『荒らし』に遭ったblogです^^

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菅内閣不信任決議案は否決!

2011年06月22日 | 雲の日記

相変わらず、収まらない菅首相への退陣要求!!

マスコミも自民党の手先のように書き立てている。

何かが変です。どんな裏取引があるにせよ!、どんな茶番があるにせよ!、
現内閣は...

2011年6月2日菅内閣に対する不信任決議案は衆院本会議で
賛成152、反対293の圧倒的多数で否決されたのである。


にも関わらず、今の姿は何なのだろうか??
まるで菅内閣に対する不信任決議案が可決されたかのような騒ぎである。

少なくとも衆議院本会議での否決を尊重する必要があるのではないだろうか?
ネットでマスコミで騒ぐ人たちにご用心です!!












菅首相に何故辞めろと言うか

2011年06月21日 | 雲の日記

2011年6月2日 ... 菅内閣に対する不信任決議案は衆院本会議で
賛成152、反対293で否決されたのにである。

にも関わらず、今日の記事は次のようになる。

(引用始まり)
20日の与野党幹事長・国会対策委員長会談で、今国会の会期を10月まで延長する方針を示した民主党の岡田幹事長に対し、野党の賛否は相半ばした。

 自民党の石原幹事長は「4か月も菅首相の延命に手を貸すことはできない」と述べたが、公明党やみんなの党などは「通年国会」を「逆提案」し、岡田氏の考えに一定の理解を示した。「野党共闘」が崩れたことで、自民党も延長容認に方針転換せざるを得なくなっている。
(引用終わり) (6月20日 読売新聞)

野党各党は、菅首相の進退については『早く辞めるべきだ!』の大連呼である。
つい先日の6月2日に『菅内閣に対する不信任決議案』は衆議院で反対多数で
否決されたにも関わらずである。

反対多数で否決されても消えない菅首相の退陣の声..

何故、そんなに急ぐのだろうか??
何故、そんなに急がなくてはならないのだろうか??

民主党の岡田幹事長は10兆円超を見込む復興策を盛る今年度第3次補正予算
案を8月のお盆明けから9月上旬までに国会に提出したい考えを表明している。

この当たりが自民党の石原伸晃幹事長が“何としても菅政権の交代”を目論む
標的だろうと私は個人的に思っています。一部、官僚も待っています。

また始めたい!
政治家と官僚と業界でスクラムを組んで災害復旧の公共事業の独占をしたい!


今、不思議なことがある。3.11以前に無数にいた『公共事業絶対反対』の
ブロガーたちが居なくなったことである。正義感を振りかざしていたような人

たちが、これから始まる巨大公共事業を前に沈黙している。彼らが叫んでいた
『公共事業反対』は何だったのだろうか?? 不正の監視は、どこに行った?

くれぐれもご用心である。

指名競争入札の復活、政治家の介入、悪徳官僚の復活で国民の税金である公共
事業は、昔のように食い物にされるは明らかです。

国民の税金は、取れば取るほど良いと思っている連中が、この国には多過ぎる。











菅首相の脱原発に支持を!

2011年06月18日 | 雲の日記

菅首相が脱原発・脱東電を叫べば叫ぶほど菅降ろしは急を告げる!



前回のblogに『AERA11月20日号』に載っていた『菅降ろし』に
ついて書いてみた。

(引用始まり)
...  見出しは『菅降ろしと東電マネー』である。 見出しの横には
こんな解説があります。『菅首相が脱原発を主張すればするほど、政界

に「反菅」の声が広がっていった。その宰相としての能力は疑問符だら
けだが、永田町には東電護持・原発推進派が多すぎる』

記事には、こんなデータが載っていました。
『東京電力幹部による国民政治協会への献金』の表である^^

『国民政治協会』とは、自民党の政治資金団体である。そこに法人とし
ての『東電』からではなく、会長以下幹部が個人として献金しているの

ある。役職ごとに献金額は決まっているようで約60人の幹部が自民党
の政治資金団体『国民政治協会』に献金しているのである。民主党へも

労組を通してのお金の流れが掲載されています。要するに与党も野党も
(共産党を除く)みんな東電からお金の提供を受けている政治家たちと
言うことになります。

ほんの少しだけ..東電のお金を貰っていない政治家がいます。

それが菅直人首相です。


(引用終わり) 

菅首相辞任への包囲網は狭まりつつある。それだけ原発産業に巣食う輩
は多いのである。電力会社・自民党・原発推進官僚・財界などであろう。

彼らにとって打出の小槌である『原発』は何としても中止・縮小しては
ならないものなのです。東電のお金を貰っていない数少ない議員である

菅首相だからこそ『脱原発』が言えるのではないだろうか??

東電に強く物が言えたのは、菅首相だけでしょう??

そんな時もマスコミは『首相、東電に恫喝!』なんて記事を出して攻撃
していましたがね>< 

今日の朝日新聞にも、こんな記事が載っていたので引用します。

(引用始まり)
...
『これまで多くの非難や中傷を受けてきたが、浜岡原発の運転停止を求
めて以降は、経験したことのない異常な激しさだ』。菅氏が最近、周辺
に漏らした話だ。側近はこう解説する。
『浜岡の停止要請と前後して、菅首相は脱原発のエネルギー政策を打ち
出すと明言した。さらに電力会社が嫌う発送電分離にも前向きだ。枝野
幸男官房長官は東京電力に出資している銀行の債権放棄に触れた。一連
の動きが、電力会社や財界、自民党の神経を逆なでした。原子力の既得
権益グループの『虎の尾』を踏んだのかもしれない』
...
はたして菅氏は脱原発の流れを一気に進めるのか、中途半端に終わって
しまうのか。菅氏の周辺では『思い切って脱原発を打ち出し、既得権益
勢力と戦うべきだ』(辻元清美首相補佐官)といった意見が出ている。
市民運動家出身の菅氏だからこそ自民党や官僚、財界が進めてきた原発
推進路線を転換できるというのだ。...
(引用終わり) (6月18日 朝日新聞)

脱原発(=原発推進路線の転換)を進めるためには、菅首相で
なければ駄目なのです。



今、菅首相を辞めさせようとする勢力は間違いなく原発既得権益勢力
であると思いませんか??


脱原発を望むなら『菅直人』首相を辞めさせては絶対に駄目です。

民主党の他の誰がなっても(連立政権になっても)『脱原発』は...
“酢だ蒟蒻だ”と言われて『脱原発』は絶対に達成出来ないだろう!!


公共事業に伴う利権も虎視眈々と狙っています。お忘れなく!!












東電マネーに群がる政治家達

2011年06月16日 | 雲の日記

菅首相が脱原発・脱東電を叫べば叫ぶほど菅降ろしは急を告げる!



与党の民主党は言うに及ばず、野党の『菅降ろし』が急を告げている!
大災害と原発事故、日本を襲った二つの災害に大きな傷を受けた日本国。

災害復旧・復興は始まったばかりです。『東電を救え』とばかりに国が
賠償の責任を負おうとしている。ふざけた話である。

菅首相が『反原発・反東電』を出せば出すほど『菅降ろし』声は大きく
なるようです。自民党の政治家なら東電と『手に手を取って』原発推進

をしてきたのであるから理解もする。ところが(共産党を除く)野党が
『反菅』でまとまりつつあるようです。勿論、政権党である民主党内部

からも『菅降ろし』は進んでいる。呆れる現象である。何故そんなこと
が起きるのでしょうか?? それは彼らが『東電の賄賂』を貰っている

からではないだろうか?? 東電は国民の間から大規模な『原発反対』
が起きないように政治家にも多額の『賄賂』を送っていたと考えられる。

そんな思いを彷彿とさせる記事を見つけました。
『AERA11月20日号』です。見出しに誘われてかってしまったの

ですが、見出しは『菅降ろしと東電マネー』である。 見出しの横には
こんな解説があります。『菅首相が脱原発を主張すればするほど、政界

に「反菅」の声が広がっていった。その宰相としての能力は疑問符だら
けだが、永田町には東電護持・原発推進派が多すぎる


記事には、こんなデータが載っていました。
『東京電力幹部による国民政治協会への献金』の表である^^

『国民政治協会』とは、自民党の政治資金団体である。そこに法人とし
ての『東電』からではなく、会長以下幹部が個人として献金しているの

ある。役職ごとに献金額は決まっているようで約60人の幹部が自民党
の政治資金団体『国民政治協会』に献金しているのである。民主党へも

労組を通してのお金の流れが掲載されています。要するに与党も野党も
(共産党を除く)みんな東電からお金の提供を受けている政治家たちと
言うことになります。

ほんの少しだけ..東電のお金を貰っていない政治家がいます。

それが菅直人首相です。

東電のお金を貰っていないから菅首相は『脱原発』も『東電にも物言う』
ことが出来るのです。お金を貰っている政治家は、こぞって『菅降ろし』
をすることになる。情けない話です。

『AERA』を買ったついでに『週刊朝日』(6月24日号)も買った。
その中の田原総一朗のコラムには、こんなことが書いてありました。
見出しは、『事態好転の見込みなき「菅降ろし」の意味』です。

(引用始まり)
... 
民主党や自民党の議員たちの誰もが、菅首相は一刻も早く辞任するのが
当然だとばかりに責め立て、菅首相を辞めさせる手はずを整えている。
自民党は菅首相を『詐欺師』とののしり、民主党の鳩山由紀夫前首相は
『ペテン師』だと言いきった。
しかし、自民党議員が『詐欺師』呼ばわりするのは見当外れである。
なぜならば自民・公明両党が提出した菅内閣不信任案は、賛成152票、
反対293票圧倒的に否決されているからだ。

...
菅首相を辞めさせても次に登場する民主党の政治家が菅首相とは打って
変わって活躍できるとはとても思えない。
...
(引用終わり) (週刊朝日 6月24日号 P38~)


自民・公明両党が提出した菅内閣不信任案が賛成152票、反対293票
で圧倒的に否決されているにも関わらず、与野党の議員は『菅降ろし』に
血道を上げている。

この不思議な現象を、皆さんはどう見るのだろうか?

菅内閣不信任案が圧倒的多数で否決されても、菅首相は何故?辞任しなけ
ればならないのだろうか?

東電マネーに踊らされる与野党の政治家たちにこそ天罰が当たって欲しい
と私は思ってしまいます。

そして..
東電が原発推進の為にばら撒くお金は私たちが払っている電気料金です。













公共事業が食い物にされる

2011年06月11日 | 雲の日記
大連立とやらで公共事業に食い付こうとする腐敗政治家たち!



 皆さーん、おはようございまーす!^^

最近はblogのUPも遠ざかり、何をしているのかと言えば『ふて腐れて』
いるのです。

だって、そうでしょう??

3.11の前には『雇用創出』『経済対策』としての公共事業をどんなに
提案しても、国民の多くは公共事業アレルギーを起こして拒否していた..

確かに公共事業は『政・官・業』と言われる政治家、官僚、土建業に利権
の多くを握られ、投資に見合った国内経済への効果があったとは言えない

状況が続いたからです。それでも溢れる『派遣切り』などにあった労働者
に仕事を作らなければならなかった。失業者対策の一番は『公共事業』な

のです。ただし、今までのような『官僚の天下り確保』『政治家の賄賂』
等々の餌食になってはいけない! 入札制度を厳しく監視し不正が行われ

ないようにしなければならない。その為には公共工事の入札に関する徹底
した透明化が必要になるだろう。そして入札制度の監視です。

公共工事を業者に発注する際には『入札』で受注業者を決めるからです。
この時に不正が行われる可能性が高かったのです。

受注業者選定に関して『口利き』『天の声』などの形で介入してこようと
するのが腐敗政治家と(その御用聞きの一部)官僚です。

皆さんもご存じのように民主党政権になってから『官僚』の力は削がれて
きました。頼みの旧政権は『野党』になってしまったからです。

ところが民主党政権は『参議院の逆転』によって、厳しい政権運営を余儀
なくされてしまった。公共事業も減り官僚の力も削がれ、旧政権は野党に

なってしまった旧政権にとって、起死回生の手段は政権奪回しかない。
だから菅政権の協力要請にも応じなかったのです。

そこに起きたのが、3.11の大災害!です。

嫌が応にも災害復旧・復興の為に大量の公共工事が行われることになった。
そこで慌てたのが『公共事業を食い物にしてきた腐敗政治家たち』だろう。

菅政権の協力要請も断った彼らである。どうやって公共工事の発注に食い
込んで来るのか..密かに楽しみでしたね。内心、焦っていたでしょうから。

こんな記事が新聞に載った。

(引用始まり)
民主党は30日、復興基本法案の修正案を自民・公明両党に示した。1年
以内に『設置を検討する』としていた新組織『復興庁』について、『設置
する』と附則に明記。復興策の企画立案・調整に加えて実施を担う権限も
加えた。『復興庁の設置』を求める公明党、『復興策の実施の権限付与』
を求める自民党に配慮した。
...
(引用終わり) (5月31日 朝日新聞)


この民主党の修正案に対して自民・公明は『3党で合意するための努力が
見られない』として拒否した。そして内閣不信任案を提出してゆさぶりを
かけた^^

この時、自民党公明党が求めたものは『復興庁の設置』と『復興策の企画
立案・調整・実施を担う権限』である。要するに今回の災害復旧復興に関

する公共工事全般に亘る権限である。政権交代が出来なくても『災害復旧
・復興の公共工事に対する権限は持ちたい』と言うのが分かるだろう!!

ところが『内閣不信任案』は小沢氏の欠席等により否決されてしまう。

この内閣不信任案提出も『ダメ元』程度の抵抗策の一つくらいだったのだ
ろう。最終目的は大暴れして『政権内で(公共事業に対する)影響力を持
つこと』なのだろう! その結果出て来たのが、この記事ある><

(引用始まり)
民主党の岡田、自民党の石原両幹事長は5日、東日本大震災の復興政策や、社会保障と税の一体改革の実現などのため、菅首相(民主党代表)の退陣後に期間限定で両党を中心とする大連立を目指すべきだとの考えをそろって表明した。
...
(引用終わり) (6月6日 読売新聞)

見えてくるのは『菅政権では公共事業を食い物には出来ない』という構図。

財界、野党、マスコミ、民主党の一部からも..菅首相降ろしの大合唱だ!

そして次は..クリーンなイメージの自民党谷垣総裁降ろしの自民党内の声。

ガッチリと公共事業を食い物にしようとする体制が整いつつあるように
見える。


が..一方で..『捕らぬ狸の皮算用』は外れる時もある(かもしれない..)

(引用始まり)
民主党と自民党を軸とする「大連立」の雲行きが早くも怪しくなってきた。解散・総選挙の時期をめぐる両党の決定的な利害対立だけでなく、それぞれの党内でも慎重論が相次いでいるのだ。そもそも政策合意なんてできるのか。
「絶対にダメだ」。衆院解散を約束した上での大連立について、菅直人首相は2011年6月8日夜、民主若手議員らとの会合でこう述べた。
...
(引用終わり) (6月9日 JCASTニュース)


増税も確定的な災害復旧・復興と言う名の大量の『公共工事』..

その利権を我が物にしようと必死の腐敗政治家たち..

その日の為に一部の官僚たちは災害復旧・復興工事に『指名競争入札』
を、こっそり復活させている。


大連立・政権のたらい回しは、国民の利益にならない!











辞めろ!の大連呼の後釜は?

2011年06月05日 | 雲の日記
災害復旧・復興での公共事業の不正を許さない!!


 皆さーん、おはようございま~す!^^

何とか『内閣不信任案』を否決に持ち込んだ菅内閣!!
本来なら『良かったね!』もしくは『否決されたか!』それ以外なら

『小沢派は欠席か、相変わらずソロバン勘定で動く政治家だ』等々の
感想が漏れても仕方ない筈なのだが、菅首相に関しては内閣不信任案

が否決された直後から『早期退陣』の大連呼が起きているのである。
何が何でも現政権を退陣に追い込みたい思惑が働いているようです。

今、政権のたらい回しは、国民の利益にならない!

大震災・原発事故と日本を揺るがす大きな災害に見舞われた日本政府
を、今、交代する(国民の)利益が何処にあるのだろうか??

言い換えれば、政権交代の必要性が何処にあるのかと言うことです。

内閣不信任案は『否決』されたのである。

にも関わらず、マスコミは菅首相を退陣に追い込もうとする記事ばか
りを書いている。菅政権を交代させる『国民の利益』は何処にあるの

だろうか? 自民・公明政権末期の『政権のたらい回し』と同じこと
をするつもりだろうか? 

すでに始まっている災害復旧..
これから始まる災害復興..


どちらも数・規模ともに巨大な公共事業です。

こういう言い方は不謹慎だとも思いますが、敢えて言わせて貰うなら
100年に一度の大災害がのもたらした『(災害)特需』とも言える
状態がこれからの日本です。

3.11までの世論は、不正資金や談合の温床として『公共事業』を
毛虫のように嫌っていました。経済対策が必要な時にも『公共事業』

は『蚊帳の外』だったように思います。それ程までに危険視され敬遠
されて来た『公共事業』が、今はノーマークである。

自民・公明政権から民主党政権に政権交代が行われた直後から増えた
ブログの多くが『官僚批判』と『公共事業の否定』だったように私は

思いました。政治団体の関係者による『意図的世論誘導』なのだろう
と考えていました。ところが3.11以降はマスコミで繰り返し報道

される被災地の惨状に、公共事業批判は跡形もなく消えた。
野党はいきり立ったように『現政権の退陣』を要求している。

今の日本にとって必要なことは『災害の確実な復旧と復興』ではない
でしょうか? 原発会社と二人三脚で原発行政を推進してきた旧政権

が(今の野党が)必死の菅首相退陣要求が滑稽でならないですね。
皆さんは、不思議に思いませんか? 

国民は選挙で民主党政権を望んで投票した。

菅政権の『内閣不信任案』は否決された。

普通なら..それで当分の間は一件落着で平穏になる筈である。
ところがマスコミは『菅政権がレームダック(死に体)』だと言う..

(引用始まり)
 政権維持に並々ならぬ執念を示してきた菅直人首相が4日、早期退陣を明言した。ただ、首相は2011年度第2次補正予算案や特例公債法案を自らの内閣で仕上げる意向だ。今夏中に退陣する政権がレームダック(死に体)化するのは確実。野党が即時辞任を求め、混迷がさらに続く可能性もある。
...
早期退陣の見通しとなったとはいえ、首相への信頼は決定的に揺らいでいる。このままでは野党が審議に応じる可能性は低く、財政運営に不可欠な特例公債法案など重要法案の成立はなお不透明だ。被災地不在の政争が続けば、政治の信頼がさらに遠のく。
(引用終わり) (6月5日 時事ドットコム)

マスコミの論調の殆どは『内閣不信任案』否決直後から、これである。
何を野党が政権批判したところで、その理由は政権が欲しいだけである。

民主党の小沢氏、自民党や公明党などの野党、彼らが必死の退陣を
求めるのは、政府が行う巨大公共事業の利権争いです。


内閣不信任案が否決された直後にも関わらず、出て来る話題は菅首相の
退陣後である。滑稽としか言いようがない『欲の皮の張った』政治家達
である。

(引用始まり)
菅直人首相の早期退陣論が強まるにつれ、与野党の間で退陣後の新たな政権の枠組みをにらんだ動きが活発になる気配をみせている。

 自民党の石原伸晃幹事長は4日の富山市での講演で、首相退陣後の与野党協力について「年内や来春など期限を区切って国難に対処しないといけない。大連立でも閣外協力でもいい」と述べ、民主党と期間限定の大連立を検討できるとの認識を示した。公明党幹部も、期間限定であれば政策を棚上げにした
...
(引用終わり) (6月5日 日本経済新聞)

次の衆議院選挙まで待てない(公共事業の発注に関われない)自民党や
公明党が、政権交代よりも連立などを通して政権に影響力を持ちたいと

して必死になっているのが見えませんか?? 3.11前には連立など
否定していて『政権交代』を目指していた筈なのに
..です。笑えます!

大量の公共事業が行われるであろう災害復旧復興の公共工事で、嘗ての
ような政治資金に絡む『談合』が行われないようにするためには菅政権
の延命が必要だと私は思います。

政権のたらい回しは、自民・公明政権の時だけで十分です。

公共事業を過去のように政治家の食い物にされては駄目です。

何故なら、公共事業は私たちの税金だからです。










災害復旧公共工事を睨む政争

2011年06月02日 | 雲の日記

内閣不信任案は災害復旧復興『公共工事』の利権争い!!


よくもまあ恥ずかしくないのかと思う今日の『内閣不信任案』である。
ブッシュのアメリカはイラク攻撃の本当の理由が『石油目的』なのに

表向きの攻撃理由を『イラクの民主化』にしたのと同じように、今回
の菅政権に対する内閣不信任案提出は(災害特需の)『公共工事』の

利権を我が物にしようとする政治家の本性が現れた結果だと私は思っ
ています。(田中角栄の時代から)相変わらず『公共事業』は一部の

政治家の食い物にされるのです。公共事業を食い物にしてきた自民党
と民主党の小沢派などが中心となって『内閣不信任案』は可決される

可能性もある。賛成にまわる連中を見れば、彼らが目論む本当の理由
が霞んで見えるのではないだろうか?? 

今後5年から10年は続くであろう『災害復旧復興公共工事』の利権
は、土建業を(経済的)バックに持つ政党・政治家にとっては絶対に

取りこぼしてはならない利権なのです。その為には政権党になるか、
政策に大きな影響力を持たなければならない!! 


(引用始まり)
民主党は30日、復興基本法案の修正案を自民・公明両党に示した。
1年以内に『設置を検討する』としていた新組織『復興庁』につい
て、『設置する』と附則に明記。復興策の企画立案・調整に加えて
実施を担う権限も加えた。
『復興庁の設置』を求める公明党、『復興策の実施の権限付与』を
求める自民党に配慮した。

...
(引用終わり) (5月31日 朝日新聞)


この民主党の修正案に対して自民・公明は『3党で合意するための努力
が見られない』として拒否した。そして今日の内閣不信任案提出である。

自民党・公明党が求めたものは『復興庁の設置』と『復興策の企画立案
・調整・実施を担う権限』である。要するに今回の災害復旧復興に関す

る公共工事全般に亘る権限である。政権交代が出来なくても『災害復旧
・復興の公共工事に対する権限は持ちたい』と言うのが分かるだろう!

同じく菅政権から距離のある民主党・小沢派も『災害復旧・復興の公共
工事に対する』影響力が少ない政治家たちになる。

野党が内閣不信任案を提出しても否決される可能性は高い。
ところが民主党の中で造反者が出れば内閣不信任案が可決される可能性

も出て来る。公共事業を食い物にして一儲けをしようとする政治家達は
ここで一つになる!! 飽きれるほどに恥知らずな連中です。

 確実に言えることがある。

それは今の政権が倒れ、従来の公共事業を食い物にする政治家達が再び
政策決定権を持てば『天の声が飛び交い』公共事業と言う名の『私達の

税金』は政治家の懐に還流されるということです。あっと言う間に昔に
逆戻りしてしまう。今回の災害復旧・復興はそういう政治家にとっては

『天の恵み』に他ならないのです。今日午後にも内閣不信任案が可決さ
れるかどうかが分かるだろう。

日本を揺るがす大災害から僅か3か月弱、やっと復旧工事が始まったば
かりで『内閣不信任案の提出』である。彼らが急ぐ理由も、そこにある。

今回の災害の中で大きな部分を占める『福島原発事故』..

日本の原子力を推進して来たのは、今野党の自民・公明政権です。東電
と二人三脚で行ってきた原発推進は(結果として)今回の事故に繋がっ

たことは事実です。その謝罪もなく、現政権批判に明け暮れる姿を見て
いると彼らがまた政権を運営する時に同じ間違いを起こすと想像出来る。

本当に一日も早い災害復旧復興を目指すのなら、現政権に協力するのが
『原発推進政策に失敗した旧政権』の責任だと思うのですが、皆さんは
違いますか??

公共工事の利権争いに影響力を持ちたい政治家が今回の『内閣不信任案』
を可決したい政治家です。

公共事業を食い物にされては絶対にいけない!!