準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)の裏金疑惑にからみ、同社が企業
献金の隠れみのとして設立したと指摘される二つの政治団体による政界への
資金提供の全容が本紙の調べでわかりました。...
二つの政治団体は「新政治問題研究会」(一九九五年十一月設立)と「未来
産業研究会」(九九年六月設立)。政治資金収支報告書によると、両政治団
体は、二〇〇六年の解散までに「会費」と資金集めパーティーで、あわせて
約五億九千万円のカネを集め、約四億七千万円を政界にばらまいています。』
(引用終り) (1.26 しんぶん赤旗)

この記事には、西松建設の政治団体から資金提供を受けた議員が個別に掲載
されていましたので、金額の多い順から書き出して見ますね。

小沢一郎(民主党代表)       3100万円
尾身幸次(自民党:元財務相)    2080万円
加藤紘一(自民党:元幹事長)    1400万円
岩手県連(民主党)          900万円
二階派 (自民党)          838万円
藤井孝男(自民党:元運輸相)     600万円
森善朗 (自民党:元首相)      500万円
藤野公孝(自民党:元参院議員)    400万円
渡辺秀央(改革クラブ代表:元郵政相) 300万円
山口俊一(自民党:首相補佐官)    200万円
加納時男(自民党:国土交通副大臣)  200万円
山岡賢次(民主党:国体委員長)    200万円
... 
キリが無いのでこの辺で止めます。その他にも古賀誠(自民党:元幹事長)
の名前も見えました。因みにこの献金は、西松建設一社の献金内訳ですよ。

*現在の日本では政治家個人への献金は原則として禁止されており、政治家
に献金しようとする場合は、政治団体(一政治家が一つだけ指定できる資金
管理団体や、政治家の後援会など)を通じて献金することになる。*

一時止めていた経団連による『政治献金の斡旋』も2004年から再開した
と言われている。前にも増して財界希望の政策を進めてくれた議員に対して
『成果主義』の政治献金がされるということだ。

昨日のニュースで『自民、公明、民主などの各党が、2009年分の政党助
成金の交付を申請した。』と聞きました。  私達国民の税金から払われる

政党助成金』.. 皆さんは覚えているだろうか?? 
政党助成金は1995年に政界・財界の癒着の温床と批判された企業・団体

献金の禁止を名目に導入されたものです。 ところが今はどうだろうか?? 
堂々と経団連の会長(御手洗氏:キャノン会長)は、財界の希望に添った政治

活動をした議員に対して政治献金をすると会見で発言していました。そして
その通りに政治は動いているように、私には見える.. 経団連が政治献金を

再開した2004年は、製造業の『派遣』が解禁された年でもありますね。
今回申請された『政党助成金』は、

自民党: 157億3300万円
民主党: 118億3200万円
公明党:  27億2500万円
...

2009年は、自民、民主、公明、社民、国民新、新党日本、改革クラブの
7つの党が申請しました。共産党は、政党助成金の制度そのものに反対して

いる為に一円も貰っていません。私もこの制度には反対です。何で払うの?
この『政党助成金』は、何の為に国民の税金から払っているのでしょうか?

政党助成金の総額は、国民一人当たり250円に直近の国勢調査の人口をか
けて計算します。 その額を共産党を除く他の党で山分けするのです。

一年間に約320億円の税金が『政党助成金』として、毎年支払われている
のです。何の為の(誰の為の)お金なのでしょうか?? 国民の為の政治が

行われているでしょうか? 議員達は税金から給料も活動費も出ているでは
ないですか?? 1995年までは『政党助成金』なんて無かったのですよ。

この政党助成金:約320億円があれば、例えば、障害者「自立」支援法に
もとづく障害者の「応益負担」を撤廃することができます。または母子家庭

の「児童扶養手当の削減」が撤廃できます。一年間に約320億円もつかう
『政党助成金』を止めて、そのお金を福祉に回したいとは思いませんか?? 

政党助成金を止めて企業や団体からの政治献金を厳しく禁止すれば、無駄な
税金を使う必要などないでしょう.. 国家の財政は破綻しているのだから..

無駄を省くのなら『政党助成金』を、私は“いの一番”にあげたいですが..
政治家・企業・団体から嫌われるでしょうね^^ また反撃を食らうのかな^^

西松建設の事件から見えた政治献金 
財界の頂点:経団連が目論む『成果主義』による政治献金
 ↓
『政党助成金』の必要なし.. 


わぁ~、今日も長くなってしまった。 ごめんなさぁ~い!!
もう終わります。 良い一日をお過ごしくださいね^^

今日も元気で ファイト!           






円高輸入食品と食料自給率

2009年01月26日 | 雲の日記
             


円高輸入食品と食料自給率
 皆さ~ん、おはようございまーす^^     

1週間の始まりの日です。 ちょっと気が重くなる月曜日ですが、深呼吸を
してスタートしています。 ファイト~!! オォ~!! (無駄に明るい)

今朝、朝ご飯を食べながらテレビのニュースを見ていました。(こういう人
が多いでしょう?) そうしたら、あの石破農水相が出ていた。彼のイメー

ジはどう見ても『防衛相』(?)のイメージなのだが、食料自給率について話
しているのを見て不思議な違和感を感じた。違和感の理由は、彼がイメージ

転換作戦に出たからなのか、ソフトイメージを作っているのが分かるからだ。
強面の顔に無理な笑顔.. 似合わないよぉ~と言いたいところだが可愛い?

『コワ可愛い..』という不思議なイメージを作っていて興味深い.. 努力?
まあ人の顔のことは言えない私なのだが、ついつい興味を持ってしまうのが 

前防衛相:現農水相の石破さんです^^ 不思議な表現をして御免なさい!!
前置きが長くなりましたが、その石破農水大臣が日本の『食料自給率』につ

いて言及していた。 今の40%の『食料自給率』を10年後には50%に、
20年後には60%にしようと言うのです。

ところでこの『食料自給率』..口では自給率向上を言うのですが、上がった
試しがないです。 確か昨年、自給率が40%に増えたとニュースで言って

いたが、それだって39%から40%になったと言うだけです。これも10
年以上前の農業白書に、39%の食料自給率を5%上げるとの『努力目標』

が謳われていた結果です。10年以上かかって1%上がっただけです><;
少し前までの日本の農業政策は、作るな! (食料自給率を)上げるな! の

政策だったとしか思えないような状態でした。先進国の中でも日本の自給率
の低さは際立っていたと思います。 それが今回は本気のようだ!

(引用始まり)
『政府は20日、食糧自給率50%達成などをめざすため、麻生首相を本部
長とする「食料・農業・農村政策推進本部」を設置する方針を決めた。近く
農政改革担当相を新設。石破農水相が兼務する見通し。』 
(引用終り) (1.19 朝日新聞)

輸入食材の安全性への不満も国民の中にあるので、それも国内産食料品への
需要を後押ししていると思います。ところがそれだけで日本政府は動かない

と私は思っている。これは近い将来、食料不足または輸入食料の高騰が予想
されるのだと思います。 最近NHKが、世界の穀倉地帯の買占めが行われ

ていることを報道していました。その時は韓国企業が世界の穀倉地帯を買い
占めている様子を世界地図を見せて説明していました。自国のための食料を

確保する為の農地ではなく、世界展開する農産物商取引のための農地買いに
見える.. そしてもっと気になるのが、ヘッジファンドに代表される世界の

投資マネーだ.. そのお金の動きが今は見えない.. 少なくとも私には見え
ない.. どこへ行ったのか? 今までなら、短期間に巨額の利益を上げなく

てはならなかったファンドマネーだ!! それが世界の株式市場から消えた。
その動きで世界の市場は、どうにでも変わる.. それ位の影響力をファンド

マネーは充分に持っている。 だから尚更気になるのだ.. 
もし日本が『食糧自給率』40%のままなら60%の食料は輸入しなければ

ならないだろう.. その輸入食品の価格が高騰したら、どうなるだろうか?
高くても食料品は買わなくてはならないものだ.. 絶対需要があるのが食料

だろう.. 10数年前に『食糧自給率』に私が興味を持ったとき、フランス
の食料自給率について読んだ記憶があります。(フランスかドイツか?)

取り合えずフランスと言うことで話を進めます。昔のフランスも日本と変わ
らずに食糧自給率が低い時があったと言う。 それに危機感を持った政府は、

食糧自給率を向上させることに努力した。そして最後には街角のパン屋さん
に一年分のフランスパンの小麦粉とバターの備蓄が出来るまでになったと聞

いています。今では100%を越える輸出国になっています。
さて今の日本は、どうかというと先進国の中では特出して『食料自給率』が

低いのは誰でも知っているでしょう。 特に穀物の自給率は28%(2002年)
と異常に低いです。飢餓が心配されている北朝鮮でさえ、自給率は70%と

言われています。 日本の自給率をもう少し向上させないと、世界的不作や
投機的買占めなどが起きた時、日本の食料はどうなるのでしょうか??

日本の農業政策は完全に失敗だとしか思えない.. 今までは経済力があった
から、私達は気が付かなかっただけなのです。

もう一つ、気になることがあります。 日本のように円高の場合、輸出企業
には気の毒なのですが、輸入企業には大きな恩恵がある筈です。

自給率40%だとするなら、輸入食品は60%の筈です。 ところが食品が
思ったより安くなっていない.. 気が付きませんか??

私が見る限り好きなチーズが安くなっていない.. 食料品も円高還元が感じ
られない.. 円高の効果を最終的な価格に反映させないのは、何故だろうか。

輸入もとの儲けになっているのだろうか?? だとしたら許せない行為だ!
政府はキチンと監視しているのだろうか?? 大いに疑問を感じています。

輸入食品の価格に監視が必要です。 皆さんも厳しく監視して下さいね^^

寒い一日が始まりました。身体を冷やさないように気を付けて下さい。
今日も元気で ファイト!           







一般企業にも公的資金投入

2009年01月25日 | 雲の日記
             



一般企業にも公的資金投入

 皆さ~ん、おはようございま~す^^  おっと、こんにちは~^^    

書き出しは午前中でも、UPは午後になりますね^^ 休日はご挨拶がずれ
ますね、お許しを! それにしても政府は何を考えているのだろうか??

国民には労働条件の悪化、派遣切りを筆頭に雇用不安が増えていると言う
のに、まだ悲鳴も上がっていない大企業の援助だけは迅速かつ充分な対応

が準備されていく.. 気でも狂ったというのだろうか??
世界的不況で外需依存型製造業(自動車や家電など)は、確かに製品が売

れないだろう.. 昨年までは史上空前の収益を上げていたのが、まるで嘘
のようだ。 昨年後半からの世界的な景気減速は目を見張るものがある..

でも、外需依存型大企業は何年にも渡る(史上空前の)好景気にも給料を
上げず、その利益を役員の給与・株主への配当・(企業の)内部留保にだけ

配分したのだ。だから今、世界的不況の中で売上不振の打撃を受けていて
も、何の問題もない筈だ。 2008年度後期の決算は『減益』でも赤字

に転落する外需依存型大企業は、どのくらいいるのだろうか?? 赤字に
なっても、溜め込んだ内部留保が山のようにある筈だ! 会社存続の危機

でも何でもない.. にも関わらず政府は『民間企業への公的資金投入』を
検討しているという..

『公的資金投入』.. 今までは金融安定化(円滑な資金流通)の為に行っ
てきた金融機関への『不良債権の買取』による公的資金の投入でした。 

不良債権があるために金融機関に余力が無くなり、資金貸し出しが出来な
くなるから、経済が回らない.. そんな理屈の筈です。実際には公的資金

を投入された金融機関は、中小・零細企業には『貸し渋り』『貸し剥がし』
をしていた訳で、公的資金という国民の税金は金融機関の経営失敗の尻拭

いに使われただけなのかも知れないと、私は疑っている..
そして昨日見たニュースでは、今度は民間企業に『公的資金投入』をする
と言うのだ。 公的資金とは、もちろん国民の税金です。

(引用始まり)
『 政府は業績不振に陥った一般企業への資本注入制度を整備する。金融
機関には公的資金を注入する金融機能強化法などがあるが、世界的な景気
悪化で赤字に陥るなどした一般企業に対しても政府が支援できる仕組みを
整え、さらなる景気悪化に備える。

 資本注入は民営化された日本政策投資銀行が、企業が発行する議決権の
ない優先株を購入するなどして実施。出資に対して政府系金融機関の日本
政策金融公庫が保証を付け、出資先の企業が倒産するなどして損失が出た
ら公庫が穴埋めする。公庫は資金を政府から借りるか、政府保証を受けて
市場から調達する。』
(引用終り) (1.24 朝日新聞)

この朝日新聞の記事を本当に理解出来る人って、どの位いるのだろうか?
または読者に分かるように記事を書く気が、この記者にあるのだろうか?

要するに更なる世界の景気悪化に備えて、政府が赤字になった企業に議決
権のない優先株(経営には口を出せない株主か?)を買い取ることによって

企業に資金(税金)を入れようと言うのだ。まあ、税金を企業の運営資金
に入れる方法なんでしょうね..><;

それを分かりにくく説明しているのが、朝日新聞の記事なのです。
こういう話をすると高い確率で、『顧客契約を受けた人達』が来て重箱の

隅をつつくような批判(批評・嫌がらせ)をしていく.. そうすることで
大切な論点をぼやかし、多くの人の関心を逸らせようとするのです。

ですから予め言っておきますが^^、この政策の問題点は『政府による民間
企業に対する、税金による資本注入』なのです。 忘れないで下さいね。

それでも金融機関から『貸し剥がし』や『貸し渋り』を受けて本当に倒産
の危機にある中小・零細企業に公的資金投入がされるなら、納得する国民
もいるでしょう??

(引用始まり)
『平成21年度予算案の関連法案として、今国会に産業活力特別措置法
(産業再生法)の改正案を提出する予定で、週明けにも改正案を閣議決定
する。
 米国に端を発する金融危機の影響は金融機関だけでなく、製造業などの
企業にも波及している。自動車や液晶テレビなどの販売不振は深刻で、
トヨタ自動車は21年3月期で1500億円の連結営業赤字を予想してお
り、ソニーも同期の連結営業赤字が2600億円になる見通し。これまで
国内の景気を牽引(けんいん)してきた大手企業が軒並み苦境に陥ってい
る。
政府は企業の資金繰り対策として、21年度予算案に政投銀による1兆円
の低利融資枠を盛り込んだが、経営環境が好転しなければ経営基盤そのも
のの強化も必要になると判断。金融危機で一時的な業績不振に陥りながら
も成長性があり、地域や業界にとって重要度の高い中堅・大企業を対象に
新制度を活用する考えだ。』
(引用終り) (1.24 産経ニュース)


案の定、対象は『地域や業界にとって重要度の高い中堅・大企業』でした。

トヨタ自動車は『トヨタ銀行』とまで言われている莫大な内部留保のある
大企業です。その他の『地域や業界にとって重要度の高い中堅・大企業』

も同じです。 史上空前の収益を上げ続けた昨年まで、労働者には利益を
分配しないで、企業の国際競争力を付けるためだと言って利益の内部留保

を進めてきたのでしょう.. 日本国内の需要は無視して、外需頼みの経営
戦略を取って来た輸出型大企業に何故?国民の税金が使われるのか、皆さ

んは理解出来ますか??  私は納得出来ませんね><;
企業が発行する議決権のない優先株を購入する形の税金の資本注入ですが、

もし損失が出た場合は、どうなるのでしょうか??

(引用始まり)
『優先株引き受け先企業が破綻(はたん)し、損失が生じた場合は、政府
系金融機関の日本政策金融公庫を通じて公的資金による損失の穴埋めをす
る仕組み。』
(引用終り) (1.24 産経ニュース)

『公的資金による損失の穴埋め』とは、国民の税金で穴埋めするというこ
とで、何のことはない..税金が消えるだけです。 

そんなにしてまで政府は、大企業を優遇したいのだろうか??

財界の頂点に君臨するのは『経団連』です..
 
初代会長は、トヨタ自動車会長(奥田碩[おくだひろし]氏)
今の会長は、キャノン会長(御手洗[みたらい]富士夫氏)

『派遣切り』・『偽装請負』など..問題のある二つの企業に『公的資本
注入』がされるのだろうか??  注目したいところですね..^^

お金がないからと国民には増税ばかりなのに、大企業には異常なまでの
至れり尽せり.. 政治が余りに偏り過ぎているとは思いませんか??

資本注入して欲しいのは、国民の方だぁ~!!!!!!!!  

今日の長文になってしまいました。最後まで読んで頂き、有難うござい
ます。 良い一日になりそうですね^^

今日も元気で ファイト!            





  

米政権末期と自公政権末期

2009年01月24日 | 雲の日記
             


米政権末期と自公政権末期

 皆さーん、おはようございまーす^^     

初夏?のような昨日とは打って変わって、今日は風花が飛んでいた..
気温の変化が尋常ではないので、体調管理に充分気を付けて下さいね。

最近の自民党・公明党政権を見ていると(規模は違っても)、アメリカ
ブッシュ政権の末期と重ね合わせて見てしまいます。ブッシュは一部

の利害の為に、国内外から何を言われても独善的政治を進めた。
独裁者ブッシュを止められる人は誰もいない.. 残り僅かの任期でも

イスラエルの国連非難決議をことごとく拒否した。任期一杯まで誰か
の利益の為に一生懸命『独裁』を続けた。 大統領になってしまえば、

どんな理不尽なことでも『やったもん勝ちだ!』.. どんな非道でも
後の祭りになる.. ただし、やられた方は溜まったもんじゃないが..

そんなブッシュの末路と今の自公政権を、私は同じように見えてしま
うのです。 今の自公政権は、もうずっと国民の信任を得ていない..

イヤ厳密に言えば、怖くて審判を受けられない。今、選挙が行われれ
ば、政権を維持出来るだけの支持を国民から受けられるか疑問なのだ。

世論を見れば、無理だろう.. 日本でも『チェンジ!』は求められて
いる。それが分かっているから自公政権は、今強行出来る全てのこと

をやって財界からの支持を取り付けようとするのだろう..
財界の為にする仕事は経団連が発表した『2007年御手洗ビジョン』 

に書かれている。それを忠実に履行するだけだ。2011年の消費税
増税、財界向け減税、自衛隊の海外派兵などなど.. 御手洗ビジョン

では消費税は10%まで上げると指示している。丁度、麻生氏や政界
が消費税を2桁にすると言い出した頃を合致するだろう.. まさかと

思いたい気持ちがあるだろうが、財界の力(政治献金と票だけどね)と
今の政治家のレベルは、この程度だと私は思っている..   

その自民党内部が消費税増税を2011年と明記するか、明記しない
かで揉めていた。結論は、明記しない方の中川派が負けた形になった。

この議論は『御手洗ビジョン』の指示通り2011年に増税すること
に変わりはないが、それを今から明文化しておくかどうかの違いだけ。

2011年の消費税増税は指示通り実行されるのです。そこのところ
を誤解しないで下さいね^^ そんな違いなのに、あたかも増税するの

か?、しないのか?と言うような議論のように大袈裟に報道するマス
コミに何か裏を、私は感じてしまいます。 何を企んでいる? 

国民の中には、こうやって消費税議論がなされていく度にこう考える。
『消費税増税も止む無しかな..』
『増え続ける福祉の為に必要なのでは..』
『福祉に使ってくれるなら..』
『弱者救済なら..』

と、段々に消費税増税は仕方ないのだと『洗脳』されていくのです..
本当に福祉に使われるのだろうか? 本当に増税は必要なのだろうか。

今まで(特に小泉政権以来)私達国民は、多くの負担増を強いられて
きた。そして見過ごしてはいけないのは、『給付の減少』のことです。

『給付減』は実質的負担増です。これも一緒に考えなければならない。
そこで小泉政権以来の“負担増と給付減”を簡単に見てみませんか?

小泉政権は2001年に発足しました。2002年には田中真紀子氏
を更迭、2006年に退陣しました。 その後の安倍内閣、福田内閣、

麻生内閣も小泉路線を維持しているのです。(一度も選挙をしないで
政権維持しているのだから本当に図々しいと言うか、哀れと言うか..)

2002年 老人医療の窓口負担増加など
2003年 健康保険窓口負担3割に、年金マイナススライド、介護
      保険料引き上げなど、
2004年 所得税配偶者特別控除廃止、厚生年金保険料引き上げ等
      (この年に後期高齢者医療制度成立→開始は2008年)
2005年 住民税配偶者特別控除廃止、国民年金保険料引き上げ、
      介護保険ホテルコスト導入
2006年 定率減税半減、高齢者の住民税増税、障害者の自己負担
      引き上げなど
2007年 定率減税廃止、生活保護母子加算廃止、
2008年 後期高齢者医療制度の開始

この7年間で国民の直接的負担増と給付減による負担は、50兆円近
いとの試算もあります。

これからも国民の直接的負担増と給付減は続くでしょう。 その中の
一つとして消費税の増税があるのです。 高齢化社会を向かえたのは

確かだろう..(まだ入口だが) この段階でこれだけの負担増と給付
の減額が押し寄せてきているのに、その上消費税増税までも目前です。

本当にこれまでの増税分が、福祉に使われていると思いますか?? 
大企業減税の為に使われていると思うことは、ないのでしょうか??

大企業の積荷を守る為に日本の海上自衛隊の艦船はソマリア沖に出て
行こうと言うのに、日本には反対の議論さえ起きない.. 海賊が出る

のは確かだろう.. しかし日本は実力行使以外の方法で問題の解決を
目指しているのではないでしょうか?? それを済し崩し的に派兵さ

せるとしたら、大変な間違いをすることになると私は思います。
グローバル企業の積荷を守る為に、日本の自衛隊がいるのではない..

国民のお金で自衛隊が守るべきは、日本国民の生命と財産なのだ..
民間企業の船積み商品ではない..

マスコミの報道が異常に偏っている気がします。多くの情報から正確
な知識を得るようにお願いします。


ドンヨリくすんだ空のままです><;  う~ん、天気に負けないぞ!
なんてね..^^ 明るい話題が少なくて申し訳ないですが、今の時期は

暗い話題にも関心を持って下さい。日本国民にとって、日本の未来に
とって、重要な問題ばかりですから..^^

今日も元気で ファイト!          




生活保護を羨ましく思う?

2009年01月23日 | 雲の日記
           


生活保護を羨ましく思う?

 皆さーん、おはようございまーす^^     

今日も寒い曇り空です。 昨年の暮れに買った真っ赤なシクラメンが窓際を
飾っているので、少しは華やかなのですが..^^ 綺麗な色の花を飾ると気分

が晴れますね。 皆さんもお試しあれ!..
私は旅行が好きなので、旅行関係のサイトを時々訪問します。そこの掲示板

などで情報収集が出来ることも楽しみの一つです。ところが最近はストレス
解消なのか、掲示板に書き込んだ人の意図とは別の方向に話を持って行き、

攻撃する(非難?)するような人が見られる。折角の趣味の場も一気に雰囲気
の悪い場になってしまう。とても残念です。そういう人は何か意図(利害の

反する人または団体)を持っている人もいるのかも知れないが、個人的性格
に起因していると思われる人も少なくない.. と、私は思ってしまいます。

こういう人はルール(礼儀とも言う)と言うものが分からないのだろうか?
自分の意見を他人の意見にからめて攻撃することで楽しんでいるような気が

します。一人で発言したら誰も聞いてくれないから、他人のサイトで暴れる
のだろうが、迷惑至極だ!! サイト管理者も私のような閲覧者にも不愉快

の何ものでもない.. 幾ら匿名だからと言っても、礼儀は必要でしょう..
皆さんは、見たことないですか??  それとも、そんなの普通ですか??


生活保護』.. 

生活保護と言う言葉を知っているだろうか? 言葉は知っていても、どうい
う制度なのか正確に知っている人は、少ないだろう.. 私もその一人だから

です。『生活保護』という言葉を聞くとき、頭に浮かぶのは『悲惨な生活』
・『人生の落伍者』・『そこまでは落ちたくない』等々.. 良いことが頭を

かすめる事はない..  時々見るニュースでは『生活保護を貰っているのが
分からないように寝たきりの家族を殺害!』という内容だった.. 

今、盛んに言われている『生活保護』.. それはどんな制度なのだろうか?

生活保護制度は、日本国憲法25条の日本国民が『健康で文化的な最低限度
の生活を営む権利』の要請で、国が補償した制度です。

憲法25条がなければ、生活保護制度も存在理由がない訳です。国民の様々
な福祉の根拠になっている法が『憲法25条』だと言うことを是非、忘れな

いで下さい。『健康で文化的な最低限度の生活』とは、どの程度だと思いま
すか? 非常に抽象的で難しいのですが、やっと生きているだけでは文化的

とは言わないだろうから、もう少し良い暮らしなのかなと想像が出来ます。
それでも憲法25条条文には『最低限度の生活』とあるので、最低限の支援

だと言うことも分かります。ところで今の社会では、この『最低限度の生活』
を保障した生活保護費でさえ、『羨ましい』と感じる国民が多くいる..

言い換えれば『生活保護費』と同等または以下の生活をしているような人が
いると言うことだろう.. 生活保護を申請し認定されれば、医療も無料で受

けられる。(最低限の)生活費も支給される。住むところがなければ、アパ
ートを借りる資金も出してもらえる。住居が定まれば、就職活動もしやすく

なるだろう.. 生活保護を認定されれば、生きてはいける.. 今の派遣切り
にあった人たちや、生活がどうしても出来ない人たちは『生活保護』の申請

をするのがいいと私も思う。 それが何故?出来ないのか??
大きな2つの理由があると思う。 

一つは世間の冷たさです。 (最低限でも)安定した生活への嫉妬なのか?
自分達が払っている税金で食べさせてやっているんだという腹立ちなのか?
世間は非常に冷たい対応を生活保護者にします。

もう一つは申請の難しさと、もし申請出来ても『認定』されることはもっと
難しいのです。申請時の福祉窓口の酷い対応で、自ら申請を取り下げてしま

う例も少なくないです。 『おにぎりが食べたい!』と書き残して餓死した
北九州市の男性も福祉に相談していたのですが、全く相手にされなかった為

に餓死することになったのです。北九州市は福祉予算を削減出来ていること
を評価され、『北九州方式』として多くの自治体が見習ったと言いますね。

憲法25条の要請で『生活保護』という制度が国民には用意されています。
ところが窓口で追い払われ、申請出来てもその先で認定されることは困難..

それではどうすれば、いいのか? 私の知る限り、地域の民生委員か共産党
に相談することを薦める。 私が見た幾つかのケースでは、この二つが一番

申請・認定されたからだ。 自治体は個人には強い.. そして個人は弱い..
法律(生活保護法ほか)にも弱い.. 他人にも知られたくない.. 恥ずかし

い(何か自分が悪いと思ってしまう).. そんな事を逆手に取られて、追い
払われる可能性が高いからです。 反対に言えば、民生委員は自治体と密接

に繋がっているので、意見が通りやすい。 その代わり個人的に民生委員と
親しくなる必要があるかも知れないが..>< 後は共産党の議員か、共産党

の相談所に行くことだろう.. 私が知る限り、それで生活保護を受けられた
人を知っている。勿論、共産党員ではなかった。 自治体も議員には弱いの

だろう..(特に共産党?^^)
絶対に言えることは、誰にも内緒でこっそり自治体の福祉課に行っても相談

に乗ってもらえる可能性は、限りなく低いと思わざるを得ないです(勿論、
例外はありますが) 福祉で言えることは、関わらない時と関わった時との

大きな違いです。誰かの為に福祉と関わってみたら、福祉の本当の姿が見え
てショックを受けること間違いないです。私は日本の福祉だけは、受けたく

ないと思っている一人です。(ダメな場合もあるだろうが><)
そんな生活保護ですが、政府は生活保護の削減の為に「骨太方針2006」

で(1)生活扶助基準の見直し、(2)母子加算の廃止、(3)級地の見直し、
(4)持ち家を担保にするリバースモーゲージ制度の導入―という4つの検討

課題を掲げ、07年度には多人数世帯の基準額の削減、母子加算の縮小廃止
などとリバースモーゲージ導入を強行しました。

更に生活保護費の老齢加算が削減・廃止の危機に瀕していると言う。
『消費税導入』『消費税増税』の時にはいつだって福祉目的だと言ってきた。

その福祉がどんどん削られ、廃止されていく.. それなのに増税は続くのだ。
こんな可笑しな話があるだろうか?? 

高齢単身者は生活保護費『14万8000円』.. 内:老齢加算1万8千円

上の額を見て羨ましいと思う人が、日本には、どれだけいるだろうか??
ワーキングプアと言われる人達の多くは、日本の『生活保護費』以下の生活

の人も多いのではないだろうか?? 
生活保護費が高いのではないです。 非正規従業員の給料が低すぎるのです。

だから政府は生活保護の基準を引き下げようとしています。 実際の国民の
暮らしに近付けようとする為です。低い水準で線引きがされればどうなるか。

生活保護基準は、最低賃金や課税最低限の算定基準、国保料(税)の減免や
公営住宅家賃の減免基準、就学援助の適用基準や公立高校の授業料免除など、

低所得者対策のさまざまな指標にもなっているのです。 基準の引き下げは、
保護世帯だけではなく、国民生活全体の水準を引き下げるものになります。
 
福祉を受ける人たちを軽蔑しながらも、羨ましく思わなければならない日本
社会を考える時、生活保護水準の引き下げを安易に受け入れないで欲しいと
切に望みます。

『生活保護法(せいかつほごほう、昭和25年5月4日法律第144号)
生活保護法の目的は、「日本国憲法第25条に規定する理念に基き、国が生活
に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、
その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長すること」(第1条)
とされている。』

武者小路実篤はこう言っています。『貧乏は悲惨であるが、恥ずかしいこと
ではない。』  私もそう思います。

本当に生活が苦しいと思ったら、日本には『生活保護』制度があります。
一人で行くより味方になってくれる人に相談して、利用を考えて見ませんか。

利用を絞っているからもしれないが『生活保護』の制度は確かに存在します。
3年連続で餓死者が出ている日本.. 日本の餓死者は絶対に無くしたいです。


はっと、晴れてきましたね^^ 太陽が出ています^^
今日も元気で ファイト!           






コラテラル・ダメージなの? 

2009年01月22日 | 雲の日記
             


コラテラル・ダメージなの?

 皆さーん、おはようございまーす^^     

今日は雨になりました。予報通り^^ 寒いです。おっと冬だから当たり前か?
外がドンヨリしていると家の中で電気を点けなくてはならないので、カーテン

を閉めることになります。(そうしないと外から家の中が丸見えです) カー
テンを閉めると狭い部屋は、圧迫感があって気持ちが良くない.. されど開け

れば、外にいる他人様^^と『こんにちわ!』ということになって面倒臭い!!
敷地が広い家の人が羨ましい..! う~ん、泣き言でした^^

20日の新聞にイスラエルの(一方的)停戦とガザ地区からの地上部隊の撤退に
ついて記事があった。 

(引用始まり)
『イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃停止を宣言した。ガザ地区
を支配するイスラム原理主義組織ハマスも即時停戦を表明した。
昨年末にイスラエル軍がハマスへの攻撃を始めてから、1300人以上の命が
失われた。犠牲者の6割以上は、民間人だという。約4000戸の住宅が破壊
され、約4万5000人の住民が国連施設などに避難したと報じられている。
こんな惨状は、直ちに止めなければならない。イスラエル、ハマス双方の停戦
表明を歓迎する。』
(引用終り) (2009/01/20 西日本新聞)

民間人の犠牲者が多い.. その中でも子供の数が多いことに驚く。 安全だと
思い公共施設に逃げ込んだ民間人が多かったのだろう。 その公共施設である

国連の建物や学校をイスラエルは破壊している。事前報告済みの建物を狙った
卑怯な戦闘行為である。それでもこの停戦を歓迎する声は多い.. 私は釈然と

しませんが..(イスラエルのやりたい放題、アラブ諸国の情けなさ..何もかも
許せない気がして.. ユダヤ人国家イスラエルはナチスの再来になったのか?)

まあ、過激なのは私一人だけで充分で^^ 皆さんは冷静な判断をして下さいね。
この記事の中で驚くのは、イスラエルの政府高官がガザ地区攻撃について言っ
ていることです。

(引用始まり)
『「コラテラル・ダメージ」という政治用語がある。米カリフォルニア州知事
のシュワルツェネッガー氏が主演した映画の題名にもなった。
直訳すれば「付随的な損失」。政治や外交の世界では「目的遂行のためのやむ
を得ない犠牲」という意味で使われる。人命すら「必要経費」のようにみなす、
嫌な言葉だ。
ガザ攻撃を、イスラエル政府高官は「やむを得ない犠牲だ」と説明した。まさ
にこの考え方だ。テロを仕掛けるイスラム過激派の側も同じ理屈だろう。
だが、「必要な犠牲」などあってはならない。 「私たちは人間扱いされてい
ない」というガザ住民の叫びから世界は目をそらしてはいけない。国家や組織
の利益に基づく冷徹な論理がまかり通る限り、ガザの悲劇は繰り返される。』
(引用終り) (2009/01/20 西日本新聞)


ガザ市民の虐殺を、あのユダヤ人国家・イスラエルが『止むを得ない犠牲』だ
と言うのか?? 

今回のイスラエルの蛮行は、次第にその全容が解明されるだろうが、第一弾は
これだ!!

『ガザ市(Gaza City)内のナセル病院の医師によると、11日早朝にイスラエ
ル軍は白リン砲弾を発射し、この攻撃で少なくとも55人が負傷した。同医師は
電話インタビューで「これらの患者のやけどは、白リン砲弾でしかありえない
焼け方をしている」と語った。
白リン砲弾は、民間人に対する使用は国際法で禁じられているが、煙幕生成の
ための使用は許可されている。』
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2557242/3678671 (写真有)


記事と共に悲惨な写真もあります。この白リン砲弾による酷い火傷は、通常の
火傷とは明らかに違う悲惨な火傷だと言う。これが『コラテラル・ダメージ』

=付随的損失(止むを得ない被害)なのだろうか?? 当然にイスラエル軍は
白リン砲弾の使用を否定しているが...


(引用始まり)
『国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは19日、イスラエル軍が
パレスチナ自治区ガザの住宅密集地で、激しい燃焼力で深刻なやけど被害をも
たらす白リン砲弾を多く使用した確証を得たと発表、「戦争犯罪」に当たると
の声明を出した。

アムネスティは兵器の専門家を含む調査団をガザに派遣。18日現在でまだ燃
えている物体を含む砲弾の破片類を住宅地の広い範囲で発見した。大きな実害
があったのは国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)施設で、敷地内
に3発の白リン砲弾が撃ち込まれ、人道支援物資の倉庫で火災が起きた。』
(引用終り) (2009/01/20 西日本新聞)


イスラエル軍による『白リン砲弾』の使用に、確かな証拠が出たようだ.><;
ユダヤ人国家・イスラエル政府高官が言う『コラテラル・ダメージ』..

ナチスによるユダヤ人虐殺も、あの時代の『コラテラル・ダメージ』だったの
だろうか?? そう言われたら、彼らは何と言うのだろうか??

『コラテラル・ダメージ』.. 嫌な言葉だ!


雨も止まずに嫌な空模様ですね。 こんな日は、派手~な柄の傘に綺麗な色の
雨合羽を着て、お出掛けしましょう.. 気分も晴れますよ~^^

今日も元気で ファイト!           




 

オバマ新大統領に見る希望

2009年01月21日 | 雲の日記
           


オバマ新大統領に見る希望

 皆さーん、おはようございまーす^^     

今日もドンヨリ曇り空で寒いです。 冬だから寒いのは当たり前で、毎日毎日
寒いだの暑いだの言わないで貰いたい..と言う人もいそうですが、気候の話は

挨拶みたいなものなのでお許し頂きたい..^^
昨日と言うか、今日と言うのか、アメリカの大統領がとうとうオバマ氏になり

ましたね。世界を眺めても“稀に見る独善的ブッシュ”に比べると希望が持て
ます。 余りにもブッシュから残された問題は大きいが、乗り切ることが世界

の為でもあるので応援にも力が入る。 NHKBSを見ていても概ね世界中の 
国・人が期待を込めてアメリカ大統領就任式を見ているように思う。(あっ、

イスラエルは別ですが^^) 国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が20日に
パレスチナ自治区ガザに入り、イスラエルの攻撃を受けた国連施設などを視察

した。 (勝手にイスラエルが発表した)停戦後では最初の外国要人だろう.. 
視察した潘基文(パン・ギムン)事務総長は、『常軌を逸した許されない行為』

だとイスラエルの攻撃を強く非難しました。 国連の事務総長など『お飾り』
と思っている人も少なくない筈だ.. 私もそう思っている。発言力も影響力も

大きくは無い.. それでもブッシュの後ろ盾を武器に“やりたい放題”の蛮行
を繰り返しているイスラエルに対して、メディアを通して『非難』発言してく

れるのは助かる.. パレスチナのガザ地区は主要な建物が壊滅している..都市
としての機能も、国家としての機能も壊滅状態だ.. そして残っている国民の

多くも殺された.. 未来を担う子供たちも無差別に殺されている.. ユダヤ人
の国・イスラエル.. 彼らは時代を超えて甦った『ナチス』なのか?

1月18日の新聞赤旗には、死者数が出ていました。
『昨年12月27日の軍事作戦開始以降のパレスチナ側の死者は1099人
(子ども415人、女性108人、高齢者108人)、負傷者が5300人に
のぼったとしています。』

昨夜のテレビでは、パレスチナ側の死者は1300人以上と報道されていまし
たので、停戦直前の短時間に多くの人が殺されたのでしょう..  

オバマ氏の大統領就任で少なくとも停戦にはなった..
彼がこの問題を正しく解決してくれるように、世界中が期待しているだろう..

それは明るい希望だ! これから未曾有の試練に立ち向かわなければならない
だろう..アメリカ市民とアメリカ大統領です。それでもオバマ氏の大統領就任

には、希望の光が満ち溢れている。未曾有の試練に立ち向かおうとする勇気が
感じられる.. そして理由もなく『アメリカなら立ち直るだろう..』と楽観的

になってくる^^ 不思議ですね。 現実はそんな簡単なものではないのに..^^
それでも『どんなに厳しい状況!』であろうとも、未来に希望が持てることを

国民に示してくれるのが『政治の最低条件』ではないだろうか? 勿論、具体
的な政策は『絶対条件』ですよ^^  曲解しないでね><;

日本を振り返ってみれば、景気対策が急がれると言いながら、国民には消費税
増税(2011年)を明記するかどうかで、政府と与党が揉めている..><;

呆れる話だ!! 今の政府が何を言っても、国民は期待しないだろう.. 
度重なる失望で『生活支援定額給付金』でさえ、素直に喜べないほどなのだ..

『給付金』と引き換えに(永久に続く)消費税の増税がある.. それまでにも
消費税を上げない代わりに、多くの利用料や税金が上がったじゃないか??

そんな中で政府が示す経済政策は、財界寄りの都合のいいものばかりだ..
経団連の指針に沿った政策ばかりで、国民にどんな希望があるのでしょうか?

未来への明るい希望が見えない今の日本社会..それが現実の厳しさを現実以上
に悲惨なものにしていることに、今の政府与党は気が付いていない..

自分の選挙対策ばかりで政治をしている.. それが当たり前になっている議員
たちには自分の姿が見えていないのだろう.. 裸の王様は、今の議員たちだ!

絵に描いた餅でお腹は膨れない..

でも頑張れば(今を乗り越えれば)、いつか必ずお餅が食べれるだろうと思え
る時、国民は耐えるのではないだろうか?? 

その為には『雇用の安定』(雇用創出・非正規従業員を正規従業員へ)『減税』
など、典型的な内需拡大型の景気対策が出来る筈なのに、何故?政府はそれを

頑なにしないのだろうか?? 初めから内需など考えていないのだろうか??
日本国内では、真っ当なアキナイで儲けることを一番に考えない大企業..

人件費と言う名の経費削減と度重なる減税と税制優遇.. そうやって企業活動
とは違うところで『利益』を出そうとする大企業を見ていると、どんな希望も

この国に見出すことは出来ないと私は感じてしまう.. その大企業に言いなり
の日本政府.. 『恥を知れ!』と言いたいです。

今の日本社会の問題は全て.. 政治の責任です。 政府与党が責任を取るべき
なのに、惨敗が怖くて解散も出来ない..  ますます財界の言いなりになって

政権に繋がっていようとする姿は“惨め”な感じさえ、私はする..
政治に最低限必要なものは、やっぱり『希望』だろう^^ 日本の政治にはない。

アメリカがオバマ大統領になって、世界に起きていた紛争が解決の方向に行く
ように祈っている.. 


今日も元気で ファイト!          





  

海上自衛隊民間船籍を護衛

2009年01月20日 | 雲の日記
           


海上自衛隊民間船籍を護衛

 皆さーん、おはようございまーす^^     

昨日は暖かかったですね^^ とても気持ちのいい日で過ごし易かったです。
今朝は一転して寒いですが冬だからと諦めています。PCに向かいながら

足元がジンジンと冷えて来ています。冷えが足元から上がってくる感じ?
保温対策を充分にお願いしますね。インフルエンザは、高い温度と湿度の

所では生きていけないらしい.. そんな環境をつくるのは、ストーブの上
にお湯を張っておく古来からの暖房設備なんですよね^^ 私もそれをして

います。友人からは、もう少し今風の暖房にしたら?と言われますが><
兎に角、風邪をひきにくく、身体を冷やさないようにするのに役立ちます。

最近、テレビを見ていると『何か、違う!』と感じてしまうのです。
何が違うのか? いつものように大切な何かをカモフラージュするために

話題の中心がずれていると言うか、わざとずらしていると言うか、釈然と
しない思いがしていた.. そこで、今日はボケた頭を叩きながら考えたん

です.. そうしたら出てきたのが『ソマリア派兵』の問題だった。
麻生総理は16日、与党の海賊対策に関するプロジェクトチーム(PT)に

自衛隊法に定められた『海上警備行動』でソマリア派兵を行う措置を二十
日に取りまとめさせ、海上警備行動発令の指示をすぐやると発言した。

小泉内閣で強行された自衛隊の初めての『海外派兵』。。 覚えている?

最初はイラクのサマワだったですね。 次はインド洋の給油活動だった..
そして今回は、アフリカ東部・ソマリア沖の海賊対策だと言う..

前回・前前回と今回が違う所は、海賊対策という任務内容から自衛隊法上、
『正当防衛・緊急避難』に限られている武器使用要件が大幅に拡大される

可能性があるということです。当然ですね。それが出来なければ海賊対策
に海外派兵する意味がないですから.. 戦闘行為が行われる可能性は高い。

ところで日本の憲法では、当然に許されることではないと思います。それ
をどのように拡大解釈すれば、このような海上自衛隊のソマリア沖派兵と

武器使用が出来ることになるのか、不思議でならない..
防衛省でさえソマリア沖派兵のためには新法制定を先行すべきだとの考え

が大勢なのに政府与党(自民・公明)は、それさえも待ってられない..
憲法違反とも取れる行為を次々と拡大解釈を使ってやろうとする政府与党

に呆れるばかりだ.. 今日で任期が切れるブッシュの戦争好きが政府与党
にも乗り移ったのか?? さて、政府与党は、どうやって憲法を無視し、

新法制定も待たずに(待てずに)海上自衛隊をソマリア沖まで行かせ『正当
防衛・緊急避難』に限られていた武器使用を出来るようにしてしまおうと

言うのだろうか?? この問題を必死に急ぐ麻生総理を見ていると、国民
からの超低支持率にぷちんと切れたのかと心配になります><   

政府与党は自衛隊法に定められた『海上警備行動』を拡大解釈して、ソマ
リア沖まで海上自衛隊の戦艦を派兵させようと言うのだ。

この自衛隊法に定められた『海上警備行動』とは、当然に日本周辺を想定
しているものです。 それに本来は海上保安庁の範囲になる筈です。

それを海上保安庁ではなく自衛隊の戦艦が向かうのです。無理があります
よね。その上、自衛官は海賊などの逮捕権限がないため、司法警察官であ

る海上保安官を乗船させ、海保を補完的な存在に位置付けています。海保
も乗せているんだから大丈夫と言うことだろうか? 無理がありますよね。

継ぎ接ぎだらけですが、何とか理由付けを整えて準備が出来次第麻生首相
は『海上警備行動発令の指示』(=ソマリア沖派兵)をすぐに出すと言って

います。今度は海賊相手ですから『戦闘もあり』・『撃沈もあり』です。
そして気になる保護対象も『日本人の人命・財産』から『外国船籍に搭載

された日本の積み荷』までを対象にしようとしているといいます。最悪の
場合、どの国の船でも海賊が襲ってきたら(襲うと自衛隊が判断した時点)

先制攻撃で発砲、撃沈も出来ることになります。
こんな日本国の未来にとって、重要な問題を『国民的議論』も起こさずに

決まって行く.. そして一度やってしまえば、それが既成事実になり次々
と憲法で禁止している『武力による解決』をしようとするのだろう.. 

小泉政権で初めて自衛隊がイラクのサマワに行った時、そこは戦闘地域で
はなく、自衛隊の仕事もライフラインの復旧だった筈だ。次は戦闘に参加

はしていないが、戦闘に参加しているアメリカ戦艦への補給活動だった。
そして3回目の今は、戦闘活動ありの(それも日本の荷物があれば、外国

船籍も対象の)海上自衛隊派兵へと来てしまった。
海賊相手なんだから戦闘ではないと、賛成出来るのでしょうか??

(引用始まり)
『昨年十一月、インド海軍のフリゲート艦がオマーン沖で民間船舶を
「海賊母船」と誤認。「相手側が撃ってきた」として撃沈し、乗組員一人
が死亡十四人が行方不明となりました。後にタイの企業が自社の漁船だっ
たと名乗り出ましたが、与党PTの佐藤茂樹座長(公明党)は「(インド
側は)正当防衛・緊急避難の手続きを踏んでいる」と述べ、容認する考え
を示しました。』
(引用終り) (1.18 新聞赤旗)


日本は戦後60年以上、海外の戦闘で外国人を一人も殺してはいない。

過去には悲惨な戦争の歴史があるが、戦後の日本は世界に誇れる平和の国
だと思っていた。それが今、終わろうとしている。武力による解決以外を

模索する知恵は、日本人にはないのだろうか?? 武力以外の平和貢献を
する気にはならないのだろうか? 日本が戦後守ってきた平和への願いが

今、崩れようとしていることが残念です。
皆さんは、本当にこれでいいのです??


今日も長い文になってしまいましたね^^ 最後まで読んで頂き、有難うご
ざいます。 平和な日本がいつまでも続くように祈ります。

今日も元気で ファイト!           






製造業派遣規制どうする?

2009年01月19日 | 雲の日記
             


製造業派遣規制どうする?

 皆さーん、おはようございまーす^^     

一週間の始まりですね^^ 気持ち良く始められるように、今日は暖かく
気持ちの良い日になって欲しいものです^^ 暖かくなると予報は言って

いるのですが、まだ兆候が現れないようで.. 寒いです><;  

『製造業の派遣』..2004年に小泉内閣で法改正して解禁=規制緩和
してしまったものです。その頃からワーキングプア、ネット難民、格差

社会などと言う言葉が、巷に散乱してきたのです。それでも多くの人は
自分には関係無い..別の世界の話くらいに思っていただろう.. いや、

それとも小さな優越感を感じていたのだろうか? 自分の方がマシだと。
劣悪な環境の中で働き、暮らさなければならなかった『派遣』の人たち。

今は話題になっているので『派遣』だけが一人歩きしているが『非正規
社員』全体の問題でもある訳です。 その非正規社員のうち、来年3月

までに約8万5千人が失業する予定だという。この中で製造業は96%
を占める。いかに製造業が多いか、分かると思います。 反対に見れば、

製造業にとって2004年の『製造業への派遣解禁』がどれだけ企業に
貢献したか、想像できると思います。製造調整をする場合、簡単に人的

調整ができるのです。それは取りも直さず、大幅な人件費の削減=経費
の削減に繋がるものです。 そして日本の大企業はトヨタに代表される

ように自動車産業であり、そしてキャノンに代表されるように電気機器
産業である『製造業』が中心なんです。彼らが『製造業の派遣解禁』で

受ける恩恵(儲け)は計り知れないと、私は思います。そしてとうとう
派遣の人たちの悲惨な労働環境や給与の実態が明らかになってきた..

次には製造調整による『解雇=派遣切り』だ..年末年始の『テント村』
報道を筆頭に、派遣に対する批判も多く出てきた。与野党議員の中から

も『製造業の派遣』を規制する動きが出てきた。さあ、これからと言う
時に、今度は『規制反対』の声が少しですが出てきた..><

財界のコントロールが働く勢力なのだろうが、悲しいね! 製造業への
派遣解禁は何度も言いますが、2004年の小泉内閣からです。規制と

言っても、その2004年以前に戻すだけです。それを何故、反対する
のか? 確かに財界は労働者が不安になるようなことを(必死になって)

囁くでしょう.. 仕事が減るぞ! 正規社員の雇用も危ない! 今の非
正規社員も解雇されるぞ! などなど.. でも、本当にそうだろうか?

柔軟な^^人的調整をしたい企業にとって今のように自由な雇用・首切り
が出来るからこそ、余分な従業員は一人も置かずに済んでいるのではな

いだろうか? 見方を変えれば、最低限の雇用で済んでいるから企業の
命題である経費削減(人件費の削減)が出来ているのではないだろうか。

企業は、最低限の雇用しかしない.. それでもすぐに首切り出来るよう
な法律でなければ、少しは雇用の確保が必要になるので雇用は増える筈

だと私は考えます。すぐに首切り出来るなら、雇用の確保など必要ない。
そうやって、今、職のある労働者を不安にさせ『製造業の派遣』を元に

戻させないように必死なのです。 
舛添(ますぞえ)厚生労働大臣も『個人的には』と断った上で、製造業に

まで派遣を広げるのは『反対』だと言っていました。
因みに『製造業の派遣解禁』になった2004年は、企業は史上空前の

利益を上げていた時であり、役員給与と株主配当は2倍になり、莫大な
内部留保を計上していた時ではなかったでしょうか??

そんな年でさえ、企業の更なる利益追求のために『派遣』は最後の砦と
なった『製造業』へと拡大していったのです。 そして悲惨な今がある。

製造業への派遣解禁は、私は絶対に反対です。製造業への派遣禁止です。

一部のパート・アルバイトを除き、正規労働をする人は全て『正規社員』
であるべきだと私は思います。 正社員がいることで、企業が負担する

社会保険料も国庫に入って来るのです。企業はそれも逃れている訳です。
忘れないで下さいね。


あっ、お天気になってきましたね^^ 暖かい一日になりそうですよ~^^

今日も元気で ファイト!           




グローバルより日本型経営

2009年01月18日 | 雲の日記
           


グローバルより日本型経営

 皆さーん、こんにちわ~^^     

今日は、ちょっと遅いUPになりました。日曜日ですからね。家の周りも
静かです。子供も遊んでいない.. 散歩をしている人も(犬も^^)いない..

何だか、し~んとしている感じで寂しいです><;
私は今時の経営者が嫌いだ! 経団連を頂点とする財界のやりように怒り

心頭です。2007年に経団連が発表した『御手洗ビジョン』.. 消費税
増税から法人税の減税、労働法の更なる改正、愛国教育から憲法改正まで

およそ『あきんど集団^^』とは思えない政策提言までされている。そして
それを忠実に守ろうとする与党議員たち.. 

今時、大企業の社長なんて聞けば『労働者を搾取して金儲けしている資本
家かぁ~?』と、私の思考は勝手に働いてしまうだけだ..^^ 

『乾いた雑巾を絞る』ように労働者を使い捨て出来る人だけがなれる職業
が企業の社長だろうか? 

そんな社長ばかりだと思ってきたが、そうじゃない社長もいた.. *^_^*

今日のタイトルは『グローバルなんてクソ食らえ、「日本型経営」の復活』
に、したかったのですが、長過ぎて.. ><;

15年前に『今井・宮内論争』と言うのがあったという.. (1.17朝日新聞) 
この論争の名前の今井とは、今井敬・新日本製鉄社長(現名誉会長)であり、

宮内とは、宮内義彦オリックス社長(現会長)のことです。  
今井敬・新日本製鉄社長(現名誉会長)は15年前『雇用に手をつけるのは、

経営者が責任をとって辞めたあとだ。』と言った。当時の鉄鋼業界はリス
トラに苦しんでいたが、本社で抱えきれなくなった社員を子会社へ、それ

でもダメなら孫会社へと配転し、定年までの雇用だけは辛うじて守った。
この今井敬・新日本製鉄社長(現名誉会長)の従来からの『日本型経営』に

対して、宮内義彦オリックス社長(現会長)は『グローバリズムの中で株主
重視こそが経営者の責任』と反論したと言う。

これが財界に語り継がれるという15年前の『今井・宮内論争』です。

15年後の今、日本はどうなってしまったか? 2004年の製造業での
『派遣解禁』を契機に、ワーキングプアと言われる『働く貧困層』が増加、

社会問題になった。そして今は『派遣切り』と言う『派遣の首切り=解雇』
が社会問題になっている。ワーキングプアからワーキングさえ取られてし

まった訳だ.. 15年前から確かに『終身雇用』は揺らぎ始めた.. 
当時の労働者達でさえ、これからは『実力主義だ!』なんて言っていた..

そう..アメリカと同じように『実力主義』なんて言っていたのを覚えてい
る人も多いでしょう.. ところが日本型経営『終身雇用』の終焉は、今の

非正規雇用の増加の始まりだった訳です。ゆっくりと労働環境は変わって
いった。国際競争力とつけると言われ、給料が抑えられ、会社役員と株主、

内部留保に利益は全て配分された。それと平行するように労働者の権利は
どんどん無くなり、雇用は不安定になっていった。そして不景気になれば
間髪入れずに首を切られる。 

社会を支える企業の責任は、どうした?? 
社員に対する企業の責任は、どうする??

『それって何??』
『そんなの関係ねぇ~!!』

15年前の論争の時、今井敬・新日本製鉄社長(現名誉会長)の日本型経営
は負けたのだろうか。私達はこの論争の時、どちらを選択したのだろうか。

企業を支えるものは、何なのだろうか? 経営者?株主?従業員?顧客?
どれが欠けても企業は成り立たないことに気が付く必要があると思います。

良い経営者が、世界に名だたる大企業にいたことに、感謝です^^
嬉しいこともblogに書けて、今日は良かったですね^^

今日も元気で ファイト!           






教授刺殺に見る普通の残虐性

2009年01月17日 | 雲の日記
           


教授刺殺に見る普通の残虐性

 皆さーん、おはようございまーす^^     

今日は『晴れぇ~!』と言う訳にはいきませんでしたが、昨日よりも寒さが
少し減ったような気がします。(それとも単に遅く起きただけか><;)

中央大学教授刺殺事件でテレビが騒がしい.. もっと大切な報道もあるだろ
うに、この事件一色になってしまっているのが心配だ! 皆さんはアンテナ

を遠~くまで伸ばして、多くの情報をキャッチして下さいね。
めっきり報道が減ってしまったイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区に対

する攻撃が最終段階に入っているようです。空から地上からとパレスチナ人
とあらゆる公的な建物(国連ビルも)を破壊して、都市機能そのものを壊滅

させようとしているようだ。バンコクテレビでは世界中で抗議行動が起きて
いる様子が報道されていました。 日本では、どうだったのか??

オバマ氏が大統領に就任する1月20日までにパレスチナ・ガザ地区の住民
と都市機能は壊滅させられる可能性は高い.. これでもイスラエルの主張は

『テロとの戦い』なのだ.. 皆さんは、この事実を絶対に忘れないで欲しい。
ブッシュが大統領にいる間は、何をしても庇って貰えるという傲慢な態度が

イスラエルには有り有りだ.. ここまで壊滅作戦をしておきながら、イスラ
エルの停戦条件は、ハマスの一方的攻撃中止なのだ.. 圧倒的軍事力と米国

の後ろ盾を武器に一方的に攻撃して、弱体化していた国家機能を一気に壊滅
(国民は絶滅)させようとしている。そしてガザ地区を乗っ取るつもりなの

だろう.. 少なくとも、私はそう思っている。こんなことが今の世界で平然
と行われているのだ.. 悲劇の歴史を持つ民族だと思っていたユダヤ民族だ

が、今では堂々と虐殺行為の出来る傲慢な民族になってしまったように私に
は見える.. 彼らのしたことは、未来永劫..絶対に許されない行為だ。


さて、前置きが長くなりましたが(つい興奮して^^)今日は『中央大学教授
刺殺事件』について、考えてみたいと思いました。 

どうしてか?と言うと、今の社会では『不満』を持つ人があまりに多くて、
一触即発の雰囲気が社会に蔓延していると感じるからなんです。blogを見て

いても『何だ、このやろう!』的な感情から『嫌味~な』『口汚~い』書き
込みを散見するからです。 自分の経験や知識をひけらかしたいからと言う

より、何か攻撃して(気分を悪くさせて)喜んでいるような巧妙な底意地の
悪い人が増えたように感じるのです。

電車に乗っている時に感じたことがありませんか?? わざと触った訳では
ないが鞄が少し当たったくらいで、大袈裟に嫌な顔をする女性や男性..

酷い場合は、ぶつかり返して来たりする.. 凄いストレスが内部に渦巻いて
いるのでしょうね。そういう人のストレスが頂点に達して、何かのキッカケ

で爆発すると『中央大学教授刺殺事件』なんていう恐ろしい事件が起きるの
ではないかと私は思っていた。 私が学生だった頃にも大学教授が殺される

事件を取り上げて話された先生がいました。 先生曰く:大学内部の抗争は
それは酷い!! 僕は教授殺害事件は初めから大学内部の人だと確信してい

た。そう自信を持って言っていました。大学内部の醜い抗争とは何なのか?
どうも、それは『助手→助教授→教授→』への道らしい.. 助手になれたと

しても助教授への道はかなり厳しいらしい。それも上司である教授(助教授)
に気に入られなければ、絶対にステップアップは無いと言うのだ。

この教授連中の多くが、かなり意地悪らしい.. まず自分より優秀な人間は
絶対に登用しない.. その上に気に入られなければならない.. お世辞上手

な奴ほど得らしい.. だから大学教授のレベルはどんどん下がっているんだ。
これらの発言は、私でなくて大学の先生(教授)のお話ですからね..誤解の

ないように..^^ それに今回の事件の教授がそうだと言っているのでは絶対
にないですよ。 変に結び付けないで下さいね。 過去の事件の話です。

例え、どんな酷いことがあったとしても(本人がそう感じたとしても)、それ
で人殺しをしていい理由にはならない.. 当たり前のことでしょう..

その当たり前のことを、今は忘れてしまう人が多くなってしまった.. 普通
の人が残虐性に寛容?になってしまったのか?? それとも残虐性を持って

しまったのか? どちらにしても怖い現象だと私は感じます。
この殺された教授ですが、細かい傷を含めると40箇所を越えるそうです。

相当な憎しみを感じていたことが覗えますよね。 人を殺したいと思うほど
憎むことは、普通の人でもあると思う。でも、それは心の中で思うだけだ..

心の中で思う殺人と実行してしまう殺人では、当たり前だが雲泥の差がある。
..ある筈だった。ところが今は、どうだろうか? 絶望的な気持ちになった

とき、人を殺してしまう..  嫌いな人を、知らない誰かを、不特定多数を、
道連れに人生を終りにしてしまう.. どうしてこんなにも殺人が多いのだろ

うか?? 多くの人の中にある『何か得体の知れない苛立ち..』これが沸点
になった時、内なる残虐性は、外に向かって動き始めるのだろうか??

世の中に氾濫している情報は未来を暗く予想するものばかりだが、本当にそ
うだろうか? そうやって国民を『増税止む無し』『大企業優遇止む無し』

などなど納得させる為の政策だったら、どうしますか? 『100年に一度
の経済危機』と言うが、幸いなことに日本の大企業はサブプライムローンの

被害は少ないと言う。今まで溜め込んだ内部留保は莫大な金額になっている。
それをチョピット取り崩せば、従業員の解雇は止めることが出来ると言われ

ている。憲法改正されなければ(国の責任で)国民年金も貰えるし、国民健
康保険にも入れる。徴兵にもならない。 非正規従業員で不安定な雇用と低

賃金が辛いなら、2004年派遣法改正(製造業への解禁)、1999年の
派遣原則解禁以前に法律を戻せばいいだけです。その為には自分達の思いを

実現してくれる議員を選び、国会に送ることです。それをしなければ、思い
は絶対に実現はしません。 選挙では、自分で候補者の公約を見て、本当に

実現出来るのかを見極めて、投票して下さい。政治を変えれば、社会は変わ
ります。 私から見たら、傲慢な権力者・経団連会長・御手洗氏だって私と

同じ『一票』しか、票を持っていないのです。大企業キャノンの会長で政治
家にも多額の政治献金をしている人と、名も無いオバちゃんの私が選挙では

同じ『一票』なんですよ。皆さんもその『一票』を大切に使って欲しいです。

政治が社会を作っていることを忘れないで下さい。自分が暮らし易い社会に
するために諦めないで欲しいです。自分の未来を作るのは、自分ですからね。

わぁ~、今日も長くなってしまいました。最後まで読んで頂き、有難うござ
いました。

今日も元気で ファイト!