仕事がある日の朝は、4時45分に起きる。
休日の朝も、5時半には起きている。
休みだというだけで開放感がみなぎり、たっぷりその日を楽しみたくて、寝ていられないのだ。
休日はお昼近くまで寝ている、という人もいるが、なんともったいない!と思ってしまう。
その日は5時ごろに起きて、まずは猫たちに朝ごはん。
そして窓から煌々と輝く月を眺めながらコーヒーを淹れた。
夫が降りてきて、夫はアイスコーヒー、私はあついコーヒーを飲む。外はまだ暗いが、東の空がうっすらピンクになりかけてきて、庭の樹で寝ている鳥たちが起きだしてくる。
仕事の日は二人とも同じ朝食をとるけれど、休日はそれぞれの好きにする。
起きたら何か食べたい私は、エゼキエルブレッドをチーズトーストにしたのとヨーグルトを食べたりし、夫は9時過ぎに、卵を料理して食べたりしている。
晴れそうなので、朝日を見ながら泳ぐことにした。
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ビーチについたら、まさに太陽が出てくるところ!間に合った!
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秒単位で色が変わってゆくから、瞬きするのも惜しい。
海水に浸かって空を眺める。
オレンジ色が薄くなり、下地の青が少しずつ鮮やかになってゆく。
空の高い所でがんばっていた月が、ゆっくりと山の稜線に向かって降りてゆく。
海底に足をしっかりつけて立っていると、引く波が足の下の砂をさらっていき、寄せる波が新たな砂を足の上にそっと残してゆく。
小さな魚が、束になってすいすいと泳いでいる。
10mほど先に、ウミガメがひょっこりと海面から頭を出すのが見える。
「地球、ありがとーーーーーーー!!!!!!」
まわりにそれほど人もいないので、大声で言ってみる。(怪)
この肉体は、いいこともそうじゃないことも、ただ体験するための借り着であり、ほんとうの私は自然の一部だということを思い出す、貴重な時間。
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