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製造業派遣規制どうする?

2009年01月19日 | 雲の日記
             


製造業派遣規制どうする?

 皆さーん、おはようございまーす^^     

一週間の始まりですね^^ 気持ち良く始められるように、今日は暖かく
気持ちの良い日になって欲しいものです^^ 暖かくなると予報は言って

いるのですが、まだ兆候が現れないようで.. 寒いです><;  

『製造業の派遣』..2004年に小泉内閣で法改正して解禁=規制緩和
してしまったものです。その頃からワーキングプア、ネット難民、格差

社会などと言う言葉が、巷に散乱してきたのです。それでも多くの人は
自分には関係無い..別の世界の話くらいに思っていただろう.. いや、

それとも小さな優越感を感じていたのだろうか? 自分の方がマシだと。
劣悪な環境の中で働き、暮らさなければならなかった『派遣』の人たち。

今は話題になっているので『派遣』だけが一人歩きしているが『非正規
社員』全体の問題でもある訳です。 その非正規社員のうち、来年3月

までに約8万5千人が失業する予定だという。この中で製造業は96%
を占める。いかに製造業が多いか、分かると思います。 反対に見れば、

製造業にとって2004年の『製造業への派遣解禁』がどれだけ企業に
貢献したか、想像できると思います。製造調整をする場合、簡単に人的

調整ができるのです。それは取りも直さず、大幅な人件費の削減=経費
の削減に繋がるものです。 そして日本の大企業はトヨタに代表される

ように自動車産業であり、そしてキャノンに代表されるように電気機器
産業である『製造業』が中心なんです。彼らが『製造業の派遣解禁』で

受ける恩恵(儲け)は計り知れないと、私は思います。そしてとうとう
派遣の人たちの悲惨な労働環境や給与の実態が明らかになってきた..

次には製造調整による『解雇=派遣切り』だ..年末年始の『テント村』
報道を筆頭に、派遣に対する批判も多く出てきた。与野党議員の中から

も『製造業の派遣』を規制する動きが出てきた。さあ、これからと言う
時に、今度は『規制反対』の声が少しですが出てきた..><

財界のコントロールが働く勢力なのだろうが、悲しいね! 製造業への
派遣解禁は何度も言いますが、2004年の小泉内閣からです。規制と

言っても、その2004年以前に戻すだけです。それを何故、反対する
のか? 確かに財界は労働者が不安になるようなことを(必死になって)

囁くでしょう.. 仕事が減るぞ! 正規社員の雇用も危ない! 今の非
正規社員も解雇されるぞ! などなど.. でも、本当にそうだろうか?

柔軟な^^人的調整をしたい企業にとって今のように自由な雇用・首切り
が出来るからこそ、余分な従業員は一人も置かずに済んでいるのではな

いだろうか? 見方を変えれば、最低限の雇用で済んでいるから企業の
命題である経費削減(人件費の削減)が出来ているのではないだろうか。

企業は、最低限の雇用しかしない.. それでもすぐに首切り出来るよう
な法律でなければ、少しは雇用の確保が必要になるので雇用は増える筈

だと私は考えます。すぐに首切り出来るなら、雇用の確保など必要ない。
そうやって、今、職のある労働者を不安にさせ『製造業の派遣』を元に

戻させないように必死なのです。 
舛添(ますぞえ)厚生労働大臣も『個人的には』と断った上で、製造業に

まで派遣を広げるのは『反対』だと言っていました。
因みに『製造業の派遣解禁』になった2004年は、企業は史上空前の

利益を上げていた時であり、役員給与と株主配当は2倍になり、莫大な
内部留保を計上していた時ではなかったでしょうか??

そんな年でさえ、企業の更なる利益追求のために『派遣』は最後の砦と
なった『製造業』へと拡大していったのです。 そして悲惨な今がある。

製造業への派遣解禁は、私は絶対に反対です。製造業への派遣禁止です。

一部のパート・アルバイトを除き、正規労働をする人は全て『正規社員』
であるべきだと私は思います。 正社員がいることで、企業が負担する

社会保険料も国庫に入って来るのです。企業はそれも逃れている訳です。
忘れないで下さいね。


あっ、お天気になってきましたね^^ 暖かい一日になりそうですよ~^^

今日も元気で ファイト!