心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

エッシャーチヤレンジ 第8弾(準備編)

2024-09-30 22:01:01 | 美術

魚・あひる・トカゲを隙間なく組み合わせたもの。

それぞれ 水・風・地を象徴していて「三元素」を主題としたもののひとつ。

赤いトカゲに気を取られて、あひるを見落としそう。

あひるの純白に注目するとトカゲや魚を見失う。

まさにエッシャーマジック。


紅の草原

2024-09-29 22:48:28 | 日記

友人の家には広い庭がある。以前は水生植物が並んでいた。

今は千日紅が一面に広がって、鮮やかな空間になっている。

花の形は似ていても、吾木香の落ち着いた色と違って、華やか。

一色で埋め尽くしているのは、手のかかる仕掛けだろう。

夏の締めくくりにぴったりの旅だった。


タイムスリップ

2024-09-28 22:03:34 | 日記

時空を飛び越えたかと思う瞬間だった。

友人の家に行く途中、ええーっ、こんな風だった ? 何度か訪れていたのに。

そういえば、いつも夜だったか。明るい時間帯に来たのは初めてかも。

基礎石はお寺ぐらいでしか見なくなってる。

板戸のそとに格子戸。手の込んだ作り。

街並み保存を努めている所で見かけるくらい。

今は無人だというから、いずれ取り壊されるんだろうな。

民家・民具は大切にされないのでどんどんなくなっていく。

少し寂しい気持ちになる。


どうなる ?

2024-09-27 23:54:01 | 日記

新幹線、最終に近い終点間近。

ぐったりして寝ている人がほとんど。

と言っても この車両にはもう数人しか残っていない。

やっとの思いで目を開けると、気になるものが・・・

網棚(今はもう網はないけど)にポツンと紙袋。

急に目が覚めた。

近くに乗客はいない。忘れ物に違いない。身に覚えもあるし。

疲れて寝入ってしまうと、慌てて降りるから棚の物まで気が回らない。

小さな、しかも追加した荷物は忘れやすい。

はてさて、この紙袋、この先どうなるんだろう。


空の色

2024-09-26 23:47:30 | 美術

太陽があって、月があって、雲があって、風があって・・・

空にはいろんなものがある。

ところが「空」は「そら」でもあり「から」でもある。

からっぽにこの字を当てる。

以前、「そら色」というのがあった。絵具とかクレパスとかに。

くっきり晴れた昼間の青がそれだったように思う。

油絵具を知ってから 「青」の種類の多さに驚いた。

そして、そうだよ とも思った。

空の色は無限だし、奥行きを感じると色以外のものも見えるよう。

いつも ワクワクして空を見ている。怖さを覚えながら。