菅首相が脱原発・脱東電を叫べば叫ぶほど菅降ろしは急を告げる!
与党の民主党は言うに及ばず、野党の『菅降ろし』が急を告げている!
大災害と原発事故、日本を襲った二つの災害に大きな傷を受けた日本国。
災害復旧・復興は始まったばかりです。『東電を救え』とばかりに国が
賠償の責任を負おうとしている。ふざけた話である。
菅首相が『反原発・反東電』を出せば出すほど『菅降ろし』声は大きく
なるようです。自民党の政治家なら東電と『手に手を取って』原発推進
をしてきたのであるから理解もする。ところが(共産党を除く)野党が
『反菅』でまとまりつつあるようです。勿論、政権党である民主党内部
からも『菅降ろし』は進んでいる。呆れる現象である。何故そんなこと
が起きるのでしょうか?? それは彼らが『東電の賄賂』を貰っている
からではないだろうか?? 東電は国民の間から大規模な『原発反対』
が起きないように政治家にも多額の『賄賂』を送っていたと考えられる。
そんな思いを彷彿とさせる記事を見つけました。
『AERA11月20日号』です。見出しに誘われてかってしまったの
ですが、見出しは『
菅降ろしと東電マネー』である。 見出しの横には
こんな解説があります。『
菅首相が脱原発を主張すればするほど、政界
に「反菅」の声が広がっていった。その宰相としての能力は疑問符だら
けだが、永田町には東電護持・原発推進派が多すぎる』
記事には、こんなデータが載っていました。
『東京電力幹部による国民政治協会への献金』の表である^^
『国民政治協会』とは、自民党の政治資金団体である。そこに法人とし
ての『東電』からではなく、会長以下幹部が個人として献金しているの
ある。役職ごとに献金額は決まっているようで約60人の幹部が自民党
の政治資金団体『国民政治協会』に献金しているのである。民主党へも
労組を通してのお金の流れが掲載されています。要するに与党も野党も
(共産党を除く)みんな東電からお金の提供を受けている政治家たちと
言うことになります。
ほんの少しだけ..東電のお金を貰っていない政治家がいます。
それが菅直人首相です。
東電のお金を貰っていないから菅首相は『脱原発』も『東電にも物言う』
ことが出来るのです。お金を貰っている政治家は、こぞって『菅降ろし』
をすることになる。情けない話です。
『AERA』を買ったついでに『週刊朝日』(6月24日号)も買った。
その中の田原総一朗のコラムには、こんなことが書いてありました。
見出しは、『事態好転の見込みなき「菅降ろし」の意味』です。
(引用始まり)
...
民主党や自民党の議員たちの誰もが、菅首相は一刻も早く辞任するのが
当然だとばかりに責め立て、菅首相を辞めさせる手はずを整えている。
自民党は菅首相を『詐欺師』とののしり、民主党の鳩山由紀夫前首相は
『ペテン師』だと言いきった。
しかし、自民党議員が『詐欺師』呼ばわりするのは見当外れである。
なぜならば自民・公明両党が提出した菅内閣不信任案は、賛成152票、
反対293票圧倒的に否決されているからだ。
...
菅首相を辞めさせても次に登場する民主党の政治家が菅首相とは打って
変わって活躍できるとはとても思えない。
...
(引用終わり) (週刊朝日 6月24日号 P38~)
自民・公明両党が提出した菅内閣不信任案が賛成152票、反対293票
で圧倒的に否決されているにも関わらず、与野党の議員は『菅降ろし』に
血道を上げている。
この不思議な現象を、皆さんはどう見るのだろうか?
菅内閣不信任案が圧倒的多数で否決されても、菅首相は何故?辞任しなけ
ればならないのだろうか?
東電マネーに踊らされる与野党の政治家たちにこそ天罰が当たって欲しい
と私は思ってしまいます。
そして..
東電が原発推進の為にばら撒くお金は私たちが払っている電気料金です。