陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

今朝の音楽

2022-06-10 05:57:18 | 音楽

朝、起きたら何となくCDをかけています。だいたいクラシックです。

今朝はブリテンの「シンプル・シンフォニー」。

寝起きのぼんやりした頭で何を聞こうか思いついたものをテキトーに流す感じです。

本当は北欧のピアノ曲を聴きたいと思ったのですが、CDが探せませんでした^^;

クラシックのCDって、作曲家別にするか、楽器別にするか、整理の仕方がいまだに決めきれません。
だいたいピアノ、弦楽器、交響曲のようなカテゴリで分けたりしますが、「今日はこの作曲家が聴きたい!」となると、あちこち探すことになって面倒。さらに、片付けるときはきちんと仕分けせず、ザクっと閉まってしまうので、もうカテゴリもあやふやな状態です。
その結果、棚から数枚ガシッとわしづかみにしたものから気が向くものを選ぶというしまつ。

でも、このシンプル・シンフォニーは今の気分に合っています。今はオーボエとヴィオラの掛け合いのところ。クラシックも一編の小説を読んでいるかのような気になります。音楽でのストーリーを追うのが楽しいです。

今日は古新聞の回収日なので、さきほど集合玄関に出してきました。
一仕事終えた気分。

よい一日を。


BGM

2021-04-27 10:04:27 | 音楽

最近YouTubeのBGMにはまっています。
今は”TUESDAY MORNING CHILL JAZZ"というのをライブ配信で聞いています。

これまでPCで仕事をするときにはあまり音楽を聞いていなかったんですが、JAZZなら低くかけておく分にはかえって集中できるような気がします。無音だったら無音だったで、気が付けば意識が別のことに向いてしまうこともあるんですよね。気づけば30分経ってました、なんてことはザラ。
でも、当たり障りのない音楽が流れていると、時間の流れがなんとなく感じられるのです。

砂時計を見ていると、サラサラと砂がこぼれ落ちて行って「あ、時間が過ぎていく」と可視化できます。それを聴覚で感じ取っているような感じです。

BGMなら、やっぱり音楽だけのものがいいです。歌はBGMとしてはクドい。特に昔のヒットソングは…。やっぱり、時代を感じさせられてそれに紐づく思い出なんかも思い出したくもないのに出て来ちゃったりして、脳内カオス状態になることも。

週に1度行く事務所は昔のアメリカンポップスのCDがエンドレスでかかっていて、けっこう気になるときはなる。「それどころじゃないよ!!」と忙しい時は気にしていられませんけどね。
他の人たちは「そういうものだ」と思っているのかな。

もう少し当たり障りのないBGMにしてほしいなぁ。

年度替わりに際してマネージャーと面談する機会があったんですが、これについて言ってみればよかったかも。
いやしかし、私にとっての「当たり障りのない」BGMは他の誰かにとっては「当たり障りがある」BGMなのかもしれないのだから、突っつくべきことではないのでしょう。
週に1度のことですから


あきらめました

2020-02-28 15:13:27 | 音楽

後になってこの日記を読み返した時、
こんな大変なこともあったね~なんて思えたらいいんだけど。

10月に購入したクラシックコンサートのチケット。来週東京に聴きに行く予定です。

でも、なんだかコロナウィルスがあちこちで発症していて、全国の小中学校も休校することになったし…。

私が住んでいる街のコンサートホールでのコンサートも、新聞に中止の告知が出ています。
気になって、来週私が行くコンサートを主催している会社のHPを見てみました。
コンサートは開催されることになっています。でも、公演後のサイン会は中止。また、体調が悪い方は無理をしないでくださいとの注意書きがあります。さらに、「今回のコンサートに来られなくても、チケットは大切にお持ちください。後日の公演に振り替えることができます」という趣旨のことも書かれていました。

う~ん。。電話して直接お話を聞いてみようかな。

と、電話してみました。「あの~、来週のコンサートの開催のことでお尋ねしたいんですが・・」と切り出すと、「あ、○○のコンサートですか」とすぐにお話が進みました。
昨日、演奏者と直接話した結果、今のところは開催することにしているとのことでした。
ただ、あと1週間で状況が変わるかもしれないこと、また、チケットは振替可能なのでそのことも選択肢に含めて構わない、ということなどを話してくれました。

担当の方とお話しできたことで、私も少し気が楽になりました。

チケットを振替していただけることだし、無理するのはよそう、と。

正直、近所のスーパーに買い物に行くのも、なんとなく気疲れする今日この頃です。
せっかく東京に行っても、コンサートはおろか、あちこち出歩く気分になれそうもない。。

あきらめることにしました。
あ~あ。ベートーヴェンのピアノソナタ、聴きたかったなぁ。特に6番。初期の地味な作品(クラシック好きの間ではそう思われているようだけど、私は初耳惚れした)で、コンサートで聴けることなんてツィクルスでもない限り、無理なんですよね。
残念だけど、仕方がない。。

でも、きっと、いつか☆


音楽鑑賞問題。取り組んでみた結果…

2020-01-16 06:09:58 | 音楽

CDプレーヤーの調子が悪く、CDを聞きたいのに聞けないというストレス状態をどうしたらよいか。

もう買い替えたいっ!と思うけれど、じゃどんなの買ったらいいの?最近の音楽の聴き方は??と1から始めなくてはならない。時代の流れについていけない、いえ、時代がどんなに流れようと不自由さを感じない限り、その流れに乗れなくても一向に気にしない私。われながら、そのマイペースさが今は疎ましい・・

ガラケーをずーーっと使っていた時もそうだった。ITに詳しい人に出会わなければ今も使い続けていたと思う。背中をおされて「今だ!!」とスマホに飛び移った。だからといって劇的に何もかもは変わっていない。使う人間、私の中身が劇的に変わらないから。
でも、とにかく1歩。ハードが変わればソフトも変わる…。そのうち…。

そもそもCD自体が売れなくなってきている(そうは言っても私は買っちゃうんだけど)といわれる。
だからといって世の中にあたらしい曲が出回っていないわけではない。ここはやっぱり音楽アプリを体験してみるしかない。

検索してみて、一番わかりやすいと思われた「Amazon music」をチョイス。現在無料体験中。
とりあえず、選びやすいようにということなのか、古今東西のヒットナンバーがベスト盤のように目に飛び込んでくる。
なんとなくそれらを流してきいたところ、ふと画面右上の検索スペースに気が付いた

ある曲を聴いてみたかったんだ。井上陽水さんの。楽しいことならなんでもやりたい、とか、悲しい人とは会いたくもないとかいう歌詞の。

私、この曲を昨年秋にドライブ中、ラジオ番組でどなたか(陽水さんご本人ではない)がギターで弾き語りをしているのを耳にして「なに、この曲!」と衝撃を受けたのでした。

『青空、ひとりきり』。
この曲、何の先入観もなしに初めて聞いたら、絶対「?」とか「!」ってなると思う。

だって、あのバラード調で

楽しいことなら なんでもやりたい
笑える場所なら 何処へでもゆく

とくる。「楽しい」とか「笑える」っていう明るい言葉や、「なんでもやりたい」とか「何処へでもゆく」って超ポジティブなアクションがスローで悲しいバラード調で語られる。
最初っから何これ?と思わされて、じゃ次は何がくるの?と耳をそばだてると

悲しい人とは会いたくもない

あ、ぁぁ。。そうですか。そうですよね。
それにしても「会いたくもない」ってキツイですね。

涙の言葉で濡れたくはない

ほほう いい比喩です。
そして、たしかに悲しみの沼にはまっている人と一緒になって悲しんでいたら自分も一緒に沈んじゃう(by ネバーエンディングストーリー)。そんな風になりたくないという意思表示のように思える。で、続きは??

青空、あの日の 青空、ひとりきり

はぁ。ここで落ちました。若山牧水みたい。
「白鳥は 哀しからずや 海の青 空の青にも染まずただよう」。

なんてシンプルで洒脱な曲なんだろう!!あーー、この曲にもっと早く出会いたかった。

井上陽水さんの曲は世の中に広く出回っているものしか知らなかった。なんて残念な

深追いしてみようと思います。

 

 

 

 


私の音楽鑑賞問題2020

2020-01-05 07:25:26 | 音楽

日々欠かせないものは音楽。No music, no life!

なのに、CDプレイヤーの調子がこの数か月すこぶる良くないのです。CDの音飛びがヒドすぎる
例えば、読書なら飛ばし読みすることあるかもしれない。画集をパラパラすることも。
でも、飛び飛びの音楽なんて!

不調の原因は、季節的なものなのかとも思います。乾燥しすぎているから?
それとも物質的なこと?デッキの内部に小さな埃がたまりにたまって正常に作動していないのか。。
このCDプレイヤーを使い始めて20年くらいたつかもしれません。正確なところは覚えていません。その間、修理に出したのはたしか2回ほど。2回目の修理の時に「次回はもう部品がないかもしれません」と言われたことを覚えています。

このCDプレイヤーを手放せない理由の一つが、MDも聴けることです。家電量販店の売り場を見ても、最近はMDを聴けるオーディオ機器はありません。もう廃れてしまったんでしょう。途中からでも再生できるカセットテープの方が生き残っている感じがします。ともあれ、このプレイヤーを手放すことになれば、MDも聴けなくなってしまいます。これまでに録音したMDがどうしても必要かと問われれば、うーん、それほどでも、と言う感じなんですが、まだ思い切れません。

ともあれ、ぐずぐずしていては音楽が聞けません。No music, no life。
こうなったら、「この先〇年間だけ」と期限を設けることで、新しい音楽設備をわが家に設置してみるのもいいかもしれない。そうでもしなくちゃ先に進めない!!

イマドキCDなんて聴かないのかなぁ。。ダウンロードするほうがマジョリティになっていて、コンポやスピーカーもかなりコンパクトになっている。もとより、高価なものは買えませんが^^;

 

 


第617回 札幌交響楽団定期演奏会

2019-03-16 07:00:11 | 音楽
昨夜は札響の定期演奏会に行ってきました。
会員カードをQRコードにかざし、プログラムを受け取って入場すると、ロビーコンサートが始まっていました。
聞きなれたメロディー。。

なんと、メンデルスゾーンではありませんか!!

メンデルスゾーン「弦楽八重奏曲 変ホ長調」。
大好きな曲。ここ数日、よく聴いていました。
この曲をロビーコンサートで聴けるとは、なんと贅沢なこと
クロークにコートを預けた後、立ち止まってうっとり聴き入っておりました。
ほんとに、メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲は軽やかなメロディーとチェロのゴリゴリ感の組み合わせがたまらなく良い。

ロビーコンサートは10分前後のため、第一楽章のみの演奏にとどまりました。
全曲聴きたい!!
昨夜のメンバーでぜひ正式に演奏会をしていただきたい。私、何があってもチケットを買って聴きに行きますよ!

さあ、いよいよ本編。
第617回定期演奏会が始まります。
今回のプログラムはなかなかセンス良くまとまっています。一見、とっつきにくい曲がありますが、演奏会全体としてはそれぞれの曲がなんとなくリンクしていて、私は大満足です。

ペレデンツキ/広島の犠牲に寄せる哀歌
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲第1番
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」

指揮/クシシュトフ・ウルバンスキ
ヴァイオリン/アレクサンドラ・スム
コンサートマスター/田島高宏

1曲目のペレデンツキ「広島の犠牲に寄せる哀歌」は札響では今回が初演でした。
もちろん私も初めて聴く曲です。
52の弦楽器(ヴァイオリン24、ヴィオラ10、チェロ10、コントラバス8)が特殊な音を奏でます。

プログラムの説明によると、
 -打楽器的響き、トーン・クラスター、緻密な模倣の手法による点描音楽などが耳を奪う
とあります。
広島での惨状が音によって脳裏に浮かび上がってくるようです。
こういう曲はなかなか正面切って聴く機会はありません。
私が定期演奏会の会員である理由の一つはこれなのです。

約10分の演奏が終わり、ステージ上を整えたら、いよいよ2曲目。
ショスタコーヴィチは好きな作曲家です。ソヴィエト時代という表現が拘束されたにおいての作曲活動。思うところがたくさんたくさんあったはず。
そこがぎくしゃくした音の連なりから見え隠れするようですし、指揮者によっての解釈もいろいろで聴くたびにいつも違う感覚に捉われます。

今回のソリストは若手の女性ヴァイオリニスト、アレクサンドラ・スムさんです。

クラシック界はどんどん若手が登場しますね☆
ファンになって演奏会に足を運んでいるうちに、次の新星が誕生。耳が追い付きません。

スムさんは若さあふれる中にも、落ち着いた安心感を与える演奏で、私は好きだなぁ。。
彼女は拍手に応えてアンコールの曲を弾く前に、日本語でメッセージを伝えていらっしゃいました。
予め準備されていたようです。モスクワ生まれで、現在フランスで活躍中のスムさん。とても好奇心旺盛な方なのでしょうね。
アンコールはテレマンをやってくれました。素敵な選曲です

ロビーでは彼女のCDも販売されていましたので、1枚購入しました。ブルッフのヴァイオリン協奏曲1番が収録されているものです。
この曲は若手女性ヴァイオリニストが演奏するのがとても似合う曲のひとつだと思っています。
コンサート終了後、サイン会がありましたので、ジャケットとプログラムにサインしていただきました。
間近で拝見してもとてもきれいでチャーミングな方でした。


第614回札響定期演奏会からつれづれ話。

2018-12-01 06:39:34 | 音楽
今日から師走。来月の今日はもう来年なんだ☆
たたみかけるように一年が終わっていきます。

昨夜はコンサートホールKitaraにて、札幌交響楽団の定期演奏会でした。
定期演奏会では、開演前にロビーコンサートがあります。
J.S.バッハの「主よ人の望みの喜びよ」、バッハヘルベル「カノン」など3曲の演奏をぼんやり聞いていると「今年は何かいいことしたかな」なんて自問自答してしまう。人に親切にするなんて当たり前のことだし、そのくらいのことではこの曲を聞いて堂々とした気分にはなれません。。

今回の演奏会で良かったのは、マルティン・シュタットフェルトさんのアンコールでした。
プログラムのJ.S.バッハ「ピアノ協奏曲第1番」も良かったですが、アンコールでの、バッハへのオマージュ~ピアノのための12の小品より 「前奏曲とフーガ」は、バッハのあの精緻なメロディーをスピードに乗ってダイナミックに演奏されていました。まさに超絶技巧!!かと言って技術だけが前面に出てくるわけではない、程よいコントロールも感じられて品の良さも感じました。



マルティン・シュタットフェルトさん。またひとり素敵な人を見つけちゃいましたよ☆

私は札響の定期演奏会会員になって10年近くになりますが、自分の好みに関係なく毎回いろんな曲やソリストに出会うことでクラシックのことがわかるようになりました。
最初はなにもわからず、ただクラシック音楽に興味があるだけだったんですよね。
セドリック・ティベルギアンというピアニストを知ったのも札響定期のおかげ。
その後、アリーナ・イヴラギモヴァを知り東京、名古屋など数々のヴァイオリンソナタのコンサートによく出かけました。
お二人のコンサートは大人気ですね。
来年の2月もありますが、こちらは残念ながら行けません。。2月はとても忙しい。

クラシックは退屈・眠たくなる・・そんなことはないよ!(たしかにそういうとらえ方もある^^;)
クラシック音楽はたくさんあるから、その中にはどんな人にとっても1曲くらい「この曲、いいね☆」と思えるものがきっとあるはず。
そして、たくさんありすぎて一生かけてもすべてを聴くことなんてできないと思う。ちょっと悲しい。だからやめられない。

「クラシックばかり聴いているのはよくない」と言われても、今のところ私の手元にあるCDで聴くに堪えるのはやっぱりクラシックなんだ~♪




何を聴こうかな・・

2018-09-28 08:52:24 | 音楽
主にクラシック音楽が好きです。ふだん流れてる音楽はほぼクラシック。

なのですが、最近はどうも感覚が変わってきているようで、大昔のCDやMD(!)を引っ張り出してきて聞いています。

でも。。

昔好きだった曲を今も同じように好きかと言えばそうではなくて…。
頭の中で歌詞やメロディーをどんどん先取りしてしまって、曲自体を楽しんで聞いていない。これは哀しい。。

いまのところ、ゆっくり曲の世界に入り込めるのは、ユーミンの曲です。
この方の曲も詩も、リリース当時にはその時のエッセンスが入っているはずなんだけど、決して流行りものでは終わらない凛としたものがあります。曲の中にユーミンという刻印がある。

私にとってはくたくたになっても手放せないTシャツとか、ブランケットみたいな存在。
古今東西いろんな曲があって、お気に入りの曲は増えても、やっぱり好き。別格で☆



さて、今日はお昼頃から雨の予報とか。

図書館に本を返しに行ってしまおうかな。

映画『ノウイング』に流れてる音楽を探して・・

2018-09-17 09:37:08 | 音楽
今、ベートーヴェンの交響曲第7番を聴いています。

ああ、ベートーヴェンでしたか…。あのリズム感はシューベルトかと思っていたのですが。

   ********************

昨日、テレビ東京で放送された映画『ノウイング』。夫が見たいと見始めて、私は同じ部屋で別のことをしながら見るともなしに見ていたのです。すると、映画の中で流れてくる音楽が「おや?聞き覚えがあるぞ☆」と気になり始めました。
映画が終わってから、「何だったっけね」とCD💿ラックから、まずベートーヴェンの5番・6番が収まっている一枚を取り出しました。
この間まで6番『田園』を無性に聴きたくなりよく聴いていたのです。そのときに『運命』も聴いていて耳に残っていたのかな?と。

映画で悲劇に見舞われるシーンに使われるのは第2楽章でしょう。と、運命の第2楽章を聴いてみました。

ブ、ブーー!! 全然違う!!

ダメもとで田園も聴いてみたけどやっぱり違う。

じゃ、やっぱりシューベルト?私、シューベルトの交響曲はあんまり持っていなかったはず・・と8番『未完成』と9番『ザ・グレイト』を聴いてみたけど、やっぱり違う。

疲れちゃったのでもう全く方向転換して、久しぶりに大好きな1枚、ブルッフのバイオリン協奏曲第1番を聴きました。
それから、あともうちょっと聴きたいなぁとハイドンの88番、97番のカップリングを聴いて昨日はおしまい。

今日も、な~んか気になって「やっぱりベートーヴェン?」なんて、1番から聴いていたのですが、かすりもしない感じ。

あ~~、もう降参!PCに訊いてみよう!!と調べてみると、第7番でした。

ああ、なるほど。ベートーヴェンでしたか…。 というわけです。

映画、CMなど、クラシック音楽ってけっこう使われているんですよね。
あまりにも有名すぎるものもあるけれど、ピアノソナタでもすごく新しく聞こえるメロディーもあるし。
そうそう!バッハの無伴奏チェロ組曲をギター🎸でリメイクしたのは、ゆったり過ごしたいときのBGMに最適です^^

・・こんな感じでユルユル聴いているので、音楽と作曲家、タイトルが一致しない。
よく言えば、自由に聴いているということですが ^^;

腹筋はご法度だそうです

2018-05-24 11:19:15 | 音楽
ノボシビルスクに来られた日本人女性、Mさんと親しくなりました。
Mさんはノボシビルスク市内の音楽学校で声楽の勉強をされ、無事ご卒業されたそうですが、修士も取りたいとのことで、また2年間滞在されるのです。

私が滞在している文化交流センターにいらして、その後お買い物をして帰るということなので私もご一緒しました。
Mさんは外を歩くときもスーパーの店内でもマスクをしたままでした。
修士課程に入るための試験があって歌わなければならないので、のどを守るためです。

ロシアではマスクをしていると、何か悪い病気や伝染病に罹っていると思われます。
ある方(日本人)がマスクをしてプールに行ったら入館を断られたそうです。
日本人は「うつさないように・うつらないように」、どちらの立場でもマスクをしますよね。


Mさんは声楽家としてどんな生活や食事をしているんだろう☆と私は興味津々です。
私はクラシック音楽が好きですが、楽器を弾くのもすごいことと思いますが、自分の声で音楽を奏でる声楽はもっとすごいと思っているんです。
体調管理はとても大事でしょうね。でも、Mさんの感じではそれほど神経質にもなっていないようでした。
ハムなどの加工肉も選んでいらしたし、甘いものも「食べたいときは食べてますよ^^」ということでした。

「腹筋とかトレーニングはされるんですか?」と尋ねると、「それは絶対ダメ!固くなっちゃうから」と即答されました。柔らかくしておかないといけないそうです。
するとしたら、ストレッチ。

なるほど。

コンサートホールのあの広い会場で、透き通るようなやわらかな歌声を響かせるには体もやわらかく、なのですね。

スポーツ選手でもどんなスポーツをしているかで体つきが全然違いますもんね。


Mさんとはいろいろ小さいことではありますが情報交換ができて楽しかったです。
海外での滞在はなにかと不便や困りごとが起きたりしますのでね。




ピアノの音とがりがり雪解けの音と

2018-03-11 07:24:36 | 音楽
今朝の気分はモーツァルトのピアノ協奏曲。
ほんとは25番が聴きたかったんだけど、手に取ったCDは20番&21番。
ま、いっか☆



どちらも第3楽章までなので、おまけに(?)『ピアノのためのロンド イ短調K.511』が入っています。
こういう静かなピアノ曲を聴いているとき、外で「がりがりがり」と音が聞こえてくるのがわりと好きです。
ああ~春が来たなぁ・・と。
「がりがりがり」というのは、昼間気温が上がった時に路面の雪が解けてぐちゃぐちゃになり、夜冷え込んでぐちゃぐちゃなまま氷になった状態を朝のまだ寒い時間帯に車がその氷状態の雪を踏みつぶしていく音です。

雪がしんしんと降る冬は雪が防音壁となって外の音がほとんど聞こえないのですが、雪が解け始めるとだんだん外の音がうっすらと聞こえるようになってきます。

日々少しずつ季節は変わっていきますね。

曇天日のBGM

2018-03-08 09:20:05 | 音楽
今日はどんより曇り空。雨になるそうです。
しぜんと気分もふさぐようで、モチベーションも上がらない。
こういうときはどんな音楽を聞こうかな。



ピアニスト田部京子さんのプレイアデス舞曲集。

左側のモノトーンのジャケットが最初に出たもので、右側のブルーのは「プレイアデス舞曲集2」です。
規則的とも不規則ともつかない美しい旋律が次々と流れてくるのは、まるで寄せてはかえす波のようです。
頭の中が海辺に座って波を見つめているときのような気分になって雑念がすーっと消えてしまいます。

今の気分だと、モノトーンの方がより気持ちに沿う感じです。
最初の曲が「さりげない前奏曲」というタイトル。
そして「左寄りの舞曲」、「球形のロマンス」、「右寄りの舞曲」・・・と続いていきます。
曲名を見ているだけでしばし現実を忘れます。

慣れた家事で手を動かしつつ、頭の中はぽかんとしている早春の朝でした。

日曜の朝に

2017-11-05 06:30:40 | 音楽
今朝は珍しくショパンが聴きたくなりました。
日課の5分間エクササイズで録画しておいたNHK「名曲アルバム」がショパンだったんです。
CDの棚からショパンを探し出し、ピアノソナタを聴いています。
ショパンの曲は繊細なメロディーの中にロマンチックな甘さがあったり、力強さがあったり、よくしなる柳の木のようです。
ヘンなたとえですけど。




東京都交響楽団 札幌特別公演

2017-09-19 06:47:26 | 音楽
台風が過ぎました。こちらは強い風が吹き荒れることもなく、一時的に強い雨が降りつけたくらいでした。
それでも飛行機が欠航になったり、思うようにならなかった方も多かったのではないでしょうか。

昨日は札幌コンサートホールKitaraで東京都交響楽団の札幌特別公演がありました。
皆さんちゃんと来られたかしら・・?などと心配でしたが、大丈夫。予定通り開催されました。
プログラムは
 ■ワーグナー:歌劇『ローエングリン』第三幕への前奏曲
 ■シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調op.47
 ■サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 op.78<オルガン付>
指揮者は大野和士、ヴァイオリンはパク・ヘユン。

私は札幌交響楽団の定期演奏会の定期会員です。毎年10回の定期演奏会は必ず聴きに行きます。ただ、東京と違って楽団の数が一つしかありません。
他の楽団の演奏も機会があればぜひ聴きたいと情報のアンテナを張り巡らせています。
今回はその希望を叶えるチャンス☆プログラムもシベリウスが入っていて期待大。とても楽しみでした。

ソリストのパク・ヘユンさんの演奏は今回初めて聴きました。女性ヴァイオリニストは情感あふれる演奏をする方が多いイメージなのですが、彼女はとても理知的だと感じました。正確さを求める方なのかも。
アンコール曲は、エルガー作曲:性格的練習曲集 作品24より №5 EMajorでした。

サン=サーンス:交響曲第3番は、これもまた私にとっては初めて聴く曲。パイプオルガンもあるのでかなりダイナミックな曲なのでしょう。
オルガニストは室住素子さん。室蘭市出身です。そういえば、ピアニストの田部京子さんも室蘭市出身でした。音楽家の多い街ですね。
さて感想は、と言いますと・・私にとっては初めて聴く曲、まだなじみのないオーケストラということで、演奏についてはコメントするには及ばないのが正直なところです。ただ、音がしっかり出ていると感じました。そんなこと当然と言えばそうなのですが、シンバル、ティンパニはわりあい大柄な男性が演奏していて、しっかり体重を乗せた音が出ていて小気味よかったです。ヘンな感想ですが・・。

アンコールの時、指揮者の大野さんは「みなさん、今日は悪天候の中お越しいただいて本当にありがとうございました。皆さんの安全なご帰宅を願ってアンコールを演奏します」とおっしゃって、ドヴォルザーク作曲:スラヴ舞曲 第1集 第1番を演奏してくれました。
大野さんはじめ、楽団のみなさんもちゃんと帰れるか心配されたことでしょう。東京都交響楽団のみなさん、ありがとうございました。これに懲りずまたKitaraに来てくださいね。

最後に、今回の演奏会はプログラムの代わりに「月間 都響」という冊子をいただきました。この冊子には、9月の東京都交響楽団の演奏会の曲目や詳細がすべて掲載されています。都響を知ってもらうためにはよいことだと思いました。

パイプオルガンコンサート

2017-08-21 06:28:15 | 音楽
月に一度は足を運ぶ、札幌コンサートホールKitara(キタラ)には大きなパイプオルガンがあります。
毎年1人専属オルガニストが来日、1年間の任期のうち何度かコンサートを開きます。
昨年9月からの1年は、ダヴィデ・マリアーノさんというイタリア男性でした。



パイプオルガンはとてつもなく大きな音が出て圧倒されますが、手回しオルガンのようなかわいらしい音もでたり、自由自在。エレクトーンのように足でもメロディーを奏でることができますので、一人何役ものオーケストラ状態にもなります。
曲は教会のミサ曲のようなものやちょっといびつな現代音楽のようなもの、さぞかし楽譜には細かくギッシリ音符が刻まれているんだろうな~というものなどなど、多彩です。
パイプオルガンを聴くにあたって私の場合、理解できる・できない、音楽やメロディーが心地よいとか悪いということは抜きにして、ただただ音楽のシャワーを浴びたいだけです。たまにそんな気分になります。

8月19日(土)はダヴィデさんの最後のコンサート。数か月前からチケットを用意して楽しみにしていました。
プログラムは
・モーツアルト:幻想曲 ヘ短調 K608
・ヴィヴァルディ/J.S.バッハ編曲:協奏曲 二短調 BWV596
・シューマン:ペダル・ピアノのための練習曲 変イ長調 作品56-4
・フランク:3つのコラールより 第3番 イ短調
  - 休憩 -
・ヴィドール:オルガン交響曲 第5番 ヘ短調 作品42-1より 第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
・プロコフィエフ/ギユー編曲:トッカータ 作品11
・デュリュフレ:オルガン組曲 作品5
知ってる作曲家の名前が並びます。やっぱりモーツアルトは馴染みやすいメロディーなのかしら?フランクといえば、バイオリンソナタのアンニュイな感じが浮かぶけど、どうかな?などといろんなイメージがよぎるのですが、パイプオルガンの旋律はかなり独特で曲が始まると、そんなものは吹っ飛んでしまいました。
そんな中、私がとっつきやすかった曲は3曲目のシューマンでした。プロコフィエフのトッカータも約5分の短い曲でしたが、聴き終わった瞬間ストンと落ちた感じで好きです。

毎年必ず専属オルガニストのコンサートに行くわけではないのですが、なんとなくこの「わからない感じ」の渦中に身を置いてみたくなり、聴きに行ってきました。
たまにいいです☆