陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

第614回札響定期演奏会からつれづれ話。

2018-12-01 06:39:34 | 音楽
今日から師走。来月の今日はもう来年なんだ☆
たたみかけるように一年が終わっていきます。

昨夜はコンサートホールKitaraにて、札幌交響楽団の定期演奏会でした。
定期演奏会では、開演前にロビーコンサートがあります。
J.S.バッハの「主よ人の望みの喜びよ」、バッハヘルベル「カノン」など3曲の演奏をぼんやり聞いていると「今年は何かいいことしたかな」なんて自問自答してしまう。人に親切にするなんて当たり前のことだし、そのくらいのことではこの曲を聞いて堂々とした気分にはなれません。。

今回の演奏会で良かったのは、マルティン・シュタットフェルトさんのアンコールでした。
プログラムのJ.S.バッハ「ピアノ協奏曲第1番」も良かったですが、アンコールでの、バッハへのオマージュ~ピアノのための12の小品より 「前奏曲とフーガ」は、バッハのあの精緻なメロディーをスピードに乗ってダイナミックに演奏されていました。まさに超絶技巧!!かと言って技術だけが前面に出てくるわけではない、程よいコントロールも感じられて品の良さも感じました。



マルティン・シュタットフェルトさん。またひとり素敵な人を見つけちゃいましたよ☆

私は札響の定期演奏会会員になって10年近くになりますが、自分の好みに関係なく毎回いろんな曲やソリストに出会うことでクラシックのことがわかるようになりました。
最初はなにもわからず、ただクラシック音楽に興味があるだけだったんですよね。
セドリック・ティベルギアンというピアニストを知ったのも札響定期のおかげ。
その後、アリーナ・イヴラギモヴァを知り東京、名古屋など数々のヴァイオリンソナタのコンサートによく出かけました。
お二人のコンサートは大人気ですね。
来年の2月もありますが、こちらは残念ながら行けません。。2月はとても忙しい。

クラシックは退屈・眠たくなる・・そんなことはないよ!(たしかにそういうとらえ方もある^^;)
クラシック音楽はたくさんあるから、その中にはどんな人にとっても1曲くらい「この曲、いいね☆」と思えるものがきっとあるはず。
そして、たくさんありすぎて一生かけてもすべてを聴くことなんてできないと思う。ちょっと悲しい。だからやめられない。

「クラシックばかり聴いているのはよくない」と言われても、今のところ私の手元にあるCDで聴くに堪えるのはやっぱりクラシックなんだ~♪




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