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グローバルより日本型経営

2009年01月18日 | 雲の日記
           


グローバルより日本型経営

 皆さーん、こんにちわ~^^     

今日は、ちょっと遅いUPになりました。日曜日ですからね。家の周りも
静かです。子供も遊んでいない.. 散歩をしている人も(犬も^^)いない..

何だか、し~んとしている感じで寂しいです><;
私は今時の経営者が嫌いだ! 経団連を頂点とする財界のやりように怒り

心頭です。2007年に経団連が発表した『御手洗ビジョン』.. 消費税
増税から法人税の減税、労働法の更なる改正、愛国教育から憲法改正まで

およそ『あきんど集団^^』とは思えない政策提言までされている。そして
それを忠実に守ろうとする与党議員たち.. 

今時、大企業の社長なんて聞けば『労働者を搾取して金儲けしている資本
家かぁ~?』と、私の思考は勝手に働いてしまうだけだ..^^ 

『乾いた雑巾を絞る』ように労働者を使い捨て出来る人だけがなれる職業
が企業の社長だろうか? 

そんな社長ばかりだと思ってきたが、そうじゃない社長もいた.. *^_^*

今日のタイトルは『グローバルなんてクソ食らえ、「日本型経営」の復活』
に、したかったのですが、長過ぎて.. ><;

15年前に『今井・宮内論争』と言うのがあったという.. (1.17朝日新聞) 
この論争の名前の今井とは、今井敬・新日本製鉄社長(現名誉会長)であり、

宮内とは、宮内義彦オリックス社長(現会長)のことです。  
今井敬・新日本製鉄社長(現名誉会長)は15年前『雇用に手をつけるのは、

経営者が責任をとって辞めたあとだ。』と言った。当時の鉄鋼業界はリス
トラに苦しんでいたが、本社で抱えきれなくなった社員を子会社へ、それ

でもダメなら孫会社へと配転し、定年までの雇用だけは辛うじて守った。
この今井敬・新日本製鉄社長(現名誉会長)の従来からの『日本型経営』に

対して、宮内義彦オリックス社長(現会長)は『グローバリズムの中で株主
重視こそが経営者の責任』と反論したと言う。

これが財界に語り継がれるという15年前の『今井・宮内論争』です。

15年後の今、日本はどうなってしまったか? 2004年の製造業での
『派遣解禁』を契機に、ワーキングプアと言われる『働く貧困層』が増加、

社会問題になった。そして今は『派遣切り』と言う『派遣の首切り=解雇』
が社会問題になっている。ワーキングプアからワーキングさえ取られてし

まった訳だ.. 15年前から確かに『終身雇用』は揺らぎ始めた.. 
当時の労働者達でさえ、これからは『実力主義だ!』なんて言っていた..

そう..アメリカと同じように『実力主義』なんて言っていたのを覚えてい
る人も多いでしょう.. ところが日本型経営『終身雇用』の終焉は、今の

非正規雇用の増加の始まりだった訳です。ゆっくりと労働環境は変わって
いった。国際競争力とつけると言われ、給料が抑えられ、会社役員と株主、

内部留保に利益は全て配分された。それと平行するように労働者の権利は
どんどん無くなり、雇用は不安定になっていった。そして不景気になれば
間髪入れずに首を切られる。 

社会を支える企業の責任は、どうした?? 
社員に対する企業の責任は、どうする??

『それって何??』
『そんなの関係ねぇ~!!』

15年前の論争の時、今井敬・新日本製鉄社長(現名誉会長)の日本型経営
は負けたのだろうか。私達はこの論争の時、どちらを選択したのだろうか。

企業を支えるものは、何なのだろうか? 経営者?株主?従業員?顧客?
どれが欠けても企業は成り立たないことに気が付く必要があると思います。

良い経営者が、世界に名だたる大企業にいたことに、感謝です^^
嬉しいこともblogに書けて、今日は良かったですね^^

今日も元気で ファイト!