ポンコツPAK-ブログサイド-

ミリオタ、エルンストによるブログです。
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手の届かない甲鉄艦 CSS ストーンウォール

2012-09-15 21:39:55 | 幕末

宮古湾海戦”アボルダージュ”の一方の主役、甲鉄艦ことCSS STONEWAL(大日本帝国海軍装甲艦”東”)と、
本当は使いたかったのに使えなかった2ヶ国の海軍さんです。
造船地のフランスを含めると実に6ヶ国の手に渡り、最終的には日本海軍で役目を終えました。
なお、装備されてたアームストロング砲は前装式のタイプだったようです。アームストロング式の後装砲はちょっと機械的問題が多く、
あまり使われなかったようです。その後備砲はパロット前装ライフル砲に換装されています。

オスプレイ社の南軍装甲艦の資料を参考にしようとしたら、なんか再現イラストが全然写真と別物だったよ…。
なので比較的解像度の高い写真などから再現しました。
南軍はこの手の装甲衝角艦が大好きで、自国でも大小さまざまなものを建造しています。

左は幕府海軍(※箱館政権時)軍艦頭の軍装。蟠龍艦長松岡磐吉の写真を参考にし、帽章は靖国神社に現存する榎本武揚のものを参考にしました。
アメリカ政府から購入する予定が幕府瓦解で契約頓挫、宮古湾で奪取を計画するも失敗し、結局帝国海軍の軍艦となりました。

右は最初の発注元であるアメリカ南部連合海軍の大佐の軍服です。サーベルはペリーも持ってた1852年型。南軍は海軍服もやっぱりグレーで、彼らの水兵服のほうは幕府海軍に払い下げられていた可能性があるそうです。
右上の南軍のサザンクロスは図形だけで短時間で作った自分用素材です(前回のハンレーからの使い回し)






さる古写真に写っていた薩摩藩兵(?)の持ってるカービン銃2種類の正体が判明!テンションが上がりまくりな昨今です。