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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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再インドで歩いた道。ネパールのポカラ南に下り、バラナシ、アグラ、デリー、北へ ダラムサラ、そして国境へと進む。
12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-219
9)再びインドを歩く
日記から-1
6月9日 (土曜日) 曇りのち雨
ルンビニーを朝10時前に離れる。遅い出発である。
22kmを一気に歩き、国境の町バイラワへ1時半ぐらいに着く。このネパールで最後のチャイをここで飲む。
その様に感傷的になっていたが、2杯のチャイとチャオチャオの3つで16ネパールルピーは高い。
しかし、最後だからじっと我慢をして払う。
出費 50ネパールルピー(お寺に3日間、泊まったのでお布施を払ったので高い)
バイラワから3kmでネパールとインドの国境である。ここには壁さえない。
ただ、そこにはぬかるんだ道があるのみで国の境でよくある川もない。その道の両側は水田で何処が国と国の境なのか分からない。
インドに入る。やはりインドはうるさい。
子供が俺にヒツコク両替とロッジに泊まれとうるさくついて来る。真に嫌である。
他には入国審査で手続きをする時、両国とも適当であるが、インド側はもっと酷かった。
係員が2人の子供と一緒にいて、子供が俺にナニジンかと聞くのである。俺はその子供の質問には答えなかった。
日本には国境がないので国境のイメージがもっと厳粛なものと思っているが、この様な国々ではもっとさばけたものの様だ。
これで良いのかもしれない。
しかし、国の仕事を何処の誰か分からない子供に話さなくてはいけないのだろうか?納得がいかない。
今日はインド側の国境の町、スノウリに泊まる。
そこはツーリストロッジである。ドミトリーが10ルピーという料金である。
あ!そう言えば今日はインド側のカスタム(税関)を通るのを忘れてしまった。それに気がついても面倒なので引き返さなかった。
インドに戻ってまだ、お金の交換比率が頭の中で整理されていないので、前のインドの感覚が戻ってこない。
その為、結構高くお金を払っているのではないかと思うのである。
出費 22.55インドルピー