ポンコツPAK-ブログサイド-

ミリオタ、エルンストによるブログです。
pixivでダラダラ描いてます。

トイガン日記

2010-07-24 22:51:33 | Weblog
珍しく日記らしい文章になりました。そして人生でも久々のトイガンの話題です。

我がブログにもたまに来る友人のゆきねずみ氏ともうひとりの友人Y氏を途中で迎え、アキバをうろうろしておりました。
ゆきねずみ氏と前日に合流して準備。以前東京マルイのエアコキ狙撃銃、L96を買って我が家に預けてました。今回ガンケースを買ったらしく、試射の為にラオックスのシューティングレンジへ行こうとのこと。
その途上サイドアームとしてマルイのガスフルオートのグロック18Cを買ってました。(ちなみにゲームの予定はないです)個人的はもっとシブいハンドガンにしてほしかったぜ。
しかし炎天下の中、混雑する土曜のアキバで三八式歩兵銃くらいの総重量のブツをぶら下げて行軍ですよ。俺も持ってみましたが、人の往来に配慮するので精いっぱい!
エンピール銃やM1ガーランドを背負って浜松町まで行く私でもキツイ…くやしい!!

バイトを終えて準備をしてきたY氏が遅れて合流し、いざレンジへ!彼はウエスタンアームズ製のカスタムガバを持参してきました。
私も撃たせていただきましたが、わずか10mのレンジながら当たる当たる!狙撃銃のスコープもズレを読めば良く当たります。気分はPBRのジャクソンですた。
ああ、なんか持ってきゃよかったよ…orz

私はサバゲデビュー時には既にヒストリカルゲーマーになってたもんで、なんか新鮮ですた。(いつも銃は装備品と同一視しているもんで)
なぜか仲間内で再燃したトイガンブームに乗って最近私も拳銃を買ってしまいました。

クラフトアップル社製モデルガン、レミントンニューモデルアーミーです。私だけ空気読まずにモデルガンですよ。やっぱり私には南北戦争前後の世界の銃器が魅力的に写ります。
で、今日私の買い物はこれのホルスターです。武器屋で購入。意外と安かったっす。
あとやや小柄のガンケースも。


結構キツイ。
幕末軍装に役立つことを期待する。
まぁ、こんな感じでデカイ荷物で万世で飯食いながらも一日が過ぎたわけです。次は…彼に装備品を選んであげよう(押しつけがましく)

慶応三年頃の幕府陸軍将兵(イラストレイテッドロンドンニュースより)

2010-07-24 00:09:17 | 幕末


謎多き歩兵組の軍装の中でもかなりカオスな格好。おそらくは火消し頭巾のなれの果てのようなヘッドギア。陸軍歴史には黒塗り革製、紺木綿シコロ付きとある。
正面の屯所番号は「日本近代軍服史」では朱、「日本の軍装 下」では金色とあり、前者を採用しました。
そもそも最終的には9個連隊に編成されるのでいつまで屯所番号で部隊を現わしてるのかも謎。
同時期に従来の筒袖ダンブクロ、韮山笠の兵士も別の絵で確認できます。やはり部隊も多いと同じ軍服が供給できなかったのか、部隊によってさまざまなバリエーションがあったことでしょう。

そして気になるのが背嚢!バンドをクロスさせて水筒のようなものを固定しています。
このタイプの背嚢はこのイラストにのみ確認できるもので、他のには少なくともバンド二つを垂直に留めてブランケットを一文字に固定するタイプが多いです。

このクロスバンドの背嚢は、南北戦争衣料品サイトにあるようなやっぱりアメリカ軍のお古なのだろうか…。
ちなみにカラーリングに関する資料はブリュネの彩色スケッチ一枚のみと組合銃隊行軍図などの錦絵です。

絵を描こう。また

2010-07-19 23:45:27 | お絵かき
タイトルが…もう。

桜丘氏に触発されたのか、自分も幕府軍で何か一つ描こうと思い立ちました



自分で階級章の早見表つくっといて階級章で悩むとかね。

中南米とかの軍装も資料は結構あるので(ほぼネット上からの発掘品だけど)また描きたいな。

債権回収にメキシコ行こう!!

2010-07-14 00:23:58 | お絵かき

資料届いてからなんかスピード作業!!仕事の合間を縫ってよくもまぁ…。
最初は一体だけのはずだったんだけどいつのまにか増えてた。

しかし、アメリカは当然のごとくフランスの出兵に対し撤退を要求。国内の内戦が終わってから、ついこないだまで戦争してたメキシコに手のひら返して銃器や軍服を支援する始末。うえ。
 そして南北戦争終結の翌年にはメキシコ第二帝国皇帝マクシミリアンの地元で普墺戦争が勃発するなどというタイミングの良さ。
やっぱ北軍のサックコートや空色ズボンは海外に放出されたんすね。日本でも岡山藩兵が水色のズボンを着用してたそうだし。

当時のイギリス製エンフィールドP1853小銃は今日のAKシリーズ並みの世界シェアなんですね。L85なんて見る影もないや。

ちなみにメキシコ第二帝国の軍装を描かなかった理由は…その…面白みが…。

オスプレイ「メキシコ戦役」本到着!!

2010-07-05 00:36:09 | ミリタリーな話題


メキシコ戦役ktkr!!
ていうかオスプレイでラインナップされてるなんて思ってもみなかったぜ!
このころの中南米ってブラジルやパラグアイの三国同盟戦争やこの戦役でかなり血なまぐさいね。そしてミニエー銃大活躍!!
合衆国も南部連合もメキシコも南米諸国もみんなケピ帽やシャコーなど、フランスの模倣が多いです。
やはりマジノ線が破られるまではフランスは陸軍大国なんですね…。いや、普仏戦争の結果日本は興味を失ったけども…。
この本の中で、一番気になったのがメキシコ共和国軍の軍装の一例。なんとサンダル以外
全部アメリカ北軍の払下げ品で固めてるのです。腰にはU.S.ベルトがキラリ☆

で、このメキシコ戦役時に出兵したフランス軍ですが、この戦闘の後に引き抜かれて日本に軍事顧問団として派遣された将兵もいます。
しかもこの本に載ってるフランス軍はミニエ銃時代の装備なのです。

いや、幕末の話題になりますが仏式伝習隊ファンにとっても1860年代のフランス軍の軍服研究は決して損ではないと思うのですよ。

ちなみに写真右側の MEXICAN ADVENTURE のほうね。この表紙の騎兵さんの軍服のディティールを日本の「幕府騎兵隊調練図」に合わせてみると、幕府騎兵の軍装がより見えてくる感じがすると思うんですよ…。
これと普仏戦争の資料は改めて伝習隊研究にオススメです。

アキバの某所製 幕府陸軍羅紗製軍服

2010-07-01 23:04:33 | 幕末


幕府陸軍やろうと思って1年くらい前に買っておいた某所の歩兵隊軍服です。クローゼットの奥に入れたまま、紛失したものと早とちりしてあきらめてましたがこのたび発掘www
自分アホスwwwwwwwww

でも、例の赤い山形の伝習隊のものではありません。ふふふ…さぁて笠を作る作業へ移ろうか…。

余談ですが、この製品自体は北軍のサックコートの改造のようですね。

ちなみにwikipediaにものってるブリュネ大尉のスケッチした「日本陸軍歩兵」は当時太田陣屋で伝習を受けていた旗本の学生のようです(朱鞘二本差しで歩兵てのは考えられん)
が、どうも彼が着ている軍服。

(ブリュネのスケッチ100枚より)
丸い折襟の紺のジャケットですがどう見ても北軍のサックコートをそのまんま着ているみたいです。

(オスプレイ 南北戦争の北軍 より)
こんなところにも中古品の存在感。