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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く（フランス）-583
22）フランスを歩く
日記から－9
7月22日（月曜日） 晴れ
昨夜ももちろん外で寝たのだが、場所は下で寝た。
一昨日は動く長椅子だったから、よく眠れなかったからである。
この店は8時に開くので、その時間まで待って洗濯物を受け取る。そして、朝食であるカフェオレと小さなパンをくれ、食べる。
僕の記事が出るであろう新聞はまだ手に入らないので、日本の住所を教えて送ってもらうようにする。
このレストランは僕を利用して新聞でこのレストランの宣伝を兼ねて記事を出すために僕を泊めているようなところがあった。
それで、初めは彼らの住所を聞かないで行こうと思った。
それでも、やはり初めの動機が僕にサンドイッチなどをくれた親切心だったので、住所を聞いて後で無事に終わったことを伝えよう。
体の調子は良い。だから、歩きは早い方だ。
靴底は昨日タイヤを貼り付けて直したのだが、もうすでに剥がれてしまった。
それはタイヤの表面が平らでなくガタガタだったから、接着剤がしっかり着かなかったからであろう。
今日はレストランでもらった食べ物を持っていたので、あまりお金を使わずにすんだ。
お金を使ったのは絵葉書と昼のミルクぐらいな物である。
歩き終わる前5ｋｍまではブドウ畑が続いていたがその後は何もなく人家もなかった。
従って、スパーマーケットもなく、ワインが手に入らなかった。
あれほどブドウ畑があったのにワインが手に入らないとは皮肉なことである。
この様なことは最近、久しぶりである。今日は酒なしの日である。
今日は不思議なもので金（コイン）を5回も拾った。このところ、歩いていても道路の上に注意をして、お金などに気を使っていなかったのである。
初めは10フランコイン、そして、0.05フラン、0.1フラン、0.1フラン、0.1フランコインの順に拾ったのである。
一度、何かが起こると続くものである。それは良いことでも悪いことでも同じである。
悪いことが起こるのには気を付けたい。
出費 7.40フラン
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www.shozonkb.com
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