太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

なぜ読めない?

2020-11-05 10:00:11 | 英語とか日本語の話
仕事中は、ネームプレートをつけている。
私の名前は HIROKO なので、ネームプレートにもそう印字してあるのだが
読み方を聞かれることが、時々ある。

先日も、そうだった。

「失礼だけど、あなたのお名前はなんて発音するんですか?」

ローマ字で育った私は不思議でならない。
HIROKOを、ヒロコのほかにどう読めと????


聞いてくるのは、アメリカ本土から来た人たち。
彼らの頭の中では、HIROKOを ハイロコ と読む選択肢もあるのだと思う。
アルファベットのあとに I がつけば、「I」ではなく「AI」と読みがちなのがアメリカ人。
たとえば、GODIVA は ゴダイバ で、(聞くたびにゴダイゴを連想してしまう)
IKEA は アイキア だ。



「ヒコ、ですよ」
おおげさにロにアクセントをおいて答える。
「おー!ヒロぅコ?」
日本語の名前にまったく馴染みのない人達には、何度聞いても覚えられそうにもない音の組み合わせなのだろう。

Kelz という名前の同僚がいる。

「ケーゥッ」

私は1度も完璧に発音できていないのかもしれないが、
これで通じるので、かなりいい線ではあるのだろう。
彼女のネームプレートのほうが、私にはずっと悩ましいと思うんだけど、
1度も読み方を聞かれたことはないという。






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