自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

高野山・宿坊

2014-11-24 | 国内旅行(温泉)
天空の聖地・高野山は和歌山県・紀伊半島の中ほどにあり来年開創1200年を迎えるそうです。
その高野山を開いたのは平安時代に唐の都・長安に渡って真言密教の教えを受けた弘法大師・空海です。
現在高野山内には高野山真言宗の総本山・金剛峯寺をはじめ、100を超える寺院があるそうです。
またお坊さんは高野山の山上に1000人以上住んでいらっしゃるそうです。

117あるお寺の中で宿坊があるのは52の寺だそうですが、そのひとつのお寺に宿泊しました。
ツワー客が多い宿坊は敬遠し、ちょっと奥まったところにある不動院というお寺に1泊しました。
庭を散策したり丹精込めた精進料理をりっぱな襖絵のある部屋で食べたり、お風呂に入ったり。

そして翌朝は7時からの「朝のお勤め」に参加しました。
静まり返ったお堂で椅子に座って初めて、宿泊客が私たち2人以外は12人全員が外人さんたちとわかりました。
彼らはアルファベットで書かれた般若心経を手渡され、僧侶3人が唱える40分ほどのお経の後、みんなで般若心経を唱え心が洗われるようでした。
人生初めての勤行(ごんぎょう)でした。


その後朝食となり、お坊さんたちとの1泊の触れ合いを通して感じたことは、どのお坊さんも穏やかな表情の人ばかりで区別がつかないほど。
修行を積めばこんなにも柔和な表情になれるのか‥‥と。
眉間にシワを寄せてよく怒っている自分のことを反省するばかりでした。
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和歌山県・高野山

2014-11-21 | 国内旅行(温泉)
名古屋の孫たちと3日間遊んだ後は、かねてから行きたいと思っていた和歌山県の高野山へ。
一昨年比叡山に歩いて登って以来、次は同じく日本の仏教の聖地であり世界遺産の高野山へ行こうと思っていました。
南海電鉄からパンフレットを送ってもらってプランを練っている時から、海抜900mくらいの峰々に囲まれた山上の聖地、高野山へ行くからにはいわゆる観光地巡りだけではなく、昔の高野山に触れるというかよりこだわりを持って昔に近い歩き方をしようと。

名古屋から新幹線で新大阪まで行って、市営地下鉄御堂筋線で難波まで行き、そこから南海電鉄で橋本まで行き、天空号という乗り物に乗り換えて極楽橋まで行き、さらにケーブルカーに乗り換えて高野山駅へ。
いつもの私の旅スタイルは全部自分でプランを立てて宿、交通機関も調べて予約するというもの。
故に初めての土地では乗り換えとか神経を使って、予定通りに行くように走ったりトイレを我慢したりもう大変でした。
何とか11時過ぎに高野山駅に予定通りに到着。
ちょうど紅葉が見頃でラッキーでした。
天空号の予約席は団体のおばちゃんたちでいっぱいで騒がしく、かえって予約席が満席のため取れなくて静かな一般車両でよかったあ。


橋本駅から極楽橋までの19,8kmの急勾配の斜面を、24ものトンネルを抜けながら、険しい山間を縫いながらゆっくりと走っていった天空号でした。
熊野古道や戸隠古道を歩いたことがあるのですが、高野山も昔の女人道を歩いてみました。登山口です。
明治5年まで女人禁制だった高野山。なので女性たちは細く険しい女人道を通って、遠く大師御廟を拝したそうで7つの女人道が残っています。


山上には8つの峰々(八葉峰)がまるで蓮の花弁のように存在しているのですが、そのうちのひとつ弁天岳へ登って大門へと下山しました。 弁天岳はわずか40分くらいであっけなく到着しましたが、赤い鳥居と岳弁財天社があり、標高984,5mの山頂からは世界遺産の根本大塔が森の中に見えていました。
和泉山脈の山並みも一望でき、山間の深さを実感しました。

20分ほどでバス通りのある大門へ下ったら、小雨が降りだして急に冷え込んできましたが、標高900mの山上に広がる天空の町・高野山だから当然のこと。
暖かいものが食べれるお店でランチをしてから、高野山の総門である朱色の大門をくぐっていくと根本大塔が集まる壇上伽藍がありました。
壇上伽藍は弘法大師が創設した密教伽藍の総称で、高野山の大聖地のひとつで、広い敷地内に19ものお堂がたっていて、圧巻でした。
拝観料を払って入った根本大塔は16本の大きな柱がまず目につき、柱には16大菩薩が描かれていました。
本尊の胎蔵大日如来と周りの金剛界の4仏もパワースポットに感じられ、とても荘厳な気持ちになりました。
金堂、不動堂、御影堂など重要な建物が集まる壇上伽藍で、ひときわ目を引くのがやはりこの朱色に映える高さ48,5mの世界遺産の根本大塔でした。

続いて同じく世界遺産の金剛峯寺へ。
広大な境内に大きな主殿はじめ多くの建造物に圧倒されました。
拝観料を払って見た国内最大級のの石庭も素晴らしく、豪華な襖絵で飾られた部屋なども。

さらに進むと蛇腹道という参道に見事な紅葉のトンネルが広がっていました。
ちょうど見頃で寒暖の差が激しいからか美しい色合いが目に焼き付きました。




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鈴鹿サーキット遊園地

2014-11-21 | イベント
高野のケーキを買って陽輝(はるき)の1歳の誕生日祝いをした翌日は、こっちゃんと相棒の3人で鈴鹿サーキット遊園地へ行ってきました。

パスポートを買って3人でいろんな乗り物に乗って、久々に童心に帰ったようでした。
でんでんむしとか気球の乗り物とか、多いものでは4回も乗った乗り物もありました。
乗り物に乗るたびに喜ぶこっちゃんの笑顔に何度も癒されて、本当に楽しい1日となりました。
暗くなるまで目いっぱい遊んでしまい、こっちゃん疲れたのか、帰りの電車の中では眠ってしまいました。
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三重県・御在所岳

2014-11-21 | 登山ハイキング
3年前に相棒と登り、去年は息子が2歳のこっちゃんをしょって私と3人で登った三重県の御在所岳ですが、今回で3度目。
まさか誕生日祝いに来てるのに登山をするとは思ってもいなかったのですが、トレッキングシューズとリュックで名古屋へ来ていたので、GOGO
ただ小指の骨折箇所がいまだに痛むので‥‥といいながら無理して登ってきてしまいました。

息子がこっちゃんを背負子に乗せて背負い、お嫁さんのMさんがはるちゃんを同じく背負子に乗せて。
といってもMさんがしょった背負子は息子も使ったドイツ製の30年以上前のもので、今のとは比べ物にならないほどちゃち。

名古屋駅から高速バスで湯の山温泉へ向かい、9時半ごろから登山開始。
去年と比べて御在所岳の紅葉もまだ早かったかなという感じでしたが、登山客は若いグループを中心に結構大勢来ていました。


途中ロープウェイがよく見える5合目で休んでいると、背負子の中ではよく眠っていたはるちゃんが泣き出して、揺られているとよく眠るようなのでまたすぐに歩き出しました。

いろんな白い花崗岩の面白い岩がところどころにあるし、痩せ尾根上に登りや下りの鎖場があってスリルはあるし、景色はいいし何度登っても好きな山です。
息子もMさんと9月に今日のようにお互いに子供たちを背負って登ったそうで、好きな山だといってました。

3時間半かけて山頂に到着したら、運よく雪が降りだしてすごく寒くなり、山頂駅のレストランへ。
ランチをしていたらみるみる空が暗くなり雪が舞いだして嵐になりました。

こんな天気だからもう帰りはロープウェイにしようと決まり、ラッキー。
去年同様に帰りは楽ちんで登山口へ戻ってきました。

若い二人はそれぞれ息子たちを背負って急な山道を歩いて元気だなーって。
じいばあは4人分の荷物を背負ってただけで疲れてしまったというのに‥‥。
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香嵐渓の紅葉

2014-11-20 | 国内旅行(温泉)
名古屋に住む息子の次男の1歳の誕生日祝いに相棒と名古屋へ向かいました。
途中の新幹線の中で撮った富士山は静岡県側なので雪が少ない感じ。
駅に到着したら待っていた息子があと4分しかないというので、よくわからないまま半年ぶりの再会の3歳の孫のこっちゃんと手をつないで東山線へと走りました。
2年前にこっちゃんと5人で行った香嵐渓へ行くのに、電車の本数とバス便が少ないためだったのでした。
前回行った時はちょうど紅葉が見頃でめちゃくちゃに混んでいましたが、今年はちょっと早かったようでした。

香嵐渓は名古屋の足助にある紅葉の名所で、飯盛山(いいもりやま)に沿って巴川が流れていて、絶妙な紅葉美を見せてくれているのでした。
お昼近かったのでまずランチにして、それから赤い欄干の待月橋を渡って、約4000本のモミジが植えられている渓谷沿いの道を歩きました。

山が情熱色に染まるというくらい、色づいたモミジが素晴らしくきれいでした。
3時間くらいかけてゆっくりと散策している間、息子の背負子の中のはるちゃんはすやすやと寝ていました。

夕食は名古屋駅の高島屋の上のレストランへ。町はもうクリスマスムード。
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