ダイエット道をひた走っている夫は、すでに4キロ減量した。
便乗している私も、2キロ減でようやく48キロまで来た。
まだ、着れない服を試すのは時期尚早だ。
47の声を聞いたら、あの、ムチムチでモリモリだった白いパンツを履いてみようと思う。
先日、五目豆を煮たら(その記事はコチラ)、夫がハマった。
どうやら私は夫と結婚してから、豆を煮たことがなかったらしい。
朝食に少しと、お弁当に毎日、五目豆を入れていくので、あっという間になくなって、
既に2回目の豆を煮た。
具に入れた ひじき もお気に入り。
どうやら私は夫にひじきも煮たことがなかったようだ。
海藻はダイエットにもいいし、ひじきの煮物を作ろうと乾燥ひじきを水で戻したら、
「え・・・・・」
というぐらいに増えてしまった。
乾物が、戻すとどのぐらいの量になるのかという感覚を、すっかり失っている。
母が作っていたように、油揚げとニンジンを入れてひじきを煮た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/80/3bd63b417131d381b040b5ccb88636bc.jpg)
話は変わるが、
肉じゃがが上手にできる女性は男性にモテる、というのは昭和の伝説だろうか。
その昔、竹下景子さんがお嫁さんにしたい女優ナンバーワン、なんていわれたけれど
今じゃそもそも、お嫁さんにしたい、なんていうフレーズは魅力でもなんでもないだろう。
私の経験でしかないが、肉じゃがが好物、という日本人の男にあまり出会ったことはない。
カボチャの煮物好きはさらに少なく、酢のものに至っては皆無だ。
日本では、まだ女性は手料理を期待されているように思う。
しばらく前に、日本で「ポテトサラダ事件」というのがあったと、友人から聞いて知った。
日本の主婦は厳しい環境の中にいるのだな。
ハワイで、出来合いのおかずを買う母親に嫌味を言う人はいないと思う。
手料理神話など、ここにはないといっていい。
世界に誇るだけあって、日本の食卓のレベルを維持するのは楽じゃない。
メインのおかずと、小鉢的なもの、さらにもうひとつ、と組み合わせを考え、
中華、イタリアン、和食、と材料をうまく使いこなしながら料理するなんて
私はそれが普通だと思ってやっていたけれど、もうあんなことはできない。
アメリカ人は、ほんとにたいしたものを食べてない。
家から持って行くランチは、ピーナツバターサンドにりんご。
夕飯はナチョス(トルティーヤチップスにチーズをかけてレンチンしたやつ)とか、
チーズとクラッカーに、缶スープ。
肉を焼いたのに、お決まりのマッシュポテトとグリーンビーンズ添えたら、それでおしまいだし、
冷凍のピザに野菜スティックでも、バランスが取れてよろしいという食事になる。
そんなんであれば、料理ができるかできないかはあまり関係ないし、
たいしたことを求められないから、誰でも食事の支度はできて、
同じメニューが続いても平気なので献立に悩むこともないのだ。
料理は、上手じゃないけど苦にならない、ぐらいで気楽に暮らせてしまう国なのである。
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