伊坂幸太郎の小説に、主人公の弟が ○キブリ が嫌いで
その名前を口にするのも嫌なため、「せせらぎ」という名前で呼んでいるという箇所がある。
「今日、洗面所に せせらぎ が出たよ」という具合に使う。
「せせらぎと言うと、さわやかな感じがするだろう」と主人公の弟は言う。
これは大変良い考えだと思ったので、私も即採用することにした。
私も常々、どうしてあの虫は、名前に濁点のある言葉が2つもあるのだろう。
4つの言葉の組み合わせが、これまたなんとも鳥肌が立つようではないか、と思っていた。
祖母や母は、あの虫のことを ゲジ と呼んでいたけれど、それも濁点2つの組み合わせだ。
ハワイで生活するなら、「せせらぎ」とは仲良く共存してゆく覚悟がいる。
ヘアピン事件もあった。(そのおぞましい記事はコチラ。勇気のある人はどうぞ)
とにかくどこにでもいて、
職場で、お客様が持ち込んだDVDのケースを開けると、わらわらわらーっと、いっぱいちっさいのが出てくることもある。
道を歩いているのをみたこともある。
車の中にもいるという話は、聞いたことがある。
しかし、車の中でせせらぎの姿を見たことは1度もない。
だからきっと、ハワイにはそのぐらいせせらぎがいるよ、というたとえなのだろうと思っていた。
昨日、日本語のクラスが終わって、生徒の母親が迎えに来た。
彼女には1歳半になる赤ちゃんがいて、ベビーシートに座った子供にスナックをあげていたのだが、
その後部シートとドアの間に、 せせらぎホイホイ があるのを私は見た。
せせらぎホイホイは、ハワイでも「HOIHOI(ホイホイ)」で通じるほどポピュラーだ。
せせらぎがいないのに、せせらぎホイホイを置くわけはないだろうから
だからきっと、彼女の車にはせせらぎが住んでいるのに違いない。
小さい子供がいるから、車の中はスナック菓子のカスが一杯だし、トランクには犬のスナックも常備してあって
せせらぎが好きな環境ではあるかもしれない。
返ってくる答えが怖くて、私は何も聞けなかった。
建物にいるせせらぎがどこから来るのか、なんとなく理解できる。
でも車の中に、いったい、いつ、どうやって入るのだろう。
2年前の夏、私は彼女の車で何度もウォーターパークに連れて行ってもらった。
実はあのときも、私は狭い車の中で、せせらぎと一緒にいたんだろうか。
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その名前を口にするのも嫌なため、「せせらぎ」という名前で呼んでいるという箇所がある。
「今日、洗面所に せせらぎ が出たよ」という具合に使う。
「せせらぎと言うと、さわやかな感じがするだろう」と主人公の弟は言う。
これは大変良い考えだと思ったので、私も即採用することにした。
私も常々、どうしてあの虫は、名前に濁点のある言葉が2つもあるのだろう。
4つの言葉の組み合わせが、これまたなんとも鳥肌が立つようではないか、と思っていた。
祖母や母は、あの虫のことを ゲジ と呼んでいたけれど、それも濁点2つの組み合わせだ。
ハワイで生活するなら、「せせらぎ」とは仲良く共存してゆく覚悟がいる。
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とにかくどこにでもいて、
職場で、お客様が持ち込んだDVDのケースを開けると、わらわらわらーっと、いっぱいちっさいのが出てくることもある。
道を歩いているのをみたこともある。
車の中にもいるという話は、聞いたことがある。
しかし、車の中でせせらぎの姿を見たことは1度もない。
だからきっと、ハワイにはそのぐらいせせらぎがいるよ、というたとえなのだろうと思っていた。
昨日、日本語のクラスが終わって、生徒の母親が迎えに来た。
彼女には1歳半になる赤ちゃんがいて、ベビーシートに座った子供にスナックをあげていたのだが、
その後部シートとドアの間に、 せせらぎホイホイ があるのを私は見た。
せせらぎホイホイは、ハワイでも「HOIHOI(ホイホイ)」で通じるほどポピュラーだ。
せせらぎがいないのに、せせらぎホイホイを置くわけはないだろうから
だからきっと、彼女の車にはせせらぎが住んでいるのに違いない。
小さい子供がいるから、車の中はスナック菓子のカスが一杯だし、トランクには犬のスナックも常備してあって
せせらぎが好きな環境ではあるかもしれない。
返ってくる答えが怖くて、私は何も聞けなかった。
建物にいるせせらぎがどこから来るのか、なんとなく理解できる。
でも車の中に、いったい、いつ、どうやって入るのだろう。
2年前の夏、私は彼女の車で何度もウォーターパークに連れて行ってもらった。
実はあのときも、私は狭い車の中で、せせらぎと一緒にいたんだろうか。
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