ポンコツPAK-ブログサイド-

ミリオタ、エルンストによるブログです。
pixivでダラダラ描いてます。

上田藩・鼓手(慶応四年・長岡)

2013-05-10 12:11:44 | 幕末

唐突ですが、上田藩兵の鼓手です。北越戦争に参戦し、長岡藩と激戦を戦いました。

古写真で三人の鼓手が藩主松平忠礼とともに写っております。
軍服は三者三様でフロックコート、丈の少し短い丸襟のサックコート、肋骨風の飾りと袖口がボタンで飾られたシェルジャケットが確認できます。
他の集合写真ではシングルブレストやダブルブレストの洋服や、三斎羽織に胸に紋の付いたレキションなどが確認できます。
「忠」の字を標目にあしらった袖印と、襟の縞柄が識別章となっております。
(集合写真中にこの縞柄襟っぽいものが確認できますが、12人中一人だけです…本当に正式の識別章かこれ?)

被り物は藩主の物と思わしき陣笠以外、写真などには見当たりません。

洋式太鼓は古写真中ではロープテンション式(南北戦争時のものなどはこれが主流ですね)のものが1、他2つは金属製のテンションボルト式タイプが確認されます。

なお太鼓や軍服、袖印などは現存しており、上田市の博物館のHPから見れます。(太鼓はロープテンション式の国産コピー品のようです。)


おまけ(全然関係ないけど)



仕事の合間に夜なべして塗った「ワールドタンクデフォルメ」のティーガーI。
どうしても三色迷彩のものが欲しくって…ついでにマーキングとウォッシング塗装も(しょぼいけど)
一応ノルマンディのSS第101重戦車大隊のものです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿