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海上自衛隊民間船籍を護衛

2009年01月20日 | 雲の日記
           


海上自衛隊民間船籍を護衛

 皆さーん、おはようございまーす^^     

昨日は暖かかったですね^^ とても気持ちのいい日で過ごし易かったです。
今朝は一転して寒いですが冬だからと諦めています。PCに向かいながら

足元がジンジンと冷えて来ています。冷えが足元から上がってくる感じ?
保温対策を充分にお願いしますね。インフルエンザは、高い温度と湿度の

所では生きていけないらしい.. そんな環境をつくるのは、ストーブの上
にお湯を張っておく古来からの暖房設備なんですよね^^ 私もそれをして

います。友人からは、もう少し今風の暖房にしたら?と言われますが><
兎に角、風邪をひきにくく、身体を冷やさないようにするのに役立ちます。

最近、テレビを見ていると『何か、違う!』と感じてしまうのです。
何が違うのか? いつものように大切な何かをカモフラージュするために

話題の中心がずれていると言うか、わざとずらしていると言うか、釈然と
しない思いがしていた.. そこで、今日はボケた頭を叩きながら考えたん

です.. そうしたら出てきたのが『ソマリア派兵』の問題だった。
麻生総理は16日、与党の海賊対策に関するプロジェクトチーム(PT)に

自衛隊法に定められた『海上警備行動』でソマリア派兵を行う措置を二十
日に取りまとめさせ、海上警備行動発令の指示をすぐやると発言した。

小泉内閣で強行された自衛隊の初めての『海外派兵』。。 覚えている?

最初はイラクのサマワだったですね。 次はインド洋の給油活動だった..
そして今回は、アフリカ東部・ソマリア沖の海賊対策だと言う..

前回・前前回と今回が違う所は、海賊対策という任務内容から自衛隊法上、
『正当防衛・緊急避難』に限られている武器使用要件が大幅に拡大される

可能性があるということです。当然ですね。それが出来なければ海賊対策
に海外派兵する意味がないですから.. 戦闘行為が行われる可能性は高い。

ところで日本の憲法では、当然に許されることではないと思います。それ
をどのように拡大解釈すれば、このような海上自衛隊のソマリア沖派兵と

武器使用が出来ることになるのか、不思議でならない..
防衛省でさえソマリア沖派兵のためには新法制定を先行すべきだとの考え

が大勢なのに政府与党(自民・公明)は、それさえも待ってられない..
憲法違反とも取れる行為を次々と拡大解釈を使ってやろうとする政府与党

に呆れるばかりだ.. 今日で任期が切れるブッシュの戦争好きが政府与党
にも乗り移ったのか?? さて、政府与党は、どうやって憲法を無視し、

新法制定も待たずに(待てずに)海上自衛隊をソマリア沖まで行かせ『正当
防衛・緊急避難』に限られていた武器使用を出来るようにしてしまおうと

言うのだろうか?? この問題を必死に急ぐ麻生総理を見ていると、国民
からの超低支持率にぷちんと切れたのかと心配になります><   

政府与党は自衛隊法に定められた『海上警備行動』を拡大解釈して、ソマ
リア沖まで海上自衛隊の戦艦を派兵させようと言うのだ。

この自衛隊法に定められた『海上警備行動』とは、当然に日本周辺を想定
しているものです。 それに本来は海上保安庁の範囲になる筈です。

それを海上保安庁ではなく自衛隊の戦艦が向かうのです。無理があります
よね。その上、自衛官は海賊などの逮捕権限がないため、司法警察官であ

る海上保安官を乗船させ、海保を補完的な存在に位置付けています。海保
も乗せているんだから大丈夫と言うことだろうか? 無理がありますよね。

継ぎ接ぎだらけですが、何とか理由付けを整えて準備が出来次第麻生首相
は『海上警備行動発令の指示』(=ソマリア沖派兵)をすぐに出すと言って

います。今度は海賊相手ですから『戦闘もあり』・『撃沈もあり』です。
そして気になる保護対象も『日本人の人命・財産』から『外国船籍に搭載

された日本の積み荷』までを対象にしようとしているといいます。最悪の
場合、どの国の船でも海賊が襲ってきたら(襲うと自衛隊が判断した時点)

先制攻撃で発砲、撃沈も出来ることになります。
こんな日本国の未来にとって、重要な問題を『国民的議論』も起こさずに

決まって行く.. そして一度やってしまえば、それが既成事実になり次々
と憲法で禁止している『武力による解決』をしようとするのだろう.. 

小泉政権で初めて自衛隊がイラクのサマワに行った時、そこは戦闘地域で
はなく、自衛隊の仕事もライフラインの復旧だった筈だ。次は戦闘に参加

はしていないが、戦闘に参加しているアメリカ戦艦への補給活動だった。
そして3回目の今は、戦闘活動ありの(それも日本の荷物があれば、外国

船籍も対象の)海上自衛隊派兵へと来てしまった。
海賊相手なんだから戦闘ではないと、賛成出来るのでしょうか??

(引用始まり)
『昨年十一月、インド海軍のフリゲート艦がオマーン沖で民間船舶を
「海賊母船」と誤認。「相手側が撃ってきた」として撃沈し、乗組員一人
が死亡十四人が行方不明となりました。後にタイの企業が自社の漁船だっ
たと名乗り出ましたが、与党PTの佐藤茂樹座長(公明党)は「(インド
側は)正当防衛・緊急避難の手続きを踏んでいる」と述べ、容認する考え
を示しました。』
(引用終り) (1.18 新聞赤旗)


日本は戦後60年以上、海外の戦闘で外国人を一人も殺してはいない。

過去には悲惨な戦争の歴史があるが、戦後の日本は世界に誇れる平和の国
だと思っていた。それが今、終わろうとしている。武力による解決以外を

模索する知恵は、日本人にはないのだろうか?? 武力以外の平和貢献を
する気にはならないのだろうか? 日本が戦後守ってきた平和への願いが

今、崩れようとしていることが残念です。
皆さんは、本当にこれでいいのです??


今日も長い文になってしまいましたね^^ 最後まで読んで頂き、有難うご
ざいます。 平和な日本がいつまでも続くように祈ります。

今日も元気で ファイト!