太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ウィリー・Kを聴きにいく

2019-10-19 07:55:11 | 日記
BLUE NOTEに、ウィリー・Kを聴きに行った。
ウィリー・Kはハワイ生まれで、ハワイアンからロック、オペラまでこなす多才なミュージシャンだ。
癌の闘病中であるのに、何か月か1度、マウイ島からブルーノートまできてステージをやる。




声はもう、それは気持ちのいい声で、生で聴くとなおさら良い。
歌の間のおしゃべりもおもしろくて、観客は大喜び。

テーブルのキャンドルの灯が、水の入ったグラスを通して見えるのが素敵。
3か月ぐらい行かないうちに、食事のメニューが一新していた。
ブルーノートは食事もおいしい。

ウィリー・Kが、病気に打ち勝って、ずっと歌い続けてくれますように。
この場にいた人みんなが、そう願ったに違いない。


午後6時半のワイキキ。
こんな景色でも、私にはずいぶんな都会にみえる。
ステージが終わって外に出てきたのが8時ちょっとすぎで、
私が住む地域は、その時間ならほとんどの店も閉まって、歩く人もまばらなゴーストタウンになっているのに、
ワイキキは昼間と変わらないぐらいの人が行きかっているのだ。

月下美人

家に帰ると、玄関先の月下美人が咲いていた。
高貴な香りが夜の闇の中で、妙に存在感をもって香っている。
満月から二日目。
満月の夜だけ咲く、というわけではないのだなあ。



空を見上げれば、浮世絵みたいな雲に縁どられた月が
こうこうと光っていた。





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