ポンコツPAK-ブログサイド-

ミリオタ、エルンストによるブログです。
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靖国偕行文庫いってきた。

2010-10-14 14:42:49 | 幕末
数日前、靖国偕行文庫へ行ってきました。
目的は幕末期の洋式調練の操典を閲覧することです。
幕府歩兵組で使われていた「歩操新式」と上田藩士赤松小三郎が翻訳したイギリス軍の歩兵操典「英国歩兵練法」などの一部が閲覧できます。
実はこれらの洋式調練は今から6年ほど前、ある団体の企画で実際に受けたことがありまして、現在、一部の時代祭などに出ていらっしゃる長州/薩摩藩兵リエナクターの方々もこれと同じものを伝習されています。
自分も歩操新式のオランダ式の小銃動作を叩きこまれ、装填~発射や右向ケ-廻れなどの号令もいまだ覚えています。今は土日に休みをとるのが難しいため休止中…。
その中でも、歩操新式の銃剣術の部分と英国歩兵練法内の戦列展開の部分がややあやしくなってきましたので、複写申請させていただきました。

文庫そのものはなんか、靖国という大きな神社のものとは思えないほど素朴で、私の出身大学の図書室にも雰囲気がにていました。

で、びっくりしたのが、英国歩兵練法…申請したら、コピーとかラミネート保護されたものじゃない、実本そのものが出てきた…これにはちょっとチビりそうになりました。だって、博物館級のものをこの手に取れたんだもの!
150年前の本にも関わらず、活字がきれいで、日本語のあやしい私でもやや読みやすいですww。
一部抜粋。著作権的にもセーフだよね。たぶん。