Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

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◆学問の神様、そのもう一つの顔とは!? 人々を恐怖に陥れた菅原道真の怨霊

2021-09-05 04:02:12 | Weblog

●非業の死を遂げた道真
 受験生の多くが合格祈願に参拝する場所といえば、天神様を祀った神社だ。京都の北野天満宮や福岡県の太宰府天満宮、山口県防府天満宮など全国に点在し、天神様こと菅原道真が祀られている。こうして彼が祀られているのは、単に学問に優れていた為だけではない。実は、非業の死を遂げた彼の怨霊を鎮める為に祀られているとも言われているのだ。学問に長けていた道真は、異例の早さで文章博士に就任。順調に出世を遂げ、遂には右大臣にまで上り詰める。だが、901年、彼は謀反の嫌疑をかけられ、大宰府に左遷されてしまう。実はこれ、全て道真の政敵であった左大臣・藤原時平の差し金だったというのだから報われない。
 
 
●学問の神様のもう一つの顔
 道真の死後、京の都には異変が続発。
天皇の息子が次々に病死した上、清涼殿は落雷で多くの死傷者を出すという非常事態に陥った。人々はこれを「道真の祟りだ」と恐れ、もともと火雷天神が祀られていた京都の北野に天満宮を建てて道真の怒りを鎮めようとしたのである。この天神信仰はやがて全国に広まり、各地に祀られた祟り封じは、生前の道真が優れた学識の持ち主だったことから次第に学問の神様へ変貌し、信仰されるようになった。天神様の真の姿は、人々を恐怖のどん底に陥れた荒ぶる神だったのである。
●菅原道真
 学問に優れていた道真だが、その才は文芸にとどまらなかったという。弓遊びが行われた時、道真の射た矢は何と百発百中で門人たちを驚かせたという。文武両道に秀でた人物だったのである。


     
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