
南北戦争続き。
北軍ハイラム・バーダン大佐によって編成された狙撃/散兵専門部隊・US シャープシューターズの軍装です。選抜され特別な訓練を積んだ射撃の名手たちを出身州ごとに一中隊ずつ区切り、全部で二個連隊が編成されました。第二次ブルランをはじめ、ゲティスバーグやピータースバーグ包囲戦まであらゆる戦線で活躍しました。
通常軍装用フロックコート&ズボンを緑色に染めたものを着用し、合衆国章のついた黒い硬質ゴム製ボタン(通常の真鍮製も併用)を使用しました。背嚢は独自の毛足の長い革製のもので、四角いメスキットがベルトでくくりつけられていました。足には革製レギンスを着用してました。
実際にはレギンスをつけなかったり、紺のサックコートや空色ズボンの併用、スロウチハットの着用などあまり揃いにはならなかったようです。
フォレージキャップの頂部にある赤いダイヤ章はポトマック軍の制定した所属軍団/師団パッチ(形状で軍団、色で師団を識別した)で、ゲティスバーグ戦時の所属だった第3軍団第1師団を現します。
銃は前装銃が主流だった一般歩兵と違い、外火式後装単発銃のシャープスライフルを装備しておりました。
オスプレイ社をはじめ複数の文献をあたって軍装を調べましたが決定打に欠け、最終的にはネットで見つけた向こうのリエナクター諸氏の格好も参考にさせていただきました。
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