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私の見る天皇陛下パラオ訪問

2015年04月10日 | 雲の日記

 私は集団的自衛権の行使容認に絶対に反対です。

 集団的自衛権とは個別自衛権とは違い、他国の戦争に参加することです。




 皆さん、こんにちは!^^

久しぶりのblogのUPになります。それにしても寒いですね。
片付けたストーブを出してきて暖房に使っています。まるで冬に逆戻りのような気温です。

こんな寒い中、風邪気味と言われる天皇皇后両陛下はバラオに行かれました。
通常なら天皇陛下が何処に行かれようがあまり関心のない私ですが、今回はテレビ報道もあり見ていました。

出発前のお言葉。。。

(引用始まり)
 本年は戦後七十年に当たります。先の戦争では、太平洋の各地においても激しい戦闘が行われ、数知れぬ人命が失われました。祖国を守るべく戦地に赴き、帰らぬ身となった人々のことが深く偲(しの)ばれます。

 私どもはこの節目の年に当たり、戦陣に倒れた幾多の人々の上を思いつつ、パラオ共和国を訪問いたします。
...
 終戦の前年には、これらの地域で激しい戦闘が行われ、幾つもの島で日本軍が玉砕しました。この度訪れるペリリュー島もその一つで、この戦いにおいて日本軍は約一万人、米軍は約千七百人の戦死者を出しています。太平洋に浮かぶ美しい島々で、このような悲しい歴史があったことを、私どもは決して忘れてはならないと思います。
...

(引用終わり) (http://www.sankei.com/life/news/150408/lif1504080027-n1.htmlより引用)


そして飛行機のタラップに上られるシーンでニュースは終わりました。ところが、
『うっ・・ うん。。』 タラップを上られる天皇陛下の後姿が危うげに見える。

そうです、80歳を超えられた両陛下はタラップを上るのが大変だったのです。
海外に行かれたことのある方はご存知ですよね。飛行機を地上から機内まで上るのは意外に大変なことを。
それもエスカレーターなど無く、自力で登らなければならないのです。
若い人には何でもないことでも高齢者にはキツイ階段なのです。
階段を上るとき、天皇陛下はそっと皇后様の腕を掴んでいました。(微笑ましいですね)

そこで疑問なのです。沢山いる侍従(?アシスタント)たちは何をしているのだろうか?と。
幾ら国民の前で見っとも無いところを見せられないからと言って、80歳を超える高齢者だけで『あのタラップ』を上らせるなんて言語道断だと私なら思います。それともスタッフは高齢者を労わる感性に欠けているのか??
もう少し親身になって手助けしてほしいものです。(権威の維持には神経使うようだけど)

さあ、現地についてのお言葉も気になります。

(引用始まり)
太平洋戦争の戦没者の慰霊などのため8日からパラオを訪れている天皇皇后両陛下は、歓迎の晩さん会に臨まれました。この席で天皇陛下は、「先の戦争で亡くなったすべての人々を追悼し、その遺族の歩んできた苦難の道をしのびたいと思います」と述べられました。
...
午後8時前から晩さん会が始まり、レメンゲサウ大統領が「この歴史的な機会を捉え、私たちの友情と協力、70周年を超える歴史ある関係をさらに強化し、強固なものにいたします。私たちは、いかなる戦争の悲劇や災難も、何としてでも回避しなければなりません」とスピーチしました。
これに対して天皇陛下は、パラオを含むミクロネシア地域で日本とアメリカのしれつな戦闘が行われ、多くの人命が失われたとしたうえで、「ここパラオの地において、私どもは先の戦争で亡くなったすべての人々を追悼し、その遺族の歩んできた苦難の道をしのびたいと思います」と述べられました。
...
(引用終わり) (http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150408/k10010042251000.htmlより)


一連のニュースを見て皆さんは何を考えるでしょうか?
私は先の戦争で被害に遭った人達に今なお胸を痛めているのは天皇陛下だけではないだろうかとさえ思ってしまうのです。何故か?

今の政府は過去の戦争を振り返るのではなくて、これから戦争しようとする前のめりの政治をしているからです。

『過去に死んだ国民のことなんか知るか! 日本はこれから軍事国家にしなくてはならないからね』
『遺骨収集だ? したい奴にやらせておけばいい。あまり報道するなよ、国民に関心持たれたくないからね』

そんな声が聞こえてきそうなのです。

先の戦争で被害に遭った人たちの慰霊と遺骨収集を考えているのは天皇陛下と一部の国民だけで、政治家と多くの国民は『悲惨な戦争』など忘れて、戦争特需の方が待ち遠しいのだろうか?


今は戦後?? それとも戦前??