12、シンガポールからヨーロッパまで歩く（パキスタン）-335

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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く（パキスタン）-335

12）パキスタンを歩く

日記から－32

11月9日（金曜日）　快晴

 
このような所があるのだが、遺跡なのだろうか？実際人が住んでいるのか分からない。

　朝のうちはまだ歩いていた位置の海抜が高かったからか寒さを感じた。
それが、Nushikに近い所から急に山を下り始め、このNushikでは広い草原に出た。
そうしたら少し温度が上がったように感じ、暖かく感じられる。まさに砂漠に入って来た。

　そのNushikに来る前、この町に近くなってきた所から国道を離れ別の道を通った。
そこは山を上り下りし、小高い山に出たのだが、そこからの景色は最高で、はるかかなたにNushikの町が見え、道路も良く見え良い眺めであった。
その後に山から下りてNushikの町の横を通ったのである。

　Nushikの町は国道から3ｋｍ離れているので、また戻ってくる往復6ｋｍは1時間の無駄だと思い、そこへは行かず、前に進む。
その為食糧は手に入らなかったことから、今日はお米を炊き、日本人にもらったお茶漬けで夕飯である。
その他はお菓子もあったので、それをたくさん食べる。

　夕方、日が沈む前に周りに誰もいないので、一人、ラジオを聴きながら夕日が沈むのを眺めていた。
そうしたら、誰も回りにはいないと思っていたのに、話しかけてくる人がいた。
その人がタバコをくれる。しばらく話をした。

出費　19.00パ　ルピー