ストローの空気

ストローは便利だが、なかなかストレスが溜まる。

レストランで、お水やアイスティーなどにストローをさしてくれても、それを抜いて飲むことが多い。

なぜなら、あの空気のやり場に困るからだ。



え、どの空気？　　という声が・・・・・・・・・・・





このピンクの矢印部分にある空気

（お絵かきツールはハードルが高い。我ながらひどい絵だ）


飲み物を吸い込むにあたり、毎回、この空気も一緒に吸い込むことになる。

しかもその空気は、当然ながら飲み物より先に入ってくる。

みなさん、あの空気をどうしているのだろうか。





私は困っている。

運転中など、やむなくストローを使うたびに、困っているのだ。



体内に取り込まれた空気のカタマリは、どこに行くというのだろう？

あの空気を飲み込んでしまうと、それはそのままゲップの素になるような気がする。

何よりゲップが下品だと嫌がられるこの世界で、ゲップの素を自分で作りたくない。

ゲップにならかったにしろ、その空気は外に出る手段を探すことだろう。

体から外に出る空気のようなもの、といったら、あとは下から出るしかない。

それは自然現象だとはいえ、むざむざ自らその機会を増やすこともない。




以上は全部私の勝手な解釈でしかないが、

とにかくそういう理由で、ストローを使うときに困る。

かくして私は

飲み物を飲み込む前に、吸い込んだ空気を鼻の奥を通して鼻から外に出し、それから初めて飲み物を飲み込む。

という画期的な（？）方法を発明し、　

毎回、１回吸うごとに大変に面倒な過程を経て、飲んでいるのである。



もっと上手にストローを使う方法はないだろうか、と悩ましい。







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