ポンコツPAK-ブログサイド-

ミリオタ、エルンストによるブログです。
pixivでダラダラ描いてます。

たいへん長らくお待たせいたしました。スタール拳銃を持つ幕府陸軍歩兵差図役(慶応二~三年)

2015-03-03 20:22:45 | 幕末
たいへんお久しぶりです。管理人でございます。
一年以上にわたり更新をサボってしまいました…。仕事が忙しいとかそういう言い訳がましいところではなく、完全にブログというものが生活習慣から外れたまま一年を過ごしておりました。
こんなブログにも更新を楽しみにしている方々を放置してしまい、大変申し訳ございませんでした。



また銃買った話になりますが、先日ハートフォードよりモデルガン”スタールM1858アーミー”リボルバーが発売。珍しすぎるラインナップに思わず衝動買いしてしまいました。
アメリカ南北戦争時に流通し、さる西部劇映画でクリント=イーストウッドが使用したことでも有名なダブルアクション・リボルバーございます。
初めて当時のダブルアクションを再現したものに触れましたが…シングルアクションに切り替え利くのはいいですが、後ろのトリガー操作とこんがらがってしまいそうで何ともめんどくさい機構だという感想しか…。
こりゃシングルアクションといえコルトには勝てないわけだと痛感した気がします。

この銃、日本国内でも古式銃として登録されている物が現存しているようで、少数だとは思いますが幕末期に日本へ流れたようです。

というわけで、慶応二~三年当時の幕府陸軍、歩兵差図役(旧軍の陸軍中尉相当)とともに描いてみました。

私が好きな、というか描き慣れた組み合わせの階級を示す陸軍笠・黒いレキション羽織に立襟のチョッキ・ズボンに革靴。装備は指揮鞭に拳銃・バフ革の剣吊ベルトに茶色の突兵拵の日本刀・腰には拳銃の弾薬盒と雷管ポーチを取り付けたスプーンバックルのベルト。

これまで調べてきた文献・絵画・古写真などから好きなものを組み合わせて描いた次第。何せ陣笠の文様・筒袖羽織と家紋の色・ズボンをはくこと以外は規定がないので、士官個人の趣味でいくらでもバリエーションが存在します。

今一度ペースを取り戻していきたいと思いますので、何卒、生暖かい目で見守ってやってくださいませ。これからもよろしくお願いいたします。