EKKEN♂

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嫌いな人を批判してはいけない

2005-10-23 | WEBにまつわる話
 僕は「何かを批判するブログ」というのが好きだったりするんですけど、この手の物の中で「つまらないなぁ~。激しくつまらないッ! もぅ、これでもかッ、つーくらいつまらない!!」というのが、こんなタイプ。
 それは、見るからに「嫌いなアイツの主張だから」という理由で批判しているようなタイプです。
 意見が納得できない、という部分も多少はあるのでしょうが、それを責める部分がイマイチ弱く、相手のその記事の内容には、あまり関係があるとは思えない過去ログや、あるいは相手のプロフィールを持ち出すのは、「批判」というよりは、低俗な「個人攻撃」です。つーか、うっせー、コノバカシネヨ!!
 
 まぁ、ぶっちゃけたハナシ、僕にも「嫌いなブロガー」が両手で数え切れないくらいいますけど*、単に‘ムカつくヤツだから’という理由では、批判の材料にはしないことにしています。
 「嫌いだから」という理由で、その人の主張を批判している人を見ると、相手の主張に同意する部分があっても、なにがなんでも「攻撃のための材料」にするために、場合によっては、自分の主張を捻じ曲げてさえも、相手を批判してしまっているケースを何度も見ています。
 こういう人は、議論に対して「より良い解答を得るため」の手段と考えているのではなく、「自分の主張が通るか否か」、つまり「勝ち負け」に拘っていると思われる部分があります。意見のやり取りの中で、自分の間違いに気付いても、それを認めることは殆どなく、より多くの人を納得させうる意見の展開が出来なくなると、「もう来ねぇよ」などと言い残し、もともと「自分と気の合う仲間」だけが集う場所へ引っ込んで(あるいはコメントを全て封鎖し)、身内以外には相手にされることなく「共通の敵」を作って悪口を綴っているというケースが多いようです。
 
 自分が以前から交流のある人や、元々相手に粘着しているアンチ君以外の第三者をも納得させられる根拠をなしに、ただ「あいつが嫌いだ」というだけの理由では、批判すべきじゃないですね。
 それは多くの人にとって「単なる悪口」としてしか見てもらえないですし、「嫌いだから」という理由で書かれた批判文は、多くの場合罵声を交えて書かれているので、たとえ正当性のある批判であっても、正しく読み取ってもらうことは難しいでしょう。
 
*「嫌いなブロガー」の人数が、はてなRSSのこのフィードを登録しているユーザーの数と常に合致しているというのは、ナイショ。


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3 コメント

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Unknown (Akky)
2005-10-23 23:09:26
嫌いであることを理由にした批判は「嫌い」という以外に批判の根拠や理由がない場合が多いですよね。だから関係のない事柄を批判の理由として持ち出してきたり、罵声を浴びせたりするのでしょう。それって批判というより非難とか誹謗中傷の類ですよね。



>それは多くの人にとって「単なる悪口」としてしか見てもらえないですし、「嫌いだから」という理由で書かれた批判文は、多くの場合罵声を交えて書かれているので、たとえ正当性のある批判であっても、正しく読み取ってもらうことは難しいでしょう。



ただ、誰か何かを嫌いな人どうしが寄り集まって「んだんだ」ってうなずき合ってる光景ってよく見かけますよね。そういう意味では、「嫌い」は案外、同調者を集めやすい批判理由かもしれないなあと思ったりもします。「そんな程度の低い同調者ばっかり集めてどうすんの?」というツッコミはさておき(笑)
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Unknown (ミスミン)
2005-10-24 09:31:59
中韓関連を扱ってるサイトに割と多いですね。確かにネタになる話が中韓に多いのですが、ただ韓国出身の俳優のニュースコメントが出ただけで批判してたりするとひいてしまいますね。
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Unknown (Unknown)
2005-11-21 06:47:15
まっさきに思い浮かんだことがあるのですが、海外のミュージシャンってほんとよく批判してるんです。他のミュージシャンに対して。名指しで単刀直入に悪口を言ったり、皮肉を言ったり。まぁ最近のバンドは皆仲良く精神なのか知らないけど、悪口なんて言わずになぁなぁでやってるみたいですけど。(そういえば、日本のミュージシャンもそんな感じですね。)そういうのって良いことなんですかね、と管理人さんの意見を読んでふと思いました。
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