徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(フランス)-586

2012-06-08 07:42:52 | 世界徒歩旅行記

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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(フランス)-586

22)フランスを歩く

日記から-12

7月25日(木曜日) もちろん今日も 晴れ

 今朝は昨日土地の人に見つかったので、出来るだけ早く出発しようと思っていた。
ところが出発が7時半になってしまった。それにしても、周りに何もなくウサギなどがいるだけで人などもいない良い雰囲気の所であった。
ただし、蚊だけが多くて大変困った。

 今日は何もなく一日が終わると思っていたのに、昼にガソリンスタンドで水をもらったら、その水がガソリン臭いのである。
初め、そのガソリンスタンドで飲んだ時は回りもその様な臭いだったので分からなかったが、後で飲んだら、それが分かった。
ゲップが出て来た時にも、その臭いがガソリンの臭いである。だから、その水を捨てた。
その時これからはガソリンスタンドで水はもらわないようにしようと思った。
が、、、、

 今日のほぼ最後の町Arlesという町を過ぎる時に「町はずれにもスーパーはあるだろう。」と思っていた。
だから、食糧を町の中では買わず、過ぎ去ってしまった。その後、スーパーが見つからないのである。
「仕方がない。今日は夕食ぬきか!」と思って歩いているとガソリンスタンドがあるのである。
昼にガソリンスタンドではひどい目にあったので、どうしようかと思ったが、やはり水をもらうことにした。
そして、体を少しだけ洗った。その後、フト!見るとワインを売っているのである。
そのワインは量り売りである。そのワインを買う為に容器を差し出しワインを入れている間に店の人はジュースをくる。
それだけではなく、パンにサラミをはさんだ物、スイカまでくれ、ワインもただにしてくれた。
昼のガソリンスタンドとは天地の差がある。これでは今日はお金を一銭も使わないことになる。
どうして、このガソリンスタンドは僕にこの様に親切にしてくれるのかな?
とにかく、今日は夕食がないと思っていたのにパン、ワイン、水、すべてがそろった。
このガソリンスタンドの人は多分、スペイン人ではないかと思う。この次に入る国のスペインが楽しみだ。

 この辺はアリが多い。テントの中に入って来て困る。

 ラジオではベトナムのことを話しているようだ。
このフランスではベトナム戦争にはあまり関係がないと思っていたが、その戦争の後、それでも多くの難民がこちらに流れて来ているようだ。
難民の人々とそこの国の人々との問題をニュースで話しているのではないかと思う。
そう言えば、日本に入ってきたベトナムの難民たちもどうなっているのだろうか?気になるところだ。

出費 0フラン


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