昨日、天気が良かったので久しぶりにジョギングしました。
何年も走っていなかったので、「ウィンドブレーカーが入らなかったりして…」とか、「シューズが劣化していたりして…」などと心配しましたが、何とか大丈夫。恐る恐る走り始めました。
一歩ごと着地するたびに、なんとなくかかと辺りに不穏な衝撃が感じられて、全体重を乗せないように走りました。そのため、息切れすることはなく、道端のふきのとうが目に入ってきたりして、春を感じました。
ゆるやかなアップダウンを繰り返し、しばらく行くと広い遊歩道に出ました。
まっすぐ伸びていくその道の先に、1羽の鳥が舞い降りたり、また飛び立ったりを繰り返していました。
カラス?
でも、黒くない。茶色で、羽を広げるとカラスより大きい感じがします。
私より100mくらい先を行く男性がスマホを取り出し、撮影していたり、向こうから走ってくる高校生たち(この近くには高校があるので、部活の走り込みかと思われる)は「めっちゃ至近距離!」などと声を上げていました。
鷹か、それだと小さいような…と思いながら帰ってきました。
夜、夫にそのことを話すと、「それはトンビじゃないか?とんびがくるりと輪をかいた、だろ」と言います。
「とんびがくるりと輪をかいたってなーに?」
「知らんわ。よく昔から言うだろ、とんびがくるりと輪をかいたって」
「言わないよー!」
「言うよ、慣用句だ」
慣用句?!そんなの知らない!
夫に聞いても埒があかないので、「とんびがくるりと輪をかいた」とググってみました。
そしたら。
三橋美智也という歌手の「夕焼けとんび」という歌の歌詞でした。
YouTubeで聞いてみましたが、THE昭和歌謡という感じですね。
夫の親戚は父方、母方ともカラオケ好きなので、誰かがよく歌っていたのかもしれません。それで記憶のどこかにあったんだろうな。