『荒らし』に遭ったblogです^^

『荒らし』はネット上で利害に反する書き込みをした人を攻撃する行為です。ネット監視会社、支持団体・自営等々があります。

『標なき終わりへの未来論』

2011年04月30日 | 雲の日記
原発事故は東京電力と旧政権の責任だと思う!

災害復旧・復興での公共事業の不正を許さない!


 皆さーん、こんにちはぁ~!^^

今日は(私の所は)どんより曇り空です。それでも今日からゴールデン
ウィークに突入する人も多いのではないだろうか?^^  楽しい計画は

ありますか? 自粛なんて言わないで久しぶりの大型連休を、海に山に
楽しんで欲しいです。私たちの個人消費が落ち込めば、経済には大きな

打撃になります。天罰だ何だと神がかりなことを言って国民を脅すより、
辛い体験に負けないで出来るだけいつもの生活をして欲しいと思います。

被災地の復旧が進めば、被害の少ない(もしくは殆ど無い)観光地にも
積極的に旅行して欲しいです。観光地は観光客が来てこそ成り立つから

です。災害の直接的な被害より自粛によって潰れてしまう業界もあると
いうことを忘れないで欲しいです。

多くの人が見ていると思いますが、今日13時から14時にNHK教育
テレビで再放された『「こころの時代」辺見庸が語る大震災ーー瓦礫の

なかから言葉をひろってーー 』
が非常に良かったです。今後も再放送
があると思うので(機会があれば)是非見てほしい番組です。私が解説

してもいいのですが、私では能力不足で正確に辺見庸氏の言いたいこと
を伝える自信がないのです。一番印象に残った言葉を一つだけ挙げると

すれば、それは『誠実さ』でしょうか? 『個人の誠実さ』だけが今の
社会を(これからの社会を)救うとカミュの『ペスト』の主人公を例に

挙げて言っていたように思います。金銭で置き換えられる『価値』だけ
が全てになってしまった社会で、損ばかりするかもしれない『誠実さ』

を発揮するのは大変難しいことだと思います。それでも政府も政治家も
団体等の組織も『利己的』になってしまった社会では、社会が救われる

ことは不可能のようにさえ思える。絶望的に社会を眺める人の方が多い
だろう! 本当に社会を憂いている人が絶望的な気持ちになるようです。

辺見庸氏の話を聞いていると『絶望的な』日本の社会が見えてくるが、
それでも『希望は(個人の)誠実さ』だと言っている。

マスコミも政党も企業も労働組合も何もかも信用出来ない社会になって
しまった。今回のような大震災が起きれば『天罰』などと言う神がかり

な言葉で説明しようとする。そして『この震災で一儲け』しようと企む
者たちも出て来る。不透明な入札を排除すべく『競争入札』が取り入れ

られ来たが、今回のドサクサに紛れて(業者選定に不透明さが残る..)
『指名入札』を行おうとしているかも知れない。それが出来るのは行政

です。彼ら官僚がドサクサに紛れて『指名入札』を復活させないように
厳しく監視し、復活させた時には、『誰が』『何時』『何の為に』復活
させたのかを徹底的に追及しなければならないだろう。

その時、『災害復旧の緊急性』は理由にはならない。何故なら緊急だから
と言って犯罪を犯していいことにはならないからです。

今、私が一番心配なことは公共事業における『指名入札』の復活です。

話が辺見庸氏から離れましたね^^

再放送の機会には是非、NHK教育テレビ:『「こころの時代」辺見庸が
語る大震災ーー瓦礫のなかから言葉をひろってーー 』
をご覧下さい。

『週刊朝日緊急増刊 朝日ジャーナル 知の逆襲』の中で辺見庸氏の文が
あります。(震災前に書かれたものです)その一部を載せます。

(引用始まり)
すさまじい大地震がくるだろう。それをビジネスチャンスとねらっている者らはすでにいる。富める者たちはたくさん生きのこり、貧しい者たちはたくさん死ぬであろう。階級矛盾はどんどん拡大するのに、階級闘争は爆発的力をもたないだろう。性愛はますます衰頽するだろう。テクノロジーはまだまだ発展し、言語と思想はどんどん幼稚になっていくであろう。ひじょうに大きな原発事故があるだろう。労働組合はけんめいに労働者をうらぎりつづけるだろう。多くの新聞社、テレビ局が倒産するだろう。生き残ったテレビ局はそれでもバカ番組をつくりつづけるだろう。
(引用終わり) (3月15日発売の朝日ジャーナル「標なき終わりへの未来論ーーパノプティコンからのながめ」より)


これらのことが今起こっていると私は実感出来ます。
あなたは?...











レートが気になる日本経済

2011年04月29日 | 雲の日記
原発事故は東京電力と旧政権の責任だと思う!

災害復旧・復興での公共事業の不正を許さない!


 皆さーん、こんにちはぁ~!^^

 チェルノブイリの原発事故と同じレベル7の危険度になってしまった
福島第一原発事故ですが(誤解の無いように言えば)、この事故はまだ

終わっていません。今現在は、これ以上の放射性物質を出さないように
必死の封じ込め作業をしている段階です。封じ込め=放射性物質を外部

に出さないようにする作業で(運良く)終了する予定は6か月から9か月
先になるらしいことを東京電力は発表した。その間は放射性物質が多少

なりとも出続けていると言うことになります。報道が極端に少なくなり
ましたが、原発事故が終結した訳ではないので注意下さい。

納得できる答弁が菅首相からありましたので、記事を掲載します^^

(引用始まり)
 菅直人首相は、2011年4月29日に開かれた衆院予算委員会で、深刻な
状態が続く福島第1原子力発電所の事故の責任について、「一義的には
東京電力にあるが、原発を推進してきた国の責任は免れない」
と、国の
責任を認める発言をした。東日本大震災の復旧のための、2011年度
第1次補正予算案の基本的質疑で、民主党の渡部恒三氏の質問に答えた
もの。

 そのうえで菅首相は、被害を受けた住民や農業、漁業について「国と
してしっかり補償する責任がある」と述べ、国が最後まで面倒を見る点
を強調した。
(引用終わり) (4月29日 Jcastニュース)


原発推進政策をしてきたのは旧政権であります。ハッキリ言えば自民党
です。原発事故直後の自民党大物政治家・東電の息のかかった知識人や

学者たちのコメントを覚えている国民も多いのではないだろうか?
原発を受け入れた多くの地域の住民たちも『国が言うのだから』安心だ

と思った人も多いのはないだろうか。あれ程『安全だ』と言うのだから
安全だと思ったのでしょう! 私の記憶では『田中真紀子氏』が『絶対

に大丈夫』と言っていたのを覚えています。そういう人達は今、キチン
と謝罪したのだろうか? 『間違っていました。ゴメンなさい』と言っ

たのだろうか? それとも『人間だから間違いもある』と開き直るのだ
ろうか? 一番多いタイプは知らんぷりして時が過ぎるのを待つのか^^

無責任なのが(一部の)政治家や知識人・学者なのだとしたら、今後は
彼らの言うことを『それなり』に受け止める方がいいと言うことですね。

信じた国民が馬鹿なのではなくて、嘘を言った人間が悪いのは確かです。

さて、ここからが本題です!

本題は言うべきことが少ないので困ってしまいますが、為替のお話です。
為替と言うのは、あまりに大雑把な表現過ぎて良くないですね。為替の

中でも外国為替です。外国為替と言っても、まだ大雑把ですね、その中
でも取引に使われる『外国為替相場=為替レート=レート』と呼ばれる

ものです。そう今日のお話は『レート』の変動に着目してみた日本経済
のお話になります。経済を勉強している人には、あまりに大雑把・単純

なので興味を満たすことは無いと思うのでスルーして頂いて結構です^^
趣味で『レートの変動』を見ていると、いろいろな思いが出て来ます。

日本のレート(特に米ドル換算レート)は、どのように変化しているだ
ろうか? 簡単に見てみましょう!

現在のレートは(1ドルに付き)81.52円です^^ このレートが
高いのか安いのかは、長い間レートを眺めていないと分からないと思い

ます。ですから過去のレートも見てみます。日本の経済も世界の経済も
2008年9月に米国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズが破綻し

た前後では全く違うということになります。世界経済を引っ張ってきた
米国の経済が一瞬にして崩壊した。その後の世界経済は長く不況の中に

あったのは誰の目にも明らかだと思います。それではリーマンショック
前のレートは幾らだったのだろうか? 

2008年以前は120円前後(1ドル)で推移していたようですが、
その後は一気に90円前後(1ドル)まで落ち込みます。私は個人的に

90円以下になった時にドルを買っていました。(海外旅行用です)
まさか米国を考えた時、今日のようなレートは考えられなかったのです。

数年は低迷しても、その内には値上がりするだろう。その時の為にドル
を少し買っておいても心配はないだろうと思ったのです。まさか今日の

ような1ドル=81.52円になるとは、夢にも思っていませんでした。
一気に90円前後まで下がったドルですが、その後も緩やかに下がり続

けて行きました。ところが3月11日の大災害の直後にレートは一気に
下がります。とうとう80円を切ってしまいました。その時を私は確認

しています。流石に驚きました。何故なら、大災害の起きた日本の円が
買われる訳がないからです。本来なら経済状態が安定している国の通貨

が買われるのが普通だからです。ですから大災害で被害を受けた日本の
円は価値が落ちるのが普通なのです。すなわち円とドルの換算レートは

円安=ドル高にならなければならないのです。ところが、実際は急激な
円高=ドル安になっていったのです。これは異常なことです。

すぐに『ヘッジファンド』等による意図的円買いが疑われました。日本
と欧米などによる協調介入が行われました。(円売りです) 円が買わ

れているのですから、日本と欧米諸国が一斉に『円売り』をすれば対抗
出来る訳です。今回はたまたま(災害時と言うこともあって)日本が狙

われましたが、同様のことは世界中で行われる可能性があるので欧米諸
国も放って置けない訳です。日本経済が破たんした場合、世界経済への

影響も大きいということもあります。その成果は、すぐに為替レートに
出ました。6円前後のレートの上昇がありました。ホッとしていたら..

最近また下がり出しました。現在は81.56円(1ドル)に下がって
います。これ程までの円買いがされるのは、ヘッジファンドに代表され

るような世界中にダブついているお金が『日本買い』に走っている証拠
だと思います。当然、その中には中国やロシアの富裕層のお金も入って

いるだろうと私は想像します。変われた日本円は、通常なら株式市場で
運用されるように思うのですが、急激な株の上昇もないように思います。

(勿論、株式市場にも流れているとは思いますが) それでは、どこに
行ったのでしょうか? 気になりませんか? 外国人が買った日本円..

不動産などに投資されているとしたら『日本買い』が現実のものになっ
てしまいます>< それは困りますね。誰も口に出さないが『日本買い』

に注意が必要だと私は思います。それにしても複数の欧米各国と日本が
円売りの協調介入しても、その成果は僅かにしか続かないことを考える

と『世界の富裕層のお金』は相当に増えているのでしょうね><
グローバル化の名の元に、世界中の貧しい国の国民からまで富を吸い上

げている『世界の富裕層』が怖いですね。使う分だけのお金が欲しいと
思う庶民は、本当に『上品』な生き方をしていると私は思います^^ 

世界の大金持ちをよ! 上品に生きた方が幸せですよ^^













自粛・出荷制限の野菜出回る

2011年04月27日 | 雲の日記
 皆さーん、こんにちはぁ~!^^

先程から急に風が出てきて、何だか空模様がおかしくなっています。
一雨来そうですね。被災地には雨は降って欲しくないです。これ以上、

水を見たくないと思うからです。津波を連想させるのではないかと心配
になるからです。平凡な日常を突然奪われた被災者の思いは、どんなに

考えても理解できるものではないほどに悲惨だろうと思うからです。
国内は言うに及ばす、世界中から『被災者』の冷静で秩序だった行動は

賞賛されているが、それもまた重圧になるのではないかと心配です。
『大声で泣くことも出来ない』『家族で本音の会話も出来ない』『いつ

も他人が傍にいる状態』..体の調子が悪い人は、もっと辛いだろう!
健康体でさえ辛い避難所で『文句も言えずに』耐えている人たちが多く

いることだろう! 彼ら被災者にとって一番の慰めは個室を与えること
ではないだろうか? 一連の報道を見ていて個人的に感じたことです。

さて『風評被害』を殊更煽って消費者の行動を批判しているようですが、
そんなことを言う前に、これから真面目な野菜農家を直撃するだろう?
ニュースを早朝に目にしました。

(引用始まり)
千葉県香取市の農家10軒が、出荷の自粛や出荷制限の対象になっていたほうれんそう7800束以上を民営の卸売市場に出荷していたことが分かりました。千葉県では、農家と卸売市場に対して厳重に注意するとともに、ほうれんそうの回収を求めました。これについて、厚生労働省は「極めて遺憾であり、消費者の信頼を裏切る行為だ。ただ、仮に食べたとしても直ちに健康に影響を与える数値ではない」と話しています。

これは、千葉県が26日夜に記者会見して明らかにしました。それによりますと、国の暫定基準値を超える放射性物質が検出されて出荷の自粛や出荷制限の対象になっていた、香取市で取れたほうれんそうが、隣接する匝瑳市にある民営の八日市場青果地方卸売市場に合わせて7885束出荷されていたということです。出荷していたのは香取市内の10軒の農家で、期間は今月1日から22日までだったということです。香取市のほうれんそうは、先月31日から出荷の自粛が行われ、今月4日から22日までは出荷制限が指示されていました。問題は、26日、県に対して県内の農家から寄せられた通報で分かったということです。県のこれまでの調査に対して、10軒の農家は、いずれも、出荷の自粛や出荷制限の対象であることを知っていたと話しているということです。県では、農家と卸売市場に対して厳重に注意するとともに流通経路を調べてほうれんそうを回収するように求めました。県によりますと、これまでのところ健康被害などの相談は寄せられていないということです。これについて、厚生労働省は「極めて遺憾であり、消費者の信頼を裏切る行為だ。ただ、仮に食べたとしても直ちに健康に影響を与える数値ではない」と話しています。千葉県では、今月、旭市産のサンチュが、出荷の自粛が行われていた期間中にスーパーで販売されたり、多古町産のほうれんそうが出荷制限の期間中に宅配で流通したりしたことが相次いで明らかになっています。
(引用終わり) (4月27日 4時9分 NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110427/t10015573061000.html


呆れて物が言えないですね。『風評被害うんぬん』と言うなら、こういう
事態こそ注意すべきことではないだろうか。それと聞く度に不愉快になる

『仮に食べたとしても直ちに健康に影響を与える数値ではない』との台詞。
『これまでのところ健康被害などの相談は寄せられていないということ』

食べて直ぐに健康被害が出る放射能の量ってどのくらいなのだろうか??
農薬混入食品のように、すぐに吐いて意識を失い救急車で運ばれなければ

大丈夫だ!と言うことか? 同様の違反行為を心配して、同じ産地の物を
買わないようにしたら、『消費者』はまた風評被害を撒き散らす不届き者
とマスコミに断罪されるのだろうか? 

本当に可哀想なのは、野菜が売れない農家ではない。

汚染された野菜を買って食べている消費者だ!!

キチンと自粛や出荷制限を守った農家には、国から応分の被害救済をする
べきだと思います。幸いにも今回の事件が発覚したのは、同じ農家による

通報があったからであり、通常では発覚しないのが普通であると考えます。
見ただけじゃ分からない。だから農家も出荷してしまう。そして消費者は

(もしかしたら風評被害の県で可哀想と思って)買ってしまうのです。
一番の被害者は消費者です。2番目の被害者がマトモな農家ではないだろ
うか?

マスコミは風評被害を声高に言う前に『食料品の安全』にも目をむけたら
どうだろうか? 一般の消費者では、スポンサーにはならないからね><

食の安全を守らなければ、原発周辺の野菜は本当に売れなくなります。

それの方が農家の為にならないのです。

菅政権だから出来るような気がしますね。旧政権だったらと思うと..何も
かも闇の中に紛れてしまいそうです。私達消費者は知らされなければ判断
が出来ないのです。

十分な情報の公開が『風評被害』を防ぐ一番の方法です。










必死の菅降ろし狙いは公共事業

2011年04月26日 | 雲の日記
原発事故は東京電力と旧政権の責任だと思う!

災害復旧・復興での公共事業の不正を許さない!


 皆さーん、おはようございま~す!^^

明るい陽射しが窓から入って来ます。黄緑色の新芽が一斉に伸びています。
♪♪春ぅですねぇ~ 恋をしてみませんかぁ?♪♪(by キャンディーズ)^^

何だか(恋の歌でも)口ずさみたくなるような明るい陽射しが差し込んで
います。良い一日になりそうです。被災地も今日は晴れているだろうか?

被災者支援についてNHKでやっていました。国、地方自治体、義援金等
支援金はあるようですが、基本的に貰えるのは自己申告だということです。

『罹災証明書』が必要らしいのでご注意下さい。(当たり前ですが誰にで
も言う訳にはいかない) こういう時、一番気になるのが若い年齢の人達

や日頃公的支援に縁の無かった人達のことです。貰えるべき支援金や利用
出来る支援策を知らないで見過ごしてしまうのではないかと思うからです。

どんな制度でも『自ら出向かなくては』利用できないのが基本です。利用
できない人がいても誰も教えてはくれません。(親切な人が近くにいれば

いいが、そういう人に限って情報を得る機会も少ないように思う)性格的
におとなしい人、公的機関に行き慣れていない人、情報が無い人などなど

支援金や支援策を利用しないままに、自分のだけで苦労している人たちが
いるのではないかと心配です。申請すれば貰えるお金、支援策があります。

最寄りの市役所(役場)などの公的機関に出向き、どんな支援策があるの
か情報収集に努めてほしいです。支援策は自治体によって多少違いがあり

ます。特に義援金など現金で貰えるものも『自己申告』なので忘れないで
下さいね。震災により家族と離れてしまった人たちが心配です。

情報を得る努力をして下さいね。日本国内は元より、世界中から集まった
義援金は被災者が貰ってこそ『生きるお金』です。善意を生かすためにも

被災者の方は是非、申請して分配して貰いましょう!^^  日本の制度は
残念ながら親切な設計になっていないです。面倒でも役所に出向き、担当

者の(時々感じ悪い)態度に内心腹立ちながら申請しなければならない。
最近は民主党政権になって末端の役所の対応は良くなったと思っているの
ですが、皆さんはどうだろうか?

若い人、情報の少ない高齢者、貰えないと初めから思っている人などなど
各種支援策を利用しないまま、辛い思いをしていないかと心配になります。

是非、該当する人はご利用下さい!

さて、これからが本題です><(遅い!)

マスコミを見ていれば『菅首相の責任問題』が紙上を賑わせています^^
『原発対応の悪さ』『災害時の初動対応のまずさ』『地方選での敗北』等

どれもこれも『退陣要求』になっている。何度も言いますが日本が過去に
経験したことがないほど巨大な災害に見舞われたのです。多くの人が犠牲

になりました。瓦礫の撤去、ライフラインの復旧も出来ていない。そんな
状況でも野党・自民党は言うに及ばず、民主党内でも『菅首相責任論』や

『菅首相退陣要求』が出ている。小沢氏とその一派だ! 彼ら二人に共通
するものは..自民党政治を支えてきたもの..公共事業による利権だろう。

自民党も小沢氏も公共事業で屋台骨を支えてきたのは異論のないところで
しょう?? 『談合』『天の声』『口利き』『政・官・業の癒着』等々の

言葉は全て、かつての政権がしてきた公共事業に関する黒い疑惑を生んだ
言葉たちです。私のblogでもオバマ大統領と同じ経済政策『所得税減税』

と『公共事業』を何度も何度も提案してきました。特に失業者対策として
の公共事業は『雇用の創出』に大きく貢献出来るから(てっとり早く雇用

を作れる)非常に良い政策だと思えた。だが多くの国民は、かつて何度も
起きた公共事業による不正:『官僚の天下り』、政治家への『献金』等々

から『公共事業』を極端に嫌悪していたと思う。また、それを煽る勢力が
ネット上を闊歩していた。しかし今回の大災害です。好むと好まざるとに

関わらず『規模』『額』『回数』の全てで過去最高を上回る『公共事業』
が発注されることになった。『公共事業』で利権を欲しいままにしていた

政治家・官僚にとっては、正に『出番』である。特にライフラインの復旧
工事は(その性質上)迅速な発注がなされる筈である。そんな時に一部の

(利権誘導大好き)官僚が考えるのが過去に行われていた『指名入札』と
『随意契約』ではないかと心配になります。不正が行われやすい入札形態

なので(今では)殆ど行われずに『競争入札』による公共事業が多くなっ
ているのです。それが今回の災害で復活するのではないかと心配です。

政治家・それに連なる官僚・そして業界..彼らが目指すものは(虎視眈々
と狙っているものは)公共事業による利権誘導なのだと私には思えます。

そして、それは同じ民主党内の小沢氏にも当てはまることだと思います。
何故なら小沢氏が疑惑の目を向けられているものも『ヤミ献金疑惑』にか

かわる『談合疑惑』だからです。最近、問題になっている談合疑惑を取り
上げてみましょう。談合によるヤミ献金は税金が政治家に流れることです。

これらの不正が成立するのは『政・官・業』のそれぞれが役割を果たさな
けれ成立しない筈です。この癒着こそが日本に長く続く『悪しき習慣』な

のです。そして今回の巨大公共事業です。彼らが手をこまねいている筈が
ない!! 絶対にないです。今度は額も最大級です。国民の目も届き難い。

『企業献金大好き』政治家も自分たちの地位を向上させたい。(天下り先
を確保したい)一部官僚も黙って見ている筈がないのです。絶対にない!

(引用始まり)
日本共産党の笠井亮議員は21日の衆院予算委員会で、民主党の小沢一郎
元代表のヤミ献金疑惑が指摘されている胆沢(いさわ)ダム建設工事の
談合疑惑を取り上げ、政府による再調査と小沢氏の証人喚問を要求しまし
た。大畠章宏国土交通相は政府が胆沢ダムの談合疑惑で行った検証は
「不十分」だと認め、菅直人首相もさらなる調査を指導すると約束しました。
...
笠井氏は、水谷建設などゼネコンから小沢氏への巨額の政治献金に言及。
「大型工事で談合などの不正行為が行われ、国民の税金がヤミ献金として
還流していたとすれば重大問題だ
」と述べ、小沢氏の証人喚問を改めて
要求しました。

 笠井氏は、公共事業をめぐる癒着や談合の大本にある企業・団体献金を
禁止しない以上、問題は解決しないと主張。マニフェスト(政権公約)で
企業・団体献金禁止を掲げた民主党が禁止法案を提出していないことも示
し、「本気度が問われる」と述べました。

 菅首相は、「談合などによる政治家への税金還流などあってはならない。
そういう原則に立って全力を挙げていく」と答弁しました。
(引用終わり) (2月22日 しんぶん赤旗)
参考URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-02-22/2011022201_01_1.html


この問題も前原国土交通大臣の時に(官僚が調べて)『談合』の事実はな
かったとされたのです。だが実際は事情聴取さえされていなかったことが

判明したのです。本気で『談合を無くそう』『ヤミ献金を無くそう』..と
する気があるのか?疑問です。そして国民は『公共事業』そのものが嫌い

になってしまった。昨年までの異常な『官僚批判』や『公共事業批判』を
展開していた人達(ブロガー)は何処に行ってしまったのだろうか?

政権交代後、急激に増えたブログは何故か一律に『政権批判』『官僚批判』
をしていた。それが最近は『政権批判』だけに集中している。彼らはブロ

グを巡回し自分たちの意見を書き込み、時に反対意見のblogを汚く罵る。
テレビ・新聞より影響力を行使し難いのがネットだろうが、そこにも動員

された要員が大量に投入されているのが実態です。まあ希望通りの政権に
なれば、急速に減るのでしょうがね。それまではネット上が大混雑です^^

さて、話がまた逸れましたが^^田中角栄氏の時代から現在に至るまで企業
献金を言う名の『賄賂?=ヤミ献金?』は、一部政党・政治家の資金源に

なっているのは変わらない構図です。それを止めるために『政党助成金
という国民の税金から政党に資金援助をすることになったのですが、今で

は『政党助成金』プラス『政治献金』と二重取りが許される構図が出来て
しまったのです。(政治資金規正法に抜け穴あり) それが最大限に発揮

されるのが、今回のような巨大公共事業の発生時なのです。多分始めには
(震災直後)地元の業者が優先的に採用される『瓦礫の撤去』や『緊急的

ライフラインの復旧』などの公共事業になるだろう。だが、その次に来る
のは本格的ライフラインの復旧等が待っている。大型の公共事業が目白押

しの筈です。それには先程の『談合』『口利き』『天の声』等々の余地が
沢山ある。小沢氏事件を見ていると業者が頼みに来ると言うよりは政治家

(側近)の方から『どうだ?』と声をかけているようにも見えるので><、
企業の方は迷惑なところもあるのかもしれないですね。政治家も情けない。

談合が成立するためには『発注者側』の協力がなくては成立しないと私は
思っています。それを望んでいるのが『一部の悪質官僚』なのです。

決して全部の官僚ではないです。何故なら今の入札の主流は『競争入札』
だからです。談合が介在しやすい『指名入札』でも『随意契約』でもない

からです。心配なのは今回のドサクサに紛れて『一部の悪質官僚』がまた
『指名入札』や『随意契約』を復活させようとすることです。有り得ます。

政治家と繋がっている一部官僚、業界に天下り先を確保したい一部官僚
が『指名入札』『随意契約』を復活させるだろうと私は思っています。


それを阻止しなければなりません。

その為には、国民による厳しい監視しかありません。
残念ながらマスコミは、機能していないからです。

公共事業による献金は、国民の税金が使われるのです。












マスゴミと馬鹿にされたって

2011年04月25日 | 雲の日記
原発事故は東京電力と旧政権の責任だと思う!

災害復旧・復興での公共事業の不正を許さない!


 皆さーん、おはようございま~す!^^

最近のマスコミの凋落ぶりには、多くの国民が批判している。歌うことを
忘れたカナリアのようです。歌うことを忘れただけなら我慢もするが最近

は私のような短絡的人間を陥れんばかりの記事を書いて、批判を煽ろうと
するから質が悪い。要するに今なら菅政権(民主党政権)に批判が行くよ

うに『あの手・この手』で国民を誘導しようとするのだ。本当に質が悪く
なったものです。皆さんも今のマスコミ..新聞・テレビにご注意下さいね。

そんな新聞の記事ですが、時々『おやっ』と思う記事に出会うことがある。
そんな時は(少し前なら当たり前のことなのだが)何か嬉しいですね^^

『あっ、この記事に関連したものを書こう!』そんな気持ちにさせてblog
にUPされることが多い。ただし、そんな記事は少ないし大手の新聞では

もっと少なくなっている。私は朝日新聞を親の代から取り続けているが..
(結構そういう人って多そうですね^^)朝日の変貌ぶりは悲しいほどです。

多分、ヒラメ記者が闊歩し出し、嘗て大勢を占めていただろうリベラルな
記者たちは隅に追いやられた。リストラにもあっただろう! 大口広告主

に『身も心も』売ってしまったようだ。それでも今なら..まだ、どこかで
ひっそりと出番を待って(時代が変わるのを待って)いるように思う。

出来ることなら新聞購読を続けてほしいです。そして記事について大いに
批判して欲しいですね。批判するだけの知識がある読者は、世の中に沢山

いるからです。中高年の中には『能ある鷹が爪を隠す』ように在野にいる
知識人が意外に多いですよ。肩書が無いので周りが気が付かないだけです。

そういう人材を活用出来れば、日本はもっともっと良くなるだろうと私は
思うのですがね。有為な人材ほど孤独になり易い気がします。(組織から

離れる?) さて、大手新聞を除いて地方紙を見てみると時々良い記事に
当たります。私が好きな記事は、『中学生以上なら読める』優しい表現の

記事になります。平易な言葉で書かれた『記者の思いのこもった文^^』が
好きです。今回引用した地方紙の記事もそんな私の好きな記事になります。

ちょっと長いけど、是非読んでみて下さい。

(引用始まり)
旧ソ連チェルノブイリ原発事故から26日で満25年となる。福島第1
原発事故を経た今の日本にとり、チェルノブイリから学び取るべき教訓は
あまりにも多い。
最も重要な教訓は、ひとたび原発で大事故が起きると、周辺の地域社会が
丸ごと消滅するということだ。
人々の生活も仕事も一挙に失われ、破壊さ
れてしまう。
チェルノブイリでは、原子炉から4キロの地点にあった人口5万人のプリ
ピャチの街が廃虚と化した。
二つ目の教訓は、事故の影響は非常に長く続くということだ。事故後25
年を経てもなお、原子炉から30キロ圏内は立ち入り禁止区域である。
事故の9年後、隣国ベラルーシでは小児甲状腺がんが事故前の数十倍に増
えた。小児白血病が有意に増えたという報告もある。
チェルノブイリでは事故後3週間での死者が28人だった点を取り上げ、
「福島では皮膚障害が1人だけ」と違いを強調する専門家が日本にいるが、
ためにする議論、と言わざるを得ない。
真に警戒すべきは長期的な被ばくであり、その点を勘案しない比較に何の
意味があろう。しかも福島第1原発では今も放射性物質の放出が続いている。
事故を矮小(わいしょう)化するかのごとき言説は不見識だ。
福島の事故が起きる前、原発推進論者はチェルノブイリについて「ソ連と
日本では原発の構造が違う」「ソ連の運転管理はずさんだが、日本はしっ
かりしている」などと述べ、「日本では起こり得ない事故」と位置付けて
いた。
何と空疎な言説か。歴史上の大津波を基にした専門家の警告も、政府や
東京電力は事実上無視していたことが分かっている。
日本の安全対策は「著しい放射能災害をもたらすような事態は、最初から
想定しない」だけのことだ。何のことはない、「見たくないものは見ない
から、存在しないのと同じ」という幼児的心性にすぎなかった。
原発に関わる政府機関などいわゆる「原子力村」の専門家の言説は原発推
進の結論ありきだった。そんなことも、チェルノブイリ事故を振り返ると
よく分かる。
チェルノブイリでは今も、廃炉を覆う「鉄棺」建設費約2200億円の
工面が議論されている。事故防止策のコストも含めると経済的にも引き合
わない。脱原発は自明、というのが導くべき教訓だ。
(引用終わり) (4月25日 琉球新報)


今度こそ、原発について考えて見るべきでしょう! 

今回の悲劇を二度と起こさない為にも!!









年金改革はどうなるのか?

2011年04月24日 | 雲の日記
原発事故は東京電力と旧政権の責任だと思う!

災害復旧・復興での公共事業の不正を許さない!


 皆さーん、おはようございまーす!^^

爽やかな朝を迎えましたか? 日曜日がお休みの人は朝寝坊していて^^まだ
起きていない可能性もありますよね^^ 起きろ~!!(大きなお世話か?)

さて、民主党の得意分野でもある『年金問題』を今日は取り上げようと思い
ます。震災で掻き消されがちですが、重要な政治課題である年金問題を考え

なければならないですね。年金は貰っている人(もしくは貰う直前の人)を
除けば、あまり関心の持ちにくい話題でしょうが、老後の生活設計には欠か

せない重要な問題です。特に預貯金をタンマリ持っている人、もしくは高齢
でも現役で働いて高収入を得ている人を除けば、死活問題でもあります。

よく聞く言葉に『どうせ自分達の時は(ゼロか少額しか)貰えないのだから、
当てには出来ない』or『少子高齢化で年金制度は破たんするのではないか』

そんな言葉をよく聞きます。自分からそんなことを言っては駄目ですよ><
年金は国民の老後の生活を支える国の大切な制度です。若い人たちの老後も

年金を当てにして欲しいです。そうでなければ今から預貯金に励まなければ
ならないことになってしまう! それじゃ~つまらない人生になってしまい

ます。日本の社会では無年金者と呼ばれる『年金を貰えない人達=無年金者』
もしくは『生活するには足りない低額年金受給者』が沢山います。そういう

高齢者の人達は、どうしているのかと言うと『生活保護』などを申請したり、
高齢者でも仕事をしたりして、なんとか生活しているのですね。高齢になる

と健康状態も悪くなる人が多くなります。それでも働かなければ生活出来ま
せんから無理をして働いています。最悪の場合は、国民健康保険料も払えな

いので体調が悪くなっても病院に行くことが出来ないのです。そういう人達
を『自業自得』『自己責任』と言って放り出したのが旧政権です。ところが

民主党は政権交代で『国民の暮らしが第一』と言った。それを信じるなら..
少なくとも(他に収入がある人や資産家を除いた)『無年金者』『低年金者』

を無くす政策をしてくれるものと思っています。年金を含む社会保障制度に
ついて、以下の記事を見つけました。

(引用始まり)
医療・介護では低所得者対策を強化し、年金は高所得者への支給額を減らす
ことなどが柱で社会保障の「安心・共助・公平性の三位一体」を打ち出した。
厚労省は民主党と調整を進め、5月上旬にも政府の「社会保障改革に関する
集中検討会議」(議長・菅首相)に成案を提出する方針だ。

原案は、医療・介護分野で低所得者を対象とした自己負担の「総合的軽減策」
を検討することを明記。具体的には医療費の窓口負担が一定額を超えた場合
に払い戻す高額療養費制度で低所得者の負担上限額の引き下げなどを進める。

また、新たな制度として、医療や介護、子育てなどにかかる負担を横断的に
調整し、収入に応じて自己負担額に上限を設定、超過分は公費などで穴埋め
する「利用者負担総合合算制度」(仮称)の創設を目指す。同制度の実施は、
各世帯の収入を正確に把握する必要があるため、2015年1月に導入予定
の「社会保障と税の共通番号制度」の定着が前提となる。
(引用終わり) (4月24日 読売新聞)


今の段階では『評価』出来る内容かどうか、判断できる段階ではないですが
少なくとも低所得者への配慮を窺がうことが出来る内容には感じます。

旧政権では、徹底的に『大企業・金持ち優遇政策』が取られてきました。
旧政権末期の日本社会には『餓死者』『ネットカフェ難民』『ホームレス』

『無保険者』『ワーキングプア』等々が出現しました。社会の価値観もお金
で計られ『困窮者』は『自業自得』『自己責任』として救済されなかった。

そんな価値観が生む社会は良かっただろうか?? 

少なくとも最低限の生活が出来る『年金』を全ての国民に支給し、国民健康
保険も(差別なく)支給して欲しいです。それさえも今の日本社会では高い

望みになっている。その上で高収入がある人、資産家などから減額・除外す
るのは仕方ないと私も思います。

税制度の基本は、多くの富を得ている人から多く徴収する『応能負担』です。
そして少しの富しか得ていない人に『再配分』することにもあるのです。

今回の厚生労働省が取り組む年金制度改革の原案では、高所得者の基礎年金
支給額を最大で半分に減額するなど給付抑制
など評価できるものがあります。

その他にも
◎高所得者の公的年金等控除を縮減し、応分の税負担を求める。
◎受け取る年金額が少ない低所得者の基礎年金を加算する。
◎年金支給開始年齢の引き上げの検討は、先送りになった。

これらが実現出来るかどうかは野党の協力にかかっている。野党の協力なく
しては出来ないのが今の政治バランスです(参議院で与野党が逆転している)

災害復旧・復興にはお金が必要です。その財源を増税にのみ頼ることは出来
ません。その為には旧政権で優遇されてきた『大企業やお金持ち』に応分の

負担をして貰わなければならないです。何故なら、彼らは増税されても私達
国民と違い、生活苦にはならないからです。余禄が多少減る程度ですから^^

財政難から『年金支給開始年齢の引き上げ』を言う人もいますが、私は反対
です。今だって年金支給開始年齢を引き上げている最中です。その上に定年

が伸びている様子も現実には無いだろう。企業はリストラや正規労働者から
非正規労働者に置き換えはしていても、正社員のままで定年を年金支給開始

年齢まで(現実に)引き上げている企業がどれだけあるか、大いに疑問です。
政府は日本国民が『定年』まで働き、その後は年金によって暮らしていける

ようにしなければならないと憲法に要請されている筈です。安易に年金支給
年齢を上げて『帳尻合わせ』するような愚は、しないで欲しいですね。

それも野党の反対に遭えば出来ないことなのでしょうが。。。 今の政権が
公約を守れない理由中に参議院の与野党逆転があることを忘れないで欲しい
です>< 

まだまだ検討の余地がある..菅政権が進める「社会保障と税の一体改革」の
柱となる年金制度改革に関する厚生労働省原案ですが、大きな関心を持って

見つめてほしいです。政権批判ではなくて、政策批判を大いにしませんか?
菅首相も枝野幸男官房長官も良く頑張っていると私は思っていますがね^^

年金問題..老いも若きも関心を持ちましょう!!












謝罪に土下座、退陣で幕引き

2011年04月23日 | 雲の日記
 原発事故は東京電力と旧政権の責任だと思う!


東京電力の清水正孝社長は22日、福島県の佐藤雄平知事に謝罪したり、
避難住民のところに訪れて土下座したりしているらしい。3週間も雲隠れ

していたのも気になるが、やっと出て来たと思ったら『謝罪』に『土下座』
そして『退陣』を匂わせて、今回の世界最大級の原発事故の幕引きを行う

つもりのように私には見える。それらの日本的な謝罪で幕引きなどさせて
はいけない。誠意ある謝罪とは『如何に住民に今後の生活の支援』をして

いくかにかかっているからです。これから先どれだけ長い年月が流れても
土壌汚染や健康被害は続くのだろうと思えるからです。ゆめゆめ忘れてな

らないのは、一時的な保障で幕引きをさせないことです。事故当初、東京
電力の清水正孝社長は、こう言っています。

(引用始まり)
2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震とそれに関連して起きた
福島第一原子力発電所事故の発生時、清水は関西に出張中で、当日は交通
手段が確保できず、翌日に本社に戻っている。3月13日に記者会見を開
き、放射性物質の漏洩を謝罪、事故の原因については「津波が一番の問題
だ。想定を超える水準だった。」
と話した。3月18日に国際原子力事象
評価尺度のレベル5と評価されたことについて「わが国が経験したことの
ない大規模地震に伴う津波といった自然の脅威によるもの
とはいえ、この
ような事態に至ってしまったことは痛恨の極み。」と談話を発表した。
(引用終わり) (Wikipediaより)

この発言の後にマスコミから一切姿を消すのですが、体調不良が原因との
説が流れていました。しかしWikipediaによれば『仕事中でも常に両足

に1kgの重りを付け体力維持を欠かさない』という読売新聞記事の引用が
載っていたのですが。。。

さて、ここで最初のころ地震による『想定外の大津波』による影響で原子
力発電所が被害を受けた為に、今回の事故に繋がったのだと東電もマスコ

ミも報道していた。しかし時間が経つ内に東電が事故の危険性を指摘され
ていた事実や危険性を叫んでいた人たちがいたことが分かってきました。

それらの事実はマスコミに報道されずに国民に周知されることはなかった。
何故だろうか?? 防げるかもしれなかった原発事故だとは絶対に思われ
たくなかったと言うことだろうか? 

東電社長やマスコミの言う『想定外の大津波』が原発事故の原因だとした
ら、どうなるのだろうか??

原賠法(原子力損害の賠償に関する法律)では、原発の事故において
『自然の脅威によるもの(天災)』であれば電力会社に損害賠償義務
はない!、となっている。


原発推進をしてきた旧政権(自民・公明)なら『この流れ』を支持しただ
ろう。イヤ..積極的に誘導しただろうと私は思います。 ところが東電に

とって不幸だったのは、今の政権が民主党政権それも菅政権だったことだ。
お気の毒様だ! 今回の震災で菅首相と共に不眠不休で頑張っている枝野

官房長官は、東電社長の会見後の3月25日の朝日新聞で次のようにコメ
ントしている。

『枝野幸男官房長官は「安易に免責などの措置がとられることは経緯と
社会状況からありえないと、私の個人的見解として申し上げておく」
(先月25日)と発言』している。

もし今が原発推進をしてきた自民党政権だったなら、原発事故は自然災害
として処理され、東電は賠償責任を負わされてなかったかもしれないと思

います。いや..『社会的責任はある』などと言って『東電として精一杯の
努力をさせて頂く』などと言って収めたのだろう。

当初、東電社長が言っていた『大規模地震に伴う津波といった自然の脅威
によるもの』という事故原因を聞く限り、事故の責任を本当に感じている

とは到底思えないのです。あれだけの事故を起こしていても東電の説明に
何故か『他人事』というイメージが付きまとうのは『自分たちの所為じゃ
ない』と思っているからだろうか? 

何か、浮世離れした会社だと思ってしまうのです。

『謝罪に土下座、退陣で幕引き』はさせませんよ^^











鉄腕アトムは原子力エンジン

2011年04月22日 | 雲の日記
鉄腕アトムもドラえもんも原子力の平和利用だったのです^^

どうする?原子力エネルギー!


 皆さーん、おはようございま~す!!

『鉄腕アトム』って知っていますか? 1960年代にテレビアニメーション
(漫画が先?)として人気のあった『鉄腕アトム』です。

原子力の問題を考えている時に新聞記事の片隅に書かれていた『鉄腕アトムは
原子力エンジンを得て百万馬力になったのだった』を見つけたのです^^

★★余談になりますが、鉄腕アトムのことを少々解説しておきましょう!!
漫画家・手塚治虫が描いた作品中のキャラクターで、天才・天馬博士が事故で
亡くなった息子のかわりに作ったとされるロボットです。彼の動力は小型原子
炉で作り出されていいます。名前はアトムATOMで原子。妹はウランちゃん。
アトムのかわりとなったロボットは、コバルト。

まさしく未来のエネルギー『原子力』に期待が寄せられた時代を反映している
アニメーションではないでしょうか? アトム、ウラン、コバルト..^^

そんな時代もあったのですが、現在の原子力エネルギー利用はどうかと言うと
チェルノブイリ原発事故と同じ『レベル7』まで危険度が増した福島原発事故

を教訓に『脱原発』の流れが出来るだろうことは想像が付きます。それは日本
だけに留まらず世界中に伝播する筈です。原発事故の危険性がある限り、安全

な原子力利用などないのだと多くの人が思ってしまうからです。それが当然で
すし..私も基本的には原子力発電反対なんですが.. 困った問題もあります。

今回の計画停電で多くの人が節電に心掛け、不自由な思いをされていると思い
ます。ふんだんに電気を使う生活から急に節電&計画停電を味わったからです。

今までが電気を使い過ぎだったとしても今回のような節電・停電生活を続ける
ことが本当に出来るだろうか? 継続して将来に亘り出来るだろうかと心配に

なります。先日、都知事に四選した石原慎太郎氏は『自粛モード』を呼びかけ
ていたようですが、本気でそんなことをしていたら日本経済はますます落ち込
んでしまいます。

★★石原氏は相手候補者の華やかさを見て今回の災害を利用することを考えた。
『パチンコ、自販機なくてもいい。我欲を捨て、つましく』と言って4選した。
だが..その言葉、自分に向けて言ったらどうだろうか? 『我欲を捨て』..


確かに『パチンコを我慢し自動販売機を止め、つましい生活を』と叫べば、他
の候補者の華やかさを抑え込み、再選にぐっと近づけるというものですからね。

今回の震災で『罰があたった』と言った本人が、今度は有利な選挙戦に持ち込
む為に『自粛ムードで連帯を』となる。都民は何故石原氏を選んだのだろうか。

話が逸れましたが、個人的に言えば長期間の『大きな節電』は続かない気がし
ます。(勿論、長い時間をかけて啓発することは出来るでしょうが)

それでは原子力発電を減らして従来の化石燃料に頼るのかと言えば、そこにも
問題が存在する。二酸化炭素排出に関する地球温暖化の問題です。何より環境

問題があったので世の中の流れは『電化』に向かったのですから..オール電化
なんて言葉を覚えているでしょう。多くの人は環境問題を考えてオール電化に
したのです。それも今回の原発事故で方向転換されるでしょうが..

節電もある程度までしか出来ないでしょう。(今更つましい生活など無理では)

だからと言って今回の原発事故を考えれば、原子力発電には頼りたくない!!

従前の化石燃料では補いきれないだろうし環境問題を考えればもっと無理です。

★★化石燃料:一次エネルギーとして最も需要のある、石油、石炭、天然ガス
を化石燃料と言います。再生することの出来ない限りある資源なので、原子力
も含めて枯渇性エネルギーとも呼ばれています。日本ではこれらのほとんどを
輸入に頼っています。

因みに化石燃料は『限りある資源』です。再生出来ない資源です。石油も天然
ガスも数十年で枯渇すると言われています。世界中で争奪戦が繰り広げられて

いるのは周知の通りですね。選択肢が狭まってきましたね。これからの日本の
電力エネルギーを確保するためには、どうしたらいいのだろうか?

太陽光発電(ソーラー発電)や風力発電もあるが全体の電力をカバーするには
足りないですね。(今後に期待したいです..)

そう考えると日本国民がある程度の節電を心掛けたとしても原子力発電に代わ
るものが無いと言えるかもしれない!! さて、どうする?

前に立花隆氏が週刊誌に書いていたのですが『小型原発』の薦めです。小型と
は言え、原発に変わりはないのでお叱りを受けそうですが.. ゴメンなさい!

『小型原発』って皆さんも何処かで聞いたことが一度や二度はあると思います。
私もあるのですが、具体的には知らなかったです。眼中になかったという方が

正確かもしれませんが。。 そこで『小型原発』について検索してみました。
意外と簡単に見つけることが出来たので驚きです@@ 一般的なのかな?

(引用始まり)
小型原子力発電機(物置サイズ)
地中に埋めて使うことを前提にした、物置サイズの小型原子炉を使った発電機
「ハイペリオン・パワー・モジュール」。2008年11月からアメリカの企業が
営業開始。

商用化したハイペリオン・パワー・ジェネレーション社の説明によれば、まっ
たくのメインテナンスフリーで2万世帯分の電力消費量に相当する25MWの電力
を5年間に渡って供給することができるとのこと。また安全性についても担保
されているとの説明。

価格は1基2500万ドル(本日=2009年2月19日現在だと約23億4000万円弱)。
1万世帯を有する小規模な町が導入した場合、1世帯あたり5年で2500ドル、
1年換算では500ドル(約5万円以下)を支払うだけで必要な電力の全てをまか
なうことができるとの試算。100基分に関しては既に工業用として国内外の
顧客向けに販売契約を結んだ模様。...
(引用終わり) (関心空間より)
参照URL http://www.kanshin.com/keyword/1729853


少し古い資料になりますが、例えば、この物置サイズの小型原子力発電機は
1世帯当たり年間500ドル(今日のレート1$=81.77円X500)

=40885円になる。一か月なら3407円です。この額なら韓国並みの
電気代だろうか? 安くて助かりますね。

自分たちが使う電力は身近な物置サイズの小型原子力発電機の利用で如何?

立花隆氏は、もっと小さい『一家に一台超小型原発』を薦めていました><

皆さんもどうだろうか?  『一家に一台超小型原発』

原子力発電について真剣に考える時が来ました。これからの原子力行政にも
関心を持って欲しいです。自分たちが使う電力は自分たちで何とかしなけれ

ばなりません。今回の福島原発は東京に電力を送っている原発だと言います。
その事故で福島県民とその周辺の人たちが悲惨な思いをしている。不条理を

感じます。原子力発電が暫くの間、続くなら電力も『地産地消』でお願いし
たいですね^^ 

地産地消!!  如何ですか?石原慎太郎さん!!!











民主党内紛『恥を知れ!』

2011年04月21日 | 雲の日記
日本中が未曾有の災害から復旧復興(尚且つ原発事故まで)しようとして
いる時に政治の世界は『政権交代』『菅降ろし』『民主党内紛』だと..


     恥を知れ!

そんな言葉を今の政治家は知らないか? それとも知っていても自分ではない
と思っているのだろうか? 自分の欲望しか見えない時の人間ほど醜いものは

ないとつくづく感じますね。渦中の本人たちは気付かない! そうでなければ
1000年に一度の国家を揺るがす災害の時に、一つになれない政治集団など

要らないとさえ私には思えます。多くの皆さんは、この現象が政治家としての
権力闘争と思うのだろうが、それは表面的なことに過ぎないと私は思います。

謹慎中の?小沢氏までが参戦してマスコミを騒がしている『政権交代』『菅降
ろし』『民主党内紛』等々ですが、それを急がせる本当の理由は『もう始まっ

ている』復旧工事の公共事業が理由です。権力闘争に政治家が血道を上げるの
は田中角栄氏の時から変わらない『政・官・業』が作り上げたシステムに乗る

ためです。政権交代から震災前までは『公共事業』は目の敵にされてきました。
悪いのは『天下り先を確保する』ための官僚による(建設)業界への支配力確保

だという論調が日本中を駆け回っていたと思います。本当は官僚・業界だけで
なく、そこに政治家が加わらなければならない筈だった。(従来の公共事業)

公共工事受注のために政治家が賄賂?を貰う構図(=政治家の口利き)を忘れ
た訳ではないだろう! 小沢氏が政治献金問題で幹事長を追われたのも同様の

構図があったからです。政治家⇒官僚⇒建設業者 この構図は今も昔も変わら
ないのです。ところが今は菅政権です。菅政権では、それが出来ない!!

かつて自民党・政治家の経済面を支えた土建業が今回の復旧工事では一件当た
りの規模・数ともに最大級の物となるでしょう。雇用も生まれ、経済も活性化

する筈です。何故なら..それだけ巨額な公共事業が行われるからです。それを
支えるのは『国民の税金』です。雇用の創出・経済活性化として存在していた

公共事業が本当の復旧工事として、嘗てない規模で行われるということです。
これを放っておく手は(誰が考えても)無いでしょう?? 

今のような状況下で必死に『政権交代』『菅降ろし』『民主党内紛』を叫ぶの
は、巨大公共事業を食い物にしたい政治家たちだと私は考えています。

政権交代後、悪者役になっていた『官僚』も息を吹き返すかもしれない><

長く続いた自民党政権時代に土建業から『政治献金という名の税金の還流』を
受けていた政治家たちは『夢をもう一度』である。小沢氏など地元岩手の公共

事業に関与できない可能性が高くなってしまうだろう! だから『菅降ろし』
なのである。自民党とそこから派生した『竹の子新党』の『政権交代』は言わ
ずもがな!でしょう^^ 

震災復旧工事とは言え(税金が使われる)公共事業である以上、官僚や政治家
に食い物にされないようにしなければならない!!

そうでなければ、政権交代の意味が無くなってしますからです。

被災地の失業者は言うに及ばず、それ以外の失業者にも『雇用の創出』は緊急
に解決しなければならない政治の課題です。

復旧工事は迅速でなければならない!! 

その理由で不透明な『指名入札』が行われないようにしなければならない!

数・規模ともに最大級の公共事業の始まりです!!












被災地も今日は暖かいですか

2011年04月21日 | 雲の日記

    消費税の増税に反対です。



 皆さーん、こんばんわぁ~^^

アメリカの『9.11』より日本の『3.11』が有名になってしまった
ように感じる今日この頃ですが、未だに震災の全体像が掴めていないのが

気になります。阪神淡路の震災の規模より、今回の地震は遥かに巨大では
ありますが、その時の経験が生かされているのか疑問に感じてしまいます。

1000年に一度の大震災だとしても『想定外』で済まされる問題はない
だろう。国民の命がかかっているのです。警察の発表では、地震・津波で

行方不明の人は今も1万3千人を超えていると言います。行方不明の人数
に入らない人も多数いると思われます。何故なら..一人暮らしの人や家族

全員が行方不明の場合には『行方不明者』として届け出る人がいないから
です。実態が解明されるまでには長い時間がかかることでしょう。

現時点での東日本大震災の死者は92.5%が水死あると新聞に出ていま
した。これからの地震大国・日本を考える上で大いに参考になるだろう。

先日のblogにも載せたように岩手県の小・中学校では徹底した防災訓練
の成果が出て、学童のほぼ全員が無事だったところもあります。例え子供

でも本気で大人が『地震そしてその後に来る津波から逃れる方法』を教え
ることが出来れば、上記のような記事を見ることが出来るのです。

余りに僅かな事例なので大きな悲劇の前では掻き消されてしまいそうです
が、今後の為に今回の災害を生かす為には必要なことだと私は思います。

これからも災害は起きると思います。『災害は忘れた頃にやって来る!』

今はどれほど被災したのか全体像もつかめていない状態ですが、震災への
関心が社会に引き続きあるように祈りたいですね。

『可哀想!』から被災の『全体像』を把握しながら『今後の課題』を見つ
けて欲しいです。そして出来るなら『復旧・復興』の過程での『公共事業』

による『不正』までも見つめて欲しいと思っています。今回日本を襲った
未曾有の大災害を『可哀想!』で終わらせないで欲しい..! 

そして日本と世界を震撼させた(まだ終息していないが)『福島原発事故』
についても『今後』を注意深く見つめて欲しいです。東電の保障問題では

公的資金導入も囁かれているようです。保障の全体像が見えない中で公的
資金の導入の検討は如何なものだろうか? 

そして、これからの日本の原発をどうすればいいのか??

原発を今後も推し進めるのか?
原発は今のままで増やさないのか?
原発を今後は減らしていこうとするのか?


今回の1000年に一度と言う大災害を徹底的に分析し、今後に役立てて
欲しいです。そして二度と今回の被災者のような悲しみを起こさないよう
に『想定外』のない防災計画を立てたいものです。

暖かくなった今日、ふと被災地も少しは暖かくなったのかなと思いました。








どうする?どうなる?社民党

2011年04月19日 | 雲の日記
 皆さーん、こんばんわぁ~!^^

遅いUPになりました。ボォ~っとテレビを見ていたら支持政党の調査結果が
出ていました。変わり映えのしない結果だろうと聞き流していた。が...><

『社民党』..0.7%?..だと?.. えっ、そんなに低かったの???
『伝統ある(旧社会党の)『社民党』が、そんなことになっていたのか..』と

今更ながら驚いてしまった。何故、社民党はそこまで支持されなくなったのだ
ろうか? 『中道左派』『護憲派』『社会民主主義』..などが思い浮かぶので
すが。。。

支持政党と言っても『支持政党無し』と言われる『無党派層』が多いのですが
それにしても『0.7%』は低過ぎる気がします。支持者も離れ、無党派層と

言われる有権者の票も取り込めないのだろう! ちょっとショックですね><
私から見たら(当初は期待していなかったが)党首の福島瑞穂氏も頑張ってい

るように見える。それでも支持率が伸びないのは何故だろう? テレビのワイ
ドショーやお笑いなどで露出度の高い人ばかりが当選している。うがった見方

をすれば、マスコミも意図的に話題にする党・候補者がいるように思えます。
新しい東京都知事に関して言えば石原裕次郎の兄だという以外思い浮かばない。

東京都知事としての資質は何なのでしょうか? 選ばれた理由は何だろうか?

因みに1945年に設立した伝統ある『日本社会党=社会党』は、1996年
に現在の『日本社会民主党=社民党』に名称変更されました。何で変更したの

でしょうね? 個人的意見で言えば..社会党の方が良かったのに。同姓として
尊敬している『土井たか子氏』は議会政党としては日本初の女性党首である。

勿論、現在の党首である『福島瑞穂氏』も2011年現在、日本の政党で唯一
の女性党首である。女性であることを特別視するのは差別になるのかもしれま
せんが、私にとっては書いておきたい事柄になりますね^^

さて、一時は政権党になり、首相までだした社会党(社民党)ですが、現在は
支持率0.7%である。利害関係だけで結びついているような『竹の子新党』
にさえ、大きく水をあけられている。

やはり村山政権時に『安保条約肯定、原発肯定、非武装中立の放棄』をしたこ
とで社会党を愛する人達の『社会党らしさ』を放棄してしまったのではないだ
ろうか?


(引用始まり)
1994年..自由民主党、新党さきがけと連立した(自社さ政権)、村山政権
が発足した。自民党との連立で、かつ連立首班である以上、社会党はもはや
現実路線をとる以外になく、村山首相は、就任直後の国会演説で安保条約肯定、
原発肯定、非武装中立の放棄など旧来の党路線の180度の変更を一方的に
宣言した(後に1994年9月3日開催第61回臨時党大会で追認)。
(引用終わり) (Wikipediaより)


『中道左派』の社会党=社民党の復活が日本をより良くすると思います。










『天罰と世の責め』は酷いよ!

2011年04月18日 | 雲の日記
 日本中が放射能の危険に怯えている!
 どうする?東京電力..
 どうする?自民党..



 皆さーん、おはようございま~す!^^

未曾有の大規模災害だった今回の東北・関東地方にまたがる地震と津波の
被害ですが、日本の土建業の実力を持ってすれば、一気に復旧復興すると

確信が持てる気がします。政治家への税金の還流・官僚の業界への影響力
確保・(官民&民民による)談合などなど毛虫のように嫌われてしまった

感のある公共事業のイメージによって『土建業』そのものまで何故か嫌わ
れてしまった。個人的には『土建業』に期待している部分が大きいです。

何故なら、土建業による雇用は(非常に)ストレートだからです。失業者
が手っ取り早く仕事を得ることが出来る。そのことは取りも直さず貧困層

の解消にもなるし、その日暮らしの労働者を救済することにも繋がるから
です。いつも言うことですが、福祉で(税金で)失業者を食べさせ続ける

ことなど(財源問題から言っても)無理です。日本国憲法でも要請されて
いるように私達国民は働いて生活することになっているのです。ところが

社会的弱者と言われる人たちがいる。彼らに関しては、国が厚く保護しな
ければならないが、一般の人たちは労働によって生活しなけばならないの

です。俗に言う『働かざる者、食うべからず』である^^ しかし今の日本
には仕事がない。企業も人件費削減のために『なるべく雇用を控える傾向』

がある。景気が悪くなっても公共事業を目の敵にしているから、雇用など
生まれる訳もない! 今、福祉関係の予算が伸びているのは民主党政権が

払うべき人たちに対してキチンと手当てしているからです。自民公明政権
の時には『如何に福祉予算を減らすのか』が最大の課題であり、水際作戦

という『窓口に来た時点で追い返す』ことに主眼が置かれていた。有名な
『北九州方式』と呼ばれるものも、如何に生活保護申請などを許可しない
で処理できるかが評価されたものです。

その結果、(この日本で)『餓死者』が出たのです><

自民・公明政権では『社会保障費を削減』が大きなテーマだったのですね。

さて、話を災害関連に戻すと^^今回の災害について一番驚いたコメントが
石原慎太郎東京都知事の『地震は天罰』発言だろう! この石原氏..有名

な弟の石原裕次郎氏を除くと、これと言ってセールスポイントが思い浮か
ばないが、発言だけは時々とんでもないことを言って驚かせてくれる。

内容は思慮が足りない!、幼稚!な発言だけなのだが、それが日本の首都
である東京都知事だから困ってしまうのです。そして今回の『天罰』発言。

兎も角、今回の都知事選も『後出しジャンケン』のように初めには出ない
と言っていたが、立候補の顔ぶれを見たら『勝てそうだ!』と思ったのだ

ろう。後になって『出ない』⇒『立候補』に変えてしまった人だ。その上、
『天罰』発言があっても『当選』してしまうあたり..有権者のの選択基準

が分からないですね>< 政治家としての『石原慎太郎東京都知事』には
成果となるような良い話を聞いたことがないのに.. それでも当選!!

そして今度は国民新党の亀井静香代表の発言『東北の方々がこの世の責め
を背負った』です>< 

(引用始まり)
国民新党の亀井静香代表は17日、東京都世田谷区での街頭演説で、国内
で家族間の殺人事件が増えていることなどを指摘したうえで「この世の
地獄が展開されている。その責めを東北の方々が一身に背負って、悲惨な
目に遭っているとも言える」と述べた。東日本大震災を引き合いに社会の
現状を批判したとみられるが、被災地への配慮に欠けるとの批判が出る
可能性もある。
(引用終わり) (4月18日 毎日新聞)


国民の支持率は僅か1パーセント以下でありながら何故か、民主党政権の
キャスティング・ボードを握る?国民新党なのである。その代表が亀井氏

なのです。支持基盤は郵政関係者(特定郵便局局長会?)である。
因みに『みんなの党』を筆頭に多くの竹の子新党が結成された理由もまた

国民新党と同じ、政権のキャスティング・ボードを握ることなのである。
国民の支持率は1パーセント以下でも政策を実現出来る可能性がある..^^

その政界のベテラン亀井氏までもが、この発言である>< これでは被災
者は、幾らなんでも気の毒である。政治家でありながら社会で起きている

悪い現象に対して『罰が当たった』『世の責めを負った』などと言う言葉
で表現するのは、どうなっているのだろうか? 理解が出来ないですね。

丁々発止とやり合う政治の世界で『罰』や『世の責め』が出て来るあたり
が不思議である。自分が言われた時のことも考えて発言するべきだろう。

と..そんなことまで言わなければならないのも疲れる!!
政治家なら、政治を通して世の中を立て直して欲しいですね。

良い政治によって良い社会を作って欲しいです!!..





 




どうなる?放射能の飛散

2011年04月17日 | 雲の日記
 皆さーん、こんばんわぁ~!^^

知人が福島の原発事故直後からヨーロッパに出掛けている。
放射能を恐れてのことらしい。海外に行ける人はいいが、私のように家に

いるしかない人の方が殆どだろう。その証拠に飛行機は空いていたと言う。
しかし、驚くことがある。ヨーロッパ直行便に乗った筈の飛行機は韓国の

仁川(インチョン)空港に立ち寄ったという。僅か2時間のフライトです。
乗客を乗せたまま飛行機は空港にいた。何をやっていたかのアナウンスは

『給油と機内食』の積み込みだというのです。なんでだろう? 何で韓国
の飛行機でもないのに、ヨーロッパの航空会社の飛行機が韓国の仁川空港

に立ち寄るのか理解出来なかった。少し考えてから分かったのが、日本で
機内食を積み込みたくなかったのだろう!ということです。勿論、想像の

域を出ませんが、それ以外に思い当たらなかったです。(間違えていたら
ゴメンナサイ!) ヨーロッパではチェノブイリ原発事故で大きな被害を

受けた経験があります。それで『原子力利用』や『放射能』に対して大き
な関心があるのは想像が出来ます。それでなのかな?と考えました。

それにしても..である。

(知人が利用したのは)福島原発事故数日後である。幾ら韓国・仁川空港
が国際空港とは言え、日本から(通常なら)ヨーロッパ直行便が飛び立つ

筈が、韓国を経由して『機内食』の手配が出来ることを考えると凄い手際
の良さを感じるのである。(純粋に)感心しているのある。それ程までに

日本の原発事故は危険視されているのかと思い、複雑な心境になったのも
事実です。日本国内では、マスコミに学者・専門家が出て来て『大丈夫だ』

の大連呼だったので意外な気がしましたね。別に『どうってことのない^^』
話なのですが、何だか気になる出来事でした。それでタイトルは『放射能』。

チェルノブイリ原発事故と決定的に違うのは、日本では『原子炉の爆発』
がないということです。飛散した放射能の量が全然違うということです。

勿論、これから『原子炉の爆発』がないとは言い切れないですが、現状で
は大丈夫な気がしますよね。ただし現在進行形の(修復していないと言う
意味で)原発事故であることに変わりないのですが...

原発推進をしてきた東電と自民党さん!.. どうやって責任を取るの?





PS:今日のお話はヨーロッパの某飛行機会社のお話です。他の航空会社
に関しては分かりません。因みに帰りの飛行機は日本への直行便でした^^







避難訓練で助かった児童達

2011年04月16日 | 雲の日記
今は菅政権批判をしている時ではなくて政策提言・政策批判をしませんか?


皆さ~ん」、こんばんわぁ!^^
今日の日中は暖かだったですね。少し厚着をすれば汗をかくくらいでした。

ところが日が陰ったら、あっと言う間に寒くなりました。これだけ寒暖の差
があると風邪をひきますね。皆さんも十分に気を付けて下さい。夜は寒い!

震災と原発事故以来、菅政権に対する批判の荒らしで疲れます。あれも駄目
これも駄目、挙句に阪神淡路大震災の時より『菅政権の方が対応が遅い』と

来たもんです>< それも知識人ずらした人たちがテレビの中で堂々と発言
している。これにも困ったものです。阪神淡路の時と今回の東北・関東地方

の地震・津波・原発事故では(誰が考えたって)『規模が全然違う』だろう。
それを比較して『対応が遅い』はないだろう。比較対象にするなら少なくと

も同規模の災害を例に出して論ずるべきだろうと私は思います。その手の話
に、私はウンザリしています。

そこで今日は災害時にあった『良い話』を載せようと思います^^

ニュースにもなったのでご存じの方も多いと思いますが、気持ちが和みます。
日頃から防災教育を徹底させたお蔭で岩手県釜石市の鵜住居小学校、釜石東

中学校の児童のほぼ全員が無事に逃げられたと言うお話です。奇跡に近いよ
うなお話ですが、常日頃から大人たちが本気で防災訓練をしていれば、児童

を救うことも出来るのだという良いお手本になると思います。いつ起きるの
か分からないのが天災です。その時、不幸な子供を一人でも減らしたいと誰
もが思うのではないだろうか?

(引用始まり)
背後を気にしながら高台を目指す子供たち。小学生は、中学生に手をひかれている。これは東日本大震災の大津波から避難する岩手県釜石市の鵜住居小学校(361人)、釜石東中学校(222人)の避難の様子を、住民が撮影した貴重な写真だ。釜石市内の児童・生徒はほぼ全員が無事に逃げ延びた。「釜石の奇跡」といわれる避難はどのように行われたのか。南海地震の大津波に備える西日本にとって学ぶべきことは多い。(北村理)

原則1「想定、とらわれるな」

海岸からわずか約1キロの鵜住居小では地震直後、校舎3階に児童が集まった。地震では建物自体は被害がなかったことや浸水想定区域外だったのが理由だった。海岸から近いにもかかわらず浸水想定区域外だったのは、明治、昭和の津波で被害がなかったからだ。

 しかし、児童が3階に集まり始めたころ、隣接する釜石東中では生徒は校庭に駆け出していた。校内放送は停電のため使えなかったが、これを見た児童たちは日頃の同中との合同訓練を思い出して自らの判断で校庭に駆け出した。

 児童・生徒ら約600人は、500メートル後方にある高台のグループホームまで避難。ここも指定避難場所だったが一息つく間もなく、裏側の崖が崩れるのを目撃する。危険を感じて児童生徒はさらに約500メートル先の高台にある介護福祉施設を目指した。その約30秒後、グループホームは津波にのまれた。

原則2「最善を尽くせ」

 背後から聞こえる轟音と防潮堤にぶつかる白い波しぶきを見た児童・生徒はたどり着いた介護福祉施設からさらに高台へ駆けた。写真はまさにこの時の様子だ。津波は介護福祉施設の約100メートル手前で止まった。すべてが避難開始から10分足らずの出来事だった。

 「間一髪で小学生全員が津波に巻き込まれるところだった」と、釜石市の小中学生の避難行動を調査した群馬大学大学院災害社会工学研究室の片田敏孝教授と金井昌信助教。もちろん津波は小中学校をのみ込み、鵜住居小では3階まで流されてきた自動車が突き刺さっていた。

原則3「率先し避難せよ」

 釜石市教委は平成17年から片田教授らとともに防災教育に取り組んでいたが、翌年の千島列島沖地震の際には避難率は10%未満だった。このため、片田教授は子供たちにも登下校時の避難計画も立てさせた。津波の脅威を学ぶための授業も増やし、年間5~10数時間をあてた。そして、「避難3原則」を徹底してたたき込んだ。(1)想定にとらわれない(2)状況下において最善をつくす(3)率先避難者になる。今回の大津波で児童が校舎3階から校庭に駆け出して高台に向かったこと、中学生が率先避難者となって小学生を導いたことなどすべてが「避難3原則」にあてはまる。

 市内では、すでに7割の児童が下校していた釜石小学校(児童184人)もあったが、全員が無事だった。祖母と自宅にいた児童は、祖母を介助しながら避難▽指定避難所の公園にいた児童は津波の勢いの強さをみてさらに高台に避難するなど、ここでも「避難3原則」が生かされていた。
(引用終わり) (4月13日 産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110413/edc11041314070001-n1.htm


記事を見れば、住民が撮影したという避難中の児童を見ることが出来ます。
本当に大きい子供が小さい子供の手を引いて歩いているのが見えます。

今回のような大きな不幸の中でも、心が慰められる事件は起きているのですよね^^
素直に嬉しいニュースでした。皆さんも慰められたでしょうか??










巨大公共事業の蜜に群がる

2011年04月15日 | 雲の日記
 皆さ~ん、こんにちはぁ~^^

今日も風邪は強いですが、私が住むところは良いお天気に恵まれています。
日本人の特性として感じることは、全員で『わぁ~』と言う感じで同じ方向に

突き進む傾向があると言うことです。これからの戦争は『情報戦』という位に
『情報を操作』して市民の意識をコントロールすることくらい『朝飯前』なの

である^^ まあ『朝飯前』とまではいかないにしても『その手の研究』は盛ん
なのです。特にアメリカが(軍事的目的でしょうが)進んでいるといいます。

イラク侵略でアメリカが用いたような『大量破壊兵器を持っている』『生物化
学兵器(細菌か?)を持っている』『大量殺戮』を行っているなど米国に都合

のいい情報を流していた。が..しかし残念なことに情報操作が有効に機能する
為には、テレビ・ネットなどの情報伝達機能が発達していなければならない。

そしてテレビ局なら買収出来なければ情報操作も出来ない。残念ながらイラク
やアフガンでは、米国の情報戦は『思ったほど』機能しなかったと私は思う。

勿論、世界中の先進国には(米国内も含めて)情報発信出来たので『米国有利』
の戦いは出来たと思いますが..(本当は石油目当てで侵略したのですからね)

今の日本が気になります。被災地や被災者を気の毒に思い、支援するのは良い
ことに間違いないのですが、あまりに熱狂的に(ヒステリックに)なっていな

いだろうか? 毎日毎日繰り返される『悲惨な映像』..マスコミの論調も殆ど
同じである。『被害が大きい』『被災者が可哀想』『菅政権の対応のマズサ?』

こればかりである。ニュースもいつからだろうか?アナウンサーがコメントを
入れるようになった。それも見た人の思考に影響させるような一言です。

その一言でニュースを見た人間は、ニュースから得られる素直な印象が吹き飛
び『その一言』によって『ニュースの印象を確定させられる』のです。

平たく言えば^^『このニュースの言いたいことは、こういうことです』と視聴
者がニュースから感じるだろう印象まで誘導している訳です。


もしテレビ局が全て『同じ方向』で誘導していたら、私たちは『おかしい!』
と気が付くだろうか? 全テレビ局が『甚大な被害』と『菅政権批判』をして

いる不思議な光景が私には見えます。今回のような非常時でさえ、政権交代を
叫ぶ人たちがいることが異常な光景です。与野党が一丸となって国難に立ち向
かうべき時に政権批判と政権交代を叫ぶマスコミ・政治家が異常に見えますね。


今回の災害は、確かに未曾有の大災害です。だからと言って、すぐに殆ど何の
議論もされずに『増税』がされるとしたら、私は反対です。今の国民感情から

したら理由はどうあれ、増税をしやすい時期だと思います。災害復旧・復興は
私にとっても悲願です。だからと言って『増税』には反対です。今は増税の姿

をチラリと見せただけですが、国民の反応次第では本格導入の可能性は非常に
高いと思っています。あらゆる手当てをしても尚、将来にわたり財源の確保が

出来ないと言うなら『増税の議論』も理解できるが『災害が起きました』ハイ
すぐに『増税』ではオカシイだろう! 多くの国民が熱狂している時に大抵の

場合良くないことが起きていますからね。今回もマスコミが異常な横並び報道
をしているので気になりました。

(引用始まり)
[東京 15日 ロイター]政府の東日本大震災復興構想会議で議長を務める
五百旗頭真・防衛大学校長が、復興財源の私案として震災復興税の導入構想を
示したのに対し、この日は主要閣僚から賛否両方の声が上がった。復興財源を
めぐっては、緊急性の高いものに限った4兆円規模の1次補正でさえ、ねん出
が厳しい状況。今後も復興税導入の是非をめぐる議論はしばらく続きそうだ。

 与謝野馨経済財政担当相は15日午前の閣議後会見で、震災復興税について
「ひとつの考え方ではある」と前向きな見解を表明。
(引用終わり) (4月15日 ロイター)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK057712420110415


これから5年10年は続くだろう『災害復旧・復興』と言う名の巨大公共事業。

菅政権に任せておいては『政・官・業』の甘い汁は吸えない。

一日でも早く自民・公明政権に戻さなくてはならない。当然、甘い汁の恩恵を
たっぷりと受けていた(民主党)小沢氏も菅政権では陰が薄い..^^ 

民主党小沢派、自民党、公明党、その他竹の子新党達にとって『菅政権』では
公共事業の甘い汁は回って来ないのです。こんな非常時でも菅政権批判に明け

暮れるのは(マスコミも徹底協力してね)、これから続く巨大公共事業を食い
物にするための体制作りなのだと、個人的には思っています。

杞憂だといいのですが..