陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

初夏の家仕事

2019-05-30 10:42:15 | 暮らし

桜が散ったと思ったら、急に夏になった感じです。一度夏日が来てしまうと、もう季節は夏なんだと思い込んでしまいます。

朝起きて窓を開けるのがちょっと楽しい。部屋の中を風が通り抜けるのが心地よい。

ところが。

窓を開けていると、細かい砂埃がうっすら入ってきます。知らないうちにテーブルの上がザラザラ。

テーブルの上を拭く。テレビ周りや食器棚も気になってきてサッと拭く。

いやいや、原因となるところをきれいにしなくちゃね、と窓の桟とベランダ掃除をしました。

ベランダの隅には砂埃や葉っぱが吹き溜まっており、ちいさな蜘蛛の巣がかかっているところも発見。吹き溜まりの部分を箒で掃きだしていくと小さな蜘蛛が出てきました。「こんにちは☆」と声をかけながらさっと退散願いました^^

 上階からつながっている排水パイプの水を受け止める排水溝にも枯れ葉が溜まっています。これも乾いている今のうちにサクッと撤去。

枯れ葉の中にピンク色がちらほら。おや?桜の花びらが舞いこんでいたようです。

季節の移ろいを感じるベランダ掃除。そんな初夏の家仕事でした。

 

 

 

 


たんぱく質、タンパク質!!

2019-05-28 06:42:07 | 食べること

月・火・水とゆっくり夕食を取ることができない生活が2か月ほど続いています。途中GWがありましたが、栄養を摂取する機会が減るということは、やっぱり体にジワジワ影響が出てきます。

最近、「やせた?」とか「顔色悪いよ」と言われることがありました。自分では筋肉が落ちちゃったな~と思っていたので、毎日のように顔を合わせる人にはちょっと違和感を与えていたかもしれません。

夕食を簡単に済ませる日は、夜の授業が始まる前にパンを食べるだけ。カロリーは足りていても栄養が足りません。タンパク質、ビタミンも。カルシウムだって足りません。

こんな食生活を続けていては、これから夏本番なのにバテちゃう!!

手っ取り早く栄養不足を補うには、まず卵。これまであまり卵を食べることはなかったのですが、朝食に卵を食べるようにしています。

間食はしないのですが、おやつに煮干しやナッツを食べるとか、少しずつ栄養補給するように気をつけよう☆

しっかり食べないと骨粗鬆症になっちゃいます。

やりたいこと、好きなことを頑張れるのも健やかな体があってこそ、ですから。

 


どんな一日?

2019-05-27 06:06:36 | 日記

トランプ大統領が来日、安倍首相と軍事的なお話もして「生産的な一日」だったとコメントしていました。

あぁ、私も「生産的な一日」したい。

話すための活動に使うオリジナルの教材を作る、という課題があります。「話すため」というのは、外国人留学生が日本語を話すということです。加えて、その話すための活動の対象となる学習項目も決めなくてはなりません。そして、その学習項目以前の既習事項も押さえることも必要です。

その学習項目を対象にする場合に学習者にとってちょうどいい、できればクラッシェンのモニター理論「i+1」の効果をもたらすような活動ができる教材が作りたい☆

イメージはいろいろ湧いてくるのですが、どうもまだ初級者には難しい内容です。簡単なことほど難しい。

 

 


ノート作り

2019-05-24 05:32:58 | 勉強

今は便利な時代なので手間を省いて機械まかせにすることは出来る。

でも、何でもは良くないよね。

授業でとるノート、少し溜まってきたところでもう一度きれいに書き直すことって無駄かなぁ??と思うけれど、そんなことないと思う。

授業中に配られた覚えなくちゃならない図をまとめたプリント。(A4サイズ)

一度コピーし直して切り分けて、A5のルーズリーフに貼りつければ精神的負担が少し軽くなった。(裏表あり)

A4サイズ一枚のプリントをみて、これを覚えなくっちゃ!!と思うと、あ~ムリ!!となるけど、一度に見渡せる量をぐっと減らすと、このくらいなら大丈夫と思える。落ちついて取り組める^^

なにより、いまさらながら自分の脳に驚いているのは、アナログ的な作業は脳にとっては「これからこの勉強をするぞ」「これを覚えるぞ」というウォーミングアップになることだ。これを省いてドンドン効率的に勉強を進めていける人もたくさんいるけれど、私は残念ながらそうではない。

結果オーライなのだ。

自分なりのやり方が見つかったら、遠回りしているようでも焦らないこと。

一歩一歩タイプだと自覚してしまうこと。そうしておいて、少しずつ進んでいけば「けっこう進んだなぁ。。」と思う時もくるはず。

今日もがんばろ~

 


青春といえば

2019-05-18 19:33:17 | 日記

昨日、学校の帰り道(←なんか中学生みたい)同級生Hさんとチカホ(地下歩行空間)を歩いていたら、某テレビ局のADさんに「青春といえば、どんな言葉が思い浮かびますか?」と聞かれました。

授業について、先生についてあれこれ話していた私たち。とっさのことではありましたが、Hさん「過ぎ去りし日々」。私「ニキビ」と答えて通り過ぎたのでした。ニキビは青春のシンボルっていうじゃないですか。まあ、それも過去の話ですね。今はみんな肌がキレイ。

その後、何事もなかったかのように元の会話に戻る私たち。嗚呼、女ってマルチタスクが得意ね(笑)。

それにしても、今になって思うことは「青春」ってお題が・・。

いわゆる正真正銘、青春真っただ中の若者なら「きゃはは!なにそれ~~」てなものじゃないかな。

以前テレビの生中継でチカホを行きかう人たちに「あなたの夢は何ですか」と突撃インタビューしている場面を見ましたが、なぜテレビは「夢」とか「青春」とかキラキラしたものを掲げるのでしょう・・。いきなりふられても、突拍子もなくて気恥ずかしいわ~。

「あなたにとってリスクとは?」「あなたが区別することはどんなこと?じゃ、差別だと思うことは?」とか、ちょっとひねりがあって、でも誰もがそれについてつつけば何かしら考えが出てくるようなのはどうでしょう。私は知りたいけどなぁ。

まじめに語る?スルッと一言でかわす?・・そんな見どころもありそうです。

「青春と言えば・・」の集めた回答はどんな使われ方をするのかな。


夕食抜き

2019-05-16 06:40:30 | 日記

昨日、一昨日と夕食を食べていません。食べそこなってしまいました。

18:45スタートの授業を取っている日が続いており、昨日は午後の授業が15:30に終わりましたが、その後教室でクラスメイトと次回の実習の準備などしているうちに、あっという間に時間が経ってしまいました。夜の授業が終わるのは21:10。それから帰宅すると22:00になってしまいます。それから食事をするのは重たいです。あとは寝るだけだから…。

それでも不思議と空腹感を感じないのです。若いころなら、お腹が空き過ぎて胃がキリキリするような感覚がありましたが、今はない。「低燃費になってよかった!」なんて思うけれど、そのかわり、ちょいちょい”誤作動”が起こります。

一度にふたつ、三つのことを同時にしようとすると、だいたいひとつはトンチンカンなことをする。プラスチックごみを台所のごみ箱に捨てるはずが、なんで私は洗面所にいるの??みたいに^^;

食べること。基本的なことだけど、極端なことをすると必ずパフォーマンスは落ちてしまう。何とか夜の授業がある日でも、食事の時間は取るようにしなくては!


水曜日の憂鬱

2019-05-15 05:38:05 | おしゃれ

水曜日の朝が憂鬱だった・・というのはジルーシャ・アボット、あしながおじさんの主人公のこと。

水曜日は午前中から夜まで授業がぎっしり。自分が選んだとはいえ、ちょっと大変です。

試験や課題が立て込んでくると、ほんと憂鬱・・。

 

服や靴を選ぶ際に「他人の印象を気にしない」と回答した人は何割でしょう?(テレビのアンケート調査)

答えは・・5割。

半分の人が他人の目を気にしない。半分の人は気にします。

他人の印象は・・TPOのことも入るかもしれません。

お仕事していたらなおさら。とくに私服の場合はね。

私が以前勤めていた職場は制服着用でした。だから、私服は自由。制服があるおかげで好きな服を着ていられました。

今は学校に通っていますが、当然私服。今の方が服装に気を遣うようになりました。

気を使うポイントは、他人の目も少々ありますが、それよりももっと大事なことは「着心地」です。

今日のように1日学校で過ごすとなると、素材が肌にしっくりくるか、教室の温度にちょうどいいか。

そんなことも考えます。

実習の時には動きやすさも大事です。

人から見られるということは、必要以上に飾りや模様がないほうがいいかもしれない。

そんなことを考えて洋服を選びます。

「服装は自己表現の一種」だと思いますが、独善的にならないように気をつけたいものです。

 


靴のポジション。役割は。。

2019-05-14 14:53:55 | おしゃれ

よく行く服屋さんからこの春から仕入れているブランドのSALEをやりますよ(^O^)/とメールが来た。

店長のセンスは抜群だし、ファッショントークもなかなかためになるので、ちょっと見せてもらおうとお店に行ってみた。時間があまりなかったので、気になったのを5,6着選び、順に試着させてもらった。

スカーフ生地のような、黒地に花模様の入ったブラウスがとても素敵だった。店長は靴も出してきてくれて一緒に合わせてみたんだけど(つま先がとんがったエナメル素材のスニーカー)、その日自分で履いて行った革靴よりもしっくりくる。まぁ、同じお店の商品だし、なにせ店長がひとりで仕入れてくるんだから当然なんだけど。

店長曰く、「このお洋服にはこの靴、っていうコーディネートがあるの。足元が大事っていうかね、せっかくこのブラウスを着ても、スタン●ミスとかコン●ースになっちゃうと引き立たない・・。このスニーカーは形がキレイでソールが白だから重くないでしょ・・」と、そのエナメルのスニーカーをイチオシなのだ。

わかる・・ような気がする。今の私には新しいブラウスより足元に気をつかうのがよりベストなのだろう。店長はそのことを言いたかったのだと思う。

よく考えてみると、私にとって靴は「道具」に近いポジションなのだと思う。行きたいところへ行くための道具。移動の道具。歩くことが苦にならない。天気が良くて時間が許せば30分だろうと1時間だろうとよく歩く。だから、だいたいスニーカーかペタンコの革靴を履いて外出するのだ。

結局、その時は時間がなくなっちゃって「ごめんなさいっ!もう行かなくちゃ」という感じで切り上げてしまった。でも、靴に関して自分の中で考え方が変わりつつあるのは確かだ。

「道具」ではなくて、コーディネートの一部として、洋服の一枚として考えてみると、ちょっと違う感覚で靴を選ぶようになるかもしれない。

歩くのが好き、華奢でキレイでも痛い靴はイヤ(だから履く機会が減る)。そうなるとやっぱりキレイ目なスニーカーってことになるんだろうか。。

私はどちらかと言えば革靴が好きだ。靴磨きをして革の経年変化を楽しむのが好き。スニーカーは履きつぶしになるので革靴よりは安いけど、高くつくし、毎回買い物しなくちゃいけないから時間も取られる。秋冬なら、コートにあわせたブーツがあれば安心だけど、コートを着ない季節はそうはいかない^^; 

お気に入りの洋服を素敵に着こなすための一足。キレイ目だけど痛くない一足。服をたくさん持つより、今ある洋服のコーディネートが楽しくなる靴を選ぶことが大事なんだろうな。


花冷えに思う

2019-05-12 06:02:13 | 日記

連休中にストーブやホットカーペットを片づけました。日中の最高気温が20℃を超えるような日もあり、外出もコート無しで行けるかなというところでした。

でも、そんな日もそう長く続かず。。週末から肌寒い日が続いています。天気はいいけど風が冷たい。ちょっと季節が逆戻りした感じです。今週半ばには初夏の陽気になりそうなのでそれまでのがまん。

 天気予報を見ていると、網走など道東は最低気温2℃、最高でも5℃ほど(!)ということです。

昨年の今頃はロシア、ノボシビルスクにいたのでした。今時季のノボシビルスクはまだまだ風が冷たく、うっかりすると雨が雪になることもあるくらいです。道行く人たちはまだダウンを着ているだろうなぁ。。

来年の今頃。わたしは何をしているかな。

 

 


立夏

2019-05-06 06:57:41 | 日記

暦は立夏。暦にあわせたわけじゃないけど、今朝は窓を開けてブログを書いています。

昨日は帯広が29℃にまで達したそうで、この時期、気圧配置によっては北国でも本州を上回る気温になることもあるのだ!(←どや顔)

ちょうどゴールデンウイークが始まったころから桜が見ごろになり、今でも盛りは過ぎたものの淡いピンク色が目を楽しませてくれています。その近くの木々も新芽が日に日に大きくなり、若葉の季節です。風がふいて桜の花びらが舞い、若葉をつけた枝がざわめく。風薫るとはこのことか~♪

定点観測が好きです。いつも歩く駅までの道のり。家の近くの橋から見る川沿いの風景。実家までの道路沿いの桜並木。図書館までの大学構内。季節の移り変わりを感じ取るのはいつもの歩きなれた(車で通り慣れた)風景を見ること。写真を撮る場所もアングルもいつも結局同じになってしまうので、この春は写真を撮らないで目に飛び込んでくる風景をそのまま楽しんでいます。


ブログ開設2000日目

2019-05-05 06:01:47 | 日記

本日でブログを開設して2000日目となりました。

取るに足らないことを綴ってきました。ちなみに記事数はこれで1232個。最初のころはなかなか更新ができませんでした。

今もそうですが、どこか構えているところがあると自分の気持ちや起こった出来事を文字におこせないような気がします。

顔、名前を含め、個人情報は出さずに現在を語るのは案外むずかしいときもあります。

それならいっそ今の状況とはまったく別のことに思いをはせることもできます。脳内トリップ☆

ブログを書くことも気分転換のひとつなんですね。

先日、実家に行きましたら、私の小学校3年生のときの作文集が出てきました。国語の時間に書いた作文を担任の先生がホチキスでまとめて停めてくれていたようです。

「せんそうのとき」「えんぴつとボールペン」「こぎつねゴンの物語(創作もの)」「ゴロ(当時飼っていた犬)のこと」と4編ありました。

小学生用の原稿用紙にひらがなを多く使って好き勝手に書いていました^^; 大人になって読み返してみると、我ながらけっこう面白かったのです。

特に、最後の「ゴロのこと」は、ゴロについての紹介、飼うことになったあらまし、散歩に連れて行くとうれしそうにジャンプすることが書かれてあり、でも最近は元気がない、前はあんなに元気だったのに・・と続いています。最後はハッピーエンド、あるいは元気がない原因くらいわかるとオチがつきそうですが、それもなく「はやくもとのゴロにもどってほしいです。」と締めています。なんと後味の悪い作文でしょう。

思い返してみるとゴロはその後10年は生きましたので、そのときは病気をしていたわけでもありません。そんな時期もあったんだなぁ~とぼんやりした思い出にちょっとした事実がわかり、新鮮です。

このブログも取るに足らないことを書いているからこそ、後になってちょっとした発見があるかもしれないな~。

・・そんな超私的ブログです。よろしかったらお付き合いください。

そして、こんな風に自分の思いを表現する場があり、共感してもらえる(かもしれない)場があることが、とても有難いことなのだと思っています。

 

 

 


小銭

2019-05-04 05:37:36 | お金の話

勉強会のスペースを小会議室で確保していただいています。

毎回その手配をしてくださっている方に、参加者は100円ずつお渡しすることになっているのですが、先日私は小銭を全く用意しないでその勉強会に参加してしまいました。

先生が100円貸してくださってその場をしのぎましたが、うっかりしてました。

日本ならどんな小さなお店でも、ほとんどおつりに困ることはありません。

感心するくらい、どこでもお店ではお釣りを用意してあります。だから、外出から戻ったらいつもお財布から小銭は全出し。

出した小銭は普段スーパーに買い物に行くときに持ち歩いているお財布に入れてしまいます。

小銭は重たいし、お財布の中が汚れるし。お金を入れっぱなしにしていると、いくら小銭を持っているのか忘れてレジでもたついてしまいます。その日の最初の買い物は紙幣で。そしてそのときのお釣りの額をなんとなく覚えていれば、次のお店での支払いはいくぶんスマートに済ませられます。

だいたいいつもその調子なので、先日はお金を使う場面がないまま勉強会に参加してしまい、「100円がない!」なんてていたらくになったのでした。

この先キャッシュレス化が進んだら、仲間同士のお金のやり取りもスマホをかざしあうようになるのでしょうね。

慣れたらそっちのほうが簡単なのかな。

そのうち、お金そのものの信用がうすれてきて「これ、ほんもの?」とか、「お金をもらっても使う場面がないからねぇ」なんていわれるかもしれませんね^^;

 


演繹的?帰納的?

2019-05-02 06:05:19 | 勉強
検定試験対策の勉強会で過去問を読み込んでいます。
問題の選択肢の中に「帰納的な文法指導の場合・・」と、帰納的という言葉が。。

帰納的ってなに?

演繹的ってなに??


時々耳にする言葉だけど、実際のところホントはわかっていない。

ザックリの説明だと、帰納というのは長文を読んでルールを見つけること。演繹というのはルールを先に示すこと。
この説明なら、演繹の方が断然わかりやすい!と思います。時間もかかりません。
文法指導の場面でなら、演繹的に授業を進めた方が学習者たちの負担は少なくて済みます。
(応用できるように言いかえるなら、先ほどの説明の「ルール」を「結論」に置き換えるとわかりやすいでしょうか。)

でも、これが別の場面なら。
仲間とのおしゃべりで、演繹的に「これって○○だよね」というのが先にきて話を展開していくのはちょっと強引かもしれません。
グループの中で発言力のある人、その話題においては一目置かれている人ならアリかもしれませんが。
だいたいは他愛もないおしゃべりからだんだん「それって○○だよね」と、帰納的にしぼられていくような気がします。

勉強の仕方では、演繹的に先に結論、法則を知ることが近道でいいとは思います。
でもね。。
それだと受験勉強みたいになってツマラナイ。もっと寄り道したり、ゆっくり周りの景色も楽しみたい。そういう願望があります。
最近は図書館で勉強することが多いですが、勉強しているテーマの本を探しながらも同じ棚にある分厚い、けれど興味をそそる本に没頭してしまったりしています。
分厚い本はいろんな具体例を出しながら結論に進んでいく帰納的な展開のように思います。
ただし、その本を読みこなせるのはある程度結論、法則、一般論を承知しているからこそかもしれません。
要するに、読み手は演繹的に読み進めるということかな。

じゃあ、知識がないと読めないよ~~

そうです。速く読み進められません。途中で飽きてしまうことも。
でも、その本はまだ自分にとって時期尚早だったということ。同じテーマでもっとわかりやすい本が必ずあるから、その本から取り組めばいい。
大事なのは、知識を確固たるものにすること。本を読了することではない。
本を読むことは手段なのです(と思います)。

使われない言葉、追いやられる文法

2019-05-01 05:46:19 | 勉強
私は日本人です。
日本語を話します。私は日本語ネイティブ。
だけど、日本語文法は完璧ではありません。

文法事項に「態(ヴォイス)」というものがあって、そこには使役(~させる)という形も入ります。
使役というものはあるとわかっているけれど、私はあまり使役の文を使わない。だって人に何かをさせるのは好きじゃないし、人から何かさせられるのもあまりいい気分ではない。
誰かが使っているのが流れてくるのを耳にするだけ。
それに、小学校や中学校で習ったかもしれないけれど、文法はあまり好きではなかった^^;

現在通っている学校のある先生は中国人ですが、日本語教師もされている方です。
かりにK先生としましょう。
一番最初の授業でK先生は生徒全員に簡単な自己紹介をさせた後(あ、「~させる」使いますね)こうおっしゃいました。

「みなさんは今日本語で自己紹介をしました。みなさんの日本語は一人一人違います」

うーん、するどい!!
わかるような気がします。
K先生が一人一人の日本語は違うというのは、何をもってそうおっしゃるのかホントのところはわかりませんが、私としてはやっぱりその人の考え方や感じ方のクセが反映されるものだと思うのです。
わかりやすいのが口癖でしょうか。

反対に自分が外国人の立場になってその国の言葉を勉強した時。少し聞き取れるレベルになってその国を旅した時。
その国の人たちが使っている文型がそれほど多くないこと、ある人はこういう言い回しが多いとか、この人はこういう答え方をよくするなぁ・・なんて思うこと、ありませんか?
だから「英単語これだけ覚えれば大丈夫」とか「中学英語でじゅうぶん通じます」などという書籍も売られているのでしょうけれど。

何気なく使っている日本語。日本語を勉強する外国人たちには難しいことだらけでしょう。
彼らを納得させられるように、一度頭の中をブレイクして自分の日本語を組み立て直さなくちゃ。