法人税減税反対!消費税増税反対!
皆さ~ん、こんにちわ~!^^
今日も強い日差しが肌を刺すようです。それでも明日は9月です^^ 9月と言う響き
だけで、何だか涼しくなりますよね。 今年の夏は“本当に暑かった!”ですね。
今日のblogは、今更ながら『財政再建か?経済再建か?』です。
今更ながらと言うのは、そんな議論は大昔にしておかなければならないのに今もなお
グラついているように見える政府の方針を感じるからです。打った景気対策は経団連
会長を輩出した産業(自動車産業・家電産業)である。エコポイント・エコ減税等々。
国民の税金を使いながら『エコカー』はバカ売れしたらしい.. それもトヨタの一人
勝ちだと言うから驚きです。これだけの国家の財政支援を受けて『大儲けした』企業
の労働者たちには、応分の分け前が行ったのだろうかと気になりますね。給与や賞与
は増えたのだろうか? 相変わらずグローバル対策などと言われ黒字経営でも労働者
の所得は増えない構図が続いているのだろうと想像がつきますね。 社会も労働者の
所得増加に関心が無い!! 『労働者の所得は上がらない!』と思い込まされている
のだろうか。企業が利益を上げれば、株主・役員・労働者に配分するのが普通なのに
あまりに長い間..労働者への配分がされないどころか、減り続けている状態から正当
な(利益)配分の要求さえ..出来ない状態になっているのではないだろうか?
『会社が潰れたら、元も子も無い!』 そんな脅迫観念が労働者に植え付けられてし
まっているのか? それとも..文句を言えばリストラ対象にされるのだろうか?
リストラ・派遣切りを先頭に立ってやってきた自動車・家電産業の大手企業に対して
政府は『景気対策』と称して税金を大量に注ぎ込んできたのです。
ところで皆さんは、これからの日本の行く道として...
『財政再建』の道を採りますか? それとも
『経済再建』の道を採りますか?
『財政再建』とは、政府の支出を抑え、借金を減らそうという取り組みです。
『経済再建』とは、政府主導で景気対策をし、個人消費(内需)を増やすことです。
今マスコミを挙げて国家の借金を減らそうという取り組みが叫ばれている。財政再建
が注目されている訳です。
一千兆円にもなった政府の借金は確かにインパクトがあり、何とかしなければならな
い問題であることは確かです。でも、それ以上に緊急性があるのが『経済再建』だと
私は思っています。労働者の所得を増やさなければ『個人消費』が増えることは無い。
『個人消費』が増えなければ、景気は良くならないです。 景気が良くならなければ、
税収は減るばかりです。税金の増収が見込まれなければ『増税』するしかないのです。
それが今の日本です。
『財政再建』は必要ですが、今のような不況下での『財政再建』ではないです。今は
『経済再建』に力点を置いて欲しいのです。そうでなければ、日本経済はどん底まで
行くと思うからです。
(大企業は関係ないです。海外に営業展開している企業は内需に頼る必要がないから
です。にも関らず政府が支援する景気対策は外需系企業が対象のことばかりです)
個人消費(内需拡大)をあげる為には、『所得の増加=手取り収入の増加』です。
今のように企業が黒字でも労働者の所得を増やさないような社会にしてしまったので
(当然に個人消費が縮小し)デフレになってしまったのです。
リストラ・正社員から非正規社員への切り替え・派遣切り等々により、多くの失業者
やワーキンギプアが増えています。この対策が一番に行われなければならない筈です。
次には、現役労働者の待遇改善だろう。所得の増加(給与のUP)と労働条件の改善
です。労働者を雇いたいなら『正社員で雇え!』です。(当たり前のことなのに..)
景気対策の一番は(短期的には)『公共事業』です。 皆さんが嫌いな公共事業です。
公共投資(こうきょうとうし,英: Public Investment)は、政府部門が行う投資
である。公共事業ともいう。高速道路・鉄道などの社会資本の整備が目的である。
理論的には、公共投資の増加は乗数効果により多くの有効需要を創出し、国内総生産
(GDP)を拡大させる。失業を削減するために、公共投資を増やして景気を刺激する
政策は財政政策に含まれる。(Wikipediaより)
国民が公共事業を嫌うのは、そこに『談合』があり『政治家の利権』があり、その為に
経済効果が非常に限定される為だと考えます。過去の公共事業を見れば、私もそう思い
ます。でも..それは今の民主党政権下ではなかった筈です。自民・公明政権下での話し
です。これからの公共事業は『箱物』を避け、労働者の雇用の多い、透明性の高い公共
事業をすればいいのです。 そう思いませんか?
今のように世論を『公共事業』から遠ざけようとする“やり方”は景気対策として失敗
だったと私は思います。それが自民党を支えた『土建業』に対する(小沢氏の)『私怨』
だとしたら、あまりに情けないですね。
少なくとも今は『日本経済の再建』を目指すべき時で、積極的に『公共投資=公共事業』
をする時だと、私は信じます。
経済が活性化することによって『法人税』『消費税』『所得税』の歳入も増えるのです。
『財政再建』の言葉に『消費税増税』を許してはいけないです。
明日からは9月ですね。 夏の思い出は作れましたか?
今日も元気で ファイトです!!