自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

7湯巡り

2020-03-18 | 国内旅行(温泉)
最近とても海が見たくなって、新コロナウイルスで出かけるのがはばかれるけど、熱海に行って来た。
翌日ハイキングをする予定以外何も決めずに行ったけど、もう十何回行ってる割には市内観光をしてなかった。
熱海城、来宮神社、伊豆山神社、熱海梅林、熱海サンビーチ、寛一お宮の像、玄岳ハイキングなどは行ったが……。
それでビーチに沿って風に吹かれてぶらぶら歩いてみた。
熱海城も見えていた。
親水公園やムーンテラスをのんびりと。
親水公園には花の王様と言われているというキング・プロテアという花が咲いていた。
初めて見たがギリシャ神話のプロテウスから名前が付いたとか。
熱海サンビーチには休校中だからか、多くの若者たちが波と戯れていて楽しそうだった。
糸川遊歩道には日本で一番早く咲くというオカメサクラがあるが、もう終わって葉桜になっていた。
でも他の早咲きの桜も咲いていて楽しませてくれた。

ぶらついていたら7湯巡りがある事を知り、早速目的を持ってサクサク歩きだした。
まず大湯間欠泉を見たが、大迫力でお湯が噴出していた。
日本屈指の温泉郷の熱海は源泉の数も多くて、この熱海温泉の歴史に7湯と呼ばれる自噴の温泉の役割があった。
大湯は関東大震災以前は、世界3大間欠泉の一つに数えられていたそうだが、今では人工的に噴出する間欠泉として整備されたものだった。
続いて近くの湯前神社でお参りしたが、巨木のクスノキにはビックリ。
2つ目の小沢の湯・平左衛門の湯では、ゆで卵が作れた。
近くに生卵を売っていて若いカップルがゆで卵を美味しそうに食べていたが、かなりの高温の湯気が出ていた。
3か所目の野中の湯は熱海の中心に近かったが、昔は湧き出る所が浅かったから、入浴には利用されなかったそうだ。
4つ目は風呂の湯・水の湯で、でもどっちも冷たかった。
5つ目の清左衛門の湯は「清左衛門ぬるし」と人が大きな声で呼べば多いに湧いて、小さな声で呼べば少なく湧き出たそうだ。
清左衛門は馬を走らせていて湯壺に落ちて焼け死んだそうで、その名がついたとか。
6か所めの佐治郎の湯・目の湯は佐治郎の邸宅内にあった湯だそう。
また塩分が少なくて火傷や眼病にも効くと言われた事から、別名目の湯となった模様。
最後は河原湯で若者たちが多く観光していた銀座町にあった。
冷え性や神経痛、リューマチに効能があるそうだが、全然熱くなかった。
情緒豊かな当時の熱海温泉の雰囲気が味わえたし、「腐っても鯛」というがやはり熱海温泉の人気は凄いと感じた。
またビーチに戻ってきたのでついでに寛一お宮の像とお宮の松を見て来た。
お宮の松は樹齢300年ということだが、松と像は30数年前ドイツから帰国後、子供たちと熱海に来て見た事を思い出した。
熱海と言えば6月にジャガランダ祭がある。
モロッコでジャガランダの花を初めて見た時はその美しさにメチャ感動した。
世界3大花木と言われているが、木全体が紫色に染まっていた。
今年は6月6日から始まるみたいだけど、その頃また紫色のジャガランダの花を見に来たいものだ。
街中に福福の湯もあった。
2時間ほど散策後、海の見えるホテルの部屋6階に戻って温泉へ。
熱海の夜景。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高水1山(惣岳山) | トップ | 岩戸山 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国内旅行(温泉)」カテゴリの最新記事