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財界、麻生首相を従え訪韓 

2009年01月09日 | 雲の日記
             


財界、麻生首相を従え訪韓

 皆さーん、おはようございまーす^^     

今日は、なんと『みぞれ』なんです>< 寒い! 昨日の夜から寒いなぁと
思っていたら、予報通り『雪』が降りましたね.. だから冷える..

毎日一回のblogを書いていますが、昨日はテレビを見ながら“怒り心頭!”
何としても財界の陰謀?を伝えなくてはと思い、深夜のUPになったのです。

そして今朝の民放テレビ.. 昨日までの報道とは打って変わり、派遣問題を
ピタリとやらなくなった.. あれ.. 何故.. どうして.. what?.. ^^

製造業への派遣を禁止する(2004年以前は禁止されていた)世論が政界
にも広がりつつあった今、財界とそのシンパに潰される危険性は充分に考え
られた。彼らは言うのだ..(結果的には脅しだが)

●『国際競争力を維持・強化し、国内に一定の雇用を確保する為に不可欠』

ここで言う『国際競争力』とは(当然に)企業の国際競争力ですよ! 日本
社会でも、日本国民の為でもない..民間企業..それも輸出製造業の企業です。

今の財界の頂点にいる『経団連』トップに君臨する歴代企業は何故か^^輸出
製造業ですが.. そして彼らの言う『国際競争力』とは、人件費(経費)を

極限まで抑えることによって作り出される「内部留保」と呼ばれる利益なのだ。
彼らは国際競争力と言う名の『利益』を積み上げる為に『乾いた雑巾を絞る
ように..』労働者を悪条件で使い回すのだと私は思っています。

(引用始まり)
『大企業製造業の剰余金の合計額は、98年9月末時点で約76兆7300
億円から、2008年9月末では 1.4倍の約109兆1505億円に増加
しています。10年間の増加額は、32兆4千億円を超えます。

この増加は派遣労働の「原則自由化」(99年)や製造現場への派遣労働解禁
(04年)など、労働法制の規制緩和と政府のリストラ支援で、賃金の安い
非正規労働者比率を急激に高めることでつくられたものです。

総務省の労働力調査によると08年7-9月期平均の雇用者に占める非正規
雇用の割合は34・5%に達しています。一方大企業製造業の経常利益総額
は、ピーク時より低下しているものの10年前の1.6倍になっています。

10年間の剰余金の積み増し分だけで、正社員の年収の約620万人分にあ
たります。10年間分のためこみを10年かけて取り崩すとしても、一年分
の約3.2兆円で62万人分の正社員の年収分になります。

厚生労働省の企業からの聞き取り調査では、09年3月末までに8万5千人
の非正規労働者の雇い止め・解雇が計画されています。』
(引用終り) (1.4 しんぶん赤旗)

(余談ですが企業がこんなに儲かっていたと皆さんは知っていましたか?)

何だか分かりづらい説明ですが、要するに製造業大企業はこの10年で溜め
込んだ『内部留保』と言う名の『利益』を1年分出すだけで正社員62万人

分の雇用を確保することが可能だと言うのです。ましてや8万5千人と言わ
れる非正規労働者の雇い止め・解雇など簡単に撤回出来ると言う訳です。

大企業が国際競争力強化と言って、労働者の賃金を上げないで来た理由が今
こそ発揮されるべきだろう.. それを経団連会長(御手洗富士夫氏キャノン)

は『雇用の確保に“官民”挙げて取り組もう』などと自分達に都合のいい事
だけ言っていた.. 企業の経営者とは、こんなにも冷淡になれるものなのか、
呆れてものが言えないです。そんな中でこんな意見もありました。

河村建夫官房長官は五日の記者会見で、現在の雇用問題では『企業の社会的
責任がいかにあるべきかという議論も生まれてきている』と発言。『日本的

雇用、生涯雇用などの利点を考えながら、これからの経営のあり方の再考を
お願いしたい』と企業側に注文をつけました。河村さん、以後お気を付けて。

皆さん、米国や他の国と間違えないで下さい。日本の製造業大企業には労働

者に配分しないで溜め込んだ『内部留保』と言う資金がタンマリあるのです。
国の資金援助が無ければ、倒産してしまう『米国ビッグ3』とは違うのです。

その財界のトップが国内の『雇用問題』を尻目に仲良く韓国に行くと言う..
彼らは何を考えているのか? とうとう外交にも直接乗り出して来たのか?

言いなりの政界.. スポンサー頼みのテレビ.. 権力に擦り寄るマスコミ..
金の力で何でも出来ると自惚れているのだろうか..><

(引用始まり)
『麻生首相に同行して日本経団連の御手洗冨士夫会長を筆頭に日本の財界
指導者ら15人前後も訪韓し、韓国の財界指導者と「特別懇談会」を開催す
る計画で、両首脳とも懇談する。日本の部品・素材産業の誘致を目指してい
る韓国側は、同分野を含む経済協力拡大の契機になると期待している。』
(引用終り) (1.7 共同通信)

今度は麻生総理を従えて、国賓級の扱いで『特別懇談会』を開催ですか??
労働者を如何に安く使うか・簡単に首切り出来るかを伝授するのだろうか?

麻生総理に同行する財界の人たちの費用は“ビタ一文”税金から出さないで
下さいね。政府専用機にも乗せないこと..彼らは国民の代表でも何でもない。


寒いですね。風邪をひかないように気を付けて下さい^^ 私はこんなに寒
のに今日は用事で外出ですぅ~><  ひぇ~..寒い!!

今日も元気で ファイト!