石巻白梅ししの会便り

石巻のためにできることを一緒にしようね!!

仙石線に乗りました!!

2015年07月25日 | 活動

 

 先日、やっと全線開通した仙石線で仙台から石巻へ行ってきました。

 仙石線乗り場には、今は(随分前から)在来線の改札口から入り、奥の方のホームになっているのです。ここ10年以上も乗ったことはなかったものですから初めての体験です。(昔、東口の方からすぐ乗れた改札口が懐かしく思い出されます。)

 石巻まで行く線の本数も震災以前のころのように戻ったようです。

 ただ、依然と違うのは、一日数本は、「快速仙石東北ライン」という名で東北本線の線路に乗って走る快速があることです。

 私は、初めは各駅停車で塩釜まで行き、それから石巻行きに乗り換えました。(高城町から野蒜までの景色を見てみたかったので。)

 車体には側面に様々な漫画が描かれていて、これも(私が知っている)依然とは違っているところでした。やっぱり、「石巻は漫画の街」というアピールの一つなのでしょう。ともあれ何か面白い非日常的な雰囲気があります。

 私が乗ったのは、ウィークデイの日中で、そして塩釜からは各駅停車の列車だったからか、そんなに人は多くはありませんでした。

 でも、乗っている人達の中には若いカップルもいて、お天気も悪くなく、何かゆったりとした時間を楽しんでいるようにも見えました。また、カメラを片手に写真を撮っている方もいて、私のように全線開通の仙石線を体験してみようという気持ちの方も結構いたたように思います。

 テレビ等でも、報じられていますが、乗車人数が増えるのはこれからだと思います。なにしろ、「快速東北ライン」は1時間程で仙台~石巻を繋ぐのですから。通学・通勤の方々にとっては、いますぐに生活しやすくなって喜んでいるはずです。

 また、観光客にとっても、松島まで来たら足を延ばしやすくなります。足を延ばしたくなるような魅力的な街づくりが課題だと思います。

 ただ一つ残念なことがあります。

それは、松島で長い間、多くの子どもたちや家族連れを楽しませてくれた、「松島水族館」が津波の被害により閉館を余儀なくされたことです。

 代わりに?今年12月開通予定の「仙台地下鉄東西線」の新井駅の周辺に、新しい水族館が建設されています。松島水族館より立派なものになるのかもしれませんが、客足としてはどうなのかなあと私は思ったりしています。(新井の辺りも津波の被害の大きかったところです。発展を祈りたいものです。)

 私が子どもの頃には、遊園地がありました。大きな観覧車や子供用の車の運転コース等があり、夏休みの絵日記の題材として一役かってくれたものです。小さくても良いから家族連れが楽しめる遊園地や交通公園等体験型の公園があったらうれしいです。

 列車の中は、まだ広告も少なくすっきりした清潔感があります。

 その中で大きく目立っていた広告は、お得キップの広告です。(写真下)

 2日間有効の往復キップが「仙台~石巻間と仙台~女川間両方とも、大人1200円でお得」というものです。

 学校も夏休みに入り、石巻川開きも間近です。自然や海の幸をたっぷり味わえる楽しい旅ができるのではないでしょうか?

 とりあえず今日はこの辺で終わりにしたいと思います。ますます暑さが厳しくなってきていますが夏を楽しめる工夫をしたいものです。 

 


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2 コメント

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おめでとう仙石線開通! (どんぐり)
2015-07-27 23:22:58
真っ赤な車体に石ノ森章太郎さんのマンガですか。我が町を走る西武池袋線も、大泉学園に住んでいた松本零士さんのマンガでべたべたの車体ですよ。そうか、石巻もマンガの町なんでしたね。
仙台・石巻でなく、女川まで延びたり、東北本線につながったり、ケースが増えるのっていいですね。我が町もバス路線の選択の幅が増えて、覚えるのにひと苦労していますが。
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マンガの町石巻 (まつぼっくり)
2015-08-10 08:01:24
 写真に載っていない電車にも様々なキャラクターがたっぷり描かれています(ちょっと非日常的な気分になります。)
 車体の中にも、駅名の表示板にもいたる所にマンガのキャラクターがあります。
 キャラクターを探しながら町を巡るのも楽しいかもしれません
 東京にもマンガの描かれた車体があるのですね。各地でいろいろなアイディアが駆使されているのですね。
 今度そちらに行った時、「ちょうど出会えたらいいな。」と思ったりしました。{/m_0033/
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