ヒト遺伝子想定的生活様式実践法

2023年8月にテーマ・タイトルを変更(旧は外国語関連)
2015年4月にテーマ・タイトルを変更(旧は健康関連)

はじめに・・・

 外国語テーマも長く続かずなので、従来の健康ブログに戻してみようかと思いまして・・・ 備忘録的に残しておくと旧タイトルは「タイ語、漢字を使って覚えるの?」でした。(2023.8月記)

 従来の健康ブログ時に記事を書いていて、何故か、そろそろ外国語でも勉強した方がより良いかなーと思いつきまして、以来ちょこちょこと続けてきましたが、なんとなく、ある事を覚えると別の事を忘れてしまうモードに入ってしまったようで、知識量が停滞しつつあるような感じになりました。

 そこで、本ブログを外国語学習ブログに変更して、自分の備忘録的にまとめておこうかなと思いまして・・・。

 しかしながら、少し飽きたのか内容を増やしすぎたのか、書くのに手間がかかるようになり、時間がとれない時は、別ブログ「単語帳の素材?」にてライトな記事を書くことにしました。(この別ブログも徐々にライトでなくなり、記事を500本ほど書いたところで滞り中・・・)

 なお、健康ブログ時代の記事は、コチラの 入り口 からどうぞ。(2015.4月記)
 最近の健康系記事はカテゴリー「タイ語以外(健康2019)」からどうぞ。

「コルチゾール過剰症候群」 (7-U) 水痘・帯状疱疹ウイルス感染症 (5)

2012年11月22日 |  症例(その他)

 短く繋いでいこう。

(7) 易感染性

(U) 水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)感染症(ヒト・ヘルペスウイルス3型(HHV-3)感染症)

(d) メニエール病および周辺疾患(めまい、耳鳴り、突発性難聴)はアルファ・ヘルペスウイルス亜科の感染症 (つづき)

 前回記事(ココ)でいろいろな事例を列挙したとおり、どうも3.11後にめまい、耳鳴り、難聴あるいはメニエール病が増加している雰囲気にあると思われる。

 このような症状が現れることには、いろいろな原因があるだろう。めまいについてみてみると、gooヘルスケアから、

「めまい」を見分けて、あわてずに
2007年04月17日
http://health.goo.ne.jp/column/healthy/h003/0071.html

めまいの7割は内耳の異常によるもの
 朝起き上がろうとしたとき、くらっときたり、目の前の風景がぐるぐる回ったりすることはありませんか? 「めまい」の原因の7割は内耳の異常にありますが、脳に異常がある場合や、自律神経やホルモンの乱れなどからめまいが起こる場合もあります。・・・

めまいがする http://health.goo.ne.jp/medical/chart/008.html (症状チャート)
めまい http://health.goo.ne.jp/medical/search/10B10100.html (解説)


 しかしながら、最近増加した部分の相当数のものは易感染性によるもので、アルファ・ヘルペスウイルス亜科に属するウイルス(つまり水痘・帯状疱疹ウイルス、単純ヘルペスウイルス)の回帰発症(再発)ではないか、と個人的に考えている。

 ただ、この場合、めまいのみであるならば注意が必要で、先ずは、貧血を疑った方がよいのではないだろうか。特に「くらっとする立ちくらみ(目の前が一瞬暗くなる)」のタイプであればそうだろう。造血器系の機能異常、血が止まりにくい(特に女性)、甲状腺の異常など別の影響が出ている可能性が考えられる。


 また、良性発作性頭位めまい症についても、前々回記事(ココ)で紹介した七戸満雄氏によれば、ウイルス感染症の可能性があるとされている。同氏の個人サイトから、

『めまいは治せる!』(七戸満雄著、文藝春秋) 本書より
http://shichinohe.web.fc2.com/naoseru.htm

[めまい治療の権威の批判に対して]
 ・・・
 ──異なった病因を有すると考えられている三つの全く異なった病気(メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎の三疾患)を同一に見なし、それらに同一の原因治療(?)を行っている点から見て、この(七戸)理論が非科学的であると言わざるを得ない(権威による七戸批判)

[批判への七戸氏の見解] 最初に申し上げておきますが、私[七戸氏]が治療したのは、耳鼻科医によって、メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎等と診断された患者さんたちです。その診断を下したのは専門医です。

 したがって、「(三疾患が)異なった病因を有すると考えられている三つの全く異なった病気」と決めてかかるのは、○○先生の方こそ「非科学的」と言わざるを得ません。

 これまで、メニエール病と診断されてきた疾患と前庭神経炎が同一のウイルス感染によるということは、かなりの確率としてありそうなことですし、良性発作性頭位めまい症にしても、私は、同じウイルスの特定部位への軽症の感染の結果である可能性があると思っています

 最近ではこれらの病気の定義が狭まったようですが、以前にはメニエール病の間欠期に、前庭神経炎や良性発作性頭位めまい症がみられると記載されていたくらいです。(第二章より) (強調は引用者)

 なので、次の著名人のものも易感染性に起因していたのかもしれない。朝日新聞及びj-castニュースから、

なでしこ沢は「頭位めまい症」 15日の復帰目指す
2012年3月12日
http://www.asahi.com/sports/update/0312/OSK201203120201.html

 なでしこリーグ・神戸は12日、日本女子代表MF沢穂希(33)が兵庫県内の病院で良性発作性頭位めまい症と診断された、と発表した。神戸によると、全治は1~2週間とされるが、人によって約1カ月かかる場合もあるという。・・・

休養の澤穂希「良性発作性頭位めまい症」ヘディングが原因?
2012/3/14
http://www.j-cast.com/tv/2012/03/14125341.html?p=all

 突然襲ってくる激しいめまい。時間は30秒から1分間と短いが、1日に何度も襲ってくる。この病気の原因は何なのか。病名は俗にいうめまい症。正式名称は良性発作性頭位めまい症。「今、この病気に罹る人たちが増えています」と西村綾子リポーターは伝えた。

 後者の記事によれば、良性発作性頭位めまい症に罹る人々が増えているとされている。仮に澤選手の発症の原因が頭の強打(ヘディング)であったとしても、巷で症例が増加している点が全く説明できていないと言えるだろう。

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