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西部の南北戦争その1・境界州の南軍ゲリラ(ブッシュワッカーズ)

2015-05-14 21:05:28 | ミリタリーな話題

休みがない!(涙)再開宣言出したのに全然絵を描いてませんでした。とりあえず一枚。
Hurrah!For Southern rights, hurrah!

南北戦争時、境界州だったミズーリ州内部は北部派と南部派に分裂。南北両陣営に州から兵士が参加し、州内では南部派ゲリラと北軍や民間人との間で凄惨な戦闘が行われていました。

その中でミズーリからカンザスにかけて暴虐の限りを尽くしたウィリアム・クァントリル率いるゲリラ部隊、クァントリルレイダースの民兵だったジェシー・ジェームズの服装です。
この連中が何よやったかは、まぁwikiを見てもらえばわかります。↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%99%90%E6%AE%BA

映画の題材になったりでご存知の方も多いと思いますが、戦後兄のフランクやゲリラ仲間のヤンガー兄弟などと”ジェームズ=ヤンガーギャング”と呼ばれた強盗団を結成して列車や銀行を襲いまくった、あのジェシー・ジェームズでございます。
1876年のヤンガー兄弟逮捕後に組んでいたフォード兄弟に賞金目当てで裏切られ、1882年に背後から撃たれて殺されました。
彼の半生はウォルター・ヒルの映画「ロング・ライダース」(高校生の頃に昼のTV放送で見て以来好きな映画)や、最近だとブラッド・ピットが演じた「ジェシー・ジェームズの暗殺」などが知られてますが、題材のほとんどは南北戦争後をメインにしています。


当時南軍兵士の間で野戦服としても使用されていた”戦闘シャツ”(正式な色や形はなく、通常シャツの上から重ね着された)を着用し、鹵獲品の北軍下士官用ベルトバックルを着用しています。クァントリルの部下の写真には同じベルトをした隊員が複数おり、鹵獲物資の中でも人気があったのかもしれません。
銃は写真中では44口径コルトM1860リボルバーを手や腰に合計3挺も装備しています。いくらアメリカ人でもあんなでかいリボルバー3挺も腰にぶら下げるのはさすがに…なので絵では2挺にさせていただきました。

他の写真ではレミントンニューモデルアーミーやコルト51ネイビーなどの拳銃に各種小銃/カービン、ボーウィーナイフなどがみられます。


自分がこの辺りの歴史に最初に触れたのは厨房の時に読んだ伊藤明弘の「ベル☆スタア強盗団」でした。


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