太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

やつらの季節

2019-06-03 07:30:27 | 日記
夫の両親がバカンスに出かけている1ヶ月の間、
我が家と両親側の間にあるドアは、猫たちが自由に行き来できるよう
開放しておく。
両親がいるときも、猫が行き来するのはかまわないのだが
キッチンに出してあるパンとバターを戸棚に隠してからでないと、
ドアを開けられない。

朝、両親側の家の窓を開けに行く。
まず、リビングの入り口に立ち、そこから見える床全体を注意深く見る。
リビングを通りながら、キッチンの床も、見る。
ダイニングルームの入り口で、また床を見る。
2日に1度の頻度で、どこかの床に、ひっくり返ったせせらぎを見つける。
 (注)せせらぎ、とはGのつく名前の、あの虫のこと
それらは、夜の間に猫たちが追い掛け回した結果で、
おとといなどは、我が家のダイニングテーブルの椅子の背に
大きなやつがご臨終していた。

我が家には、殆どせせらぎは住んでいない、と思っている。
生ゴミを、蓋のないゴミ箱に入れっぱなしの両親側の家にこそ、
彼らは住んでいる。
留守で、生ゴミはないはずだけれど、それでもアッチには、いる。
玄関の前の、アガパンサスの花の根っこに、
せせらぎの巣があって、それを発見した夫はそのまま埋め戻した。
なんでそこで退治しなかったのかと、私は憤懣やるかたないのであるが
夫にとっては、せせらぎもミミズもコオロギもみんな同じであり
生き物をなるべく殺したくない夫を、あまり責めることもできない。
年中あたたかいハワイでも、
なぜか夏場のほうが、よくやつらを見るような気がする。

アガパンサス
こんなきれいな花の下に、やつらの巣がある・・・・・


ハンター1
ハンター2

我が家には、庭に出るはき出しの窓がないので、
猫たちは窓辺から庭を眺めるのだけれど
両親側のダイニングの窓からなら
より地面に近い場所から外を眺められる。



いろんな鳥がやってきて、さえずるのを眺める猫。




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