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太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

「へえーーーッ」

2025-02-07 07:49:16 | 日記
月~金の夜7時からの日本の旅番組が楽しみだ。soko ga Japanという番組で、中身は日本のいくつかの放送局のものを買い取っているようだ。
中でもナレーションだけでリポーターが出てこないのが一番好きだ。
今度日本に行ったら訪れたいところがたくさん。
知らないリポーターが、何を食べても必ず「うーーーん!」と言い、「あまーい」だの「メチャクチャなんとかー」だの言うのには辟易するが、なんとか我慢してみている。

ところが今月になってから、タイトルはsoko  ga Japan なのに、旅番組ではなくなっている。
6~7人の芸能人がスタジオにいて、紹介されるものについていちいち彼らの顔を映す。
それだけならまだしも、ナレーションに対して

「へえーーーッ!」

という音声が入りまくるのだ。

例えば、千葉にできた大型ショッピングサイトを紹介している。

「テントのコーナーには、数えきれないほどのテントが設営!」
「へえーーーッ」
「ここは全部蛇口です、この列ぜーんぶ蛇口」
「へえーーーッ!」
「カーペット売り場は、向こうが見えないぐらいカーペットがズラリ」
「へえーーーッ」

といった具合である。

「この声は誰の声?」
と、夫。
「知らん」
「なんでへえーって言うの」
「知らないってば」

押すとへえーーーッと出るボタンでもあるんだろうか。
これが耳障りで仕方がない。

日本のテレビ番組は、いつからこうなった。昔からこんなふうだったろうか。
私が日本でテレビ番組をみていたのは18年以上前になるが、当時からそんなふうで、ただ私がそのことに慣れていて気づかなかっただけか。

「世界不思議発見」や、NHKの「ためしてガッテン!」、古いところでは「俺たちひょうきん族」。
「へえーーーッ!」はなかったように思うのだけど。
今の夫と再婚してからは、夫は日本語がわからないから、インターナショナルものばかりみていた。

日本の情報はみたいものの、へえーーーッ!の連呼に耐えられず、また、用もないのにいちいち顔を写し出される、名も知らぬ芸能人たちにもうんざりして、5分もみていられない。

「NHK world のドキュメンタリーなんかすごく良いのに、それとは全然違うね」

私も夫の意見に賛成。
これも文化のひとつだというのだろうか。






堪忍袋

2025-02-06 12:01:12 | 日記
昨年の8月に買ったラップトップが、また調子が悪い。
買った翌月に駆け込み寺に持ち込んで以来、ほぼ一月に一度(あるいはそれ以上かも)は持ち込んでいる。
ワード類が使えなかったり、電源をいれても動かなかったり、使っている間に突然画面が真っ暗になったり、いい加減にしてくれーと言うほどにいうところのあるラップトップなのだ。

今日、使っていたら再び画面真っ暗。
仕方がないので、またスマホで記事を書いている。

今まで、こんなに使いにくいラップトップはなかった。
とりあえず、駆け込み寺の午後の予約を取り付けたけれど、気持ちの上ではもう新しいパソコンを買おうと思っている。

何かあると、メカ音痴の私は手も足も出ない。
駆け込み寺のクルーが、ちゃちゃちゃと素早いタッチで作業しているのを見るにつけ、彼らの能力の欠片でも私にあったら…と思う。

ま、そんなことをいくら思ってもどうなるわけでもなし、堪忍袋の切れた緖をヒラヒラさせながら、駆け込み寺に行ってくるとしよう。



停電19時間

2025-01-31 10:48:17 | 日記
数日前から、1月30日に強風注意報が出ていた。
でも前日になっても、明日ほんとにストームになるのか疑問に思うほどの穏やかな天気で、それでも一応は職場で停電対策を心がけていた。
ハワイは簡単に停電になる。
ストームはもちろん、車がポールにぶつかったからといって停電、自然に木が倒れたところに電線があったといって停電。
日本だと停電になっても(滅多に停電にはならないけど)、わりとすぐに復旧するのだが、ハワイの場合は停電時間が長い。

29日の深夜から、尋常ではない強風が吹き始めた。
30日になり、風はますます激しくなったが、雨は降っていない。
職場に行き、レジスターに装着する発電機をチェックしたりしていると、ババ―っと雨が降って来た。
人の声も聞き取りにくいほどの土砂降りで、隣の村では既に停電している情報が入り、我が家の隣りのお寺も入り口を封鎖したという。
とうとう12時に店を閉めることにした。

強風で木の枝がお客様の上に落ちても困るし、道が冠水して従業員が家に帰れなくなるのも困る。
職場の近くにはすぐに冠水するので有名な箇所があって、1本道で迂回することもできない。
以前、そこが冠水したときに反対回りで帰宅したことがあった。
私が住んでいるのはオアフ島の東海岸で、普通に南に下がれば10分余りで家に帰れるものを、ノースショアをまわってから真ん中のフリーウェイを通って行ったら4時間ちょっとかかってしまい、大変な目にあった。

慌ただしく店を閉めて帰宅して、シャワーを浴びて猫と遊んだりしていたら停電した。
義両親は出かけていて留守で、ガレージからランタンを3つ探してきて電池をこめて、2つを義両親の家に置いた。
うちはオール電化だけど、最近買ったカセットコンロがあるので調理はできる。
暗くなる前にあらかた夕食の準備をしておくことにする。

4時半に、夫が濡れネズミで帰宅。
車から家まで、傘など何の役にも立たないほどの雨風なのだ。
食事を済ませ、外が暗くなってきた。
夫が仕事に使う業務用のライトをつけると、まるで昼間のように部屋の中が明るくなった。

翌朝になっても、まだ停電中。
ランタンの明かりで朝食を用意する。
雨は止んでおり、風だけが吹いている。
2人で外に出てみると、まわりに何の明かりもないせいで、まさに満天の星空とはこのことか、という空が広がっていた。
普段見える星と星の間にも、細かい星が無数に散らばっている。

「昔の人はこういう空を見ていたんだねえ」

しばらく星に見とれていた。


家に入ると、夫が携帯電話を通勤の車の中で充電しなきゃ、と言う。
11月に車を買って初めてそれに乗って仕事に行った日に、帰りにエンジンがかからなくなったことがあった。
車の中で携帯電話を充電したのが原因らしい、というのだけど、信じられない。
それ以来、車では充電しないようにしていたのに。

「バッテリー、大丈夫なの」
「知らないよ、そんなこと」
「うちに発電機、あるじゃん、それ使えばいいんじゃないの」

そう。
何か月か前に停電した時に、夫が立派な発電機を買ってきたのだ。
階段下のクロゼットの中に、箱に入ったまま置いてある。
私は機械のことは何もわからないけど、いざ使いたいときのために何か準備しなきゃいけないんじゃないのか?
充電するとか、何とか。
気になって、聞いてみたことがあるが、使うにはオイルが必要なんだと言って、そのままおしまい。
夫の場合、しつこく聞くとたちまち機嫌が悪くなって面倒になるので、私も放っておいた。

「うちに発電機、あるじゃん、それ使えばいいんじゃないの」
と言ったら、

「オイルが必要なんだよ」

と同じことを言う。
私は何も言わずにため息をついた。

『緊急事態は突然やってくるんだから、せっかくあっても使えない状態だったら何にもならないじゃんか!』

という気持ちをこめて。
夫のこういうところは、イライラする。
私は思い立ったらすぐにやらないと気が済まないタチ。
ついでに言うと、時間にはきっちりしないと嫌なタチ。
そういうところのテンポが、夫とは違う。
それが夫で、これが私なのだから、互いに直しようがない。
そして、その違いに気持ちがつまづかないようになることもない。
同じところにつまづきながら、この先もふたりで生きていく。
きっとそれでいい。


「明日、そのオイルを買いに行こう」

ああ、そうだね。それがいい。



この日は私は仕事が休みで、朝の1時間は庭の掃除。
強風で芝生の上が、落ちてきたり飛んできた枝や葉でものすごい有様になっていたのだ。
結局、停電は19時間あまり続いた。











ダラダラ雨

2025-01-27 08:17:13 | 日記
ハワイには珍しく、昨日からダラダラと雨が降っている。
昨日、夫の叔母、シュートメの妹夫婦とその友人夫婦がシアトルからやって来た。
シュートメは4人姉妹の長女だ。

長女と三女=ハワイ在住
次女=シアトル在住
四女=インディアナ州在住

先週、四女がインディアナ州から来ており、そこに次女が合流して4姉妹が揃った。
次女のジャッキーとは8年近く会っていないが、姉妹の中では1番のハチャメチャおもしろい性格で楽しい。
シュートメが80歳、四女のロビンが70歳になったばかり。
いくつになっても姉妹というのはいいもの。

彼らはカイルアにビーチハウスを借りて、そこに滞在している。
昨夜は仕事のあとそのビーチハウスに集まって、総勢11人がテーブルを囲み、それはもう賑やかに手作りラザニアのディナーを食べた。



昨年11月に私の姉妹がハワイに来たことを思い出す。
親を送ったら、あとは兄弟姉妹だけが残る。
そうなってみると、長女がまるで母親のように思えてくる。

「おねえちゃん、お母さんみたいなことを言うんだよ」

妹もそう言っていた。
会いたいなあ。
来月、妹がハワイに来ることになっている。
ロミロミの短期ワークショップがあるからで、ワークショップはワイキキだし、今回は友達も一緒なのでワイキキのホテルに泊まる。
うちに泊まったら、ワイキキまで行くのが大変だもんね。
到着した日に迎えに行って、半日ぐらい一緒に過ごすだけだけれど、今から楽しみ。





長いブランク まずは砂糖断ちの続き

2025-01-26 08:13:13 | 日記
年明けすぐからブログがアクセス不能になり、ようやく3週間ぶりに開くことができた。
アクセスできないときに限って書きたいことが次々出て来て、ブログの親元(っていうの?)を変えようかとも思ったけれど、こんなブログでも14年も書き続けてきたことを思うとそれもはばかられる気がした。
これはもうブログをやめよ、ということなのかもなあ、と思っていたところに突然開通した。

だが、いざ開通してみると、いったい何をそんなに書きたかったのかが思出せない・・・・
なんてこった。

とりあえず、砂糖断ちの続きを。


昨年末、寝しなに両足が痒くてたまらなくなり、突然降りてきた

「砂糖」

という言葉を信じて、砂糖断ちを始めた。
あれから1か月。
驚いたことに、まだ砂糖断ちは続いている。
足の痒さを思うと、砂糖を食べたいとは思わなくなる。
そうしているうちに、本当にそれほど食べたくはなくなってくる。
始めて10日もしないうちに、足の痒みはなくなった。
ということは、やっぱり砂糖の摂り過ぎが原因だったのかもしれない。

変わったこと。

・体重が2キロ近く落ちた。
・身体全体のむくみがとれてきた。
・なにをやっても落ちなかった下腹が薄くなってきた。
・太ももにかすかに隙間ができて、パンパンむちむちだったパンツに、ゆとりができた。
・肌に透明感がでてきた。


先週、4個入りのどら焼きをいただいた。
砂糖断ちが続いているご褒美に、1個を4つに割ったものを食べてみた。
そして愕然とした。

全然美味しいと思わない・・・・・

私の味覚が変わったのか。
残りは、くれた人に謝りながら処分した。

それまでは料理にはきび砂糖を使っていたけれど、それも蜂蜜に替えた。

しみじみ、身体は食べたものでできているのだと確信したことである。