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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く（再インド）-223
9）再びインドを歩く
日記から-5
6月13日 （水曜日） 晴れのち何時ものように雨そして良い夕日
朝はまた、昨日親切に世話をしてくれた薬屋さんが来てくれ、朝食を終え、荷物を整えたところでチャーイとマンゴをくれる。
この薬屋さんにはお世話になりました。
午前中にはまた親切な人に会った。
その人に初めて道路であった時もお菓子とかチャーイをくれたが、その後歩いているとまた町で会ったのである。
そこでまたコーヒーと昼食をくれ、その後もチャーイを奢ってくれるのである。
この人には一日に何回も親切にしてくれ、信じられないほどである。
これは誰かに話しかけられた時に俺が誰にでも笑顔で答えているからかもしれない。
人に警戒心を与えていないからなのだろう。
今日もやはり雨が降る。
もういい加減で雨は降らないでほしい。このところ昼には雨が必ず降るようだ。
夕方、この頃体調が悪く重い体であるが、その体を運んでやっと寝る所を見つけた。
そこは道路の脇の小屋で少しブッソウな所である。
今日は親切にしてくれたことが多かったけれどすべてが最後まで良いことでは終わらないのである。
今日は午前中から腹の調子が悪くなり、下痢である。何回となく出るのである。
そればかりではなく、夕方は頭というか体というか、そこに熱があり、寒気がするのである。
この様なことは今までも珍しくないことなので、俺はまた、水ででもあたったのだと思っている。
出費 0.30ルピー