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太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

なにもしない

2024-12-20 11:58:58 | 日記
金曜日は私の休日だ。
このところ仕事がMAX的に忙しい。
昨日、帰宅して荷物をテーブルに置いて、ようやく休みだー、と思ったら途端に疲れが出た。

事情があって、一度に4人解雇した。
同じだけ採用したのだけれど、すべてのポジションをトレーニングするのに最短一月はかかる。
新人たちが使えるようになるまで既存の人達でカバーせねばならないが、4人も抜けたのでその既存の人数も知れており、自然とマネージャーがやらねばならぬ仕事が増えてくる。

その上、採用したものの問題続きの人の対応や、貴重な既存の人のうちの一人が人間関係で突然辞めたりと、心身ともにストレスが絶えない。
その間にオーナーが亡くなったりもし、休日返上で働いたり、マネージャーは私一人という日も何日かあった。

正直、クリスマスどころじゃない。プレゼントを買いに行く暇もなく、なんとか買ったプレゼントを包装する暇もない。
それでも何とか時間を捻り出して買い物をし、包装し、ギリギリセーフでシアトルに郵送し、こちらの家族のものはツリーの下につくねて、一息ついた。
アメリカじゃクリスマスプレゼントをスルーすることなど無理なのに、アメリカ人の夫は全部私任せで腹が立つ。
夫に任せたら、あっけなくスルーしそうでそれもてきない小心者の私なのである。

今日は、なにもしない、と決めた。
ダラダラして本を好きなだけ読んですごそう。
最小限のことだけと思って、小切手を口座に入金しに行くことにした。
と、その前に明日納品する作品に仕上げをかけておこうと、外に出て薬品をかける。
と、サボっていたトイレ掃除もする。

用事を済ませ、飲み物を作ってごろりと寝転んで本を読む。
しかしその間、ずっと頭のどこかで「やらねばやらないこと」が川底の石に引っかかったゴミみたいに揺れている。
なんとかそれを無視しても、今度は「やっておいたほうがいいこと」が、視界を邪魔する虫のように離れない。

なんてこった。

観念して、お昼の前に「やらねばやらないこと」の明日必要なマットを作ることにする。
仕事を2つ持っているのだから仕方がないけど、なんにも気になることがなく、何にもしない休日はあこがれである。






ハズレ

2024-12-16 07:45:10 | 日記
パソコンを開けたら、電源が入らない。しばらく待っていたら忘れた頃にスタートした。
翌日、再び電源が入らない。
どんだけ待っても真っ暗。
7月に買ったばかりのラップトップである。
買ってすぐにワード類が使えないことに気づき、持ち込んで点検してもらったら、ソフトウェアが壊れかけているということで、全部入れ換えてもらった。
その他にも不具合があって、持ち込んだことがあった。

夫は買い換えだー、と言ったけれど、半年もたたないうちに買い換えとは悔しい。
すぐに修理の予約をとって、持って行った。

「これはハードが壊れてるねー。送らなきゃならないから三週間ぐらいかかるよ」

「新しいのになんでそんなことになるの?HPって良くないブランド?」

たいして使ってもないのに不具合ばかりで、つい文句を言う。

「僕はHP好きですけどね。機械ものって、ほんとに当たり外れがあるんですよ」

じゃ、私はハズレを買ったのかい?

中身をバックアップしてから、本土に送ることになった。
バックアップ用のフラッシュドライブを買い、預ける。バックアップが終わった時点でいったんそのフラッシュドライブを受け取りに来て、それからパソコンを本土に送る。
顧客のデータを保管しないことにしているらしいので、めんどくさいことになる。

幸いなことは、夫がトラブルシューティングのメンバーになっていることで、何を頼んでも無料。
メンバーでないと、例えば今回は500ドル(75000円)支払わなければならない。
メンバーの年会費がいくらなのかは怖くて知りたくない…

というわけで、ブログはスマホで書いている。
写真がいろいろあるんだけど、スマホでどうやってアップするのかわからないので取り込めず。調べる気力がないので放置。
職場のクリスマスパーティーでサンセットクルーズに行ったりした記事は、パソコンが戻ってきたら(来年だよ)載せるかもしれない。

やれやれ┐(´д`)┌
今度何かあったら買い換える!




メガネへのあこがれ

2024-12-13 08:27:13 | 日記
4日前のことだ。
朝、左目の睫毛の根元に白いプツを発見し、おののいた。

8年余前、瞼の裏にデキモノができて、瞼をひっくり返してこそぎとるという手術をしたことがある。しかも、片目が済んだと思ったらもう片方も同じ目にあった。手術よりも麻酔が結構痛い。もうあんなことはまっぴらごめんだ。
以来、少しでもゴロゴロしたらすぐに抗菌目薬(日本から大量に持ってきた)をさし、「目ヂカラが出て若返るよ」といってつけまつ毛を勧める友人の誘惑をやり過ごしてきた。

頼みの目薬も効かず、すぐさま眼科を予約した。

眼医者のテイラーに会うのは瞼のとき以来だから8年ぶり。
義両親も通っている町医者だ。
白いプツはニキビで(ものもらいはニキビだそうだ)、頭が白くなっているから、温めれば自然に中身が出てなくなるという。
8年前に教えてもらった、ソックスに生米を入れてレンジで35秒ほど熱したのを瞼に当てる、という方法もやってみたのだが、変わらなかった、と言うと、

「1日に3回、10分間温めるのを根気よくやってみな。今回のは瞼の裏ではなくて外にあるから絶対になくなるよ。無理に出しちゃいけないよ」

と断言した。
久しぶりなので、眼圧やらいろいろと検査してもらい、目はとても正常だと言われて安心したのだが、視力検査のあと、

「視力はすごくいいね(日本でいう1.5)」

そうだろう、そうだろう。うちは視力がいい家系なのよ。

「でも乱視だよね」

えっ!
今なんて?
もう一度、視力測定してみたら、フィルターをかけたほうが確かにはっきり見えた。
薄々、片目だけでものを見たときにブレるとは思っていた。
これは乱視だったのか。

「軽い乱視だから、気にするほどではないよ。もし運転しているときなんかに不便を感じるようだったら来てね。メガネ作ってあげるから」

子供のころから視力がよかった私は、メガネに対する淡い憧れがあった。
だから50を過ぎてたまにリーディンググラスを使うようになった時、ちょっと嬉しかったぐらいだ。
それが、いよいよ本物のメガネが必要になる(かもしれない)状況になってみたら、それはそれでショックだ。

夫に報告すると、
「僕なんか19のときからメガネが必要だったよ。遥か40年後にメガネになったなんて優秀だよ」
と、慰めだかなんだかわからないことを言われた。

白いプツは、三日後に完全に消えた。





直感で

2024-12-12 20:19:04 | 日記
妹はマッサージセラピストで、来春に独立して一国一城の主になる。
11月にハワイに来た際に、ロミロミを受けてみたいというのでレイナのところへ連れて行ったのだが、いたく気に入って、メニューにロミロミを加えたいと思うようになったらしい。

「ハワイでロミロミを勉強しようかと思ってるんだけど」

昨日、そんなメッセージが来た。

「日本でも勉強できるんじゃないの?」

「ハワイでやる、ていうのがいいのよ」

日本にもあるけど物足りないのだという。
3週間ぐらいの短期コースに参加しようかと考えているらしい。
そんなわざわざお金をかけてハワイでやらなくても、リンパやマッサージの基本や経験はちゃんとあるんだから、自分独自のロミロミにすればいいじゃん、というのは私の考え。
妹は私とは違うのだから、と思い直し、

「自分でコレ!と思ったことをやっていけばいいよ、今までもそうしてきたように」

と返信した。
私は計画をたてて考えて地道にやることができなくて、いつも感覚に任せていきなり未知に飛び込んできた。
そういうのが好きというよりも、そういうやり方しかできないんだと思う。

「そうだね、シロちゃんは直感で動いていて、それでうまく行ってるんだからいいよね」

直感で、ねえ。
そういう言い方もあるのか。

離婚後の生活のことを考えてから離婚するとか、英会話を学んでから外人と結婚する、ていうような慎重さが私には欠けている。
私にその慎重さがあったら、全然違う人生を生きてるだろう。

かえって、よく考えて行動したことのほうがうまく行かない。最初の結婚なんか、その良い例かも。

それでも、その時その時で私なりに考えてはいるのだ。ただ、考えてる時間が非常に短い。
考えるのがめんどくさくなって行動してしまう。みきり発車、石橋を叩きながら全速力で渡りきる。
だからたぶん、まわりから見たら行き当たりばったりに生きているように見えるかもしれない。


それでも直感で動いている、というふうに解釈できるんだろうか。

再婚したばかりの頃、英語がダメな私と日本語がダメな夫とで、いろんな誤解や行き違いがあって面白かった。
ハワイに移住した頃、言葉の壁に圧倒されて落ち込んだが、英語しか話せない人達のために私が第二言語を話してやってる、という目線にたつことで気が楽になったことや、
50近くなって一人で郵便局に行けるようになって感動する、なんていう体験ができるのは貴重だと思えたり、
振り返ってみれば、私も案外ノーテンキにできている。

さて、妹はどうするんだろう。
私なんかよりもずっと懐が深く、我慢強く、がんばり屋の妹のことだから、何の心配もしてはいないけれど。
それにしても同じ親から生まれたとは思えないほど違うものだ。




クリスマスツリー2024

2024-12-11 08:01:14 | 日記
我が家のツリーは、半日以上かけて飾りつけて(義両親が)完成。
息子たちが子供の頃に作ったオーナメントなど、何十年もの歴史があるものを大切に飾る。
夜に撮影したので、窓の外が真暗・・・・・
そろそろ、暖炉も使う日が近い。
「ハワイで暖炉!!」
とよく言われるけど、うちは山の麓なので1年のうち10日ぐらいは暖房が欲しくなる日がある。
冬の早朝であればなおさら。
とはいえ、日本の寒さを思えば寒くはないんだけれど、肌感覚がすっかり南国仕様になっている。

こちらはフェイクのモミの木で、ハワイアンなオーナメントを飾っている。

義父が好きなクリスマスビレッジも点灯。

大きなツリーの根元には、既にプレゼントが積まれ始めている。
今年は私はなんだかとっても忙しくて、出遅れつつプレゼントをようやく買ったはいいが、それをラッピングする時間がない。
シアトル組には郵送せねばならないのに、まだ郵便局にも行けていなくて、クリスマスには間に合わないかもしれない。



出かけたついでに、クリスマスライトを眺めてきた。
庭のヤシの木に電飾をつけたり、屋根に登って作業したり、日本の雪下ろしに似て、お年寄りだけではだんだん手に余ってくる。
最近は、一切合切こみこみで請け負うビジネスもある。
実際、うちの近所の家はそれを頼んで、大層立派なものができていた。
雪下ろしとは違って、やらなくてもどうということはないのだけど、こだわりたい人にとっては切実なのかも。

クリスマスまで秒読み。