陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

久しぶりの太陽とダウンジャケット

2018-05-31 11:18:30 | 旅行
昨日は久しぶりに太陽が顔を出して暖かな一日となりました。
そんな日に限って、セミナーの準備に追われ一歩も外に出ずに時間は過ぎていく。
特別出かける用事もないし。

日が長いこの時期は夕方がいちばん気温が高いようです。
今日も終わるなぁ~と思う夕方6時過ぎ、散歩に出かけました。

ノボシビルスク州立図書館の近くにあるライラックはどうなったか気になったので、そちらのほうにぶらぶらと。
行って見てみると、残念ながらまだやっと小さなつぼみがでているかどうかです。
写真は撮りましたが、わざわざアップするほどでもありません^^;
ライラックの花が満開になると、あたりがとてもいい香りに包まれるのだとか。

図書館の前は噴水のある広場になっていて、子どもがシャボン玉を飛ばしたり、噴水のそばで写真をとっている女性の姿もありました。
風が強いので、噴水の水が飛ばされてそこだけ霧雨のようになっています。”雨”は避けて通りすぎました。

道行く人たちは、この暖かさでTシャツ×半ズボン×サンダル姿の男性もいれば、薄手のコートを着てブーツを履いている女性もいます。こちらではダウンもまだまだ健在です。もこもこのダウンではなくて、薄くて軽いダウンジャケットです。ユニクロのライトダウンのようなイメージですね。

ところで、ロシアの洋服屋さんを見て思うのは、コートのデザインが多種多様なこと。この時期は冬物のコートが50~70%OFFで売られていて、思わず欲しくなってしまいます。
デザイン、質ともによくて、お買い得。
近々ゆっくり買い物に行きたいです。







チキン×パイナップル

2018-05-30 11:44:48 | 食べること
先日、生徒に市内観光(ロシア・ノボシビルスク市)に誘われてあちこち歩いてきました。
文化交流センターに戻ったのが午後3時過ぎ。
受付のおじさんに「もうお昼は食べたかい?」と聞かれました。
「ええ、食べましたよ」。
「こっちにおいで」と言われ、ついていくと小さなタッパをくれました。
中にはチキンとパスタが入っています。
温めて食べなさいということです。
その時はおなかがすいていませんでしたので、夜いただきました。

お皿に移し替えると、けっこうな量でした。
ごくシンプルな味付けで、私はこしょうを挽いただけ。
とても美味しかった~☆

見ただけでは気が付かなかったのですが、チキン(むね肉)には切れ目が入っていて、中にパイナップルを小さく刻んだものが入っていました。
これがお肉を柔らかくしていたんじゃないかと思います。
料理が出来上がってから時間がたっており、レンジで温め直したのにも関わらず、しっとりと柔らかくておいしいんです。パイナップルの消化酵素のはたらきですね、きっと。
夫は料理にフルーツが入っているのは苦手なんですが、この料理の作り方、知りたいなぁ。

ショッピングモールのフードコート

2018-05-29 18:32:07 | 食べること
同じ場所でも観光で行くのと、住んでみるのとではぜんぜん街の見え方がちがいますね。
ノボシビルスク市内にはたくさんのショッピングモールがあります。
だいたい建物の中央が吹き抜けになっていて、周りを囲むように洋服屋、雑貨屋、おもちゃ屋、ネイルサロン、美容室、モバイルショップなどが並んでいます。
レストランやカフェもありますので、とても便利です。

あるショッピングモールのフードコートに行きました。
ここにはピザ屋、subway、KFC、韓国料理、すし店などが入っています。好きなところで好きなものを注文し、共通のスペースで食事をするスタイルです。
私と友人Sさんは韓国料理を食べました。Sさんはビビンバを注文。私もビビンバは大好きでちょっと気になったのですが、なんとなく同じなのもツマラナイかなと思い、同じくらい気になった温かい麺を注文しました。このところ寒い日が続いていたので、温かいものが食べたかったのです。



そうめんのような細い麺で、スープは辛くなく、とてもやさしい味。
小さな器に添えられているソースをお好みで垂らしていただきました。
久しぶりの韓国料理。キムチの辛さも、今となってはなつかしい。

こちらに来てからの食事はパンひとつとっても、日本のものより消化に時間がかかるような気がします。
ちょっと胃が疲れている感じがあったのです。
温かいそうめんは胃にやさしくてちょうどよかったようです。

口直しに板ガムもついていました。


テレビとネット環境

2018-05-28 11:31:09 | テレビ
私が滞在しているお部屋にはいちおうテレビがあります。
見たり見なかったりです。
ロシア語に慣れるためにはたくさん見た方がいいのでしょうけど、あまりおもしろいと思う番組がありません。
どうもテレビは見る人の興味を引こうといたるところに仕掛けをしているのが見え見えで、疲れてしまいます。

日本語レッスンで生徒たちにどんなテレビ番組が好きかをきいてみても、そもそもテレビは見ないという回答がほとんど。持っていないという生徒さえいます。
各々が興味のあることをインターネットで検索し、YouTubeで見ています。
テレビよりパソコン、です。

現在の私の部屋ではインターネットは使えません。
現代人にとっては、テレビよりもネット環境が必要ですね~。
それでもネットがつながる場所はありますので、こうしてブログ更新もできる。

いつもつながっていればそれだけ充実しているかと言えば、そうでもありません。
日本の自宅では生活のリズムを作るため、パソコンの電源を入れる時間と落とす時間をある程度決めていました。

日本でもロシアでも、私はテレビ、インターネットとはほどほどにお付き合いしています。



没頭できて良かった。

2018-05-27 19:56:20 | 
先日『1Q84』を読み終わりました。
最後はきっかりハッピーエンド、とはいかない感じがよかったと思います。
物語の途中、かなり没頭しました。

村上春樹氏はこの世の中のわけのわからなさを描きたい方なのでしょう。
現在読んでいる『ねじまき鳥クロニクル』も、『1Q84』と角度を変えてわけのわからない状況に主人公を引きずり込もうとしているみたいです。

実際、この世の中は小説ほど極端ではないにせよ、思うようにはいかないことのほうが多い。
いや、むしろ、ほんとは筋が通っているのかもしれないけど、人それぞれの性格や考え方、都合なんかがその人の世の中の見え方にバイアスをかけてしまうのかもしれません。

そうしているうちに、その人なりのわけのわからない世の中に迷い込んでしまうのかな。

『1Q84』の世界から1984年に戻った青豆と天吾。でも、戻ったつもりが第3の別の世界かもしれない、なんて、皮肉な終わり方ですが、それが真実なのかも。
ちょっとヘンがほんとの姿。
ラストにすべて総括されるのではなく、途中途中で「ふむふむ」「なっとく」な部分がありました。
その部分は人それぞれで、解を見つけるのは読者にゆだねているのでしょう。

世の中がどうだ、こんな世の中だから・・など、よく言われることではありますが、そんなことではないっ!どんな世の中でもどう生きるか、そこなのですね。村上氏が言いたいことは。

そんな風に思いながら『ねじまき鳥クロニクル』を読み進めております。

「生まれる」は受身形?

2018-05-27 11:46:38 | 雑感
日本語のレッスンで受け身について教えようと思案中です。
今、頭の中は「~れる、~られる」の例文でいっぱい。

そういえば、「子供が生まれる」とは受身形でしょうか?
どちらかというと、能動的なイメージで使っていますよね。
「発生する」というような感じでしょうか。
でも、子どもは自然に発生しません。

母親が子供を産みます。
子どもは母親によって生まれます。

いや、子どもは母親に産んでもらいます、でしょ。

???

「~してもらう」は使役になるのかな?

最近の私の頭の中はこんな感じ。
言葉を考えすぎたり、簡単な言葉に置き換えようとしてうまく言葉が出てこなかったり。
日本語さえもカタコトになってしまいそうです。




寒い5月と水着

2018-05-27 11:30:09 | 旅行
今年のシベリアの春は寒い。みんなそう言っています。
去年の今頃はもう夏の装いだったそうですよ。

ロシアには町のはずれにサウナがあります。
グループでサウナの部屋をひとつ借り切って、みんなでおしゃべりしたりリラックスしたりして過ごすのです。
日本の温泉ように男女の区別がないのでまた違った楽しみがありますね。
ほとんどの場合、水着を着用します。

また、ノボシビルスク州にはオビ川という雄大な川が流れています。
地元の人たちは「オビ海(うみ)」とよぶほどです。
夏はこのオビ海で日光浴や水遊びを楽しむそうです。
もちろん、市内にはプールもあります。フィットネスのプールも、ウォータースライダーがあるようなプールも。

だから、ロシアでは水着がよく売れています。
ショッピングモールの各店舗ではさまざまな水着が売られていて、とってもにぎやか。
けっこう必需品かも。




表情の変化。これができたらうれしい

2018-05-26 11:35:27 | 勉強
日本語を教えていて百点満点の嬉しさは、生徒たちの「わかった!」という笑顔。
でも、「エー、ワカラナ~イ」という困惑の表情もいい。私にとって60点の表情。
いちばんよくない(わたしにとって)のは、生徒たちの無表情。

日本語という彼らにとって未知の言語がただの音となって流れ去っているだけなら問題です。
未知の言語の中にできるだけ身近な例を取り入れて、そこから少しでも連想が広がるようにとネタを仕込むのです。いわゆる教案づくり。

私の授業はけっこう体育会系ですよ。

授業の最初は、これまでの復習を兼ねたウォーミングアップ。
どのレベルのクラスでも「今日は何日ですか?」と日付を尋ねます。
日本では日付をいうとき、〇月〇日です。と月から言いますが、ロシアでは日付から言うので、そこは何度でも「日本では月から言いますよ」と訂正します。
だって、日本で6/7と表示されているコンサートを7月6日だと思ったら困るでしょう?
せっかくチケットを買ったのに、もう終わってた・・。なんてことにならないように。

日付の後は、「今日は何曜日ですか?」「昨日は何曜日でしたか?」「明日は・・」と言う風に一人ずつ一問一答していきます。
これは私が日本でロシア語のレッスンを受けていた時の流れです。
毎回何度も同じ質問を受けて同じ答えを返しているうちに体にしみこんでいきました。
言葉の勉強は結局これにつきます。

その日のメインとなる文法でも、例文を何度も声に出して読ませます。
例文に慣れたら動詞を入れ替えてみたり、ほかの似た例文を読んだり。
理解できたかな?と言うところまで来たら、絵を見せて、一人一人に短い文章を作ってもらい、発表してもらいます。
文章を作って発表するのは、生徒たちにとってはちょっと大変ですが、その文法をどこまで理解できているのか、「てにをは」の使い方、発音・・などをチェックできるので、がんばってやってもらいます。

間違いを指摘されて、ちょっと悔しい顔になったり、「あ、そうか」という表情になったり。
短くてもきちんとした文章が書けて、発音できて褒められて笑顔になったり。

表情が動くということは、何かが心に落ちてきたということだと思うので、私はそこを目指したいのです。




光のある女性

2018-05-25 11:57:52 | 雑感
華のある女性という言葉がありますが、「あぁ、この人は光があるなぁ」と思う女性がいます。
何人かで集まっていて話しているとき、なんとなく話がまとまらなくてな~んか煮詰まったような重たい雰囲気になるときあるでしょう?
そんなとき、その女性が何気なくひとこと発すると、ぱぁーっと明るくなるんです。
煮詰まった雰囲気に風穴を開けてくれるような、重たい空気を軽やかにしてくれるような一言です。

それは特別な一言ではない。
誰かが言ったことを、彼女が明るい表情で、身振り手振りを加えて繰り返すだけのこともある。

ただそれだけのことなのに、なんとなく場が和むのです。

素敵だなぁと思います。

人とのコミュニケーションはそんな他愛もないことでうまくいったりいかなかったりするんだろうな。

特別なことではない、ちょっとしたこと☆




「〇〇中」の読み方

2018-05-24 21:21:57 | 勉強
日本語のレッスンで質問されました。

「○○中」の「~じゅう」と「~ちゅう」と読み方が違うのはなぜか・・

そうですねぇ・・とホワイトボードにいろいろ例を書き出してみました。

「~じゅう」の場合
一日中
町中(街中)
日本中
世界中

「~ちゅう」の場合
営業中
作業中
工事中
旅行中
上演中

なにか法則らしいものはあるのかなぁ。ふだんなんにも考えないで使っていますからね~と言いつつ
はたと思いついて。

もしかしたら違う場合もあるかもしれませんが、「~ちゅう」とよむのは、時間や場所のときで「~ちゅう」と読むのは動作をあらわす言葉がつくときですね。
と教えました。
例外が思いつかなかったのですけれど、これでおおまかには通用するはずです。

今日はその「~中(ちゅう)」と「~中に」の違いを勉強しました。

ー仕事中ずっと頭が痛くて仕事に集中できなかった。
ー仕事中に2回電話がかかってきた。

この違いをどうロシア人に説明するか。
日本語教育のための文法書の助けをかりました。

「~中」は時間帯。まさに帯です。ずーっと。
「~中に」はその時間帯の中の点。瞬間のこと。

時間の概念って国や民族によって違います。
感覚もちがいます。

概念とか感覚ってそこで生活する人たちにとっては空気のように当たり前すぎること。
これを説明するのはかなり哲学的な思考の迷路にはまります。

納得できるとスッキリですが、自分でもよくわからないと焦ります。

それに加えて、私のロシア語がなかなか上達しなくて、これも焦る原因。

今日は市場で買い物をしたとき、値段を正確に聞き取れませんでした。
とんちんかんなお金の出し方をしてしまいました。
ゲッソリ・・。
市場のおばちゃんはいい人で、やな顔しないでちゃんとお釣りをくれたけど。

日本語を教えて、ロシア語を勉強する。
これって両立可能?


腹筋はご法度だそうです

2018-05-24 11:19:15 | 音楽
ノボシビルスクに来られた日本人女性、Mさんと親しくなりました。
Mさんはノボシビルスク市内の音楽学校で声楽の勉強をされ、無事ご卒業されたそうですが、修士も取りたいとのことで、また2年間滞在されるのです。

私が滞在している文化交流センターにいらして、その後お買い物をして帰るということなので私もご一緒しました。
Mさんは外を歩くときもスーパーの店内でもマスクをしたままでした。
修士課程に入るための試験があって歌わなければならないので、のどを守るためです。

ロシアではマスクをしていると、何か悪い病気や伝染病に罹っていると思われます。
ある方(日本人)がマスクをしてプールに行ったら入館を断られたそうです。
日本人は「うつさないように・うつらないように」、どちらの立場でもマスクをしますよね。


Mさんは声楽家としてどんな生活や食事をしているんだろう☆と私は興味津々です。
私はクラシック音楽が好きですが、楽器を弾くのもすごいことと思いますが、自分の声で音楽を奏でる声楽はもっとすごいと思っているんです。
体調管理はとても大事でしょうね。でも、Mさんの感じではそれほど神経質にもなっていないようでした。
ハムなどの加工肉も選んでいらしたし、甘いものも「食べたいときは食べてますよ^^」ということでした。

「腹筋とかトレーニングはされるんですか?」と尋ねると、「それは絶対ダメ!固くなっちゃうから」と即答されました。柔らかくしておかないといけないそうです。
するとしたら、ストレッチ。

なるほど。

コンサートホールのあの広い会場で、透き通るようなやわらかな歌声を響かせるには体もやわらかく、なのですね。

スポーツ選手でもどんなスポーツをしているかで体つきが全然違いますもんね。


Mさんとはいろいろ小さいことではありますが情報交換ができて楽しかったです。
海外での滞在はなにかと不便や困りごとが起きたりしますのでね。




ロシアのよくあるアイスクリーム

2018-05-23 17:04:48 | 食べること
ふだんアイスはあまり食べません。
きらいではないけど、食べたいと思うことがないんですよね。

ロシアに来て、なんとなく食べたくなってスーパーで買ってみました。



中味はごくシンプルなコーンアイス。



上の方を食べちゃったわけではありませんよ。
日本のそれのように、コーンの上にたっぷりうずまきアイスがのっかっているわけではありません。
そのかわり(?)アイスはコーンの下の方までびっしり入っています。

パッケージにはクレームブリュレと書いてあります。ちょっと焦がしミルク風味なバニラ味です。

そういえば、ロシアにはコンビニはありません。ノボシビルスク市では見かけません。
モスクワやサンクトペテルブルグにはあるのかなぁ。いったことがないのでわかりません^^;

小さいスーパーマーケットもあるので、そこがコンビニ代わりになるのかもしれません。
お店で公共料金や税金の支払いなんてのはないと思います。そういうシステムはありそうにないです。

たばこはレジの人に買いたい銘柄を言って買うことになっているようです。
たばこは広告もないし、お店では人目に触れないように置かれています。
レジのすぐそばに小さなシャッターがあって、お店の人がたばこを取り出すときに小さな鍵を開けてシャッターを上げるとその中にたくさんたばこが入っている、というぐあいです。

健康に害がある、常習性のあるものは子供たちの目に触れさせてはいけないという法律があるのかもしれません。

お酒はふつうに商品棚に陳列されて売られています。
でも、お酒もスポーツ強化合宿所の半径何キロメートル以内では販売してはいけないという法律があると聞いたことがあります。
プーチン大統領はスポーツ愛好家ですからね。





いい香り~

2018-05-22 11:18:00 | 日常
こちら、ノボシビルスクでは昨日でセントラルヒーティングは終了しました。
とは言っても、区によって終了する日程は異なるようです。
いままではどんな天気、気温でもかかわりなく暖房が入っていましたが、これからは小型の電気ストーブで室温調整です。

自宅にいたときのことを思うと、1枚はおればなんてことない程度ですが、暖かい室内で薄着で過ごすことに慣れてしまい、ついつい電気ストーブをつけてしまいます。

今日は13℃まで上がるそうです。
わりと暖かい一日になりそうです。

今朝、職員のTさんが手作りのパウンドケーキを持ってきてくれました。
事務所はとてもいい香り♪

ロシアのスーパーでは小麦粉が1㎏だいたい20ルーブル程度(約40円)です。
ナッツ類も豊富に売られています。
食料品が安く手に入るのはうれしいことです。
それでも、この国でこんなに物が豊かになったのは最近のことなのでしょうけれど。



ネット環境から思ったこと

2018-05-21 11:13:12 | 雑感
昨日の朝10時ころは、インターネットがつながらなかったのです(ロシア・ノボシビルスク市にて)。
ルーターの電源がきれているのか、あるいはアカウントの更新をしなくちゃいけないのか…。
ちょうど日曜日で詳しいことがわかる職員がいなかったので、悪あがきはやめようとパソコンの電源を切り、ロシア語の宿題をやったのでした。

その後、昼食をとるために自分の部屋に戻ったところ、ケータイのメール受信もできなくなっています。
「はは~ん。これはきっと、今どこもつながらない状態だね」と思いました。
昨日の記事にも書きましたが、マラソン大会がありました。
だから、一時的にインターネットが使えなくなっていたのでしょう。
こういう状態は、5月9日のパレードの時にもあったことでした。
パレードを見に行った場所でスマホのWi-Fiがつながらなくなったのです。
いろんな人が集まるイベントがあるときはネット不通になる。
だんだんロシアの事情がわかってきました(苦笑)。

日本ではマラソン大会やお祭りなどのイベントがあるときは、そのイベントそのものの告知がポスターなどでありますよね。そして、それにともなう通行止めのお知らせも2週間前ほどからあります。
JRや地下鉄の増便のお知らせもあったりします。
でも、ノボシビルスクにはそういったものがありません。それとも私がしらないorわからないだけかな。

それにしても、大きな道路とかインターネットとか、人やモノ、情報が行き来するインフラが一時的にでもストップしてしまうのって、かなりのストレスだと思うのですよ。
「止めるなら止めるでちゃんと情報だしてよ!」なんて声は上がらないのかなぁ。
「まあ仕方ないね」「そのうちつながるでしょ」って感覚が大多数かもしれません。
お国柄??

そういう感覚の人たちと日本人がビジネスをするのは、何かと不便やストレスも多いことでしょう。
日本人はきちんきちんと物事を進めるのが常識ですが、ロシア人はそうではない。
あまりきっちり決めすぎないで、臨機応変に対応していく。また、困った問題が起きたらどうしたらいいかをものすごく親身になって考える。そういう人たちです。
日本人は物事がうまくいかないと、「ほら、きちんと準備しないから」「責任者は誰だ!」という流れになりませんか?
うまくいって当たり前、失敗したら誰が責任を取る?
・・・
こういう流れでは、なかなか「私がやります!」と手を挙げる人も少ないでしょうし、社会問題として心の病にかかってしまう人がいるのもうなずけます。

きちんとしている日本では物事がスムーズに運んでいますが、また違ったストレスもありますね。


ぴっかぴかの青空

2018-05-20 19:08:53 | 旅行
昨日の雪景色とは打って変わって、今日はぴっかぴかの青空です。
午後1時ころの気温は7℃。決して暖かいとは言えない数字ですが、日差しが強いせいか暖かく感じます。



大きな道路がまた通行止めになっていました。今日はマラソン大会だったようです🏃
もうほとんど人は走っていなくて、私が歩いていた時間帯は通行止め解除の直前だったかもしれません。

こちらでは、通行止めのしるしに大きな車をドンと停めます。



大きなトラックは「カンガルー便」と日本で使われていた塗装がそのまま。
ロシアはこういう車がよく走っています。
先日は佐川急便のトラックを見かけました。配達員らしき人がビールの樽のような荷物の積み下ろしをしていました。
そういえば、ロシアには宅急便ってあるのかなぁ。
郵便配達はあるけど…。
まだ荷物の配達の場面に出会ったことがありません。

毎日暑さが続くときは、こういう青空にさえ恐怖を覚えることがありますが、天気の変わりやすい季節はほんとに青空のなか歩くのは気持ちがいいですね~♪



レーニン広場。ようやく木の芽が出てきました。