徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(フランス)-581

2012-06-03 08:32:12 | 世界徒歩旅行記

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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(フランス)-581

22)フランスを歩く

日記から-7

7月20日(土曜日) 晴れ

 朝は今日も過ごしやすかったので、コーヒーを沸かしても暑くない。
いい天気であり、決して雨が降るとは思えない天気であるが、乾燥した毎日である。
それでも今日は風があり、涼しく昨日よりましである。
それとこのところ水を見つけては体を洗うようにしているし、気候が乾燥しているので体はベトベトしない。

 この様にいい状態で歩いた中、今日の最後の町Brignolesという町で食糧を買い、水を見つけ簡単に体も洗った。
後は泊まるところを見つけるのに、7kmぐらい歩けば今日は良いと思っていたのである。
そんな気持ちで歩いて、小さな町を過ぎた所にあるレストランの前で僕を呼ぶのである。
振り返るとレストランの前にあるテーブルに3人の男達が座っていて、彼らが呼ぶのであった。
このフランスでは珍しいことなので、歩きを止めて聞いてみると、「ビールか何か飲むか?」と言うのである。
好意に甘んじて頂くことにした。そうしたら、サンドイッチとビールを出してくれた。
すべてを食べ終わり、感謝をしてさて歩き出そうかなと思っていたら、「夕食を食べて行け!」とまた言うのである。
それでまた、しばらくして従業員と一緒に夕食を食べることになる。
その時、僕がフランス語を話せないことから、イタリア語で書いてある僕の新聞の記事を彼らに見せる。
そうしたら、このレストランのオーナーがここでも新聞社に連絡をしてインタビューを受けフランスの新聞にも記事が出ることになる。

 その後、ピザを焼く場所で手伝いをしているとワインやビールをもらい待遇がいい。
ところが、泊まる所が外であり、犬がうるさくまともに寝れるかどうか?
この考えはフランス人だからか?西洋人だからかわからないが、人を外に寝かせて平気である。
僕はここで何の報酬をもらうことなく、ウェイターまでしたのにあまりありがたくもなかったようだ。
ウェイターの仕事をしたが、昔、アメリカやオーストラリアでしたウェイターの感覚はまだあるようだ。
即ち、まだやれそうである。

 ここではワインの白や赤に氷を入れて飲んだり、食器を使うのに、音を立てて食べたりしている人も結構いる。
日本での知識は西洋人は静かに音を立ってないで食べ、音を立てて食べる人がいないかのように習って来た。
西洋も庶民はいろいろな人がいるのである。
とにかく、日本では日本独特の過大マナーをよく見かける。

出費 33.20フラン


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www.shozonkb.com
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